2019年02月09日

喜望峰インクが大人気な理由とは?

@01@02こちらのBlogで紹介されているように、本日2月8日(土)は、万年筆談話室で7人によって、喜望峰インクが一応箱に入れられたようだ。

拙者はとなりの調整部屋で、鍍金や修理を行っていたので、作業そのものはあまり見ていないが、和気藹々と大声でおしゃべりしながら、インクチームと箱チームとで協力してやっていたと思われる。

左側画像のように、1Lボトルが5個空になっているので、200個ほど作られた勘定になる。インクボトル一個には25gのインクが入っている。

今回の喜望峰インクは、予想以上の人気で、通販サイトから連絡があって5分後にアクセスしても、購入できないとの声もあった。

本日はインクを瓶に入れること、箱を組み立てることがメインの仕事だが、来週の16日には箱とインク瓶にラベルを入れ、緩衝材代わりのカードを箱に入れることになっている。

そして、その段階で喜望峰は販売出来る状態になっているので、事前にお金を支払っている方は、引換券をなくさないように保存しておいてくだされ。

関西地区で開催のWAGNER会場や、万年筆談話室でもお引き渡しできますが・・・出来るだけ万年筆談話室にいらしてくだされ。2月17日以降は、ちゃんと会場(関東地区限定)でお渡しできるはずですが・・・

2月16日当日であれば、万年筆談話室でのお引き渡しも可能ですよぅ〜!

@03こちらは、最後に余ったインクを入れたボトル。商品にならないので、所場代のかわりにいただいた。

せっかくなので、さっそく使ってみた。

往年の、Fountain Pen Inks A Sampler の筆者と同じく、綿棒にインクを付けて時間差で書いてみた。

どうしても万年筆に入れてしまうと、インク本来の色がわからなくなってしまうので、グレッグ・クラーク氏は、綿棒を使ってインクを紙に書いた物を乾かして本を作っていた。

@04こちらがグレッグ・クラーク氏を真似た書き方だ。

クラシックインクなので、最初に上を書き、しばらくして下と文字を書いた時点で撮影した。

既にインクの色は変わりつつあるのだが、これを見れば聿竹さんが、何故このインクを作ったかがよくわかる。

彼に何故喜望峰インクを世に出すことにしたのかを聞いたところ、明確な回答が得られた。

それは・・・ターコイズクラシックインクが無かったから!〕というもの。たまたまレシピがあったから作ったのではなく、自分が欲しい色のレシピが見つかったから作ったのじゃ。

拙者などは〔喜望峰の次は室戸岬だ!〕なんて騒いだのだが、色の必然性が無ければ市場には受け入れられないことを聿竹さんは良く理解しているので、にっこり笑って否定されちまった!

確かにね!たとえ100色作っても、よく売れるのはほんの数色だけ!という現実を知れば、限定インクの色だけを増やしてもマーケットには響かない。

むしろ、何を狙ったインク名なのかを明確にして、年に一色?ずつ出していくのが正しい戦略なのかもしれない。

インク瓶の奇抜さや、箱に描かれた絵の美しさではないところで素人が勝負するなら、そのレシピの必然性を訴えなければ相手の心に響かないだろうなぁ〜。

少なくとも、万年筆で字を書かない拙者には、インクを企画する資格は無いなと気づいた一日であった!


Posted by pelikan_1931 at 22:39│Comments(0) このエントリーをはてなブックマークに追加 mixiチェック Share on Tumblr Clip to Evernote