2019年05月29日

プラチナの旧型センチュリーは今が(最後の)買い時!

2019-05-29おなじみの100本入り5段のペンチェストを6棹購入しているが、その中の1棹に、プラチナ・センチュリーの値上げ前のモデルがわんさと入っている。

その数、なんと36本。一時は50本近くあった。モデルチェンジで旧モデルを値下げして販売しているのを見て、片っ端から購入したのじゃ。

キャップリングをエッチング加工にした新モデルが税前定価を3000円Upして販売してから、小売店からの返品が相次いでいるという。

それを代理店がオークションやamazonで販売していたのでは無いかな?

お店としては、一本売った時の利益が大きい新モデルの方が都合が良いはずで、それが返品の要因だろう。

しかし、調整の練習用と考えれば、キャップリングはどうでも良い。

ペンポイントがちゃんとしていれば、あとは価格が安い方が良い。なぜなら同じお金で多数の本数が買えるから!

左画像は全て14K-C(コース)ニブ付きだが、このほかにも10本くらい14K-Cニブを購入している。

Cニブは玉がでかく、いろんな形状に研ぐ訓練に最適なので、見つけたら・・・〔全部!〕といって購入している。

たこ娘さんが、長原さんに研いでもらった長刀研ぎをおさらいした際にも、こちらの14K-Cニブを使われたようだった。

センチュリーの14K-Cニブは、ハート穴より前が少しお辞儀をしているようだ。

従って、ヤットコでペン先を上下から(ペンポイント付近まで)挟むと、ペンポイントが背開き状態になり、両ペンポイントの間も開いてしまう。

この問題は専用の治具を作らないと解決しないので、拙者は少し後ろを挟むようにしてロックをかけている。

ハート穴の少し上程度を挟むのであれば、背開きや隙間が発生するのは防げるだろう。

本日も、その方式で今までに49枚のペン先を研磨した。パーソナライズは相手の好みによって作業時間は様々だが、同じ状態に研ぐ=出荷前研ぎの作業工数はずいぶんと少なく、生産性が良い。

今回、WAGNER 2019 限定万年筆を販売するに当たり、事前に研ぎ方を指定できるようにした。本日と明日はそういうマス調整に費やす日なので、万年筆談話室は閉めてある。

しかし、書き癖の強い人は、当然出荷前研ぎだけでは満足できないだろう。なんせ誰の顔も思い浮かべないで研ぐのが出荷前調整だからだから!

もし出荷前調整で満足できなかった方は、ぜひパーソナライズ調整を受けてくだされ。こちらは各人の筆記癖に合わせてペンポイントを研いでいく。

従って研磨直後が最高の書き味で、その後はどんどん書き味は落ちていく。従って、たまには刃物と同じように研ぎながら使ってね! ・・・ というのが拙者の提唱する〔万年筆は刃物〕理論。

これはペン!ペン!ペン!ファウンテンペン!の初版の頃には確立していた、拙者の昔からの主張で、調整師の方々も本音ではこれに賛同してくださっている。

ただ、初めて目の前で字を書いてくださる方の、本当の書き癖(意識していないときに出る癖)を見抜くには15分くらいはかかってしまう。

万年筆談話室の調整が、雑談ばかりでなかなか始まらないな・・・と思ったら、貴方の真の書き癖を探り出そうとしていると気付き、早めに自然体で字を書いてほしいものじゃな。


Posted by pelikan_1931 at 22:15│Comments(0) このエントリーをはてなブックマークに追加 mixiチェック Share on Tumblr Clip to Evernote