2020年01月13日

Montblanc の ボールペン(使える状態の物)

2020-01-13左画像は、拙者が持っているボールペンのうち、使えるインクが入っている数少ないボールペン。

拙者は元々は高級ボールペンコレクターだったので、今でも高価(でVintage)なボールペンには芯を入れていない。

すなわち使える状態にしていない。古くなって替え芯からインクがにじみ出て胴軸を汚すのがいやだからという理由。

今回紹介する2本も決して安くはないが、2つの異なる理由からインクを入れて使っている。

下のトルストイの方にはモンブラン純正の黒のMニブが入っているのだが、これは愛用しているわけではない。

なんと同シリーズの万年筆よりも重く、バランスがとりにくい上、インクの出もさほど良くないので難儀している。

安定して筆記するには水色の部分を握るしかないのだが、少し滑って握りにくい。

それでも毎日一回は使うのは・・・ボールペンは毎日使っているとインクが先端部へのなじみが良くなり、書き味が良くなるという話を信じているから。

万年筆ならば未調整で入手した物は調整すれば良いだけ。使い込んで書き癖に慣らすなんてのは時間の無駄(というかロマン)じゃな。

しかしボールペンについては使えば使うほどなじむというのは事実。

以前、毎日使っているという部下のMontblancのボールペンを書かせてもらって感激した。

それ以降、ボールペンは少し飼い慣らしてから実用に供することにしている。そうすれが必ず書き味は向上する。拙者にとっては・・・という前提は付くがな。

上はMontblancのヘリテージ・コレクションの茶軸。こちらは何度かBlogで紹介しているが、緑のインクを入れて愛用している。

罫線のない白紙(ほとんどの場合、コピー用紙)の上に構想図を一から描いていく時に利用している。

黒はJetstreamのタッチペンを使い、青と赤は3色ペンのものを使っているが、緑だけは純正のMontblancに固定した。

こちらはプレゼントをしていただいたので、毎日感謝の気持ちを捧げつつ使用している。

用途は落書きがほとんどだが、たまには野帳にメモ書きしている。

薄い緑はのぞき込まれても見にくいので、双方の落としどころなどを書いた野帳を交渉の場に持ち込むこともある。

拙者が野帳を出したときには、さらに交渉しようとは思わないでくだされ (^o^)


Posted by pelikan_1931 at 23:52│Comments(0) このエントリーをはてなブックマークに追加 mixiチェック