2020年10月20日

Laban Ocean Blue はキャップ無しでもバランスが良い!

@01左画像は台湾のLaban社が作っている 325 Collection のOcean Blue というモデル。

昨年末に何本か購入したところ、春の泉筆五宝展やペントレでけっこう人気となったモデル。

その後、何本か行方不明になっていたのだが、先日2本を発見!ついでなので調整してみることにした。


@02@03ペン先はスチール製のB。拙者がスチール製のBを購入するときには、何らかの調整を施すことが前提だったはずなのだが・・・どうしたかったのか忘れた。

それにしても、安価なスチール製ペン先にしては、綺麗にスリットがど真ん中に来ている。

また後入れと思われる刻印も綺麗に入っている。ただ、ペンポイントがガチガチに詰まっているので、インクフローは極端悪いはずだ。

インクフローの悪いBニブほど始末に負えない物はないだろう。気持ち悪くてたたき折りたい衝動に駆られる。

この気持ちが高じてペン先調整に目覚めたので、こういうBに出会うと心がときめく!


@04横から見ると、ペン先はほとんどお辞儀していない。

そしてペンポイントはまん丸に近い形状だが、鍍金した後で少しだけ研がれている。

ただ、書き味に影響を与えるほどではない。


@05これに少しだけインクフロー向上の調整を施してみた。

左側が調整前で、右側が調整後のペン先の形。

ほとんど区別が付かないと思われるが少しだけスリットが開かれている。


@06それを拡大すると左画像のようになっている。

スリットが先端部でごくわずかだけ開いている。

この状態で首軸に取り付け、少し寄せながら腹開き気味にスリットを開く。

その後、スリット内部を研磨して、インクの流れが安定するように微調整する。


@07こちらはJOWOのペン芯なのだが、これは不思議なペン芯だ。

ペン芯の骨の部分が細く、ペン芯は首軸にペン先と共に固定しても、その状態でペン先の下を左右にピコピコと動く。

でもそれによってペン先の段差が出来る事もほとんど無い。

どうやらこのペン芯は、首軸奥でペン先と密着したら、ソコから先にはどういう状態であってもインクを流す事が出来るのだろう。

すなわち、ペン芯のズレを気にしなくて良い、画期的なペン芯と言える。

もちろん、最初にセットするときにきちんとソケットに押し込めていればという条件だがな。

TIPSには、このシリーズの万年筆を何本か持ち込むので、ぜひ試してみて下され。

けっこう前重心で使いやすい万年筆じゃよ。


Posted by pelikan_1931 at 23:59│Comments(0) このエントリーをはてなブックマークに追加 mixiチェック