2019年11月28日

本日の万年筆談話室 面白いものに出会った!

本日の万年筆談話室では、初めて見るものや懐かしいものに出会った。

第一ゾーンでは、レオナルドのエボナイト製の軸に、14金のMusic ニブがついているもの。

国内では販売されていないので、海外のお店から購入したものだ。

こういう場合、日本の輸入代理店では面倒を見てくれないのか、万年筆談話室に持ち込まれるケースが少なくない。

Music ニブを支えるエボナイト製ペン芯の先端部の幅が足りないので、両端のペンポイントが随分と下に位置している。またスポスポとよく抜ける。

レオナルドはスチール製ペン先を先に作り、あとから金ペン先を作ったのだろう。

スチール製ペン先は一般的に金ペン先よりも厚いので、それ用のペン芯に金ペン先を乗せると、首軸内で固定しないで、左右にぶれる可能性がある。

この状況を回避するために、レジンでペン芯の一部を少しだけ太らせて、ぴたっとするように改造した。

またペン先の段差は、両側を少し上にあげることによって解決した。

インクをつけて書いてみると、超極上の書き味。日本登場が楽しみだが、このままでは日本の品質基準では厳しいので、輸入代理店が発破をかけることだろう。


@01第二ゾーンで遭遇したのは、14K-Mのペン先付きのMontblanc No.149なのだが、分解してみると、コストカット穴が空いている。

あれれ、コストカット穴は18金ペン先になってからじゃなかったかな?と思ったので、さっそく白星さんにメール!

ほどなく戻ってきたメールには、

【14Kは1982年から1991年まで、1986年(1980年代後半)からコストカットされるようになりました】と記されていた。


@02こちらが有名な白星チャートの一部。

たしかにコストカット穴がある14金ペン先のA-11は本日見たペン先に間違いない!

どうやら末尾に2が付く年にメジャーチェンジ、末尾6が付く年にマイナーチェンジが行われてきたのだとか。

ただ、部品在庫がある場合にはトランジットモデルと言われる純正ガッチャンコモデルになっている場合も少なくない・・・というか多いそうだ。

念のために、輸入筆記具カタログを調べてみると

1986年  No.149   14K   45,000円

1988年  No.149   14K   47,000円

1989年  No.149   14K   47,000円

1990年  No.149   14K   47,000円

1991年  No.149   14K   47,000円
1989年  No.149   18K   52,000円

1992年  No.149   14K   47,000円
1989年  No.149   18K   55,000円

1993年  No.149   14K   47,000円
1989年  No.149   18K   55,000円

1994年  No.149   18K   55,000円

となっている。The Pen の 1993年版は1992年の11月くらいに印刷したはずなので、1991年で製造が終わったNo.149 14Kペン先付きは1年間以上は在庫が残っていたということだろう。

ちなみに、The Pen の 1990年版には、拙者が手で 18K 52,000円と手書きしてある。

従って1990年と1991年に発売されていたのは伊東屋スペシャルと呼ばれるエボナイト製ペン芯付き18Kニブだったのだろう。安いしな。

古い記憶なので定かではないのだが、伊東屋で伊東屋スペシャルのNo.149の18金ペン先を何本か購入した後、伊東屋の店頭で店員さんがニヤニヤしながら問いかけたことがあった。

今度Montblancが正式に18金ペン先付きを発売します。これですが、どこが変わったかわかりますか?と試された。

その時、ペン芯がエボナイトから樹脂に変わってるね・・・と答えたら、それだけじゃないんですよねぇ〜と言われた。

その後、すぐにヘミングウェイが発売されたような記憶があるのだが、きっとそれが1992年のメジャーチェンジだたんだろう。

やはり、白星チャートのようなもので整理していないと、人間は老いると忘れたり、記憶が混濁したりするからなぁ〜。

老いるといえば、昨日と本日、続けて万年筆談話室を訪れた古希の(70歳)の紳士に、

いやぁ、痩せてよぼよぼの老人かと思ってました・・・】と言われた (^_-)-☆

はっきり言っておきますが、老人(67歳)ですが、痩せてはいません。

Blog上のキャラは作ったものです。日常会話で拙者なんて言いませんからね。そこんとこヨロシク!


Posted by pelikan_1931 at 21:05│Comments(1) このエントリーをはてなブックマークに追加 mixiチェック
この記事へのコメント
149好きの年代判定を迷わせてきた要員トランジットモデルと言われる純正ガッチャンコ(笑)
先走って出してみたりw、残る在庫は使う日本では考えられない感覚がある様で、それに加えて各販売店在庫もあるため、結果的にメジャーチェンジの物を確実に手に入れるには末尾に2のつく年の2年後、つまり末尾に4のつく年以降と認識してます。(特に日本では)
還暦にモンブランから買おうかと思ってたのですが2023年なので微妙です(笑)
Posted by 白星 at 2019年11月29日 09:19