
amazonの翌日には到着するスピード感に体が慣れてしまったので、イライラして待ちきれず、左の試作品でペン先研磨をやってみた。
従来からある医療用鉗子(先端部がギザギザ)にチューブをはめた工具でスチールペン先と金ペン先を挟んで実験してみた。
色々とコツはあるのだが、いったん位置決めが決まれば、ロック機構があるため簡単にはペン先がズレない。
当初は指を入れる部分が邪魔なのでは・・・と考えていたが、そこに指の先の方だけ突っ込んで回すように砥石に当てると、意外なほど安定した曲面に研ぐこととが出来る。
先端部にゴム板を貼るのではなく、ゴムチューブを差し込めば良いと教えてくれた友人に感謝じゃ!
他にも先端部が平たい鉗子や鉗子を模した魚釣りの針抜き鉗子も数日中に到着するのだが、同じようにチューブを取り付ければ、同じ使用感になるだろう。
それにしても、2本ずつ購入したので、ずいぶんな金額になったなぁ・・・医療用器具は高いわ!もったいないので、ペントレで販売するかな?

けっこう使い勝手は良いのだが、輪ゴムで止めているだけではペン先が左右にぶれる。また挟んでいる部分がすぐに弱ってささくれ立ってしまう。
さりとて竹製の割り箸は切るのが大変なので、研ぐ時間よりも工具を作る方に時間がかかってしまっていた。


左側のスチール製ペン先はかなり平べったい形状なので、どこを挟んでもペンポイントの状態は、挟む前と変わらない。
しかし右側のNo.149のペン先は平べったいようでかなり湾曲しているので、あまり前を挟んでしまうと、ペン先に段差が出来たり、先端部は開いたりする。
その状態で研磨にかけたらえらいことになるので、挟む際に先端部をルーペで確認しながら挟む位置を決めなければならない。No.149はこれより前を挟むとペンポイント部分が破綻する・・・

Cのペンポイントを3本ほど研磨すると、上のようになり研磨面が真っ黒に!そして研磨力は著しく落ちる。下は使う始めたばっかりのゴム砥石。
真っ黒になったら、電動ドリルに取り付けて高速観点させながら粗めのサンドペーパーをかけて研磨すれば良い。
ただし、ペンポイントを研ぐ時間の何倍も皮むきに時間がかかる上、机上で行うと削りカスだらけになる。
そこで割り切って、使い捨てにすることにし、当面必要な個数(20個)ほどをまとめて購入した。
さらに番手の低い物10個、高い物10個、仕上げ用10個ほど購入した。Cのペン先を50本研ぐには、合計で50個のゴム砥石が必要だ。合計で25,000円!1本研ぐのに500円かかる。
この研ぎ古しのゴム砥石もペントレ会場で売るかな?もちろん電動ドリルとサンドペーパーを用意して、自分で皮むきをやってもらうという条件で!
あるいは、皮むきしたものを200円で買い戻すとか・・・うーん、会場中に響き渡る電動モーターの轟音!駄目かも・・・