2022年06月05日

万年筆談話室ブースで人気だった万年筆は・・・

万年筆談話室@016月4日に開催された 第1回 NANIWA PEN SHOW に出展した。出店者中で2番目に年寄り(1番はN御大で拙者より12歳上)。 

ちょろちょろ動き回って倒れたら困ると思われたのか、地下から荷物を運ぶ作業はやらないようにとのお達しがあった。

今回は修理調整をやるので、絶対にワンオペは無理なので、サポーターとアシスタントに助けてもらった。

人に教えるのが商売のサポーターの方は、拙者のblogを読み込まれており、まるで拙者が語るように個々の万年筆の魅力を語られる。

しかも人の心に刺さる言葉を吐くので、万年筆が面白いように売れていく。

アシスタントの若い男性は、インク目当ての女子に、どんどんやさしい声をかけてパカパカ売っていく。

おかげで安心してけっこう難しい修理や削り出しに没頭できた。

拙者は若い女性が苦手で、顔が合うと目を背けてしまう癖があり、(どう見ても無愛想に見えるので)商売にならんのでなぁ〜 。本当に助かった。

お嫁に行った万年筆を調べてみると、意外なことがわかった。

確かに超珍品の限定品とか、VintageのMontblanc クーゲルニブ付きの逸品とかもたくさんお嫁に行ったのだが、本数だけで評価すると・・・

拙者がインクを入れて日常使いしていた30本の万年筆が打率(嫁に行った本数 ÷ 持ち込んだ本数)が最も高かった。

拙者の書き癖に合わせて追込調整を施してあるので、書き癖が拙者に似ていれば悦楽の世界を体験できる。一度に4本ほど身請けした方もいらっしゃったようだ。  

それに中古品と言うことで、値段も破格に安かったのでなぁ〜。

ずいぶんと数が減ってしまったので、また追込調整をする万年筆が増えてしまった。

そして、それらは月末のペントレでまたしてもお嫁に行くんだろうなぁ〜。

仕入れた万年筆に物語を付け、夢といっしょに売るのが万年筆専門店だとしたら、拙者はお寿司屋さんに近いのかもしれない。

仕入れた材料に味付けしたものを提供する。ただ、散々味見してもはや飽きるほど書き味が良くなってしまったものだ。

拙者は調整師なので、書き味が完璧になった万年筆には興味を失ってしまうのじゃ。 

上記のサポーターの方は、この台詞を殺し文句にして嫁に出していたように記憶している。


Posted by pelikan_1931 at 23:44│Comments(0) このエントリーをはてなブックマークに追加 mixiチェック