本日、今週末から9月3日までの拙者が参加するイベントをBlogに先付け日付でUpした。
実はこのほかにもあるのだが、拙者が主催者では無いので公開していない。
先日行ったペントレのフライングゲットでは、おびただしい数の万年筆が取引に加わり、ほとんどが飛び立っていった。
先週末に入手された方への発送が全て終わり、本日、販売側で参加された方々への振込が終了。
拙者も読者も睡眠時間を削り、サバイバルゲームのようなフライングゲット予約だったが、次回は少し運用を改善したい。
まず、フライングゲットへ出品する万年筆のWAGNER 会員/会友からの募集を来週くらいからに早める。
早めに集め、早めに整備し、何日にUpするか決めてしまう。
その上で、記事がUpされる前々日までに記事内容を執筆する。
記事のUpは、22:00ごろとし、24:00までには勝負がついているかたちにする。
過去の経験として記事がUpされた当日と翌日午前中にお嫁に行かなかった万年筆は、その後の引き合いはほぼ皆無に近い。
なので、フライングゲット期間の最後の方で、引き合いの無かった物を再掲する。場合によっては価格も改定するかも?
WAGNER会員 / 会友 の 5%程度が1シーズンのフライングゲット予約に出品側 / 購入側で参加している。そして成約率は非常に高い。
コロナでなかなか地方の方々と会うチャンズが減った中でも、皆さんの万年筆愛を短いメールの中で感じられるまたとない機会。
泉筆五宝展やペントレは、このフライングゲット予約と実ブースでの展示 / 販売 と グループ萬談の 三本立て。
フライングゲット予約では、拙者は他人の万年筆の良いところや残念なところを魅力的に表現することに精神を集中する。
従って一本の万年筆を紹介するのに、写真撮影も含めて1時間かかる。これ至福の時間なのじゃ本当は!
一方の実ブースでの展示 / 販売は、出店者として参加された方々が楽しむ場。
薀蓄合戦したり、価格交渉を楽しんだりというのが実店舗の醍醐味だそうだ。それが好きな方はフライングゲット予約には出品しない。
万年筆愛好家向けのイベントで相応の価格で万年筆を売るのは、実はかなり難しい。何故なら古い相場観が頭から離れないから・・・
その呪縛をものともしない話術が無いと販売は難しい。並べた万年筆の後ろにぽつねんと座っていても萬年筆は売れない。
説明文か口頭で魅力を語れないと万年筆は旅だって行かない。
実は拙者はイベント本番では万年筆は並べておくだけ、(調整で忙しいから)聞かれない限り解説しない。だからあまり売れなかった・・・
秋の泉筆五宝展では、実験として、展示する万年筆の本数を減らして、一本一本の解説文を強化してみようかと考えている。
その場合の課題は、どうやってその解説文を読んでもらうかじゃ。その答えは15年前にあった。
当時は全万年筆の特長と写真を掲載したカラーカタログをペントレで回覧していた。同じ物を5〜7部印刷して持って行ってた。一冊最高100本ちかくを掲載した。
今回は、このカラー・カタログをSNSから見られるように公開してみようかと思う。ただし価格はほのめかし程度にしておいてね。
まぁ、歳を重ねるほどに説明がくどくなっていくので、フライングゲット予約と同じ運命(寝不足)を辿りそうな気もするがな・・・ま、やってみるべ!