こちらは以前に紹介した100%というブランドのフリクション・ホルダー!
代官山のTSUTAYAで見かけて一目惚れして購入した。重量感があって真鍮好きにはたまらんのよ。
しかし、いかんせんあまり字を書かないうえ、大抵のメモは万年筆でしてしまう。あまり使う機会が無いんだなぁ、フリクションは!
普通のメモに使うには、インクの色が薄すぎるし、インクフローが悪い(万年筆との比較)・・・ということであまり使わない。
本日、久しぶりに使ったら、左画像の上のように、線が切れてしまう。これでは使えない。
あわてて新しい芯に取り替えてみると、問題なく書ける(インクフローは別として)
ほとんど使ってないのに減るのが早いなぁ!蒸発するスピードが速いのかな?
理由を調べるために残存インク量を調べてみると・・・
まだ、半分も減っていない。ほんの少し減っているだけなのに、線がかすれる。
当然のことながら、常に下向きにして立ててあるので、インクが後退したわけではない。
不思議だなぁ〜と思いながら何度も紙の上で線を引いていると、だんだんと復活してきた。
そして、その復活とは関係ないことに気づいた!それは・・・
フリクションの芯は、そのまま書くと書き味が柔らかくて素敵ってこと。
そして替芯(少しふにゃふにゃする)を握って書くと、フリクションの大きな弱点である線割れがほとんど無くなる。
線割れとは拙者が今思いついた表現だが、一本の線の中央部にインクがつかない部分が発生すること。ボールペンではまず見ない。
しかし拙者のフリクションはいつもこんな感じなのじゃ。これ新旧関係なく割れる。
ところが替芯単体で書くと、線割れが目立たなくなる。
理由は力を入れて書くので、先端部が紙にめり込むように文字を刻むからと、なによりゆっくりとしか書けないからかな?
だんだんとフリクションで書く際のコツがわかってきた。ゆっくりと書くことが一番なのじゃな!
どうやらフリクションは速記が苦手らしい。速記すると線割れを発生させてしまうのは致命的じゃ(万年筆派にとっては)。