2020年09月24日

調整したスチールペンの書き味に溺れる?

@01@02これらは拙者が自分用にパーソナライズしたスチール製ペン先を持つ万年筆たち。

一番下の紫色のOPUS88はとてつもなく書き味が良い。たこ娘さんもびっくり!という書き味らしい。

Hydrangea Tears のインクを入れて使っているのだが、ペン先刻印をガン見してしまう。

EFのペン先なのにまったくひっかかることなく綺麗な線を引いてくれる。

何の変哲も無いスチール製EFペン先に、何度も何度も微調整を繰り返し、(拙者用の)追い込み調整を施したものじゃ。

下から二番目は以前にも紹介したペン先を少し上に反らせたニブがついている真鍮古美萬年筆の亜流。

キャップの茶色ラッカーをわざと剥がしてから、真鍮劣化液を塗って仕上げたものだ。

ウェバリー風に反ったペン先は筆圧をうまく吸収してくれ、(ペン先の素材は硬いのに)柔らかな書きごこちを提供してくれる。

上から二番目は、以前軸だけになっていた春の泉筆五宝展2020記念万年筆にアマビエペン先を装着したもの。

全体で7〜8本くらい販売するのだが、こちらは塗り損ねた軸に装填した試し書き用。

スチール製ペン先らしい摩擦感のある書きごこちだったのだが、試されている間に段差が出ていた。

これを直してから2〜3回ほどターゲットゾーン調整を施して絶妙の書き味となった。

とにかく長い万年筆なので、通常はキャップを後ろに挿さないで使うことになりそうだ。これも Very Goodな書き味!


@03@04こちらが本日の主役であるKaweco Special のペン先。黒いインクが入っている。たぶんモンブランのパーマネントブラック。

ペン先が黒く汚れてペーパータオルで拭ってもまた出て消えしまう。これがカーボンインクの特徴!

付いているのは、元々のスチール製Mのペン先だが、半年ほど前にMのStubに研いでいた。

その後、書き癖が変わったので本日パーナライズのやり直し。といっても自分用なので気は楽だったな。

Stub調の文字が書きたかったので、ペンポイントは直方体の角で書くように研ぎ直してある。それを本日微修正。

キャップを後ろに挿して書くと、まるで鉛筆のような持ちごこちと、金ペンのStubで書いているような書きごこち。

誰も期待していないだけに、裏切られた気持ちを払拭するように皆さんが何度も何度も試筆される・・・結果として一番調整が狂う一本なのじゃ。

言い換えれば何度も調整を楽しめる一本でもある。ちなみにすでに廃盤になってますが・・・あるところにはたんまりとあります。お問い合わせ下され。


Posted by pelikan_1931 at 23:46│Comments(0) このエントリーをはてなブックマークに追加 mixiチェック