2020年01月11日

14K-580 の ペン先を持つ万年筆 LEVENGER-SheafferS

@01左画像はずーっと以前(まだ萬年筆研究会【WAGNER】が出来る前)にLEVENGERという通販サイトで販売されていた万年筆。

どうみてもSheafferのコノソアールなのだが、透けているところがオシャレ!

14K-Bニブ付きで全色集めたのだが、たしか3本目くらいでペン先の刻印が変なのに気付いた。

@03左のように、SheafferS LEVENGER の文字のさらに下に、左に14K  右に580 という刻印が入っている。

純金は24金で、14金はその14÷24なので正確には583.333。本当に14金なら583と書くところだが、585の方が据わりが良いのでこうなっているのだろう。

では580は何金と呼ぶのが正しいのか? 計算では 24×0.58 = 13.92 なので13.92K。


@02しかし当時は定番品でごまんと14K-585のペン先を作っていたSheafferが、LEVENGERの為だけに金の配合を変えたペン先を作っただろうか?

このLEVENGERの万年筆は通常のコノソアールの半額ほどで売られていたはず。とんでもなく安かったのでいっぱい購入したのじゃ。

とはいっても現在ほどには万年筆はブームではなかったので、せいぜい100本か200本/色。合計で多くても1000本くらいしか作っていなかったはずだ。

値段は安いは、(金の配合を変えれば)テストは何度も必要だわ、では1000本程度ではペイしない。

おそらくは、ペン先に580という刻印を入れることによって、コノソアールより安く売ることをSheafferが了解したのだろう。

LEVENGERは現在でも存在するが、こと萬年筆に関しては、往年のような魅力的な軸は販売しておらず安物ばかりじゃ。

当時はOMASのミニ・透明軸とか、このSheafferとか、いま出せば相当売れるなぁ〜と思うような逸品を販売していた。

おそらくは万年筆付きな人が企画していたのだろう。そしてその人は去ってしまった・・・のだろう。

メーカー、販売店に限らず、万年筆が大好きな人が企画した万年筆には、たとえ自分の好みとは違っていても惹かれてしまう。

最近は、そういう万年筆好きが企画した万年筆が増えてきているので、うれしいやら(財布が)苦しいやら・・・


Posted by pelikan_1931 at 22:28│Comments(0) このエントリーをはてなブックマークに追加 mixiチェック