2020年01月08日

Pelikan Katalog 1963 より抜粋

@01こちらは以前にも紹介した1963年の Pelikan社製品のカタログじゃ。

裏表紙には ギュンター・ヴァーグナー社の125周年の文字が印刷されている。

この当時はバリバリのドイツ企業だったはずだが、今ではスイスに上場している会社で、その半分以上はマレーシア人のLoo Hooi Keetが保持しておりCEOも務めているのだとか。

今では考えられないが、2008年の頃には半分以上の売上をドイツ国内で稼いでいたらしい。その年の12月にLoo Hooi Keet氏がCEOに就任したようだ。

その後のPelikanの新製品攻勢を見ると、Loo Hooi Keet氏が社長になって会社も変わったのであろう。

Loo Hooi Keet氏はこの写真の右側の方。かなりバイタリティのありそうなかたですな。

ただ最近のPelikanの限定品の出し方がDELTAの最後の方に似ているのが気になるなぁ・・・


@02@03こちらはある頁にあるペン先種類のカタログだが、既にシャイベンというMontblancのクーゲルに相当する研ぎは無くなっている。

しかし、右側画像のSTを見ると体がむずむずする方がいるようじゃ。

このSTは速記用の研ぎだが、ペン先がものすごく柔らかいので、軟筆好きの人が血眼になって捜している。

拙者はそれよりも  PF というペンポイントの研ぎに目が釘付けになった。聞いたことが無い研ぎ方だなぁ・・・

学童などの万年筆のほんの初心者用の研ぎと言うことだが、いったいそれがどんな研ぎなのか見てみたいなぁ〜

どなたか持っておらぬかなぁ?


Posted by pelikan_1931 at 23:33│Comments(6) このエントリーをはてなブックマークに追加 mixiチェック
この記事へのコメント
STニブは個体差が有り過ぎて難しいニブです私が試した十数本はどれも違う味わいです。
気に入っているのはペリカン2本、モンブランの1本だけです。
今では十本を割ってしまい中々手に入らないですね。
Posted by fuku4 at 2020年01月10日 03:14
Mont Peli さん。こんばんは!

たしか私のブログで取り上げたようでしたが・・・何時の記事だか本人も判らなかったので助かります。2013年7月31日を見てみますね!
面白いのは・・・この表で判るのは<PF>は金ニブには無く、スチールニブ限定で#120とペリカーノのみに搭載されていたとか・・・?

Posted by らすとるむ at 2020年01月09日 18:53
こんにちは、お師匠様。
STペン先は弾力があって、素早くリズミカルな書き方をすると楽しいです。
柔らかいと感じたことはないのでハズレかもしれません。18日の関西地区大会に持参しますので調整よろしくお願いします。
Posted by Lady P Love at 2020年01月09日 11:35
PF Pfannen
とい名の通り
フライパンを横から見た形状で
キャップレスのペン先に似ている。

クーゲルのように
筆記角度が高い人用。
Posted by 紙様 at 2020年01月09日 10:49
STペン先、確かにドキドキします。中々納得出来るコンディションのものに巡りあいません。現在では持つべき人の手に落ち着いてしまっているのかとも考えています。
Posted by すいどう at 2020年01月09日 08:14
>どなたか持っておらぬかなぁ?

記憶を頼りに調べました。
らすとるむさんがお持ちなので実物を見せていただくとよろしいのでは。
2013年7月31日のらすとるむさんのブログでPelikan 120のPF nibを掲載
しています。---Pelikan 120<PF>の詳細
Posted by Mont Peli at 2020年01月09日 08:01