2019年09月22日

〔第3回たこ娘Day@万年筆談話室〕終了! そして新しい研ぎ方が生まれたかも?

本日は第3回たこ娘Day@万年筆談話室〕でした。

〔たこ娘のパーソナル調整講座〕は通常13:00スタートですが、今回は10:30にスタートし90分のコースが3回開催されました。

参加者は・・・

・一人は萬年筆研究会【WAGNER】会員

・一人は万年筆談話室には来たことはあるが萬年筆研究会【WAGNER】会員ではない

・一人(正確には二人連れ)は、まったく初めての訪問者(20代)

みなさん、〔たこ娘のパーソナル調整講座〕と前後して何本か調整依頼を持ち込まれた(2本〜11本)

早い話が、たこ娘さんパーソナル調整講座で教えたとおりに拙者が調整しているかどうかを試されるわけで・・・けっこう緊張した。

一回だけたこ娘さんから 〔この太スタブの研ぎ方は、私が過去に教えてもらったのと違う研ぎじゃないですか、ズルイ!〕と指摘された。

〔ふふふ、今日のヲラは数ヶ月前よりも進歩しているのじゃ!〕とかなんとか言いながら冷や汗をかいた。

また受講者から 〔ほほう、師弟でもたこ娘調整シートの持ち方が違うんですね〕とも指摘された。

メーカーの工房で、同じような品質のペン先を製造するために、個々人の腕の差を極小化する目的ならば、手順やペーパーを当てる角度を標準化する価値もあろう。

しかし、拙者が教えているのは、どの状態からどの状態に書き味を変化させるには、どういう形状に研げば良いか?ということだけ。

研ぐ道具や研ぎ方は個々人に自主性に任せている。でないと拙者のスモールコピーにしかならない。

個々人が工夫し、それを共有化することによって初めてグループ全体の潜在力が上がるのじゃ。

そもそも拙者が常用している研磨道具のひとつは・・・〔たこ娘調整シート〕というくらいで、たこ娘さんが最適な大きさやベース素材を考案して作ったもの。

それがあまりに使いやすいので、ちゃっかり拙者が大量生産しているだけいるだけなのじゃ。

本日も、〔600番のシートのベース素材は0.2个世韻任いい任后B召六箸い泙擦鵝と連絡が入った。

これは、たこ娘さんは大雑把な形状に研ぎ上げる際、600番、1200番、2500番を使って研ぎあげるが、指に当たる感覚を重視するので0.2个諒が好ましいのだろう。

またStubを作る際には拙者は600番のシートを0.3个両し厚いベースに貼ったものを、ゴムブロックの角に設置して研ぐ。たこ娘さんは同じ番手でも0.2个鮖箸手研ぎ。

このように目的は同じでも使う工具は異なっている。要は自分が一番使いやすい工具を使えば良いのじゃ。

自分の書き方にあった状態にするには、どういうペンポイントの形状を頭に貼り付けてから研ぐのか?が最も重要。

〔たこ娘のパーソナル調整講座〕はパーソナライズすることを実習として体験する。

当然、万年筆や期待する書き味が違えば、教授する内容は異なってくる。

学校の授業と同じで、数学教科書を数頁勉強したら、数学とは何かが全て分かるわけではない。

〔たこ娘のパーソナル調整講座〕は何度も反復して受け、いろんなパーソナライズの自習をすれば、素晴らしい未来が開ける。

どんな名人調整師が調整した万年筆であっても100%満足出来ることはほとんど無いはずだ。

100%満足出来るのは、調整師が調整したペン先を、自分がパーソナライズ出来た時のみ。

そのパーソナライズのコツやお道具を、〔たこ娘のパーソナル調整講座〕を何度か経験することによって身につけて欲しい。

ある程度コツを身につければ、どんな調整師によるペン先であれ、さらに自分に合った書き味に直すことが出来るここポイント(素晴らしい未来)です!

この調整講座は、テキストを使って理屈を習うものではない。

自分が書き味を良くしたいと考えている万年筆を持ち込み、どういう状態にしたいのかをたこ娘さんに伝えていただく。

それを実現するためにはどうすれば良いのかを手ほどきし、実習したあとで理論として体系化するのじゃ。

拙者はコンテンツに一切口を出していないのだが、わかりやすいと評判なので、ぜひ何度も受講して下され。なんせほんまもんのお師匠さんなので教えるのはプロ!

そういう熱い調整講座の隣の部屋で、拙者は黙々と(いやしゃべくりまくりながら)ペン先調整をしていた。

その中で出てきたヒント!

拙者の研ぐ鉈研ぎは、縦書き専用が売りなのだが、立てて書けば鉈研ぎの字形(ハネやハライが綺麗)で、寝かせて書けばぬらぬらの横書きが出来ないか?という要望があった。

試しに研磨してみたのだが、依頼者は・・・

確かに根元を握ればハネやハライが綺麗!後ろを持てばぬらぬらですが、その境目を使うようににすると、シャキッとした素晴らしい感触で字が書ける! とおっしゃる。

どれどれと試してみると、まさにその部分がおいしい!立て位置、寝かせ位置、中間位置の3点で気持ちよい筆記が出来る!正確には裏でも気持ちよく書けますがね。

超絶Mはどこで書いても合格点の書き味を持つMだが、今回発見した研ぎ方では超おいしいスイートスポットは4点。しかも表の中間が一番おいしいということじゃ。

たしかに画期的な書き味なので、来年2020年6月に発売予定のWAGNER 2020(軸色とペン先の模様はたこ娘プロデュース)までには、この研ぎ方をマスターしておくぞ!


Posted by pelikan_1931 at 23:01│Comments(0) このエントリーをはてなブックマークに追加 mixiチェック