2023年03月26日

〔【萬年筆と科學】 読解を始めるにあたって 〕アーカイブ 2006年9月

最初に読んだ時には一章を何度も読み直しながら感想文を書いたのだが、おかげで概要は頭に入っている。

前回は週に一回感想文を書くのが精一杯だったが、今回は若い読者の事も考えて、一気に連載することにする。基本は毎日投稿!

ただ、当時とは少し見る目が違うはずなので、そういうところは冒頭のコメントで補完することにする。

表紙の画像は三者鼎立というパイロットの本質を表している。

製造者、販売店、ユーザーの三者が等しく幸せで無いと上手くいかないと言うことを表している。

過去にパイロットも経営危機に瀕したことがあるが、この時にはこの三者のバランスが崩れてしまったのであろうな。

最近はメーカーがネット販売することもあるが、これって三者鼎立違反? さすがにパイロットだけはやっていないようだがな。




2006-09-22 022006-09-22 01拙者は【萬年筆と科學】の1巻から4巻までをMint状態で保持している。何年か前に贈り物としていただいたものじゃ。

そのままの状態で保持しておこうかとも思ったが、万年筆関連技術の宝庫であるこの名著を読みこなさないであの世へ行くのももったいない・・・

ということで読み始めることとした。


せっかく読書を始めるので、読書感想文を週一回ずつ連載しようと思う。

内容をそのまま紹介するのではなく、記載内容に対する拙者の意見、現在の状況との対比などを含めた【解釈記事】とする。

従って内容の転載は基本的にはしない。


80年前の渡部旭【著者】と拙者との時空を超えた対話だと考えておる。

まだ一行たりとも読んでいない。

既に読みこなした友人達からの話を総合すると、拙者が得意げに語っていることなど、80年前に既にこの本の中で語りつくされている・・・・


幾多の万年筆利用者の要望を知っている拙者は、萬年筆製造側の【神】への挑戦をしてみたいと考えている。

80年前と今との闘いは、今が勝って当然なのじゃが、読みこなした友人の予想は違う。拙者の【完敗と挫折】は明白とか。


苦しい【対話】になりそうじゃが、まずは来週よりはじめてみる。毎週金曜日に掲載する予定じゃ。一回りするのに何年もかかるかもしれない。それほど奥が深い本らしい。

どういう展開になるのか、拙者も楽しみ。けっこうタカをくくっているのじゃが・・・・はたして・・・・?

 

Posted by pelikan_1931 at 23:59│Comments(0) このエントリーをはてなブックマークに追加 mixiチェック