2019年12月01日

泉筆五宝展記念万年筆の古美化・・・新たな展開?

@01各画像の右側は、本日完成した古美仕上げの泉筆五宝展記念万年筆。実は5〜6本が75%程の完成度で出来上がった。

首軸は以前に作った限定品の黒鍍金首軸と交換した。

そしてペン先には金魚の18K-EFのペン先がついている。

実は、この他の(金)ペン先もすべて本日調整しておいた。すなわち至極書き味が良いはずじゃ。

金色のシールが【金ペン先付き】を意味し、ピンク色のシールが【極細:EF】であることを示しているのだが、相手にわかりやすいように文字も入れておいた。

この小汚い軸に18金ペン先はふさわしくないと思う人も多いだろうが。実は小ぎれいに改造してあるのじゃ。

@02こちらの左側は本日加工したもの。先日紹介したように、軸が黒化する液を塗ってある。

その前にはアンモニアで内部の胴を少し侵している。

さらに、バーナーで内部の樹脂製機構をすべて溶かして天冠を取り外し、

バーナーで温めてキャップを膨張させ、そのすきに天冠を左にねじって取り外して・・・

腐食液で天冠だけを侵したものを取り付けている。

そして、ここからが妙味なのだが、そのボロボロのキャップにじっくりとバフ掛けしたところ、表面につやが出ていい感じになった。

まるで手の油で汚れたような感じかな? そしてアンモニアで侵された部分のブツブツがキャップを回すのに実にいい感じじゃ。

@03ペン先は18K-EFを装着した。これらのダメージ軸にはスチール製のウェバリーのペン先がついていたのだが・・・

黒い首軸を使ったものだけは18K-EFのペン先をつけることにした。

このEFペン先は書き味に癖があり、気を付けないと削り地獄に陥りそうな闇の面を持っているのだが・・・

さすがに90本も調整したのでコツを覚えた。先端部は揃えて、腹の根元は馬尻化するのがポイントかな?

小汚いけど書き味が良い・・・こういう【落ちぶれ】とか【うらびれ】とかにロマンを感じる人にはいい感じの万年筆じゃ。すなわち、拙者向き!


Posted by pelikan_1931 at 23:59│Comments(0) このエントリーをはてなブックマークに追加 mixiチェック