2019年06月10日

2019年 泉筆五宝展 記念万年筆〔金魚〕の別バージョン?

@01今週くらいから 2019年 泉筆五宝展 記念万年筆 の研ぎを始める予定だが、趣味文の締切や、突発的海外遠征や、小倉訪問に新潟行きなどが重なり非常に厳しい状況!

そこで、まずは段取りをすべく、発送予定の万年筆全てに、〔この万年筆のペン先はどう研ぐか?〕をラベルプリンターで貼り付けた。

こうしておけば、軸に貼られたラベルを見ながら研げば良いので、取り違えや勘違いが激減する。

拙者くらいの年齢になると、うっかりが多くなるので、このような対策をしておかねばならぬ。

@02そんな中で、デコカクノ(金魚)の作家であるEricさんに、赤い金魚ではなく、黒いデメキンを入れた軸を2本作っていただいた。

金魚だと少し恥ずかしいという男性も、黒いデメキンなら、遠目で気付かれることは無い。

@03そして何より大切な事は、2本しか存在しないということ。デメキンの目を作るのが非常に大変だと聞いた・・・

もちろん左画像のペンケースも付属する。これは既に販売した金魚とまったく同じ!

この軸内金魚モデルは、アイドロッパー式でしか使えない。従ってコンバーターは付かないが、希望があれば注射器をおつけします。

値段も通常の金魚モデルと同じですが、ペン先は18K-EF の ありのまま調整だけです。ご興味のある方は万年筆談話室までお問い合わせ下さい。

@03左側が金魚用の18K-EFのペン先で、右側が五宝陣マークのスチール製ペン先じゃ。

どちらもJOWO製のペン先なので、BOCK製よりはしなやかな書き味だ。

といってもスチール製ペン先は、納品時点では書き味は非常に残念なほど・・・酷い。

では、何故拙者が万年筆談話室でみなさんに書いていただく同じペン先の書き味が絶品なのか?〔金ペンいらず〕とも言われているのだが・・・

実は、スチールペンに関しては、一本あたり30分以上の時間をかけて調整を施している。

この調整時間があってこその
〔金ペンいらず〕なのじゃ。

この30分間調整は、特殊研ぎに必要な時間は含まれていません。あくまでも〔ありのまま調整〕にかかる時間です。

WAGNER 2019以降、特にお断りの連絡が無い限り、
〔ありのまま調整〕を施してから出荷します。

ただし、
〔金ペンいらず〕の書き味にするには、パーソナライズが不可欠ですが、パーソナライズは施しません。

そのかわり、オリジナルにふさわしい書き味を出せるように、ペンポイントの形状変更からエッジ処理までを施した状態を
〔ありのまま調整〕済と呼びます

今回は、たこ娘さんが、
〔ありのまま調整〕を行い、特殊研ぎに関しては、その〔ありのまま調整〕を生かしながら拙者が研ぐ事にする。

研ぎも完全分業制にした方が、調整師の見立てのスキルは伸びるはずとの確信に基づいた処置なので、出来上がりを楽しみにお待ち下され!


Posted by pelikan_1931 at 22:32│Comments(0) このエントリーをはてなブックマークに追加 mixiチェック Share on Tumblr Clip to Evernote