2019年の泉筆五宝展記念万年筆が完成して、全て運び込まれた。これからベースとなる調整を施してから、注文開始!
例によって、会員、元会員、一般の順に価格とスペックを開示していく予定じゃ。
以前にも紹介したとおり、今回はペン先の調整具合を事前に指定いただくことが出来る。
18金ペン先付きが90本でスチール製ペン先付きが60本の合計で150本となる。
18金ペン先のうち、50本には金魚の刻印が施されている。現在のところ、金魚モデルは25本しか出来上がっていないので・・・
通常軸に金魚ペン先をつけて欲しいという要望には対処可能。
金魚のペン先はこちらで、既に完成している25本の金魚軸の胴軸に封入された金魚は右側。
デコカクノとは違って、二匹の金魚が入っている。そして、現在、デメキンバージョンもEricさんに検討いただいている。
そちらは完成すれば、萬年筆研究会【WAGNER】限定となる!
この胴軸は円筒形なので、デコカクノよりも小さな金魚にしないとレンズ効果で、大きく見えてしまうところがむつかしいそうだ。
そして、この金魚モデルには、特別仕様のペンケースが付属する。
それがこちら。編吟革盤舎さんの特別仕様のペンケース!
黒い革で、クロームに光る縁取りが施されている。
その中に鮮やかな金魚の軸がはいっての提供!
他の軸は探偵で販売するが、金魚だけはケース付きでの販売となる。デメキン仕様については希望を聞いてから作るかどうかを検討します。
ただし、デメキン仕様となっても、ペン先の模様は普通の金魚でーす!
左端が金魚のペン先で、初めて世に出るイラスト。金魚のデコレーションを作ったEricさんの作品じゃ。
このペン先は、原則として金魚が胴軸に閉じ込められているモデルに優先的に入れることになる。
また、黒いデメキン軸が出た際にもペン先としては、この金魚版の18金ペン先が使われる。
一昨年の泉筆五宝展記念万年筆では、14金ペン先付きが使われていたが、今回は18金ペン先とした。
あの時、自分用だけは18金ペン先を奮発したのだが、その評判があまりに良かったので、今年は金ペン先は全て18金ペン先付きとした。
それが、左画像の左から3本。模様は一昨年の泉筆五宝展用と同じだが、18金になっている。
また、あの際にはペン先の太さによって鍍金を塗り分けたが、今回はそういう処置はしない。
そして、18K-BBだけは、元々バイカラーのペン先となっている。この18K-BBがすごいんです。書いてみたい方は万年筆談話室でお試しください。
超ヌラヌラで脳が痺れます。しかし・・・実用には適しません。あまりに気持ちよくて、筆記目的を忘れ溺れてしまいます。麻薬のような書き味かも?
そして、スチール製ペン先は、今回は金鍍ほ施しました。ペン先製造メーカーのオリジナル鍍金です。
前回、14金ペン先よりも書き味が良いと評判だった〔スチール製のEFニブ〕50本と、スチール製のMニブ10本を用意したモデルには、軸色を透明、黄色、緑をそろえた。
そして、写真でわかるように、真鍮を磨いた軸と、磨かない軸が選べる。どちらも同じ値段。ただ、磨かない方が良いという人の方が多いようですな。
拙者的には金鍍金のペン先には、黄色軸が似合うと思うが、緑でも、透明でもOK牧場。軸交換して遊びたいという希望があれば軸だけでも提供しま〜す。
そして、もちろんこちらも、各種の研ぎを用意してあります。少し遅れますが、いろんな書き味に標準調整してから送付します。とっても素敵な書き味ですよ!
なを、上記の一部は、今週土曜日のソウルペンショーでも販売しま〜す!