今日は万年筆を300本以上短期間で集めた友人が万年筆談話室に訪ねてきた。
どの万年筆も愛おしそうにしている様子を見ていて、ふと自分が一番好きな万年筆って何だろうと問いかけてみた。
最初に自分用に購入した萬年筆は、ル・マン100、次はParkerやSheafferを経てオマス・パラゴン。
その後MontblancやPelikanの限定品やらVintageの数多くの万年筆に嵌まった。
コレクターとしては、今までに自分の前を通り過ぎていった(おそらくは)5000本以上の萬年筆に優劣はつけられない。
いすれもが興味深かったしエキサイトさせてくれた。良いところもあれば残念なところもあった。
しかし、インクを入れて使う筆記具としては、Pelikan M800 の青縞軸 18C-Bが究極の一本だろうなぁ。
M805青縞よりもM800青縞のほうが好きだ。そして3BやBBよりもBの方が字を書くには使いやすい。
またpf刻印付きニブの時代は、ペン先の形状が綺麗(ウェストが締まっている)で、ペン先の弾力(柔らかさではなく戻りのスピード)が拙者の好みに合っている。
そして天冠はプリント天冠ではなく、現在の総金属の天冠でもない。樹脂と金属で出来たペリカン+子供2匹のカッコイイ天冠。
ペン先の一番上の模様(溝)の部分にペン芯が位置しているべきだし、太さ刻印は首軸より前に見えるべき。
少しイライラっとすることがあったり、落ち込むような事があった時に、この軸を引っ張り出すと少しだけ癒やされる。
このM800で少しだけ文字を書いてから寝たい気分だな、今晩は・・・