2020年07月17日

幻の JOWO 14K-BB の 6号ペン先

@01左は過去に提供した泉筆五宝展記念万年筆。

基本的にはスチールペン先付きモデルとして販売されている台湾の販売店が作ったモデルがベース。

そのペン先をWAGNER 特別デザインにして100本〜200本ほど作っている。

そして、その内の50本〜100本ほどは14金ペン先付きモデルとしている。

基本的には安価なスチール製ペン先付きモデルだが、現在の大型ペン先の価格は異様に高騰している。

ほんの小さなKawecoの14金ペン先であっても単体で税抜き15,000円だ。

同じボディを流用しながら金ペン先付きとスチール製ペン先付きで30,000円の価格差があるケースも少なくない。

今年の秋の泉筆五宝展に合わせて14金ペン先付きモデルを企画しているのだが、今までに14K-BBを作っていないことに気付いた。


@0214金ペン先は、18金ペン先よりは価格は安く、弾力は上と信じているので良い選択だと考えたのだが・・・

依頼先からペン先製造会社に問い合わせてもらったところ、既に14K-BBはとっくに廃版になっているとのこと。

どうしてもBBが欲しければ18K-BBを選んで欲しいとのこと。これ痛いなぁ・・・

販売店の店頭とは異なり、萬年筆研究会【WAGNER】ではEFやFよりもBBの方が金ペン先なら希望者が多いことも少なくない。

BBを外すと会員をガッカリさせてしまう。しかたないのでBBだけは18金ペン先を使うことにした。

実はJOWOのペン先はBBとStub 1.1は他のペン先よりも高い。14K-Bと18K-BBとでは値段の差がどれほどになるのかなぁ・・・

鉄刀木の花びらを模したこのペン先模様は大好きなので、今回はロジウムプレートのペン先にこの模様をレーザー刻印しようと考えている。


Posted by pelikan_1931 at 23:16│Comments(0) このエントリーをはてなブックマークに追加 mixiチェック