2021年10月27日

万年筆交流会で〔あれは?〕と聞かれたやつ

@01最近、カートリッジ立てとして人気急上昇中のミニ・ビールケース。いたく気に入ったので20個ほど購入した。

用途があるわけではなく、年忘れ泉筆五宝展2021での福袋に入れるおまけ用。

自分で使っているのは上の二個だけ。一つはマステ入れで、もう一つはルーペ入れ。

どちらも机の上に定位置が無いせいか、しょっちょう捜している。頭来てルーペは同じ物を3個も買った。

じじいになると一日の半分近くを捜索に費やすほど忘れっぽくなる。途中で何を捜していたのかも忘れてしまう・・・とほほ

しかし、このミニ・ビールケースが来てから定位置が決まったので、捜すことが無くなり大助かり。


@02@03昨日紹介した樹海万年筆だが、実際にインクを入れて使っているのは2本。

一本は昨日紹介したのと同じ仕様の万年筆で違うのはペン先の刻印だけ。

これが正式なモデルでペン先はJOWO製の5号ペン先が付いているのだが、亜流もある。


@04@05本日紹介するのは右画像の方。なんと6号のアマビエペン先(黒塗りスチール)が付いている。

しかもペン先が上に反っている。そうふででまんねんのようにペン先を少しだけ上に反らせてある。

JOWO製の5号と6号のペン先の差はこれくらいある。5号ペン先は小ぶりだが柔らかく実に反応が良い。


@07@06こちらが横から眺めた画像。

先端部が少しだけ上に反っているのがわかるだろう。

ふででまんねんとの違いは、曲がる箇所が鋭角ではないこと。そう緩やかに上に反っているのじゃ。

これと似た形状をしているのに、たこ娘さんが作り、古山画伯が万年筆交流会で絶賛した〔絵画用万年筆研ぎ〕がある。

そちらはひっくり返せば超極細で、そこから線を書きながら筆を捻って表書きに移行し、ぐーんと太い線まで連続的に太さを変えられる特殊な研ぎ方。

拙者の方は絵画用ではなく、単に太い字を書くための細工。しかもラメ入りインクで太字を書きたいだけのために作ったもの。

絵を描くときには低重心の万年筆は使いにくい。しかし筆圧の低い拙者がペンの後ろを持って書く際には低重心の方がありがたい。

そこでこのアマビエ・モデルでは首軸を金属製に換えてみた。これがジャストミ〜〜ト!

ラメのたっぷり入ったインク〔樹海その奥へ〕を入れて、毎日文字を書いて悦に入っている。

普段滅多に文字を書かない拙者だが、この万年筆で字を書くときだけは でへでへでへ と声を出しているかもしれない。

気持ちよく書け、その後で紙を斜めにしてルーペでラメの右記方を検証する。至福のひとときですな!


Posted by pelikan_1931 at 23:59│Comments(0) このエントリーをはてなブックマークに追加 mixiチェック