
拙者はジジイなので手がカサカサですべりやすくなっている。従って深い溝のあるNICEは実に握りやすくて好き!
最初に先行販売されたのは姫路のお店だったが、同じタイミングでKOBE Pen Showが開催されており、そこに展示されていた。
先行販売期間なので、本来は販売できないはずだが、売りますよぅ〜という声をかけていただいた。
不思議なことに、2日目になってもほとんど売れてなかった。この薄いピンク色は乙女心をくすぐらなかったのかなぁ?
もっとも当時は、今のようなインクブームではなかったので、KOBE Pen Showも女子率がさほど高くなかったような気がする。
拙者はある一点だけが気に入らなくて、その場では見送ったのだが、正式発売と同時に購入した。
ただし、コンバーターは、ピンクゴールドのものを挿している。オリジナルはシルバーのコンバーターだったのでな。


最高はC(コース)なのだが、そちらは研ぎの練習素材と考えており、実際に使うのはBくらいが良い。
また形状もBが一番美しいはずだ。切り割りも真ん中に入っており、まさにプラチナ・クオリティ!
海外物では、さすがに 7:3 はめったにないが、スリットの位置が 6.5:3.5 くらいなのはたまに見つかる。
6:4 くらいになるとしょっちゅう見つかる。5:5にスリットが入っている完品が見つかるとSNSを騒がせるくらいのメーカーもある?
首軸の内部には白いソケットがとりつけられており、このソケットは首軸内部に固定されていて外せない。
実はWAGNERの限定万年筆では、ソケットを透明にしてもらっている。
どちらが好みかに関してはいろいろ意見もあるが、最近のものでは、自分の趣味を通させてもらっている。
キャップを後ろに挿し、軸全長の真ん中くらいをつまんで書くと、実に気持ちよい。
唯一の問題は、好み通りの字の形状にならないという、万年筆側に何の責任も無い現象が頻繁に起こるということかな・・・