2020年12月14日

趣味の文具箱 2021年1月号の分解講座で紹介した OPUS88 の インク止め式万年筆

@01左は【趣味の文具箱 2021年1月号】の分解講座で紹介したOPUS88 の インク止め式万年筆たち。

しかし記事をよく読むと、どこも分解していない。せいぜい首軸を外したぐらいじゃ。

本当は胴軸に付いているインク止め式の機構をがばっと外したかったのだが、メーカーからは接着してあると教えてもらった。

しかし実は接着などされておらず、工具を自作すれば簡単に外れることがわかった。

ただ素人がやると正しい位置以上に前進させたり、後退したままにしてしまったりして、インク漏れや機構破損を招きやすい。

従って、接着されていと信じて触らない方が良いだろう。

上が DEMO で 下が FLORADEMOは万年筆談話室やLichtopeにいらっしゃれば購入できる。

FLORAはLichtopeの ECショップ で購入できる。税・送料込みで11,000円は破格!

FLORAにはBOCK製のペン先ユニットが付いている。そしてDEMOにはJOWO製のペン先ユニットが付いている。

スチールペン先の書き味はJOWOの方が良いが、柔らかさはBOCKの方が柔らかい。そこで使い分けているのかも?

あるいは、新しいシリーズから徐々にペン先をBOCKに変更していくのかも?


@02@03DEMOにはEFからStub1.5までいろいろな種類があるが、拙者のお奨めはMとStub1.5で決まり!

JOWOのスチール製ペン先のMは、調整映えする!うまくいくと書いた後、思わずペンポイントをのぞき込んでしまうほどの書き味になる。

JOWOのスチール製ペン先にはStub1.1とStub1.5の2つのStubペン先があるが、まったく味付けが違う。

Stub1.1はペン先の両端を丸く研ぎ上げている。一方のStub1.5は博型のまま。

このStub1.5に少し手を加えれば、ラメががっつり入った【深海】インクを入れても、まったく詰まらない。

それどころか、ヌルルヌヌラヌラの書きごこちまで提供してくれる。ペン先が金である必然性ってあるんだっけ?と言わんばかりの書き味!

ペンポイントの調整にさほど時間をかけなくても良い感じになるが、究極を目指すなら万年筆談話室にお持ち込みを!

FLORAについている2.3个Stubはオリジナルのままではインクが全く出ないことがある。

今回からStub2.3个蕕靴そ颪味になるよう、ある程度研磨してから出荷しま〜す。なんじゃこりゃぁ〜というかも?良い意味でな。

前にも書いたが、インク止め式万年筆の価値は、ラメ入りインクがポピュラーになってからぐーんと上がった。

尻を締めれば、インクをタンクに入れたままで、ペン先をジャブジャブ洗える。

洗剤やロットリング洗浄液、アスコルビン酸、超電解水・・・なんでもござれ!


そうそう、大事なことを忘れていた。

インク止め式万年筆は、購入後に必ずやらなくてはいけないおまじないがありますぜ。

(1)ロッドに潜水カメラ用のシリコングリースを塗ってピストの動きをスムーズにすること。昔の人は、ロッドにヒマシ油を塗ってたそうですな。

(2)首軸を外して首軸内部にインク誘導液を垂らして、尻軸ピストンを緩めた際、すぐにインクが落ちるようにする。


Lichtopeや万年筆談話室で購入されるものには、あらかじめこれらの【おまじない】が施される予定でーす。


Posted by pelikan_1931 at 23:45│Comments(0) このエントリーをはてなブックマークに追加 mixiチェック