2019年05月07日

淫らな書き味の万年筆はピーピーと鳴く

@01こちらは非常に滑りが良いWAGNER 2018の原稿用紙にある万年筆で書いたもの。

一目見て、ピーピーと鳴く万年筆だとわかる。なぜなら猛烈なインクのしぶきが見えるからじゃ。

素早く左から右に線を弧状に引いたときにインクを飛び散らす万年筆があったとしても不思議では無い。

しかし、今回紹介する万年筆は、普通に字を書いているときにもピーピーと鳴く。

またゆっくりの線を引く場合も、書き始めから書き終わりまで、ピーピーと鳴く。

実は、楽しんでいるうちに、ピーピーという音が弱まったので、ペンポイントを1200番の耐水ペーパーでひと擦りしたら、また派手に鳴くようになった。

これによって、一度鳴かなくなったペンを再び鳴かすには、ペンポイントを荒らせば良い・・・ということがわかった。

ただ、あまりに母数が小さく、これが正解かどうかはわからないが、そういう現象が再現するのは確かなので、これもまた一つの手段とお考えくだされ。

左の事例は、滑りが良く、鳴りにくいはずのWAGNER 2018 原稿用紙に書いてもらったのだが、一人の例外も無く、ピーピーとならすことが出来た。

そんな万年筆があるのか?売っているのか?という疑問に対する答えは、〔売っていたけど、今はつくっていない。リスクはあるが入手出来ないわけでは無い〕というところかな?

@04@03@02では、この万年筆の正体を明かそう!

Pelikan M101N のペン先をPelikan #600 時代の18C-Bニブと交換したのじゃ。

Pelikan #600のニブは、足澤さんによって〔淫らな書き味〕と命名されたほど柔らかい。

拙者は試筆していると、必ず寝落ちしてしまう。

#600のペン先は、金の量を少なくして、具体的にはペン先を薄くしていたはずじゃ。

そのため、日本ではクレームが勃発!あっというまに市場から姿を消し、代わりに硬いペン先をつけて販売されるようになったのじゃ。

この#600は遊べる!ピーピーと音を立てて遊んでいると、だんだんと鳴りにくくなってくる。

ペンポイントが度重なる摩耗で、スイートスポットがなめらかになってしまうから。そうなれば第二の楽しみ〔ペン先あらし〕があるのじゃ!


Posted by pelikan_1931 at 23:57│Comments(1) このエントリーをはてなブックマークに追加 mixiチェック Share on Tumblr Clip to Evernote
この記事へのコメント
お師匠様
>>#600のペン先は、金の量を少なくして、具体的にはペン先を薄くしていたはずじゃ。

すると,ペン先が鳴く原理はグラス・ハープみたいなものでしょうか?
https://ja.wikipedia.org/wiki/グラス・ハープ
Posted by 継蓬 at 2019年05月08日 12:02