2023年01月21日

Lichtope と 万年筆談話室 の 2023年限定品 第一弾

@01本来は昨年末の〔年忘れ泉筆五宝展2022〕で発表&発売開始予定だった。

樹脂の色合いにこだわりすぎて再作成を繰り返したため、1ヶ月ほど生産が遅れていたのだが、本日ついに到着した。

画像の上側のブルー系の軸が万年筆談話室限定万年筆。そして下側の薄いブラウンとグレーマーブルの軸がLichtope限定万年筆。

ペン先はJOWOのスチール製ペン先(尚羽堂刻印)でEF/F/M/Bがある。

そして吸入は、どちらのモデルも回転吸入式とヴァキューマティック方式を選択できる。


@02左画像の上はヴァキューマティック方式で吸入する際の姿。

尻軸をねじって外し、インク瓶にペン先を首軸まで入れてポンプの上下を5回ほど繰り返せばインクが入る。

この方式ではペン芯後端部の管に樹脂製パイプがとりつけられている。

ヴァキューマティックのノブを押し下げてから手を離すと、ピストン弁がバネで上がり、負圧でインクが空気穴から大量に入り、ペン芯後端のパイプから胴軸内にあふれ出る。

これを何度か繰り返せば胴軸内の空間の80%程度はインクで満たされる。

下側の回転吸入式は、インク窓のすぐ上までしかピストンが下がらない仕組み。これはTWSBIなども同様の設計だ。

インク窓の部分までピストン弁を下ろす方式だと、どうしても窓の部分にピストンで圧力がかかり、割れやすくなってしまう。

そこでピストンをインク窓のすぐ上までしか下ろせない設計にしているのだろう。

そこまでしかピストンが下がらなくても吸入量は稼げる。

一度吸入した後、上下をひっくり返して尻軸を回し、胴軸内の空気を全てペン先から抜いてしまう。

その状態でインク瓶に首軸まで浸し、尻軸を吸入方向に最後まで回せばほぼ満タンで出来る。


@03はっきり言って回転吸入式の方が吸入のスピード、吸入量ともに大きく出来るので、書くのが目的の人にはお奨めだ。

一方、インクを吸入する作業を楽しんだり、懐かしんだりする人にはヴァキューマティック方式の方が好みだろう。

ここでは仮にヴァキューマティック方式と呼んでいる。ちゃんとした正式名称もあるはずなのだが・・・忘れた。

残念ながら尻軸内部の構造が回転吸入式とヴァキューマティック方式の部品取り替えなどは出来ない。

明日の萬年筆研究会【WAGNER】表定例会@浜松町でこの2種類の軸色 × 2種類の吸入方式の先行発売を行います。

尚羽堂の万年筆は、スチール製ペン先付きであっても、スリップシールと同等の働きをするインナーキャップが付いているので、非常に乾きにくい。

拙者はラメ入りインクを尚羽堂万年筆に入れて使っているが、書き出し乾燥による筆記掠れは経験したこと無い。

今回の先行販売にあたっては、スチール製ペン先ではありますが、パーソナライズ無料での販売となります。

いずれも試作段階の時よりは、格段に品質が上がっているので、びっくり!

ヴァキューマティック方式の尻軸を胴軸にねじ込む際など、かなりぎこちなかったが、完璧に直っている。

いすれにせよ、この色の組み合わせの軸はLichtopeと万年筆談話室のそれぞれのオリジナル色で、数量も限定。

価格は税込で15,000円。ぜひ表定例会会場でお試し下さい。なを動作確認用のデモンストレータ(非売品)も持ち込みます。お楽しみに!


Posted by pelikan_1931 at 22:59│Comments(0) このエントリーをはてなブックマークに追加 mixiチェック