2023年01月02日

〔 ひと昔前のカタログ 【ペリカン】 その1−3 〕アーカイブ 1006年6月

本文の中に〔フェロガリックって何のこと?〕という問いがあるが、それに対して世界のコレクターが回答をくれた。

ferro-gallic:成分に鉄分を含んだインクという意味。本来のブルーブラック仕様。 ということらしい。

それにしても何故 D:極細 EF:細 F:中細 などと説明していたのだろう?

メーカーの表記を変える必要があったのだろうか?

ひょっとしてJISで線幅と表記の規定があったのか?なかったと思うがなぁ〜。

きっとユーザの利便性を考えてのことだろう。国産の表記を参考にすると相当太くなってしまうからな。

それにしてもSTをEEFと表記するのはいかがなものだろう? 速記用なんだがなぁ〜。

当時は拙者も一回しかSTにお目にかかっていなかったらしい。最近では頻繁に遭遇するようになったがな。

やはりネット人口の増加が情報量を増やしてくれているのは間違いない。みんなで力を合わせて捜す。そしてそれが流通する。

良い時代になったものじゃ!




【ペリカン】のカタログシリーズ第一弾の最後はアクセサリーとペン先のバリエーションじゃ。今回のカタログでは、この部分が最も面白い!では紹介しよう。

2006 Pelikan 001-05【インクの城といわれるペリカン工場で作られるペリカン4001はあなたの大切なペンを保護します】という表現がある。

【インクの城】とは 
コレ とか コレ かな?

それにしてもペリカンのインクボトルが200円とは!カートリッジが6本で100円と比べるといかにもお得な感じがする。

ペリカン社は自社でインクを製造していたから安かったのかな?たしかに今でも他社と比べると安いような気がする。

ブルーブラックインクを【フェロガリックのインク】と書かれているが、フェロガリックって何の事?初めて聞くが・・・


ペリカンインク消しのプラスティック製双口ビンというのは初めて見た。小さなガラス入セットは何度か入手したが、これは初めてじゃ。いかにも安そうな感じが良いなぁ。

ペリカン皮ケースの設計を見て、ガックシ  ・・・ _||   これじゃ、大切な万年筆のキャップ先端や尻軸がジッパーで擦ってしまう。

ペンケースの目的は、携帯と保護じゃが、見事に後者を裏切っている。やはり こういう設計 にしないと万年筆は守れない!

プラチナ・カーボンインクなどと比べると数段落ちるが、ファウントインディアというのも昔はずいぶんと使った。

このインクはプラスティック製のスポイド付き容器に入っているものだけと思っていたが、壜入りがあったとはな・・・

それにしても通常のインクが200円に対して550円とは恐れ入った。3倍近くもしたわけじゃな。

一般の万年筆に使用できると書いてある。プラチナ・カーボンインクは安全じゃが、ファウントインディアは多少詰まった経験がある。

インクこそ古い設計のものは危ない・・・ ま、そこが魅力で古いものを選んで使っていた万年筆青春時代もあったがな。


2006 Pelikan 001-06この頁は実はこのカタログのハイライト!こんなにキレイなイラストは初めて見た。

非常に精密に再現された画像で本物を10本分解するよりも良くわかる。

この構造がわかっていればPelikan 400のピストンを後ろにたたき出す時のピストンの位置を変えていたのにな・・・

少なくとも10本はたたき出すときに、尻軸を突き破ったワィ。

【ペン先やペン前方部を密閉する気密シールがある・・】というのは左側のカートリッジ式の万年筆のことを行っているのかな?

Pelikan 400シリーズには気密シールなんて無い。インナーキャップはあるが・・・

そして驚くべき数のペン先のバリエーション。日本市場向けにコレだけ揃えていたのに驚かされる。

この中の【ST】というのを見かけたら即ゲット!じゃよ。STとはステノグラフの略らしい。速記用じゃ。柔らかくて超極細という夢のような書き味。

当然ヌルヌルのはずはないが、よくしなり細い書き跡は病みつきになる。一度だけ調整時に手にしたが、それ以来一度もお目にかかったことは無い。
 


Posted by pelikan_1931 at 23:24│Comments(0) このエントリーをはてなブックマークに追加 mixiチェック