2020年10月14日

サイン用の万年筆作成

@01左はサイン用に本日少しカスタマイズした万年筆たち。

明後日、大量にサインする催しに加わるので専用の万年筆を準備することにした。

日本語の名前のサイン、英語の名前のサイン、日付や一言の3種類の用途に、別々の万年筆を用意した。

どうせ用意するなら世界に2本と無い万年筆にしたいということで、軸にも手を入れた。

@02@03@04おなじみの真鍮古美仕上万年筆なのだが、今回は意図して色落としをしてみた。

3本とも元々の古美仕上げのやり方が違うし、これまでの処理回数も全く違う。

はっきり言って、もう何をやったか覚えとらんほどいじった物じゃ。

左端と中央は古美仕上万年筆に青の塗料を塗り、その上から黒のラッカーを吹き付け、乾いたところでサンドペーパーで擦った。

黒の塗料も一方はガンメタ、一方は黒マット。右端は黒のマットのみ吹き付けた後、布ペーパーで軽く擦った。


@05用途が違うので、研ぎも全く違う。

柔らかく研ぎ上げた物、字幅を変えられるように研いだもの、長く持って書けるものじゃ。

@06こんな感じ。

左端が日本英語のサイン用。

中央が日本語のサイン用。

右端が日付や一言を入れる、長く持って書く万年筆。

これでサインを書いた後、この万年筆は二度と使えないように、崔改造してしまう。


@08こういう魔改造をしているだけではなく、左のようなまっとうな真鍮古美仕上げ万年筆とペンシルのセットも作った(本日)。

この手の万年筆やペンシルは、TIPSやKOBE Pen Show で販売するのでお楽しみに!


Posted by pelikan_1931 at 23:59│Comments(0) このエントリーをはてなブックマークに追加 mixiチェック