2022年10月19日

〔ずいぶんお世話になりました。純銀のカランダッシュ・セット〕アーカイブ 2005年9月

萬年筆研究会【WAGNER】創立前の記事。1つの記事に画像が1個という時代だった。たくさん入れると重いと文句言われたものじゃ。

このボールペンは飽きて手放したり、また購入したりを繰り返していたが・・・jetstream芯が出てから他の油性ボールペンは使わなくなった。

過去に使ったボールペンの中では、Montblancの
ボールピックスの次に好きだ。

もっともボールピックスを酷使していた時代は、まだ万年筆は所持していなかった。おそらくは拙者が20代の頃。




2005-09-30 PM カランダッシュ セット拙者は元々【高級油性ボールペンコレクター】だった。

万年筆には温厚なのにボールペンには厳しいのはそのあたりに原因があるのやもしれぬ。

社会人になってしばらくすると、皆がクロスのボールペンと0.9ミリのペンシル、それも純銀製をそろって買いはじめた。

皆が持っているということ自体が、持つ意欲を削いでしまう。そこで、密かに高級セットを物色したのだが、なかなか日常使いに適したものは無かった。

軸は綺麗だがレフィルの黒がサイテー!とかね。

そんな中で、このカランダッシュに出会った。アメ横の奥のビルの2階にあった筆記具屋。(もうとっくに取り壊された)

昔ながらで店に入るとすぐに【何出しましょうか】と聞いてきてうるさい店。そういう店は敬遠されると分ってないヲヤジがいっぱいいた時代のアメ横。

それはそれでおもしろかった。まとわりつかれないように、ゆっくりと通り過ぎながらこっそり物色して、また、引き返して、、、というのを何度も繰り返す。

そのための変装(というほどでもないが)セットも持っていた。ま、サングラスとリバーシブルのジャンバーと毛糸の帽子くらいだがな。

その時代にヲヤジさんと仲良くなってデッドストックをごっそりと見せてくれたりもした。まだまだ掘り出し物がいっぱいあったアメ横! 

でもそのころ破格値で買ったものより状態の良いものがインターネットでいくらでも手に入る!やはりネットはコレクターの世界を変えた。

障壁が低くなったのは事実だ。地方でなんぞコレクションは出来なかった時代だった。

これは事前にさんざん物色してから店に入って購入した。4割引があたりまえの時代でもカランダッシュは3割引が限度と言われた。

当時の定価は35000円。高かった時代でその後28000円くらいに値下がりしたはず。

こいつらは活躍した。純銀は手になじむというが、こいつらのシンプルな軸はすごいかった。まるで指の延長のような感じで筆記できた。ノックも静かで物足りないほど。

その後、アンモナイトなども購入したが、やはりこのモデルほどのしっとり感は無い。本当に職人の小道具みたいな感じでよかったなぁ。

英国のホテルでサインする時にこのボールペンを使っていたら、オランダ人っぽい?の女性に声をかけられた。

よく聞き取れないので何度も聞き返していたら、あやうくスーツケースが盗まれるところだった。

あまりに重くて持っていけなかったようだ。研修コースのための出張だったのでスーツケースの大半が書類だったモンね。



Posted by pelikan_1931 at 23:59│Comments(0) このエントリーをはてなブックマークに追加 mixiチェック