実はそこに2021年お年玉企画用に調整した万年筆を混ぜておいたのだが、誰も気づかなかったようじゃ。
コロナ自主対策として、試し書きをされない人が多かったのが理由かもしれないな。

特に軸やペン先の模様が変わったわけではない。一見すると何の変化も感じない方がほとんどだろう。
上の軸にはラメ入りの深海が入っている。下の万年筆にはインクは入っていない。

それがJOWOやBOCKの金ペン先をセットする正しい位置だから・・・というか、そうしないと少しぐらぐらしてしまう。
ソケットがスチール製ペン先と共通なので、肉厚のスチール製ペン先に合わせたソケットに薄い金ペン先を入れると緩い。
それを回避するためにぐっと奥まで押し込んでいたのだが・・・ペン先の根元を太らせて、ペン先を少し前に出す改造を加えた。
最初にペン先をひん曲げてしまった左側の軸で試してみたところ、タッチが格段に柔らかくなって超良い気持ち!
一度大きく曲げてから伸ばしたせいかも?と考え、曲げていない右側のペン先でも試してみたが、こちらもしなやかになった。
10年以上前はペン先を無意味に前に出す細工を施していたが、筆圧が高い人はすぐにペン先をずらしてしまった。
そこでそのやり方は封印していたのだが・・・ペン先を太らす方法を会得してから、いつかはやろうと考えていた。
ま、動機が無くてやっていなかったのだが、曲げたペン先を面白くするに際して試してみた。
実に良い感じの柔らかさなので、お年玉企画として、この柔らか加工した万年筆を少しだけ販売することにしまーす!
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