本日オープンした Lichtope で拙者が購入したのが Kaweco DIA2。
以前、Kawecoに嵌まっていた時期があり、その時に好きだったのがKAECOのDIAだった。
回転吸入式だが、吸入機構がすぐに劣化するので困っていたのだが、カートリッジ / コンバーター式なら問題あるまい・・・というのが購入した理由。
当時にDIAにはチェイスが入っていたような記憶違いだった。過去のBlogを見ると、全体のシルエットはよく似ている。
ただし細かいところ(ペン先の模様など)に関しては、さほど似ていない。ペン先の大きさも違う。
そのあたりの事があるから、 DIA とか書かないで、DIA2と呼ぶのかもしれない。別物ですけど、意識は引き継いでますよと言う・・・ 2 かな?
左側が、オリジナルに付いていたスチール製のMのペン先で、右側がニブ単体で販売している14K-BBのペン先。
ちなみにDAI2のゴールドトリム軸(スチール製ペン先付き)は13,000円(税抜)で、14金ペン先ユニットは15,000円(税抜)。
なんとスーチル製ペン先付きの本体価格よりも、14金ペン先ユニットの方が高い。
Pelikan M800の場合、ペン先付き価格が55,000円で、スペアペン先(18K)は23,000円で41%。
スチール製ペン先の値段が1,500円なので、軸価格は12,500円。従って金ペン先付き軸の値段は27,500円。
従ってペン先の値段比率は15,000円÷27,500円×100=54.5%。
明らかにKAWECOの金ペン先比率は高いなぁ・・・と思ったのだが・・・
左の2つの画像で確認すると、なんとも綺麗な角研ぎになっているようだ。
従ってStub調の書き味が好きな人にはたまらないだろう。つまり拙者の大好物なのじゃ。
最初は、〔こんなちっぽけなペン芯で・・・〕とか〔こんな小さなペン先で・・・〕とか思っていたのだが、調整して気が変わった。
これはとてつもなく良いニブじゃ。実物を手に取ると、その丁寧さがよくわかる。
ペンポイントの取り付け位置も研ぎ出した形状も実に素晴らしい。願わくばもう少しだけペン先が大きいほうがよかったなぁ〜
あるいは、もう少しペン先の厚みが薄くないと、往年のドイツ・マイナーブランド・ニブにありがちなヘロヘロの書き味は楽しめないだろうて・・・
ペン先ユニットのMはお役御免になる訳なのだが、捨てるには忍びない。それにチビ鉈の材料として格好の形状をしているのだがなぁ・・・
SFから鉈研ぎにした物しか〔チビ鉈研ぎ〕と呼べないのでどうするかなぁ〜・・・とか考えるのも万年筆調整の楽しみなのじゃ。