2019年04月20日

春のソウル・ペンショーが開催されました!

本日はソウル・ペンショー。N御大と連れ立って地下鉄で一個先の駅まで坂を下って行った。

教えられた地図のとおりに歩いていたら、PenHood の会長が大声出しながら追いかけてきて我々を引き戻した。どうやら行きすぎていたらしい。

会場に入ってみると昨年までよりもはるかに綺麗な部屋だが、かなり狭いので、混雑するぞぅという予感がした。

昨日のblogで、写真をいっぱい掲載しますと豪語したので、デジカメを出して、2〜3枚撮ったら残り枚数ゼロになった。

もしやと思い、SDカードを確かめると入ってない!いつもはミニ・スタジオで撮影してすぐにPCで処理するのでSDカードは基本的にカードリーダーに挿したまま。

慌ててすぐに付近のコンビニを数件歩き回ったがどこにもSDカードは置いていない。

特にソウルのコンビニはセブンイレブンであっても規模が小さく必要最小限の雑貨と食料品だけ。電池は売っていてもSDカードは無かった。 

諦めてiPhone で撮影した画像をfacebook にアップしたが、解像度を落とすソフトをダウンロードしてなかったので、こちらは画像なし!すまん。

昨年は会長がペンクリニックをやっていたが、今年は2人の若者(30代?)が白衣をあおってペンクリニックをやっていた。

万年筆の正しい使い方に対するレクチャーを最初にやること、正しい状態に戻すことを中心とするクリニックで、大幅な研磨や改造は行なっていなかった。

レクチャーだけで突き返すケースも多い。会長がやっていたスタイルと全く同じで、話す口調やスピードまで似てる。

ただし、工具やルーペは、それぞれ違う。会長の完全コピーというわけではなさそうだ。

彼らは過去何年間も、毎週土曜日に万年筆研究所で開催されるペン・クリニックで、午前中は勉強会で、午後は会長のアシスタントを数年間やったのだろう。

会長が執筆した本をサイン入りで頂いたのだが、全てハングルで書かれているので読めん!読み込んで翻訳してくれるソフトないかなぁ?

以前会長と話した時に出た話題。何故WAGNERのペンクリでペン先改造ができるかといえば【生贄】という概念があるから!

この概念が無いと無責任な冒険は出来ない。WAGNER では望まれれば冒険はします。生贄という条件付きで。成功確率90%は超えてるけどたまには壊れる。

それで諦められる人だけに許された冒険なので、ビビリの人にはオススメ出来ない。60年代のモンブラン2桁番代は生贄にもしないがな、拙者は。貴様は既に死んでいる。

明朝7:45の飛行機で金浦空港を出て、14時からは談話室を開けるので今日はこれにて!カムサハムニダ。


Posted by pelikan_1931 at 22:01│Comments(0) このエントリーをはてなブックマークに追加 mixiチェック