2019年01月10日

泉筆五宝展出品情報 その6

@01本日はVintageのPelikanが中心だが、まだ分解してのチェックは出来ていないので、あくまでも表面の状態による評価じゃ。

左端はPelikan 520NNでペン先は14K-B。軸の状態は極めて良く、傷一つ無い。

ただしペン先の太さ刻印の部分に浅いひっかき傷のようなものがあるので、これは消してからの販売とする予定。

インク窓はグリーンで使用感は無いし、ピストン弁にもインクのシミは無い。

一言で言えば軸はNear Mint状態だが、ペン先は少しお化粧する必要がある。またペンポイントは少し段差があるのでこちらも調整は必要だろう。

左側画像の左から2番目と3番目は、Pelikan 500NNの茶縞柄。いずれも14CのMだが、左から3番目には首軸にむごい傷がある。

400NNの茶縞軸を購入して、それに500NNからキャップを移植した方が満足感が上がるかもしれない。

こういう致命的弱点があるものは、金キャップの価格とピストン弁と尻軸とペン先とソケットの部品価格の合計よりも安いので、お買い得と言えばお買い得だ。

左側画像の左から4番目はPelikan 500(キャップと尻軸が金張り)だが、外観は極めて悪い。キャップにはアタリがいくつか見受けられるし、尻軸の金張りはハゲている。またペン先は綺麗だが14C-OBBという微妙なペンポイントを持つ。

ただ、尻軸のくたびれ感は、そういう風情が好きな人にはたまらないだろう。年齢を重ね、今は高価な物は買えないが、昔はこういう贅沢な物も使ってたのよ・・・という雰囲気を出すには最高の小道具かもしれない。

実は本日紹介する12本の中では一番気に入った品だ。もちろん価格は破格値となるはず。


@02こちらの画像の左端もPelikan 500だが、状態はかなり良い。キャップに小さなアタリが何個かあるが、ほとんど気づかないほど。

尻軸も完全にピカピカでゴージャスな万年筆だ。500、500N、500NNと続く金キャップシリーズの中で500だけが尻軸にもGoldが貼られている。

こいつが一番好きなのだが、不思議なことに今までに書いた記憶が無い。持っていたのかどうかもよく覚えていない。

その右側も500なのだが、ペン先の模様が少し新しくなっている。この時代の物かどうかは確認する必要があるなと考えている。

キャップにも尻軸にもアタリは全くないので、軸の状態としては一番良いはずだ。

右側の2本はPelikan M760だが、ペン先は違う。いずれも18CのMだが、右端はバイカラーのENで、右から2番目は金一色のPF。

ペン先はバイカラーの18C-M EN の方が柔らかいが、いずれも 18金一色のENニブの〔みだらな書き味〕ではない。

ずーっとバイカラーの18金ニブを馬鹿にしていて良くチェックしていなかったのだが、18金のバイカラーにEN付きの柔らかいニブがあったのかぁ!忘れているだけならいいのだが、今までに気づかなかったのならショック!


@03こちらは、おまけ!左端とその右はPelikan 100Nとか101Nとかの時代の模様軸。

一時は30万円台後半の値段で取引されていた時代もあったが、今では値段も落ち着いてきたようだ。

濃い軸の方は濃い茶色のインク窓で、薄い軸の方は薄い緑のインク窓。いずれもクリアーで汚れは無い。

ペン先はいずれも整備が必要で、ピストン機構のチェックも終わっていない。

昔欲しくても買えなかった方には、お手頃価格で入手できるチャンスですよ〜!

いずれもピカピカに磨き上げての販売となります。

右から2番目はキャップと尻軸が純銀のモデル。軸の状態は良いのだが、ペンポイントはItalic文字を書くように加工されていて、通常筆記ではカリカリして使えない。

従って、こいつはペン先無しの軸価格での販売となるだろう。これにヘロヘロの18C EN の金一色ニブを装着し、それをロジウム毛鍍金すれば良い感じの軸になるだろう。世界に一本だけの軸!

右端は正体不明のParkerの軸だが、なんと14金無垢の仕上げ。ラッキーカーブの3号ペン先がついているので、ジュエラーが加工した物かもしれない。

明後日は最終回で、Pelikanの安いVintageとなります。非常に値段お安いモデルですのでお楽しみに!


Posted by pelikan_1931 at 23:54│Comments(1) このエントリーをはてなブックマークに追加 mixiチェック Share on Tumblr Clip to Evernote
この記事へのコメント
Pelikan 520NNは私にとっては『聖杯(The Holy Graal)』です…。到底手の届くものではないと思っておりますが…。
Posted by Plutonic Blue at 2019年01月11日 19:28