2020年02月08日

万年筆談話室からの発掘品!

2020-02-08万年筆談話室は開室以来1年半ほどしか経過していないのだが、大がかりなレイアウト変更は3回目。

今回はLichtope開店に向けて、無駄な物を捨てるのが鍵なので、大幅な断捨離。

2度買い直した椅子14脚、折りたたみ式テーブル2台、その他家具ごっそり、備品はさらにごっそりなのだが・・・塩酸などの薬品はそう簡単に捨てられないので残したまま。

不要品アサリをしている時に見つけた物が左にある逸品たち?

上からKawecoのミニコンバータ、パイロットのダブルスペア・コンバータ、プラチナのピンクゴールド鍍金のコンバータにハミングバード(プラチナ用)。

そしてJINHAOの重たい万年筆が一本。重いJINHAOは7本購入したのだが、ペンチェストの引き出しの1段が6本なので、余っていた物だろう・・・たぶん。

この万年筆のペン先はスチール製。となるとペンポイントの素材は金ペン用とは異なっているはずだ。

以前、N御大から教えてもらったのだが、金はイリジウム合金よりも融点が低いので、イリジウム合金を包むように出来る。

しかしスチール製ペン先では、融点に差が無いので、ペン先が辺歩インチを包み込むように溶かすのは無理で、溶接するようにしてペンポイントをつけるのだとか。

ペンポイントの素材が違うので、当然書き味も違うはずなのだが、最近は各メーカーのスチールペンは侮れない書き味になってきているのだが・・・調整すれば愕然とするほど変化するのでお試しあれ。

コンバーターのうち、珍しいのはKawecoのミニ・コンバータ。これは日本の輸入代理店が独自に製造したらしい。

自社で製造工場を持っている代理店というのも面白いが、しっかりとした技術もあるようじゃな。

ハミングバードも販売店自体が開発したもので、コンバータを指し込めば、インク瓶の底の方にちょっぴり残ったインクも吸えるという代物。

〔もったいない!〕を信条とする昭和のオッチャンにはうけるだろうが、インクを減らしたくてしようがないインク女子に評価されるだろうか?

今度聞いてみよう。覚えていたら・・・


Posted by pelikan_1931 at 23:46│Comments(0) このエントリーをはてなブックマークに追加 mixiチェック