2022年05月12日

インクの耐水性テスト

@01昨日掲載した顔料インクと古典インクの混合液の耐水性をテストしてみることにした。

,Tono&Lims製 Lichtope ブランドの顔料インクLe petit jardinを ottohutt D07 18C-B に入れて書いてみた。

 女子好みの淡いグレーだが、しっかりとした文字が残るインクだ。視認性も悪くない。

△郎廼(兇)の古典インク KWZ IG Blue Black を ottohutt D04 18C-B に入れて書いてみた。

 最初は濃いブルーブラック程度だが、乾くとかなり濃い黒色に変化する。さすが古典Blue Blackだ!

は上記 椨△魍50%ずつ混ぜた液体をアイドロッパーの軸に入れてから一晩経過してから書いたもの。

 24時間は経過しているのだが、インクは固まったりせず、ごく普通に筆記が出来る。すなわち古典インクと顔料インクを混合しても全てが固まるわけではないことが証明された。

きキΔ蓮∨年筆談話室で製造したラメ入りインク。ラメは万年筆で使える限界まで入っている。いずれも視認性の良いインクだ。

Г魯蹇璽蕁璽棔璽襪離ぅ鵐で書いた物。海外ではローラーボールでサインすることが少なくないのでテストに入れてみた。


@02結果は左のとおりとなった。予想通り 銑は、一切水の影響を受けない。相当強いシャワーを各1分間はかけ続けてもほとんど変化が無い。

一方でラメ入りインクは、ほとんど跡形も無いほど字が消えてしまった。

ドロドロしていて、いかにも一瞬では消えそうも無いラメ入りインクではあるが、全てほぼ消えてしまった!

驚いたのが、海外では書類へのサインによく使われるローラーボールだが、ブルーは耐水性がほとんど無いことがわかった。

オバマ元大統領が当時、大量の書類にローラーボールでサインしていたが、水かかかると消えてしまう事がわかった。

歴史として残すような資料は、顔料や古典インクで筆記するのが良いだろう。

ラメ入りインクは染料系なので、いくら文字が濃かったり、ギラギラに光っていても、水をかければほとんど見えなくなってしまう。

本日も万年筆談話室に万年筆で絵を描いていらっしゃる方がいらしたが、やはり顔料インクをお使いだったな。

顔料インクで輪郭を書いてから水性絵の具で塗っていくそうだが、はやり絵の具の色との対比もあるので、色が豊富で混色も出来るストーリアをお使いのようだった。

個人的には顔料と古典を混ぜたも面白い。しばらくは化学変化を観察しながら、実践に投入できるかどうかを検討してみたい。

ところで、ローラーボール用の耐水性のあるインクは無いものだろうか?せっかく抜群の書き味を持つのに、消えてしまうのは興ざめだな。


Posted by pelikan_1931 at 17:02│Comments(1) このエントリーをはてなブックマークに追加 mixiチェック
この記事へのコメント
師匠
ローラーボールは国産でC300系の顔料ゲルインクのリフィルが色々出ております。
ペン先径、形状や長さで多少調整が必要な場合もありますが、
海外RBにも入るものが多いです。
公文書利用可を謳っているものもあります。
個人的にはゼブラのJF系がオススメであります。
Posted by IRONHIDE at 2022年05月13日 09:59