2020年02月07日

プラチナ・プレジデント 18K-B! さてどう料理するか?

@01@02左画像はプラチナ・プレジデント。上が定番品で下が万年筆談話室開室1周年記念モデル。

センチュリーと違い、プレジデントは特注加工出来る部分が少ない。たとえばキャップリングへの刻印をエッチング加工することは出来ない。

出来るのはペン先刻印、軸色、金属部分の鍍金くらいだ。ただプレジデントで(軸色変え以外の)限定品をやろうという意欲は世界的に無いようだ。

拙者の知る限りでは唯一の限定品が万年筆談話室開室一周年記念モデルなのじゃ。軸色変化モデルはありましたよ。バイオレットのような。

今回、赤軸を購入したのは、センチュリーの14K-Cとの違いを知るためじゃ。

@03@04センチュリーのボルドーは半透明軸で、プレジデントは不透明軸。大きさはプレジデントの方が一回り大きい。

少しだけ長く、軸も太いようだ。プレジデントはNo.149を意識して作り、センチュリーはNo.146を意識して作ったのかもしれない。

プレジデントはいまだに首軸先端部に金属を使っている。アクセントなのだろうが、インクまみれになるところに金属は無いなぁ〜

@05こちらはペン先の拡大画像。左がセンチュリーで、右がプレジデント。ペン先はどちらもC(極太)じゃ。

このプレジデントの極太は本日届いたもの。センチュリーのCと比較してみたかったのだが・・・

センチュリーの方が先端部が赤色変異しているのでお辞儀が強い!と判断してはいけない。

実際にはプレジデントの方がお辞儀は急なのだが赤色変異していない。理由は、スキャナー上に横向きに寝かせた時のキャップの径の影響!

プレジデントの方がキャップ径が大きいので、ペン先のお辞儀は修正される。先端部はさほどガラス面に近寄らない。

センチュリーはキャップ径が小さいのでペン先先端部はがr素面よりも離れてしまい、これが赤色変異の原因なのじゃ。

画像だけを見て判断しては行かない。現場を踏め!という教訓にしておこう!

どちらのC(極太)も、様々な形に加工できそうじゃ。そのうち、センチュリーのC(極太)を使った限定モデルを出しますのでお楽しみに!


Posted by pelikan_1931 at 23:20│Comments(0) このエントリーをはてなブックマークに追加 mixiチェック