正式な【春の泉筆五宝展2020記念万年筆】の基本となる姿は左から3番目。
その他は左端の一本(プロトタイプ)を除いて拙者がいじってしまったもの。
調整師になる前は、【万年筆改造小僧96kg】だったので、体重が10kg以上減った今でも、オリジナルよりも改造した方が好み。
ただし、それは数がいっぱいあって、本体価格がさほど高くないものだけがターゲット。
幸いにして【春の泉筆五宝展2020記念万年筆】はスチール製ペン先付きだったのでさほど高くなかった。
萬年筆研究会【WAGNER】では、スチール製ペン先付きモデルは、金ペン先モデルと比べてはるかに嫁がせにくい。
そこで自分で塗りたくってみたのだが、付加価値に関しては否定的な意見しか出なかったので挫折。
とはいえ、一度塗りたくったラッカーを剥がそうとしても、右から2番目のようになるのがオチじゃ。
そこで、かねてより予告していた、胴軸交換のスケジュールを早めていこうと考えた。
ただし、胴軸部分の価格がけっこう高価になりそうなので、左端中央の【捻りのきいた青】の一種類だけに絞ってカスタマイズすることにした。
さらに、スチール製ペン先付きの【春の泉筆五宝展2020記念万年筆】に対して、【秋の泉筆五宝展2020記念万年筆】を作ることにした。
とはいっても、胴軸交換とペン先交換だけじゃよ。
ペン先はスチール製から14金製に変えての再登場。金ペン先付き軸の本数は40本のみ。
ペン先の太さは6種類の中から選択可能(詳細は会員のみ)。ペン先刻印は五芒星。
もっとも、製造国でもコロナの影響は出ているので、予定通り納品可能かどうかは不明じゃ。
しかも、一昨日までにペン先の種類をコミットしないと、値段ががばっと上がる!と聞いたので、予測で発注してしまった!
最近は当たらないので有名な拙者の予測機能をフルに使って・・・やっちまった。
ペン先の過不足が出てきたら、やっぱり拙者の予想が当たらなかったと笑ってくだされや。