2020年07月07日

第一陣は人気爆発、第二陣はさっぱりだった Pelikan M815

@01Pelikan M815 メタル・ストライプは不思議な万年筆だった。日本への入荷本数が少なかったのでアメ横の有名店ですら割当は10本ほど。

もちろん、あっという間に売り切れてしまった。拙者は運良く入手することが出来た。申し込んだのが早かったのでな。


@02シルバーのストライプで仕上げたボディは、真鍮を使用しているため、適度な重量があり、実に握りやすい銘品だと思う。

ところが、日本市場から姿を消した後、米国市場で売れ残っていた物が日本市場に流れこんできたそうな、Pelikan Japan経由で!

この時も全国の販売店で取り合いになったそうなのだが、ほんの短い期間でまったく人気が無くなってしまったようだ。

今や、悪名高きPelikan Golfの方が人気があるかも? いまやどの通販サイトでも見かけるし、売り切れたと聞いたことが無い。

正式ルート以外からも日本に入ってきているのかも?1年前の最期の1本がまだ残ってるし・・・


@03いずれにせよ、このM815メタル・ストライプは買いですよ!

トレド系の限定品よりも3gほど軽いのだが、バランスが秀逸。

通常はキャップを後ろに挿して書く拙者ではあるが、このM815はキャップを挿さない方が気持ちよく書ける。

いつもは首軸のネジの後ろ側を握るのだが、M815の時にはネジの前を握った方が書きやすい。

どんな万年筆でも自分の書き癖に合わせてしまうと言う傲慢な考えから離れて、万年筆の特性に合わせて使ってあげるというのも必要じゃな。

最低限のパーソナライズ(誂え)にとどめ、素材を生かす調整というものが求められる時代になったのかな?


Posted by pelikan_1931 at 23:41│Comments(0) このエントリーをはてなブックマークに追加 mixiチェック