本日は、京都の〔みやこめっせ〕で開催された手帳の市に行ってきた。
京都駅から乗ったタクシーの運転手さんに〔みやこめっせ行って下さい〕と行き先を告げると・・・
運転手さんは〔今日はみやこめっせで何か大きなイベントあるんですか?〕と聞いてくる。
〔いや、そんなに大人数が集まるイベントではないですよ〕と伝えたのだが、道路を挟んで向かい側の施設ではコスプレーヤーのイベントがあったらしい。
運転手さんには悪いことしたなぁ〜。
しかし、運転手さんは、大イベントに気をとられて大切なことを忘れていた。
行程の半分ほど来たときに・・・〔お客さ〜ん、すんません。メーター倒し忘れてましたわ〕とおっしゃる。
たしか2000円くらいと聞いていたので、〔2000円くらいでしょうから2000円払いますよ〕と告げると・・・
〔そうです、大体2000円くらいです。すんません、ああ、でも領収書どうしまひょ?〕とおっしゃるので、
〔領収書はいいです。個人的なものですから〕と伝えた。
会場からの戻りは、道が超混んで渋滞があったせいか、2300円だったので、行きの2000円は妥当な金額だったはずだ、よかった!
欲に敏感になると大切なことに散漫になるというのは、拙者もよく経験することなので気をつけなくっちゃな!
運転手さんに〔手帳のイベントへ行く〕と言ったら、〔へぇ、アプリのイベントですか?〕と聞かれた。
50歳は超えている運転手さんにとっても、もはや手帳はソフトで管理するモノという理解だったのだろう。これは意外だった。
会場に入ったものの、頭が痛くなったので薬局で頭痛薬を買おうと、700mくらい25度の蒸し暑い京都を歩いたのに・・・薬局は日曜日はどこもお休み!
東京と違ってドラッグストアがあちこちにあるという環境では無いのでしかたないが、改めて東京の住み易さを痛感した。
地方から人が東京に集まるのもわかる気がする。
ただ男性に限れば昨年度?は東京に転入した人よりも転出した人の方が多かったそうだ。コロナのせいかな?
会場内を見回すと、来場者の95%くらいが女性。男性も女性同伴で来られている人が多かった。
インクのイベントでも男性比率が10%以上はある。萬年筆研究会【WAGNER】のイベントでの男性比率は常時70%以上。定例会では100%のこともある。
どうやら万年筆人口は男性中心、インクと手帳の人口は大半が女性ということなのかな?男性はアプリでスケジュール管理する?
でも手帳界をリードする人たちは、手帳を単なるスケジュール管理のメディアとか考えてはいない。以下のような事も手帳で実現させている。
自己啓発の実績と対策
手帳を通じた癒やし
アイデアの貯蔵庫
家計簿などの予算管理
etc.
そして、そのノウハウの交換会こそが手帳の会の目的なのかなぁ?とも感じた。
そういう意味では運転手さんのおっしゃったように、ノウハウがアプリ化される日が来るかもしれない。
手帳の市に出店している人たちは、手帳やレフィルやノートや筆記具やインク・・・などの周辺メディアを販売している人が大半。
参加者と出店者の意識の違いがあるのではないかなぁ〜?というのが気になっていた。
主催者側は精緻なスケジュールチャートを書いて運営されていたが、出店者側が時間どおりに集まらず・・・なんてのもあった。
すなわち出店者は参加者のニーズを十分に理解して商品を提供できるのだろうか?売れた商品が購入者の手帳ライフのどこに利用されるのだろうか?
とかを知りたくて参加したのだが、参加者もそう深刻には考えていなくて、かわいい品があれば買ってしまう・・・という傾向はあったようだ。
今後は東京でも同様のイベントを開催するそうなので、そちらに参加するとなれば、徹底的に手帳の使い方をしらべ、用途に沿った筆記具だけを提供してみようかな?
そのためには、主催者の方が描く手帳ライフをもっとりかいせねばなるまいなぁ〜
拙者は中学生の時からスケジュール管理マニアなのだが、日本で初めて自分のスケジュールを汎用コンピュータで管理した日本人と豪語するほど手帳離れは早かった。
ただ時間管理と同期したタスク管理などのアプリがあれば使ってみたい。
やるべき事項をちゃんとスケジュールに入れたのか?それが終わったのかを一覧で見たい欲求はある。
どこかにそういうアプリがあれば教えて下され。有料アプリでもかまわない。ただしスケジュールはGoogle カレンダーなので、それと同期できるのが条件!
よろしくお願いします!