2019年10月15日

台南ペンショーでの鍍金について

2019-10-15台南ペンショーでは、限定万年筆の販売の他に、ペン先調整やペン先の鍍金をやろうと考えていた。

MontlancのNo.149のペン先のように、銀色と金色のバイカラーの場合には、左のようなメッキマスク液を使おうと思ったのだが・・・

こんな揮発性の高い物、燃えやすい物を飛行機に積めるわけがない!といま気付いた!

ということで、台南ペンショーでメッキを使うのは、次の3つの場合だけとなる。

(1)ペン先のバイカラーを金一色か銀一色にメッキしたい

(2)ロジウムメッキのペン先の両側を削って細字化した際に、削り跡をロジウムで再メッキする。

(3)ピンクゴールド鍍金がクラシックインクで剥がれた場合に再メッキする。

なを鍍金キットのような鍍金装置では、鏡面に磨かれた部分以外には鍍金出来ない。

たとえが、腐食して金鍍金が剥がれたクリップなどに鍍金したところで、綺麗に鍍金はかからないのじゃ。

鍍金出来るとすれば、1950年代のNo.149の銀金銀となっているキャップの三連リングの銀部分をもう少し鮮やかに金鍍金するくらいかな?

鍍金がかかるかかからないかは、現物に当たってみないと分からないので、少し時間がかかるかもしれない。

あと、鍍金には大量の水が必要なので、あまりに混雑して水を汲みに行けないようだと、混んでいる間は鍍金は諦めるしかなくなってしまう。

ペン先調整も、ペン先鍍金も台南ペンショーでは初めての試みなので、今からワクワクしている。

ちなみに修理や加工に関しては台湾には名人が何人もいらっしゃるので、その方々が参加されるなら、ぜひ技術交流もしたいと考えている。


Posted by pelikan_1931 at 23:43│Comments(1) このエントリーをはてなブックマークに追加 mixiチェック
この記事へのコメント
お師匠さま、こんちはー。

メッキマスク液の溶剤(薄め液)はパークレンといいますが、主材はテトラクロロエチレンという有機溶媒です。ドライクリーニングなどで使われています。テトラクロロエチレンは揮発性はそこそこ高く、特有の匂いがする有害性物質ですが、実はほとんど燃えません。まあ、燃やそうと思えば燃えるという程度で、マッチ程度では火が付かないはずです。揮発性が高いことと燃えやすいということは必ずしも同じ意味合いではないのです。
https://anzeninfo.mhlw.go.jp/anzen/gmsds/127-18-4.html
どっちかと言うと、有害物質(発がん性あり、吸入によるめまい、頭痛、失神など)なので、そっちの害が大きいです。
パークレンは画材屋さんとかで買えます。メッキマスク液は部材系の電気屋さんで買えますよ。
ちなみに、メッキは下材との相性があって、ものによっては一端きれいにメッキできたとしてもしばらくするとペロッとめくれ上がることもよくあります。

Posted by ぽち at 2019年10月16日 13:42