2011年03月25日

復刻された Kaweco Pencil だが、やはり昔の方が・・・

2011-03-25 01こちらは最近復刻されて、関西・中部のヘンタイ軍団の公式筆記具になっている?Kawecoのノック式ペンシル。芯の太さは何種類かあるが、御用達なのは2.0ミリ芯を使う左画像のモデル。

2.0ミリ芯ということで、当然ながらこまめに削りながら使う事になる。拙者も高校生の時にはペンシルホルダーを使っており、芯削りも各種集めていた。

ただ、社会人になってからは削る時間がもったいないともっぱら0.7ミリ芯(芯はFaber-Castell製を使うようになった。いろいろテストしてみた結果、Faber-Castellの0.7ミリ2B芯だけは、蛍光灯でテカりが出ないというのが理由だった。

その後、0.92ミリ芯に溺れたあと、現在では1.18ミリ芯をたまに使う程度で、ペンシルはほとんど使わない。むしろ鉛筆を削って使っている。なので2.0ミリ芯のKawecoには縁が無さそうだが、フォルムは好き!

2011-03-25 02実は拙者はKawecoに狂っていた時代があり、萬年筆、ペンシルを合わせて100本以上持っていたこともある。現在では萬年筆は無しで、ペンシルをかろうじて12〜3本持っている程度。

左画像の口が赤いペンシルには赤芯が数本内蔵されている。いわゆる色鉛筆。ただ内蔵芯の長さが2冂度なので実用に供すればすぐに無くなってしまう。1.18ミリ芯だし、色鉛筆を使う事はないので、使うとすれば黒の4B芯を入れて使うであろう。

この色鉛筆は大きさが三種類ほどあったように思う。これが上記のヘンタイ御用達ペンシルの原型と思われる。ただノック式では無く、本当の意味での回転操出式で、逆回転しても芯は引っ込まない。芯を紙に当てて押し込んで収納するしかない。

これは一番下のクリップ付きのKaweco Eliteでも同様。首軸部分を捻れば内部に2僂凌弔鮨本内蔵できるようになっている。こちらはMintで何本か持っている。ものすごく凝った作りなのだが、値段は赤首軸モデルの1/3程度。色首軸は何故かものすごく高価だった・・・

黒軸は、昔のKaweco家からブランドを買い上げた現オーナーが、Kaweco家の天井裏を見せてもらった際に発掘したもので、彼が日本に来たときにまとめて譲ってもらった。

お互い顔を知らないので、京王プラザホテルのエレベーターホールで、拙者が左手の間に4本の萬年筆を挟んで立っているという状態で待ち合わせたのだが、寝坊しやがったので拙者はその状態で30分以上立ち尽くしていた。どうみても危ない人であったろう。

今回のチャリティ・ミニペントレで、これらの一部を供出しようと考えている。
  

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2010年07月11日

17歳の女子高校生からの捜索願

7月10日(土)に悪魔の館で、ステッドラーのシャープペンを捜索中の女子高校生に遭遇。
ぜひ見つけたいとのことで、blogで捜索願いを出す事にした。 
 発見! 詳しくはコメントを・・・  続きを読む
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2009年08月06日

【花子】 と 小さなペンシル・・・タッカウェイ

2009-08-06 012009-08-06 02 月曜日は休暇、火曜日は直行直帰で、ひさしぶりに会社に行ったら、「クロ(仮名)」に妹が出来ていた。名前は「花子(実名)」じゃ。

 「クロ(仮名)」はペットショップで目が合って購入したらしいが、「花子(実名)」は近所のブリーダーさんから譲っていただいたとか。

 「クロ(仮名)」は興味津々で近づいていくのだが、触れようとすると、「花子(実名)」が飛びかかって追い回している。体は小さいが気は強い女子!

 器量は・・・あまり良くないが、小さいと言うことだけで皆からかわいがられている。また排泄のしつけも出来ているので評判は急上昇。いつまでも糞尿をまき散らしている「クロ(仮名)」は人気急落の危機じゃ!

2009-08-06 032009-08-06 042009-08-06 05 「クロ(仮名)」に犬としての【犬格】を身につけてもらおうとして、「花子(実名)」を刺客(ライバル)として送り込んだようだが、刺客の方が人気が出てしまった・・・

 とはいえ「花子(実名)」の方も、「クロ(仮名)」を真似て同じような動きをしたり、お客様に吠えたりしはじめた。自分がやっていないことを兄がやっているのを見ると真似をする・・・というのは人間の兄妹と同じじゃな。

 「クロ(仮名)」は初吠えするまでに、ずいぶんと時間がかかったが「花子(実名)」は3日目にして、お掃除のオジサンに吠えかかった。犬好きなのに2匹のチワワに吠えまくられるオジサンが少しかわいそう・・・。

2009-08-06 06 いずれにせよ、チワワは小さい!とうことで、小さいつながりでSheafferのペンシル(上から2本)。一番上のモデルの名称は知らないが、真ん中はTuckaway(タッカウェイ)じゃ。全長で10僂曚匹靴ない可愛らしいペンシル。

 この大きさが絶妙で、以前は仕事用に30本ほど保持していたし、今でも5〜6本はMint品を持っている。

 萬年筆やボールペンは長い軸のものが好きだが、ペンシルに関してだけは10冂度が使いやすい。鉛筆なら14冂度が最高!

 上のペンシル(紅縞)に関しては、今までに同じモデルを何本か入手したが、その全てに名前(頭文字)が刻印されていた。女性の実名が刻印された中古品には妄想をかき立てられるが、頭文字だけというのは興ざめ・・・今回初めて軸中央の金属部分に刻印のないものが入手できた。

 芯はユーロボックスで販売している0.92个4Bを装填している。筆圧をさほどかけなくても濃い筆跡を残してくれる。筆圧の低い拙者にとっては夢のような芯と言えよう。  
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2009年08月01日

【うらじゃ】の日に帰省

2009-08-01 05

 本日9:00ごろ岡山空港にJALで到着。明日実施予定の、高校2年生の同窓会に出るための里帰り。

 この2年F組のクラスは、理系、文系、芸術系の混合クラス。唯一の共通点は音楽、書道、美術の芸術選択科目で美術を選択した生徒が集まった事。拙者のように音痴で字が下手な者は美術以外選択肢が無かったわけだが、ちゃんと字の上手な人もいたし、母校の美術の先生になった人もいる。

 拙者が部長をしていた写真部員も4人いたが、明日はそのうちの3人と、別のクラスから写真部員が一人参加するらしい。実は午前中は昭和46年卒の同期会、午後は2年F組の同窓会じゃ。残念ながら午前中は墓掃除で参加できないので後者だけの参加となる。

 岡山空港に着いたときには雨は降っていなかったが、市内に下っていく途中で左上画像のようなドシャ降り状態になった。このなかでも自転車に乗っている人が多いのはさすが岡山。自転車屋もいたるところにある。

2009-08-01 04

 岡山駅のうどん屋で、【温卵野菜うどん】を食した。味はどうってことはないが、ネギ、天カス(関東では揚げ玉?)としょうがはとり放題。

 とりあえず腹を満たしてから10時開店の高島屋のルイ・ヴィトンで小銭入れを購入。初期TAKUYAの小銭入れを2〜3日前に紛失したため、小銭を裸で持ち運んでいたが、あまりの不便さに負けた・・・

 キーホルダーと同じ素材で・・・とお願いしたが、製造していないということで、ほかのものをいろいろ見せてもらった。最終的に2つに絞ったのだが、【この形状でこちらの素材のやつはないの?】と聞いたら、【生憎こちらは既に廃番なので・・・】。その【廃番】という言葉に反応して選択は決着した。

2009-08-01 07

 岡山駅からバスに乗って430円区間。終点で降りた。その時には既に雨は上がっていた。さすが【晴れの国】じゃ。

 この左側の建物には亡くなった父が良く遊びに来ていた。人付き合いが得意ではなかった父は、退職してから趣味だった畑仕事に熱中していた。朝早くから畑に出ていたが、夏場は暑くなるとクーラーのきいたこの施設で新聞や雑誌を読んでから家に戻り、昼ごはんを食べてから昼寝し、日差しが弱くなってから20:30くらいまで畑仕事をしていた。

 多少のボケと低血糖で、何度も記憶を失ってからは、母から外出禁止令を出され、家にこもっていたが、いよいよボケてからは、夜、ネクタイを締めてから近所を徘徊していたらしい。

 萬年筆の仲間と出会わなかったら、父と同じく人付き合いが大好物ではない拙者は、同じような老後を歩むかもしれなかった。まずは萬年筆仲間に感謝じゃ。

2009-08-01 06

 拙者がちと驚いたのが、左の画像。8月1日の段階で稲の生育はこの程度だったかな?これじゃ田植え時期とあまり変わらないのでは?

 もっと生育していたような記憶もあるが、幼少時は稲の事などまったく興味が無かったので記憶に残っていない。

 そういえば本日と明日は、岡山のおまつり【うらじゃ 2009】。駅ではアジャコングのような顔面ペイントと紅夜叉の特攻服を合体させたような子供たちがうじゃうじゃと雨宿りしていた。

 【うらじゃ】なんて昔は無かったが・・・と調べてみたら1994年から始まったらしい。なんとなく【よさこいソーラン祭り】とイメージがダブルが、メイクは【うらじゃ】のほうが派手!

2009-08-01 08 先ほどまであんなに雨が降っていたはずなのに、稲田から流れる水は皆無。田が乾いていたのかな?先日の中国地方を襲った豪雨の影響は受けなかったのかな?

 実家の敷地は蝉しぐれで耳が痛いほど。大学受験勉強をしていた夏休みの朝は、蝉の声がうるさくて外に飛び出して木をゆすって蝉を追い払っていたのを思い出した。

 どうやら昔から気が散りやすい人間であったようじゃ。それが晩年になって萬年筆を集める際の行動様式にまで影響しているらしいな。

 一貫性も整合性も無く、欲望のおもむくままに集めてしまう。それを律するものは・・・予算のみ。ああ嘆かわしくも楽しいこの性格は、ひょっとするとうるさい蝉が育んでくれたのかもしれない?

2009-08-01 03 JALの機内からもらってきた機内誌を見ていて、この写真から目が離せなくなった。作家の浅田次郎氏が、初めてインドへ旅した時の短文。写真は名取和久氏。

 ゆがんだ考えを持つ拙者は、最高の傑作映画は【題名だけで全てのストーリーを想像できること】、最高の傑作写真は【一瞬を切り取っただけで時間の前後10年間、その地点の周囲10kmが想像できること】と定義していた。フィクションである映画には、あまり思い入れは無いし、ほとんど見ない。最後に見た映画は【アラビアのロレンス】と【バニシングポイント】の二本立て。大学1年生の時に里帰りした岡山で見た。

 そして見たことは無いが、拙者が映画の最高傑作と絶賛するのが、山本晋也監督の【未亡人下宿】。主演が五月みどりとくれば、題名だけでストーリーを全て想像できる。まさに映画の最高傑作の定義にぴったり!

 そしてこの写真。中学を卒業するまでは写真家になるのが夢だった。そのころから何万枚もの写真を見てきたが、これほど惹きつけられた写真は初めて!

 主役は右側の女の子であろう。恥ずかしいような、晴れがましいような、微妙な微笑みとしぐさ。そして2人の足の指の傷痕・・・

 この少女の前5年間、後5年間を想像させてくれ、この地方の周囲10kmの生活ぶりを想像させてくれる。【私はもう子供じゃないわ・・・】とでも言いたげにおなかを少し前に出して気取っている左の女の子のしぐさも良い。この写真を入手するためにJALに乗っても良いほどですぞ。

 本当にラッキーだった!8月にJALに乗るのはこのタイミングだけ。今回の帰りはANA利用、そしてお盆のWAGNER中国地区大会参加時も往復ANAで予約していたのじゃ。しかも8月1日ということで、機内誌も新品!こういう運もあって、ますますこの写真に惚れてしまった!

2009-08-01 02 同じ機内誌にドイツ・ベルリンの建築物の訪問記も出ていた。そこには文房具のセレクトショップの紹介もあった。そしてここで紹介されていたのがカヴェコの萬年筆。

 これは近年に復刻されたブランド。拙者はその新オーナーと日本で会った事がある。以前カヴェコ関連のグッズを集めていた際、ドイツ人から古いディスプレイを落札した。まだPayPalなどが無い時代なのでどうやって支払うか相談したところ、1週間後に日本を訪問し大阪のダイヤモンドやユーロボックスに寄るので、その時に現金(日本円)で支払ってくれ!ということだった。

 目印として【お互い左手の指の間に4本の萬年筆を挟んで】京王プラザホテルのエレベーターホールで落ち合おうということになった。その結果、独逸人らしい風体の男がエレベーターから降りるたびに、左手に4本の萬年筆をかざして微笑みかける・・・という恥ずかしい行為を15分間にわたってやっちまった。

 ちなみに彼は手ぶらであらわれて、当然、すぐに拙者を見つけて近づいてきた。これが独逸合理主義かもしれない。

2009-08-01 01 その時に彼に見せられて追加で購入したのが左のペンシル。色違いで各10本ずつくらいある。

 彼の言い値は一本1万円。合計で20万円ということであったが、日本製の蒔絵と物々交換したので財布に影響は無かった。

 拙者は蒔絵とインキ止め式にはまったく興味が無いので、その両方を兼ね備えていた萬年筆と、恋焦がれたカヴェコのペンシルの交換は願ったりかなったり。先方もそうであったろう。これがペントレーディングのあるべき姿かもしれない。

 芯の色は首の部分のカラーと同じ。この場合は黄緑色。この鉛筆型のシンプルなペンシルを眺めていると、少し寂しくなる。こういうのが木軸で作れたらすばらしいのに・・・残念ながら1.18个凌弔鮖箸Ε撻鵐轡詆品はキット販売していないので、これは夢でしかないがな・・・

  
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2009年07月23日

最近仕事で持ち歩いている筆記具

2009-07-23 01 筆記具はスーツの胸ポケットに挿して行動するのが常だったし、基本的には手ぶらで通勤するので、常時携帯する筆記具はせいぜい2〜3本だった。

 ところが最近、数種類の色や線幅の筆記具が必要となる機会が増えたので、ひさしぶりにペンケースに登場願った。

 TAKUYAのペンケースに入れているのは、Stylo Art 軽井沢製でカランダッシュのレフィルを使うアルコバールの黒檀(黒)とサティーネ(赤)。黒檀軸には黒のBを、サティーネには赤のMを入れている。

 萬年筆は2本。一本は初期のPelikan #600の18C-BBで、もちろん金一色の淫らなニブ。横線を高速で走らせる際のピーピーというペン鳴りがたまらなく好きじゃ!もう一本はPilot 823のEF付き。先日紹介した方法でMontblancのボルドーを軸一杯に吸入してある。インクフローを良くしてあるので、木目の細かい紙に書くと夢のような筆記感で小さな字が書ける。

 この極太の黒と極細のボルドーという組み合わせが目下のベスト。もっとも#600の方はイタズラ書きには使っても、仕事としての用途はない・・・

2009-07-23 02 もっともよく使うのはこの2本で、仕事先ではペンケースから出して、Stylo Art 軽井沢のペンレスト【座・WAGNER】に載せて使っている。

 常に先端部を出しているので、こうしておくと実に便利。この【座・WAGNER】はカバンやポケットに入れて常に持ち運んでいる。

 筆記後は常にこの上に並べる習慣になったので、書類の山の中から該当のペンを捜さなくても良くなった。効率化はやはり人間系の工夫も必要じゃな。


2009-07-23 03 こちらは象革製のMontblancペンケースに収納したPelikan K350とD350。どちらもクリップは外してある。

 D350は0.7个離侫 璽弌璽ステル製2B芯を入れている。この芯はほとんど無反射で目がチカチカする事がないので30年以上愛用している。萬年筆よりは利用歴が長い。

 K350にはLamy製の4色ペン用のレフィルの赤を入れている。カランダッシュとくらべて暗い感じの赤なので、同じ赤色であっても使い分けられるのがよい。

 なをクリップを外したのは、このペンケースとの相性から。クリップで固定すると抜くのが大変なのじゃ。K350やD350がやっと入る程度の細いペンケースなのでクリップは邪魔者であった・・・。

2009-07-23 04 最後はスーツの胸ポケットに挿している0.92仗弔DELTA ポンペイのペンシル。ユーロボックスの4B芯を入れているので、低い筆圧でもねっとりとした筆記感があるのがなんとも心地良い。

 実はほぼ日手帳に挿して使っている萬年筆もあるのだが、そちらは注文している萬年筆が出来上がれば退役する予定なのでここでは紹介しない。

 現在インクを入れている萬年筆は4本のみ。夏場は毎年本数が減る・・・。先日の九州大会で、インクを入れたままの萬年筆を貨物室に預かってもらって往復したら、壮大なインク漏れがあった。客室と貨物室では気圧が違うのかな?ともあれ飛行機での移動が多くなるシーズンを迎え、一時的に本数を減らしてみた・・・が、すぐにあれもこれもと引っ張り出してしまうんだろうなぁ・・・  
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2009年07月18日

最近集まってきた物たち

2009-07-18 01 最近鉛筆に関係するものが立て続けに手に入ったので紹介しよう。

 一番上は、北ペン倶楽部の友人から送られてきた鉛筆ホルダー。独自で革を縫って作ったとか。実に握りやすい。

 拙者は鉛筆で書くときも寝かせて書く癖があり、幼少の頃からよく芯を折っていた。そのせいか極端に低筆圧で書くようになり、それが字が下手になった原因だと断罪している・・・

 この革のホルダーはアルミのホルダーに被せてあるだけなので、簡単にスライドさせられる。従って後ろに重心があるのが好きな拙者は3僂曚標紊蹐砲困蕕擦道箸辰討い襦こういう細かい芸当が出来るのが手作りの良いところじゃ。Tしゃん、ありがとう!

 上から2つめは、地方遠征の際に筆記具売り場で購入したUNIのホルダー。これは木軸なのが気に入って購入した。かなりキャップが重いので、ほぼ重さだけで筆記できる。ただ鉛筆を立てて書く人には向いていないかも知れない。取り回しが重すぎるかも?

 この2本には、UNIの鉛筆を入れて使っている。小学校高学年の時に初めて削ったHi-UNIの削り心地には驚嘆したものだが、このUNIはそれと比べると今一歩の削り心地。

 もっとも当時は切り出しナイフで1日に100本以上の鉛筆を削っていたが、今回は40年ぶりに鉛筆を削った・・・しかもOLFAの大型カッターで・・・という差はあるかも知れない。当時の拙者は鉛筆削りが神のように上手で、クラスのほとんどの人の鉛筆を削っていた。思えばこれがペンクリ人生の予兆だったのかも・・・。それにしても削りがずいぶんと下手になったものじゃなぁ。

 一番下のは連れ合いが英国土産で買ってきた鉛筆。木の質も芯の質も問題にならないが、この太さは良い!消しゴム部分が無ければバランスも最高によさそう。一本1000円でもいいから、良い質の木と良い芯(4B)で作って欲しいなぁ。100本くらいは買うなぁ。

2009-07-18 02 こちらは九州地区大会でBromfieldしゃんからGetしたWaterman。婚活が始まった時から狙っていたが、首尾良く入手できた。

2009-07-18 032009-07-18 04 実は、このペン芯が欲しかったのじゃ。このペン芯は構造はル・マン200やジェントルマンに似ているが、ペン先の穴の形状に合わせて、ペン芯に凸の部分がある。これがどうなっているのか知りたかったのだがついにその構造がわかったのは成果だった。

 ペン先の根元にはペンポイントの太さを示す刻印がある。ペン芯にもLの刻印があるので、同じ刻印のあるペン芯とペン先をセットして首軸に突っ込む・・・という単純作業をアジアの国に委託しているのかも知れない。

 多少スリットを開いたが、この萬年筆の書き味たるや、【淫らな書き味】の14C-Mが道をあけて土下座するほどすごい!大正解であった。

2009-07-18 05 その土下座したお仲間がこれ! Pelikan #600の18C金一色の【淫らな書き味】のニブ。しかもペン先の太さはBB。ここ5年くらい見かけなかったが、ひさかたぶりに遭遇、即ゲット!

2009-07-18 062009-07-18 07 ペン先とペン芯の位置関係を見直し、スリットを開き、スイートスポットを作って紙の上を滑らせてみる。

 ピーピーというすごいペン鳴り。お、いいぞ!いくらぬらぬらでも、硬いペン先ではペン鳴りは発生しない。この状態から金磨き布などでペンポイントをバフかけすれば、ペン鳴りが少なくなり、それに従ってまるやかで上品な書き味になる。

 青竜刀の迫力ならWatermanのL、フェンシングの剣のしなやかさならPelikanの18C金一色BB【淫ら姫】。拙者はどちらかと言えば青竜刀が好きじゃ!  
Posted by pelikan_1931 at 08:15Comments(24) このエントリーをはてなブックマークに追加 mixiチェック

2009年07月05日

戦利品の一部を紹介 ・・・ 萬年筆研究会【WAGNER】 裏定例会 in 松本にて

 昨日の 萬年筆研究会【WAGNER】 裏定例会 in 松本 は、微妙な大会であった。裏定例会ということだが、いったいどこの裏なのか?事務局側としては、東京地区の裏定例会を、細々と長野でやる!というくらいの感覚であったが、集計してみると・・・

愛知県:6人
三重県:1人  この2県は中部地区大会のメンバー

東京都:3人
群馬県:1人
埼玉県:1人  この3県は関東地区大会のメンバー(東京/大宮)

大阪府:1人
奈良県:1人
兵庫県:1人  この3県は関西地区大会のメンバー

長野県:1人  地元!

 ということで、今回の松本での裏定例会は、中部地区大会のという定義となった!

 ペンクリ要望もそれほど多くなかったので、途中で4班に分かれて【萬年筆の山田】を訪問した。(住所:松本市中央2-5-11  電話:32-2931)。今回の戦勝品報告は、まずはここでGetした物を紹介する。

2009-07-05 01 こちらは、先代の倉庫から出土した国産のペンシルということだった。赤のスケルトンは1.15仗弔嚢軸は0.9个凌弔標準となっているが、赤軸に1.18弌黒軸に0.92个鯑れても問題なく使える。拙者はどちらにもユーロボックスで販売している4Bの芯を入れて使い始めた。

 この2本を見た時、これはエバーシャープ・スカイラインのペンシルの真似だなと感じた。メーカーは【ASTER】となっており、黒軸にはJISマークも刻印されている。

2009-07-05 02 比較の為にEversharp Skylineとセットで売られていたペンシルを紹介しよう。クリップの形状はよく似ている。ただ仕組みは似ているようで微妙に違い、ちゃんと特許はクリアーしていると思われる。

 拙者はEversharpのこのペンシルが大好きなので、ASTERのペンシルも一目で気に入ってしまった。赤軸の方は、スペアの芯を入れるのに、一捻り工夫がいるところもマニアックで好き!何人かの会員がこれらを購入したようじゃ。

2009-07-05 03 同じく萬年筆の山田で入手したのが、Pilot Custm 742のコースニブ付き。紡錘形の形状は実にバランスが良く美しい。まったくの定番品であるが、コースニブ付きが地方の万年筆店にあるというのが嬉しい!栃木の寺内万年筆病院でセーラー・プロフィットのZoomニブ付きを入手した時にも速攻で購入したが、今回もそれにならった!

2009-07-05 04 山田さんによると、国産萬年筆はペン先調整をしなくても書き味に問題があることはほとんど無い。以前舶来萬年筆を扱っていたときにはペン先調整は必須だった。いまではオリジナル萬年筆【螺鈿を使った手作品など:複雑な細工物は25万円以上】以外に調整は行っていない・・・などと話されていた。

 昭和14年生まれの70歳。腕も気力もますます充実しているようじゃった。

2009-07-05 052009-07-05 06 いままで気づかなかったのが不思議だが、パイロットでは【C】に特太という呼び方をしているらしい。拙者の研ぎはいっさい入っていないが、インクフロー向上のため、多少スリットを開いてある。

 Bが太字、BBが極太、そしてCが特太ということかな?この太さをコースと呼んでいるのは現在ではパイロットだけだと思われる。海外を含めた他社製萬年筆で【COARSE】と呼んでるのは無いと思う。

 古い製品のCOARSEニブについては、2007年4月7日の記事2006年2月27日の記事を参考にされたし。

2009-07-05 07 過去のCOARSEニブは、かなり急な傾斜で研がれていたが、左画像のように、最近のCOARSEの研ぎはずいぶんと滑らかになってきている。これならばペン先の研ぎに合わせて持ち方を変える必要はなさそうじゃ。

 メーカーもユーザの細かいニーズに合わせて少しずつ改良を施している。もっともクレームをメーカーに言う人の言葉だけではなく、萬年筆愛好家の意見をもっともっと聞いた方が、売れる萬年筆を狙うのならずっと良いと考える。意見はたくさん集めた方が方向性を間違わないものじゃ。

2009-07-05 08 最後はクロスのボールペン。これは新品箱入りが会場のミニ・ペントレで安く販売されていた。新品箱付だがあまりに安い。十分に細部を確認したが、14金鍍金のボールペンに間違いはない。

 1970年代後半のサラリーマン社会では、この14金鍍金のクロス・ボールペンが出来る男の証のように言われていた。表彰の副賞とか、昇進祝いには14金鍍金のクロス製ボールペンとペンシル(0.92弌砲離札奪箸鯊るのが無難だった。

 純銀製も同じ値段だったが、金色の方がはるかにステイタスは高いと皆が思っていた時代。拙者も何セットかもらったが、会社のロゴマークがクリップに貼り付けてあるのがイヤで、自分で購入していた。そのうち、金鍍金よりも純銀製の方が滑らないということに気付き文房具屋をうろつくようになり、それが後年、萬年筆に目覚めるきっかけとなった・・・

 そのクロスの14金貼のボールペンに出会ったら購入しないわけにはいくまい。拙者が自腹で伊東屋で購入したときの値段は一本15,000円だった。今回購入した値段は・・・1,500円!なんと10%の価格で入手できた!(現行品は税込みで12,600円)  
Posted by pelikan_1931 at 13:33Comments(10) このエントリーをはてなブックマークに追加 mixiチェック

2009年05月04日

現在拙者が利用しているPencilは?

 拙者は現在、使用中の筆記具を全て【Stylo Art 軽井沢】の【万年筆愛好家のためのペン立て】2個に立てて保管している。もうすぐ3個を合体させた【(仮称)ペトリオット】が届くはずだが、そうなれば常用筆記具もそれに従って増える・・・わけではない。

 ”ペン立て調整中萬年筆立て”が【万年筆愛好家のためのペン立て】の用途なのじゃが、現在は調整中の萬年筆を立てるスペースがない。早くペトリオットが来ないかな?

 インクを入れて使用中の萬年筆は9本。ペリカン:2本、パイロット:2本、プラチナ/中屋:3本、セーラー:1本、Visconti:1本。プラチナ/中屋には WAGNER 2008 が含まれている。

 インクはブラック系:4本、ブルー系:3本、ボルドーとカーキ(インク工房)が各1本。黒と青にはVintageインクも各一本ずつ含まれている。

2009-05-04 01  ボールペンとペンシルは(高級ラインに限れば)7本を常用している。ボールペンは黒インク:2本、赤インク:2本で、赤のうちの1本はParkerのGELインク。

 そしてペンシルとして使っているのが左画像の3本じゃ。元々が高級ボールペンコレクターであった拙者は、ボールペンの選択に関しては萬年筆よりもはるかに書き味にこだわり、徹底的に選別しているが、ペンシルに関しては思い入れは無い。たまたまこれらが選ばれていただけ・・・と思っていたのだが、そうでもなかった。


2009-05-04 02 このデルタのポンペイに関しては、2008年10月5日の記事
で本国送りになると書いた。2ヶ月ほど前に手元に戻ったのだが、またく直っていなかった!治療費も渡欧費も無しだったので文句をいうのも何だが、トホホである。

 もう一度伊太利亜くんだりまで旅をさせるのはかわいそうなので、バスコークをシリンダーに薄く塗って押し込んだ。これで消しゴムは使えないし、スペアの芯も入れられなくなったが、机上でしか使わないので問題はない。

 0.9仗弔覆里如以前フルハルターで販売した6B芯を入れて使っている。PIXだと折れて使えないとのことだが、回転繰り出し式のポンペイであれば問題ない。筆圧をかけないでも黒い文字がどんどんと綴られていく。この筆記感は素晴らしい。芯は数本もらっただけなので大切に使わなければな・・・

2009-05-04 03 こちらはOSMIAのペンシル。1.18个凌弔鮖箸Αこちらは2005年の8月27日の記事で紹介した。結構長い間拙者といっしょに過ごしていることになる。実は萬年筆とセットで独逸から購入したのだが、萬年筆だけお嫁に行ったのであろう。

 書き終わったあとで先端部をつまんで胴体を左に回しても、芯は後退しない。紙に当てて芯を押し込む必要がある。この最後の動作が実に気持ちいいので、ついコレを手にとってしまう。芯は1.18个覆里如▲罅璽蹈椒奪スで販売している4B芯を選択した。この芯は丈夫でけっして折れないので、強い筆圧でメモするような時に使っている。これも自宅専用。ためにひまし油を塗って磨いている。

2009-05-04 04  最後はPelikanのD350。こちらは2009年1月22日の記事でK350とともに紹介した。このときは、Montblancのあざらし革のペンケースを見せびらかすのが目的だったが、既にこのケースは引退した。従って最近ではお茶をひいている事が多い。

 ペンシルは芯の片減りを防ぐため、(拙者には)回しながら筆記する癖がついているので、なんともクリップがじゃま・・・そうか!クリップを外せばいいんだ!そうすればボールペンと間違う事もないし。

 ということでクリップを外してみた。多少不細工だが実用価値は格段に上がった。短いペンシルを使う際、どうしてもキャップがじゃまだったのだが、コレで一気に問題が解決した。

 あとは何に使うかを考えるだけ・・・1.18弌0.92个中心なので.7仗弔僚佝屬呂曚箸鵑斌気ぁ2燭考えてあげなくては・・・。

 ペンシルを持ち歩くにはやはりケースが必要・・・そうじゃ!ミニ檸檬収納用にデビュー直後のTAKUYAしゃんが作ったケースを首から吊して、その中に収納しては?

 大成功じゃ! クリップが無いので取り出しやすい! これで使い道が出来た!

  
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2009年04月02日

木曜日の思いつき評価 【 ペンシル・ナイフ 】

 【インキと科學】は、前回で終了とする。次の章以降は、かなり専門的な内容となり、あまり面白くない。ということは転記するに等しいことになり、拙者の付加価値がないので紹介する意味を見いだせないのじゃ。

 本日以降、木曜日は【思いつき評価】と称する雑文を書いていくことにする。

2009-04-02 02 拙者のコレクションは一時期は、かなりVintageに偏っていたが、現在ではVintageはほとんど持っていない。昔の方が素晴らしかった・・・のはペン先だけで、その他の全ての部分は現行品に近いほど精度も品質も高い。一般的にはじゃが。

 拙者は不完全な物を身の回りに置いておくのが嫌いなので、どうしてもVintageは好きになれない。(爺のくせに)爺臭い物よりモダンな物が好き!従って拙者が所持している、最も古い筆記具が、このPencil-Knife(ペンシル・ナイフ)じゃ。

 1946年に、ある企業で(社内)資格を取得した人に贈られた記念品なのであろう。実は、薬局の販促用の刻印が彫られた同じモデルもいくつか入手したこともある。

 一時期コンボ萬年筆を集めた時期があった。ライターとペンシル、萬年筆とペンシルのコンボとともに、ペンシルとナイフというのもコンボの定番だった・・・。なぜか心惹かれるコンボ物。実は今でも大好きじゃ!

2009-04-02 03 ナイフを使うときには左画像のように刃を広げる。いったいどういう時に使うのかはいまだに謎。鉛筆を削るのは本末転倒だし、それほど切れ味も良くない。せいぜい封を切るくらいしか使えないと思われる。

 見てわかるように、Mint物。拙者より年上のペンシルが未使用で出てくるのが米国市場の奥深さ。変わった物なら米国のオークションが面白い。

2009-04-02 04 消しゴムもまったく使用されていない。この消しゴム部分を引き抜くと中に替え芯を入れられる。

 芯は1.18个撚鹽招出式。けっこうしっかりしたホールド感と適度な重さが気持ちよい。購入当時は10ドルもしなかったが、Montblancの限定品ペンシルを凌ぐ書き心地だったと記憶している。

 日本に粗悪品しかない戦後の動乱期に、ここまでの品質の物を安く提供できた米国はやはり侮れない。拙者が持っているペンシルで、こいつ以上に拙者の心を揺さぶるのは、書斎館が10本限定で作ったペンテル・ケリーの純銀軸しかない・・・。あれもたまには掃除してあげなくてはな・・・

ナイフと言えば・・・



2009-04-02 @05 こちらも侮れない。【Stylo Art 軽井沢】のカッターナイフ。

 写真で見たときには、いったいどうやって刃を替えるのだろう?と疑問に思ったが、実物が到着して気付いた。木ねじを外してストッパーを移動させるのじゃ!一見めんどうそうだが、考えてみれば刃を替えるのは数ヶ月に一度。拙者の場合は数年に一度程度。ならたまには木ねじでゆっくり外すのも良いか・・・となる。

 比較的時間がゆっくりと流れている?地域の発想じゃわい!と感心した。そして・・・この素材は、かなり速くエージング出来そう。艶々に輝くカッターの軸に育てることが簡単に出来そう。直接つやふきんで擦るよりも、ひまし油などの油を塗ってから擦った方が面白そうじゃ。さっそく試してみよう。結果報告をお楽しみに!

  
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2009年01月22日

現在日常使用しているボールペン

2009-01-22 01 火曜日の質問コーナーに、拙者が日常使用している萬年筆とその他筆記具のセットは、M350の3本セットとWall Streetの2本セットと書いたが、既に変わってしまっている。

 基本的に萬年筆はスーツに入れて持ち歩かないことにした。必要な場所にはそれなりの本数を予め置いておくし、鞄の中にも4本入りのケースを入れておくことにした。冬場の萬年筆はインク漏れの危険が多いので・・・・

 昨日、社会人相手の講義をしていたら、ある会社の部長さんが休憩時間に萬年筆を必死にティッシュで拭っていた。

 【ほほう、インク漏れですな?おお、萬年筆はダンヒル。それはPilotが作った物ですぞ。コンバータ内のインク量が少なくなっての空気膨張でしょう。インクを吸入すれば直りますが、キャップ内にインクが残っていると、それがインクを吸い出すことがあるので、まずは首軸ではなく、キャップ内を清掃しなされ】とアドバイスした。一瞥しただけでそこまで指摘されると・・・普通は引いてしまうが、喜んで掃除していたのでかなりの愛好家であろう。

 胸ポケットに挿しているのはWall Street。レフィルはパーカーのGELインクの赤。最初は滑らかな書き味で気に入っていたのだが、最近ではこの書き味が軽薄に思えてきた。早晩油性インクに戻りそうな予感がする。

 今までは緑縞を使っていたのだが、捻るとガチャガチャと音をたてるのが気に入らなかった。ところがWall Streetはまったく音をたてないでスゥ〜と先が出る。

2009-01-22 02 ガチャガチャの方を分解してみて原因がわかった。左の図で右下にある部品の出来が悪いのがガチャガチャの原因。これを交換すれば問題ないことがわかった。長い間Pelikanのボールペンの作りに悪い印象を持っていたが、誤解であった。

 最近Wall Street は大量にオークション市場に流れてきている。縁起が悪いからかも知れないが、このグレーの色合いが好きで、長い間欲しがっていたので速攻で萬年筆とのセットを入手した。欲しかったのはボールペンだったのだが、単体ではほとんど出てこないので、セットで買って萬年筆はペントレまでお蔵入り。

2009-01-22 032009-01-22 04 M350の3本セットも萬年筆をはずしたことにより2本セットになった。こちらもMontblancのあざらし革のケースに入れた。3本用と2本用の二種類のケースを手に入れていたのでな。

 この
アザラシ革は非常に薄いので持ち運びに便利。スーツの左下ポケットに入れている。ペンシルはクリップを立て、ボールペンはクリップを寝かせ、多少浅めにケースに入れている。

2009-01-22 05 深々と奥まで挿して、しかも両方ともキャップを建てると、どちらがペンシルかわからなくなる上、非常に抜き出しにくい。当初はこの状態で使っていたが、講義に遅刻して参加する人がいる場合などは、ペンシルを抜き出すのに時間がかかってイライラしてしまう。イライラすると講義が抗議に近いものになり、お互いに不幸せなので、出しやすい状態に変更した。

2009-01-22 06 中身はM350のペンシルとボールペン。ペンシルの芯は0.7个覆里如▲侫 璽弌璽ステルの2B芯を使っている。これは光の反射がほとんど無いので非常に見やすく、昔から愛用している。これで3Bや4Bがあれば言うことはないのだがな。

 軸が長いペンシルはどうしても後よりを持つので、芯が折れやすい。その点、M350はそもそも後が持てないので、いまのところ快調!今週は、まだ2回しか折れを経験していない。

2009-01-22 07 ボールペンは短い芯を使うので、LAMYの赤を使っている。この色は実に発色が良い。油性ボールペンなので書き出しは掠れるが、それも愛嬌。年を取るとかなり寛容になってくるものじゃ。人にも、物にもな。

  
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2008年12月27日

2008年12月27日現在使用しているボールペンとペンシル

2008-12-27 久しぶりに萬年筆以外の筆記具で何を使っているのか記録に残してみよう。

 右から順番に説明すると・・・

 1:Waterman ル・マン100 オペラ ボールペン
   インクは純正ブラックのMediumで面白いことにMADE IN USAと書かれている。インクだけ米国製なのかな?それとも相当に古いレフィルのまま使っているのか?

 真っ黒で粘り着くような書き味が好きで、最も使用頻度が高い。大好きなチェイス柄で重量もあり、筆圧の低い拙者にはありがたい。数年前にカメラのレンズと交換で入手。それ以来ずっと愛用している。


 2:Dupont クラシック・バーメイル ボールペン 
(純正・黒の中字)
   2007年3月10日の記事で入手の経緯を紹介した物。これはスーツで買い物に行くときの装着する。いわゆるクレジットカードのサイン専用。インクがスルスルと滑るように書けるので速記には便利。本当はインクだけならカランダッシュの方が良いのだが、軸のデザインが一般受けしないのでDupontを使っている。人並み以上に見栄っ張りなので・・・

   先月11月22日(良い夫婦の日)に心ならずも(半端ではなく)大活躍させられたところじゃ。日頃の報いかも・・・


 3:Parker 75 レッドラッカー ボールペン 
(赤のGELインク)
   Parkerの漆製品には純正漆ラッカーの二種類がある。どうやらラッカーは工業用漆のことらしい。いずれにせよ金属軸に塗った漆は剥がれやすく、純正漆であってもかなり剥がれている物に出会う。

   これは何かのオークションのついでに入手した物。軸は擦り傷だらけだが、日常使用に無傷物は恥ずかしい。ある程度使い古した感じが粋・・・と教えられた。油性の純正赤インクを使っていたが、GELインクの赤を入手してからはそちらを入れて毎日携帯している。


 4:Pelikan M800 ボールペン 
(赤のパーカー製GELインク)
   これは先日、12月24日の記事で紹介した物。その後入手した【THE PEN】によればパーカーのGELインキ・レフィルのが掲載されていたので安心。

   こちらは携帯はせず、もっぱら自宅の机の上で使っている。この状態での筆記角度にスイートスポットがあるようで、非常に気持ちよく書ける。いっぽうで携帯するには重いのと、クリップの内側に洋服のほつれた糸が引っ掛かって困ることがあるので自宅に軟禁している。
   


2008-12-27 02   5:Pelikan D350 ペンシル (Faber-Castell製0.7 2B芯)
   これはバーメイルキャップのM350とセットのペンシル。今はペンシルだけだが、近々M350とK350が海外から届き、左のアザラシ革のMontblanc純正ペンケースに収まる予定。2本差しにはペンシルとボールペンをいれる。問題はボールペンに何色を入れるかじゃ。これは物が届いてから悩むことにする。

 ちなみに、このペンケースは先日の裏定例会兼忘年会でいくつか販売された。松江のパピロ21の倉庫に眠っていた物が発掘され、それをたまたま訪問した東京在住のWAGNER会員がまとめて購入し、購入時の価格で販売したもの。

 1950年代のNo.342くらいの大きさまでしか入らない。60年代の二桁番の萬年筆は入りそうにもない。もし純正のMontblanc製萬年筆をターゲットにしていたとすれば、1950年代製ということになるが・・・果たして?



 6:Sheaffer インペリアル・ソボリン ペンシル 
(ユーロボックス製0.94B芯)
   悪魔の館で0.9个4B芯を販売開始したと聞いて、コレクションから引っ張り出してきたペンシル。今まではたまにしか使用しなかったが、来年からは【ほぼ日手帳】を使ってアナログ生活を始めるので、下書き用として活躍する予定・・・3日で飽きるかもしれないが・・・

 この芯の滑らかな書き味には麻薬のように嵌ってしまいそう。折れにくく柔らかい・・・まさに究極の芯じゃ。


 7:Giuliano Mazzuoli製ペンシル  
(ユーロボックス製1.184B芯)
   岡山のPTAで購入したペンシル。当然のことながら伊太利亜製。筆記体で【manipolo】と彫ってあるので、それがデザイナー名かブランド名であろう。アルミニウム製でガサガサした手触りが何とも言えず良い。伊太利亜の感性は形状や色合いだけではなく、手触りにも拘っている。

 F1ファンはエンジン音にも拘っていると言うかも知れない。そういえばPTAY社長は今年(夢だった)F1観戦を果たした。ちょうど萬年筆研究会【WAGNER】岡山大会当日に!

 同じ日にラヴィアンカフェでお会いした【吉備の万年筆くらぶ】の会員に先日悪魔の館で再会。当日のバイクレースで骨折したかも ・・・と痛がっておられたが骨折ではなく数日で痛みも引いたとか。

 筆記具は記録にない【おもいで】も運んでくれるものかも・・・

  
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2008年11月09日

1.18个離撻鵐轡襦ΑΑVisconti、ONOTO、Osmia & Conklin

2008-11-09 01 友人の写真家が【1.18仗弔鮖箸┐襯撻鵐轡襪鮠って欲しい】と言ってきた。大人同士の会話では、理由を根掘り葉掘り聞いたりはしない。短い会話の中から類推して楽しむものじゃ。

 誤解もまた良し!という心境になってきた。写真家は1.184Bの芯を【悪魔の館】で入手した? 使うあてがあったわけではなく、衝動買いしたのかも知れない。おそらくは【4B】という響きに脊髄が反応したのであろう。

 家に帰ってペンシルを捜してみたが、生憎1.18芯を使うペンシルは無かった。【参ったな・・・】と思ったその日にWAGNER定例会で拙者に会い、何かの弾みで【1.18仗弔鮖箸┐襯撻鵐轡襪鮠って欲しい】と口走った・・・・

 こういう推理は楽しいが、当たったためしがない・・・のでやめておこう。

 Vintage PIXとかではなく、普段使いが欲しいとの事だったので、上記4本を選んでみた。遠くない将来にPIXの高みに堕ちていくじゃろうがな。


2008-11-09 02 最初はViscontiとロゴが入ったノック式のペンシル。たしか3色あり、独逸の萬年筆店が各30個限定で作ってネットで販売した物。19/30との刻印がある。拙者は3本セットで購入した。著名なペンシルコレクターもセットで持っていたので、少なくとも30セットのうち2セットは日本にある。胴体のリングには刻印はないがどうやら純銀らしい。当初芯が出なくて壊れているのかと思ったが、金属片がチャックに挟まっていた。それを取り除いたら快適!

 かなり
ノックが重いので、出始めのころのシャッター速度優先AEカメラ(レリーズを押すのに奥歯が割れる力が必要だった ウソ)を使ったことがないと快適には使えないかもしれない・・・


2008-11-09 03  これは ONOTO The Penchil で、MADE IN GT BRITAIN の刻印がある。小学校の教室に掲示されていた世界地図には英国のところに、【グレートブリテン および 北アイルランド連合王国】と書かれていた。いまはなんと呼んでいるのかなぁ・・・

 クリップ無しで非常に流麗な形状をしている。天冠を押しながら左に回すとスペアの芯をストックするスペースが表れる。ちなみに消しゴムはついていない。回転繰り出し式で、左に捻ると出た芯は戻ってくる。ダーマトの替わりにペンシルを使おうとするなら、バランス的には一番良いかもしれない。M3というところか・・・


2008-11-09 04 これはOSMIAのペンシル。独逸製でかなり古いものじゃ。たしか萬年筆とセットで購入した。チェイス軸が気に入って購入したのだが、萬年筆が朽ち果てて寂しいおもいをしている。キャップにあたる部分を左に捻ると・・・キャップが外れてキャップ側に消しゴムがついている。消しゴムを外すと短い芯を入れるスペースがある。おもしろい仕組みじゃ。無骨さ加減はCANON-Pというところかな。

 ちなみに芯を出すには口金のすぐ上のプラスティックの部分を指ではさんで胴体を右に回せばよい。芯は出たっきり。胴体を左に回してももどらない。紙の上で胴体を押して中に押し込むという原始的な方式じゃ。消しゴムも含めてまったくの未使用状態。


2008-11-09 05  最後は米国製Conklin ENDURAのペンシル。Symmetricは対称を示す英語だが、刻印はSYMETRIK と入っている。これは尻軸を捻ると芯が出たり引っ込んだりする。尻軸を引っ張ると胴軸から消しゴムが表れる。それを引っ張ると短い芯を入れるスペースが出てくる。これも萬年筆とペアで購入した物。クリップにはPAT. 5-28-1918という刻印がConklinのロゴと共に彫られている。

 重さは17.5gで最も重い。恐ろしく綺麗な模様!問題は着こなせるかどうかかもしれない。拙者が持つとペンシルばかりが目立ってしまう。金磨き布などで胴体を磨くとピカピカになって、まずます持主が負けてしまう。ローライフレックス GX 金ピカ限定モデルの革張りボディのような感じ・・・。持主に相当のアクが無いと着こなせまい。

  
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2008年11月02日

0.9个離撻鵐轡襦ΑΑDELTA DOLCEVITA

2008-11-02 上の二つは先日紹介したドルチェヴィータのオーバーサイズと吸入式。本日、持主の元へ帰って行く。

 特に真ん中の吸入式は、まだ日本で発売されるという情報が入ってない・・・どうなるのかなぁ?

 マニアには待ちどおしい知らせだが、完璧にミディアムサイズ(コンバーター式)の市場を殺してしまうので、在庫を抱えている販売店や代理店対策もあり、しばらくは入荷しないかも?

 最近、ドルチェヴィータゴッホに押されているような噂も聞く・・・。作りの良さは圧倒的にドルチェヴィータだが、デザインが無骨で男性的なので女性には今一歩なのかもしれない。

 本日の主役は、一番下のペンシル。ドルチェヴィータのペンシルは、0.9仗弔鮖箸ΑB召離撻鵐轡襪0.7ミリであったりスケッチペンであったり・・・

 意外にもこのドルチェヴィータのペンシル以外に0.9仗弔鮖箸Ε撻鵐轡襪DELTAには無い。少なくとも国内には入荷していない。

 先日DELTAのアトラスポンペイの0.9丱撻鵐轡襪鮠匆陲靴燭、あれは限定品。しかも海外調達だった。

 そういえばポンペイのペンシルを早く修理に出さなくては!いま思い出した!

 このドルチェヴィータのペンシルは握りの部分の径が1.27、重さが31.4gある。ちなみにM800の胴体のネジのすぐ上が1.28、すぐ下(ペン先側)は1.14、インクを満タンにしても30g程度じゃ。

 M800で書くような気持ちで、後の方を握って書くと筆圧が足らなくてほとんど書けない。かなり立てて書く必要がある。それがかなり辛い。細くても滑りにくい純銀製のペンシルならば立てて、先端部を握れば筆圧をかけられるが、この太さだと力が分散されるようでうまく掴めない・・・どうやら体重と筆圧は無関係らしい。もう少し筆圧があればもっとペンシルを楽しめるのに・・・

 このペンシルの【相当筆圧を書けても芯が折れない設計】は見事!通常は同じ芯を使ってもポキポキ折れてしまうような状態でもしっかりと芯を守ってくれる。筆圧をうまく逃がす設計になっているのかもしれないが、筆圧の弱い拙者にとっては・・・・残念じゃ。

 ただ希望はある。もう少し濃い芯が発売されれば使えるのじゃ。フルハルターで以前販売していた4Bの芯なら良い感じで使えるかもしれない・・・

 待てよ! そういえば友人から貰ったのがあったはず! ということで捜してみたら・・・あった! フルハルターの0.94Bの芯が!

 さっそく入れて使ってみると・・・書ける!書ける!口金から出ている部分を確認しながら書けば、実に心地良く書ける!PIXではノックの瞬間に折れるということだったが回転繰出式のドルチェヴィータ・ペンシルには何の問題もない。芯が折れにくい設計と相まって実に使いやすい。

 芯は数本しかないが、思い切って日常使いにしてみよう。どうせそれほどペンシルは使わないので1年くらいは残っている芯で持つかも知れない。拙者の寿命よりは長いかも・・・
  
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2008年10月12日

25日/26日はフェンテの集い

2008-10-12 01 数日間、南の島にいた。どの店に行っても萬年筆は置いていなかった。1983年の11月1日以来、連日萬年筆と戯れていたのだが、ついに記録が途絶えた。萬年筆に触らない日が4日間もあったのじゃ。

 こんなことなら萬年筆を持っていけばよかった。現地調達を考えたのがまずかった・・・

 萬年筆くらぶ【フェンテ】のアンケートに【無人島にもって行きたい萬年筆は?】というのがずいぶん前にあった。どういう状況で無人島に行くことになったかは、個々人の想像に任せて・・・

 拙者は【無人島で一週間休暇:ゆっくりと本を読む。食料は冷蔵庫にふんだんにある】という楽な設定をして、【Pelikan ホワイトタイガー】を選んだ。デルタの黄色インクを入れ、ラインマーカー代わりにしながら本を読む・・・とした。ひょっとすると麒麟だったかもしれない。

 設定を緩くするほど面白い回答が出る。【XXXX】と女性会員の名前を書いて、数年後、見事にその人と結婚した猛者もいたらしい。

 最初にフェンテ会員が集まったのは【愛知県刈谷市逢妻】にあるコレクターのお宅。でべそ会長や古山画伯、すなみまさみち氏など20人ほどの初対面の方と出会った。

 拙者はパテで軸を太らせた改造萬年筆を数本持ち込み、【ああ、なんて事するの・・・】と顰蹙をかったような記憶がある。鍍金セットを持ち込み、目の前でペン先に鍍金もしてみせた・・・

 その時の仲間は、ほとんどが今でもフェンテ会員として、素敵な萬年筆ライフをおくっている。会員の半分程度がだぶってはいるが、フェンテは【萬年筆愛好家集団】、WAGNERは【萬年筆愛蔵集団】というところか?

 そのフェンテの年に一回の交流会10月25日と26に銀座の【北欧の匠】で行われる。もちろんペンクリも実施するが、こちらはWAGNERに参加出来ないフェンテ地方会員向け。従って東京近郊のWAGNER会員はご遠慮いただくことになるので悪しからず。フェンテ地方会員であれば本数制限は無い。お気軽にお持込くだされ。


2008-10-12 022008-10-12 032008-10-12 04 こちらは昨日、岡山の【PTA】で遭遇した萬年筆。仏蘭西製萬年筆でスチール製ペン先だが、えらく筆記バランスが良い。またペン先も立派で、ペン芯はスティピュラの高級品と同じ。インクはカートリッジ専用だが、太さはNo.149よりもはるかに太い。どちらかといえばプラチナ・グラマーに近い。

 なんといってもこの太さでキャップが後ろに挿せる(回転式)というのが良い。また右端画像のように、直立させることも出来る!今までに見たことが無い。

 値段は一本31,500円と21,000円。購入するのは、初めて萬年筆を使う人が大半とのこと。字も書けるアクセサリーとして購入されているらしいが、どうして萬年筆としても秀逸!この大型ペン先は本当に良く出来ている。

 個人的には黒一色ボディに蒔絵を書いてもらうのも面白いかなと考えている。あるいは蒔絵シールなども・・・

 本日なら、WAGNER会場で即時調整できるので、ぜひお持込くだされ。あるいは通販で入手し、後日、らすとるむしゃんに、フォルカン改造してもらうのも良いかも・・・

  
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2008年10月05日

0.9个離撻鵐轡襦ΑΑDELTA POMPEI

2008-10-05 01  DELTA POMPEIの萬年筆は非常に綺麗!実物を見た瞬間に購入を決意し、すぐに銀行に走った記憶がある。

 残念ながら当時のDELTA製レバーフィラーはほぼ100%サックが内部でくっついて、すぐにインクを吸入しなくなってしまったらしい。らしい・・・というのは拙者はインクを入れなかったので、その被害は受けていないから。が、修理の過程で何度もDELTA製レバーフィラーのサック・トラブルに遭遇している。

 歴史のあるオマス、モンテグラッパ、アウロラ以外の伊太利亜新興万年筆メーカーは世界各地で予想もしなかったトラブルを引き起こしていた。長い歴史の中で、いかに多くのトラブルを経験しているかが現在の製品品質の土台になっているのは間違いない。

 新興メーカーは、市場クレームから如何に学んで素早く製品を改良するかが勝負!その意味でDELTAは日本で受けが良かった。日本市場からの要望を真摯に受け止めてくれた。

 POMPEIのペンシルが日本で発売されたかどうかは記憶にない。少なくとも店頭で見かけた事はない。

 ある時、eBayで発見し即刻入手した。その段階で満足し、ペンケースに保護していたが、昨日引っ張りだしてみた。どうやらペンシルは300本限定らしい。

 捻ってみると、ゴリゴリと酷い感触で動く!これは機構
トラブルだな・・・と考えてキャップを引き抜くと、金属部分に緑青のようなものがびっしり!これが原因でゴリゴリ感があるのだ!と判断して、緑青のようなこびりつきをペーパーで排除。そして回してみると・・・

 スコスコと空回りする!芯が出てこないし、引っ込まない。どうやら接着剤にサビのような物がこびりついて緑青もどきになっていたらしい。それがストッパーのようになり、空回りを防いでいた・・・

 しかしそこに接着剤を塗っては消しゴムが使えない・・・ようわからんなぁ。

 ちなみにドルチェヴィータのペンシルでは、完璧に改良されている。まだまだ経験の浅かったころの失敗策であろう。

 ひとつだけ部品を変えれば問題ないし、事実、これに続くASTRAのペンシルでは設計変更されている。ここは一度本国にもどって、お召し替えしていただいた方が良かろう。

 湿気の多い、Far East の地で、金属がどういう変化を起こすのかを知るのは今後のDELTAにとっても良い経験となるじゃろう・・・

  
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2008年06月29日

Marathon Combo 14K-4号 + 1.18丱撻鵐轡

2008-06-29 00 まず最初に、今年後半の萬年筆研究会【WAGNER】の予定。年間で37日のイベントがあるうち、あと20日残っている。まだまだ楽しめますぞ!

 中央の欄に黄色で塗ってあるのが地方大会大宮大会を東北地区大会と呼ぶかについては議論もあろうが、新潟岩手の会員双方がもっとも移動時間を少なく集まれる場所を捜したら大宮だったというわけで・・・悪しからず。

 例年の如く、10月は毎週イベントがある。年間で最も楽しい月じゃ。お楽しみに!

 地方大会は、会員であってもお互い初対面の人がほとんど。入会を検討されている方にとっても絶好のチャンス。

 夢は地方会員による自主開催が出来る事。地方が盛り上がれば潮流は変わる。萬年筆文化は地方発であるべき。地方のユニークな伝統工芸を利用した萬年筆が全国に拡がってほしい!

 その第一歩が【WAGNER 2008 限定萬年筆】 熊本の肥後象眼とのコラボ。あと一ヶ月で100本が完成する。楽しみじゃ!

2008-06-29 01 本日紹介するのは、非常に珍しいCombo萬年筆+ペンシル】。メーカーはマラソン社【Marathon】。Comboのメーカーとしては有名だが、バイブル【ランブロー本】などには一切出てこない弱小メーカー。

2008-06-29 02 しかし、なかなか良い作り。キャップバンドには【1/40 -14KT】という刻印がある。金貼りと思われる。Comboは通常【金鍍金ペン+ペンシル】で値段も非常に安い物。SheafferConklinが14金ペン先モデルをごくわずか販売していた程度。あまりに数が少なかったので、現在では出てきたとしても非常に高価なCollectors Itemになってしまった。

 胴体に比してあまりにペン先が小さいが、弱小メーカーが販売するComboは、たとえ14金ペン先付
きでもそれほど高価には出来ず、妥協策としてペン先を小さくしたのであろう。結果これが意外な効果をもたらしている。

2008-06-29 03 これは胴体にある刻印。どうやら【Marathon】社はニューヨークに本社を持つ米国企業であったらしい。

 Sheafferもそうであったが、軸に必ず本社所在地の刻印を入れていた。そういう法律でもあったのかな?それはともかく【Marathon】社は萬年筆製造を主たる業務としていたらしい。とすればその一環としてComboを作っていただけか・・・てっきりCombo専業メーカーと考えていた。


2008-06-29 04 ご覧のようにレバーにもMarathon】のロゴが刻印してある。よく見ると軸に空けられた溝の幅は一定ではない。古き米国の製造技術の稚拙さと、それを許すおおらかな国民性が感じられて微笑ましい。

 現在の米国にはこういう大らかさは無い。一秒気を抜いただけで数千億円のロスが出るような世界の中心にいるのが米国。この時代の大らかさを取り戻して欲しい物じゃ。

2008-06-29 052008-06-29 06 ペン先の作りもけっこういい加減。切り割りがハート穴を突き抜けて入っている。こういうのはこの時代には良くあること。一々目くじらを立てては楽しめない。いい加減に作られた物を、自分で修理し、カスタマイズして楽しむ余裕が必要。萬年筆なんてインクが出れば良いじゃない・・・月/水/土曜は萬年筆に厳しいし、火/木/金は無関心だが、日曜日だけは萬年筆に寛容
なのじゃ。世界のナベアツがギャグ化してくれないかな?

2008-06-29 072008-06-29 08 このペン先は天使の羽のように柔らかい。これが小さくて薄いペン先の効用。

 金鍍金ペンでもComboの場合、
けっこうガサツで面白い書き味で好きなのだが、この14金ペン先には参った!ペンポイントを多少調整したら、その形状からは考えられないほどの書き味!掘り出し物でした・・・

2008-06-29 092008-06-29 10 これは胴体の両側のユニットを外した画像。小さなサックなのでインク量はそれほどでもないが、元々Comboはペンシルが主で、萬年筆はサインの時に使う程度の従と考えているので、支障はない・・・はずだったが、ここまで書き味が良いと萬年筆が主になりそうじゃ。悩むと困るので、このままペンケースにしまうとしよう。

  
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2007年09月13日

解説【萬年筆と科學】 その49 の代わりに 【Parker 75 デスクペンシル】

 期待に胸ふくらまして【萬年筆と科學】の第三巻に突入!四十九章の目次を読んだとたんに萎えてしまった・・・

・文具四友
・日本の神代文字
・漢字の渡来
・言葉の変遷

 う〜ん・・・辛すぎる。拙者の全く興味にないエリアじゃ。上記のテーマは【離乳食の作り方】よりも興味がわかない・・・50章も51章も52章も辛いかもしれない。

 ということで、今回は現在嵌っているペンシルにテーマをすり替えることにした。

2007-09-13 01

 これはParker 75デスクペン。珍品というほどでないが、最近ではあまり見かけなくなったものじゃ。

 入手したのは1996年ごろで、電話回線【9600bps】+Windows95 の環境でeBayを通じて入手した。

 今考えればお宝がかなり出ていたのだろうが、あまりに回線が遅いので一覧で見るなんて考えられなかった。

 たまたま【Parker 75】の検索キーにひっかかったのをGetした。入手した頃から口金の部分が銀色。てっきり金鍍金がはがれている物と思っていたが、先日口金を開けてみたら、素材自体が銀色だった・・・まさか口金も純銀?

2007-09-13 02 こちらら尻軸をはずした画像。芯は0.92弌消しゴムは使われた形跡は無さそう。とはいえ入手した時からこんなピンク色をしていた訳ではない。消しゴムを綺麗にするには、布をシンナーで湿らせて黒ずんだ消しゴムをひと拭きすれば良い。新品のように綺麗になる。

2007-09-13 03 この状態で見れば金鍍金がはがれたと思ってもしかたあるまい。拙者もずっとそう信じていた。銀は曇る際に、鈍い金色を発する事もあるので銀磨き布で擦ったら・・・見事な銀色になった。

 拙者はPilot NEOX eno 2B(0.9弌NEWMANの0.92を使っている。さんざん試した結果、この二種類に落ち着いた。フルハルターの6B芯は使ってみたかったなぁ・・・

2007-09-13 04 こちらが尻軸側。この尻軸の長さ故、拙者のコレクション保存用ペンケースに収まらず、ずっと行方不明になっていた・・・先日の大掃除でひょっこりと本棚の後から出てきたのじゃ。

2007-09-13 05 尻軸の黒い部分はもちろんプラスティック製だが、その先端部分が気になる。なんか凄く汚れているような気がする。そこで銀磨き布でゴシゴシと擦ってみた。

2007-09-13 06 左が清掃前で、右が清掃後。どうやらこれも純銀製かもしれない。もしそうだとすれば、必要以上に凝った作りというしかあるまい。

 それにしても定価はいったいいくらだったのかな?過去に紹介したParker関連のカタログや、輸入筆記具カタログに掲載されてたかな?

 実に持ちやすくて今やお気に入りペンシルのNo.1じゃ。ところがペンスタンドが無いのでかなり不便。もっともペンスタンドがあったら机の上が大混乱するので無くて正解ではあるのだが・・・

2007-09-13 07 ということで、左の図のように細い試験管【ハンズで50円】にいれ、試験管を試験管立てに挿して使っている。ちなみに拙者は日常的に使う萬年筆も試験管立てに入れている。調整を待つ萬年筆もしかり。拙者に取っては試験管立ては萬年筆立てと同義語じゃ。

 TAKUYAのペンケースの対極にある試験管立て・・・人前に出さないペンには贅沢をさせない主義でな。

  
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2007年07月21日

ゴルフ・ペンシルに関する疑問

2007-07-21 ずっと以前から疑問に思っていた事がある。人に聞くのもはばかられてずっと聞いていなかった。

 今回ペンを整理していたら、ゴルフペンシルがゴロゴロと出てきたので、これを機会に皆さんに聞いてみたい。

 拙者はゴルフをやった事がない。小学生のころ、父親のドライバーでゴルフボールを思いっきり打ったら、それがブロック塀に当たって跳ね返り、鎖骨を骨折した・・・。左利きの拙者が右利きの父親のドライバーでスイングしたので、体が不安定でよけ切れなかったのじゃ。

 社会人になってから、同期の社員と一緒に軽井沢に行った。ほとんどがテニスをしていたが、拙者らはラグビー!人数が少ないので、疲れ果てたが、誰かが打ちっぱなしに行こうと言いだした。いやな予感はしたのだが・・・ついていった。

 さすがに左利き用のクラブも用意されていた。思いっきり打ったら、真横で打っていた友人の鼻先をボールが掠めた・・・

 それ以来クラブは握っていない。従って、ゴルフペンシルをどういう状況で使うのかを理解していない。

 ゴルフペンシルに何故、チェーンのリング付いているのか?首からぶら下げてはプレー出来まいに・・・

 ゴルフ・ペンシルの後ろを開けると、消しゴムが入っている。紳士のスポーツであるゴルフでスコアが改竄出来るようなペンシルを使うのか?はたまた消しゴムが必要なのか?

 むかし【ゴルフ万年筆】を入手した記憶があるが、あれこそ本道ではないか?Pelikan Golf じゃありませんよ・・・

 改竄が出来やすい消しゴムを付けておいて、それでも改竄しない者こそ紳士なのですよとの踏み絵なのか?

 たとえ改竄はしなくとも、チョコレートとか言って賭けゴルフをしている者が紳士なのか?

 車で来ていても、ランチといっしょにビールを飲んで、午後プレーすれば抜けるから・・・と言っている者が紳士なのか?

 単に、紳士じゃない人がゴルフをしているだけなのか?


 最後に、写真の黒いのはOMAS製、残りの2本はSheaffer製じゃが、

OMAS製の長いのはゴルフペンシルなのか、

レディ用ペンシルなのか・・・

これが一番聞きたかった事!

  
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2006年12月14日

【Remington Combo】 マーブルグリーン ・・・New Bankerにクリソ!

2006-12-14 01 前回予告したとおり、Remington Combo とNew Banker Comboとの微細な差をごらんに入れよう。

 まずは双方ともPencilでの状態じゃ。スキャナー使用時のハイライトの明暗設定が違うので、Remingtonの方が色が薄く見えるが、実際には同じ模様と言ってよい。微細な違いは、レバーフィラーの構造と刻印、クリップの構造とメーカー名くらい。キャップバンドもペンシルの口金も同じに見える。Remingtonの方が長く見えるが、これはNew Bankerの方がキャップが深く挿さっているためで、本体の長さは同一。

2006-12-14 02 万年筆状態にして比較する。ペン先の構造はまったく同じようだ。ペン先の刻印は違うが、構造は同じ。また首軸の設計も同じ。この図では見えないがペン芯もまったく同じ物が使われている。

 差があるとすれば、軸に刻まれたネジ山の数がNew Bankerの方が一本多いように見えるが実物を比較してみると同じだった。ただネジ山の彫りはRemingtonの方が綺麗で、結果としてキャップの開け閉めの感触も良い。他のComboと比べてみてもRemingtonはキャップの回転がスムーズじゃ。

 さらに細かく比較するとNew Bankerのレバーフィラーは高級モデルと同じ二重構造だが、Remingtonは簡単構造。素材は同じでもNew Bankerの方がコストをかけた作りになっている。

2006-12-14 03 Remingtonのペン先の刻印は【WARRANTED】【DURIUM】【TIPPED】【14K】【GOLD PLATE】となっている。

 New Bankerでは【NEW BANKER】【DURIUM】【POINTED】【14K】【GOLD PLATE】となっている。TIPPED と POINTEDのニュアンスの差はわからないが、【DURIUM】っていったい何だろう。

 ずっとスチールのペン先をペンチで潰したのが安物ペンのペンポイントだと考えていたが、改めてこいつらのペンポイントを見ると、銀色をしている。ということはスチールより硬い素材を溶接しているのであろう。ただ磨耗が非常に早いことから考えて、イリジウムではない。はてDURIUMとはいったい・・・・・?

2006-12-14 04 ペン先の設計は同じと考えて良い。ペンポイントを正面から見ると、どちらのペンポイントもスリットが右上から左下方向に斜めになっている。他のNew Bankerにはこうした現象は見られなかったので、これら2本に固有のものだろう。

 それにしても良く似ている。同じ会社で作られたものが、ブランドだけ変えて販売されていたのかもしれない。少なくとも製造場所は同一だろう。キャップのスムーズさも個体差の範疇と言えなくも無い。

 双子の姉妹のような万年筆が違うメーカーからどんどん発売される・・・万年筆自体の需要が山のようにあった時代ならではのことじゃな。両者を比較すると、ほとんどの部分でNew Bankerが高級路線ではあるのだが、クリップの構造、刻印だけはRemingtonが美しい。拙者はどちらも好きじゃよ。



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2006年12月07日

【New Banker Combo】 マーブルグリーン

2006-12-07 01 New BankerのComboは数ある廉価版Comboの中では一番洗練されたDesignを持つと信じている。大好き!

 もっとも次回紹介するComboと何処が違うのか?と問われれば・・・クリップとレバーフィラーとペン先だけ。廉価版だけに販売メーカーと製造メーカーが同じとは限らないのじゃ。

 実際、過去に紹介したPackard Comboとの違いもキャップリング、レバーフィラー、クリップ、ペン先だけで、ボディ構造はまったく同一。軸の素材もそっくり!

2006-12-07 02 この軸の模様はただのグリーンマーブルではなく、白というかクレーというか・・・白っぽい素材がグリーンマーブルに混ざっている。これがこの軸を垢抜けたものにしている。同じような軸色はPilotの廃盤になったカスタムレガンスにあった。あれも大好きだったなぁ。

2006-12-07 03 前回紹介したものと違い、廉価版のComboには珍しく、ニブにメーカー刻印が入っている。Bankerというモデルもあるので、New Bankerは会社名ではなく、モデル名かもしれんなぁ。

 画像では【14K】との刻印が見えるが、陰で隠れたところに【Gold Plated】と刻印されている。鍍金ペンじゃ。入手した段階では錆や腐食は少なかったものの、鍍金は完全に剥れていたため、ピンクゴールドを鍍金してある。表面に腐食が無いと鍍金ものりやすい。

2006-12-07 04 ペンポイントはイリジウムではなく、鉄を両側から挟んで潰したものをチャーチャーと削ったような形をしている。この個体はペンポイント部分がかなりお辞儀をしているのでペンポイントの一番おいしい部分【腹】を使えない。多少とも気持ちよくヌラヌラと書くためには調整が必要となってくる。

 しかし、イリジウムの付いていないペンポイントの寿命は短い。利用頻度が高ければ、せいぜい数ヶ月の命じゃ。そんな貴重なペンポイントを削るなどもったいない。

 最初に入社した会社の課長は30歳前でベンツに乗っていた。彼は日本車に乗っている彼の同僚に、【お前ら金持ちだなぁ・・・独逸の古い車は買うときはそれほど高くないし、3年乗って売る時にもそれほど値段が下がらない。国産車は3年乗ったら半額以下になるじゃない。俺にはそんな勿体無い車の乗り方は出来ない・・・】と言っていた。

 ペンポイントの無い鉄ペンも(同じ理屈で)超贅沢品じゃ。硬いイリジウムのWaterman Vintage パトリシアンは20万円以上するが、10年使ってもイリジウムはほとんど減らないし、売る時には値段はさらに上がっている。しかしNew Banker Comboは使えば半年でオシャカ!何の価値も無くなる。なんて贅沢な品じゃろう!これこそが道楽の極致・・・・かな?



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2006年11月30日

伝説の逸品!【New Banker Combo】 ラベル付

2006-11-30 01 これと同じ模様のNew Banker Comboは昨年の9月6日の記事で紹介した。その後、9月24日の記事で真っ二つに折れて修理した。それが昨年度のフェンテの集いで万年筆画家にお嫁に行き、その日のうちに再び折れた。それによって万年筆画家はMontblanc No.264を入手した。

 あの時の物は、日常的に最も良く使っていたものだった。が、これはMintに近い状態で入手したもの。普及品のComboがNear Mint状態で市場に出回る事は珍しい。ただしNear Mintとは言っても数十年前の代物なので、消しゴムは硬化して使えないし、インクサックも無弾力になっている。当然ペン先の貧相な鍍金も斑状態で剥れている。

2006-11-30 02 そこでまずは完全な状態を想定しながら修理してみた。

[化していた消しゴムはデュオフォールド・ペンシル用の消しゴムから削り出す
▲ぅ鵐サックは新しいものと交換
インクサックを押さえるJ-Barは取り出して清掃後再セット
ぅ撻鸚茲砲20金を鍍金・・・表面に凸凹が無いので完璧に鍍金出来た!

 改めて全体を眺めてみてまったく破綻の無い姿に感激。


2006-11-30 03 ついでにペン先も綺麗な形に調整しておいた。鉄ペンであるが、それなりの弾力が出るようにややお辞儀させた。スチールペンの良いところは、ペン芯がエボナイト製であっても、エボ焼けしないこと。したがってインクフローの劣化の心配は少ない。

 鉄ペンらしく、紙に刻み込んでいくような書き味なのだが、それがまたたまらない!最近、様々な書き味を楽しめるようになってきた。昔はヌルヌルヌラヌラ一本やりで、それ以外の書き味は認めていなかった。が、最近ではEFの【針で書くような】書き味も好きだし、鉄ペンの刻む書き味も好き。そしてどうしても好きになれなかった長刀の【シャラシャラ】という書き味まで好きになった。特に【シャラシャラ】には嵌っている。シンプルな長刀の腹を使って書く時には悦楽の境地になる。

 指先の感触で感じる書き味よりも、耳で感じる【書き味】の方が刺激が強いのかもしれない。そういえば人間が死ぬ際、最後まで意識に訴えかける器官は耳だとか。だから心臓が止まるまで話かけてあげて下さい・・・と父が亡くなる際に看護婦さんから聞いた。


 不快を感じるのは年齢を問わず耳からの入力が最大だと思うが、年をとってくると快感も耳からの入力影響が大きくなってくるのかもしれない。


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2006年11月02日

豊富な模様を誇った【Packard Combo】 グレー・マーブル軸

2006-11-02 01 この軸色にはなかなか巡り合えなかった。かなり汚れやすい軸なので、汚れて捨てられた物がほとんどだったのかもしれない。マイナーメーカーの安いモデルの場合、どれだけの種類/ラインナップがあったのかの記録がほとんど無いのでどこまで集めれば良いのか皆目見当が付かない。飽きるまで・・・としておくのが良いと思う。コレクション道を追求し続けると、半ば義務感で集めてしまうことになる。そうするとコレクション自体が苦痛に!これは本末転倒じゃ。

 拙者の場合、最近ではコレクション願望がほとんど無くなって来ており、1年間にせいぜい5本かそれ以下しか万年筆を購入しなくなった。しかも素材や構造が今までの物とは違い、姿形も麗しいものに限られている。従って同じモデルの軸色違いを全部集める!なんてのが無くなった・・・

2006-11-02 02 このPackard Comboを集めていた時には軸色完全制覇志向があったようじゃ。ただし、このグレー軸を入手したころには、既にかなり飽きてきていたのではないかなぁ・・・ペンシル側に消しゴムを取り付けようとはしていない。本気のコレクションであれば、必ず使えるようにしてからケースにしまうからな。消しゴムを削って作るのも面倒だという心境になったころに入手したものだろう。

 それぞれの万年筆の整備状況によって、当時の仕事の忙しさ、心の具合が想像されて面白い。ちゃんと時代別に整理された万年筆は、それ自体が立派な日記になる。しかも本人にしかわからない意味を持つ。この隠れた楽しみがある限りは、ジャンク品を集めるであろう・・・・と思っていたのじゃが、最近、修理や調整に持ち込まれる万年筆が増えたので、自分で買わなくてもどんどん修理が出来る。現在は精神的には一生の内で一番愉快に過ごせている。このままボケてしまえば、楽しい気分のまま(自分的には)一生を終えられる!

2006-11-02 03 修理の終わったComboは出来るだけ元の状態にもどすよう心がけている。ペン先は元々金鍍金が施されていたものがほとんど。ただし入手時は鍍金が全て剥れて錆だらけになっている事が多い。

 従って金鍍金を施すのだが、これが一苦労。工作用の鍍金セットの場合、鍍金面が鏡面でないと鍍金は上手くかからない。にもかかわらず錆びて凸凹!ということである程度ペーパーで磨き、多少は滑らかにしてから鍍金をかけるのだが、画像でわかるようにきちんと鍍金はかかっていない。

 それにしてもこのペン先は特に安っぽい作りじゃ。ペン先先端は左右から挟んで潰してペンポイントを作っている。イリジウムなんて元から付いていない。従って書いていればすぐに磨耗する・・・が、磨耗するという事は書き味は悪くないということ。大型で安いペン先(イリジウム無し)での書き味に嵌るとしばらくは抜け出せない。ぜひ一度試されよ!


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2006年10月12日

Conklin Endura gold & black marble と同じ模様の【無銘Combo】

2006-10-12 01 Combo万年筆【万年筆とペンシル】を買いあさっていたころ、どうしても入手したいものが2本あった。両方とも14金ペン先付。実はComboには金ペン先が付くものが非常に少ない。そのなかでも最高峰(拙者の勝手な解釈)は【Conklin Endura gold & black marble Combo】当時の相場は350ドルくらいじゃが、5回ほど取り逃がして、そのままになってしまった。通常のComboが5ドルからせいぜい50ドルということから考えれば異常に高いが、それはそれは美しい軸だった。

 今回紹介するComboはそれと瓜二つの模様じゃ。ひょっとすると素材の出所が同じかもしれない。

2006-10-12 02 これは14金ペン先ではなく、スチール製のペン先。しかもイリジウムは付いていなくて、先端を表から叩いて裏をポッコリと膨らませて、そこを切り割ったような形状。とても耐久性があるとは思えないが、書き味は(期待してない分だけ)面白い。

2006-10-12 03 ComboはMint状態で発見されることは少なく、ほとんどボロボロの状態。ペン先はボロボロに錆びている。特に首軸内部はおぞましいほどに錆びているケースが多い。またペン先の鍍金はまったく残っていない。左の画像のペン先は5年ほど前に14金で拙者が鍍金したものじゃ。

 Comboは、ほぼ全てがレバーフィラー。大抵の場合、インクサックは固形化して軸内に貼りついている。ゴリゴリと抉り取る必要がある。消しゴムはまったく無いか、あったとしてもカチカチ。実用に供するのであれば、大きなブロックから削り出して装着する。これけっこう地道な作業で好きじゃが、この個体用には作らなかったらしい。

 拙者にとってComboが活躍できる場面は出張先。宿泊出張に高価な万年筆は持参しない。なくなっても諦めがつくものにしている。さらにComboであれば、一本で二役。これ一本あれば一週間程度はへいちゃら。

 鉄ペンでイリジウムが無いと、書き味が悪いと思い込む人がいるが、そうではない。イリジウムの無い鉄ペンでも、ペンを寝かせて書き、筆圧をゼロに近づければ、書き味はインクフローの変数となり、イリジウムの仕上げとはほとんど関係なくなる。

 大きくて薄い鉄ペンでイリジウム無しのペン先付きの魅力に取り付かれると、厚い18金ペン先なんて糞食らえ!の心境になる。鉄ペンは酸に侵されやすいので短命じゃ。だからこそ生き残ったペン先は価値がある。

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2005-08-06 番外編:ペンシル・ナイフ Combo 
2005-09-06 Fountain pen & Pencil Combo 【究極の筆記具】  
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2006年10月05日

Cartier マスト ペンシル

2006-10-05 01拙者は記憶力が非常に悪い。赤尾の豆単は最初の1頁すら覚えられなかった。人の名前なんてまったくダメ。ずっと昔、海外研修で40人のクラス。始まって3日目に、全員の名前【ニックネーム】を言う!というゲームがあった。なんとクラスで3人、全員の名前を言えた人がいた。20人以上はザラ!拙者は一人も覚えてなかった。だって心を通わせる必要の無い人には興味無いもん・・・

 ただし、興味あるものに対する記憶力は良い。中学2年生の時には、世界のカメラと交換レンズのスペックと値段(定価)を全て覚えていた。またAEのカメラを使い始める前【最初のAEはCanon AE-1】までは写した写真一枚一枚の撮影データを全て覚えていた。当時のベタ焼きを今見ても(30年以上前だが)70%以上はデータを思い出す。記憶ではなく理屈で覚えているのだと思うがな・・・

 従って筆記具も、どこで買ったか、どういう気持ちで買ったかは覚えているのだが、値段は一切覚えていない・・・値段には興味なかったのかも?

 この【must de Cartier】のペンシルは、銀座三越のCartier ブティックで購入したことは覚えているのだが、なぜ購入したのかを覚えていない。ということは欲しくて欲しくて仕方なかったものではなく、何かを買う時にいっしょに入手したものだろう。おそらくは同じ色の万年筆と同じタイミング。


2006-10-05 02 口金のところに【must de Cartier】と彫られている。上の画像にあるように、メカニズムの取り付け方が面白い。機構を口金にねじ込んでから、その口金を胴体にねじ込む仕組じゃ。キャップの上部の天冠の部分をツイストさせると芯が出てくる。出方はノック式と同じように【ピックス・ピックス】という音をたてながら出てくる。この芯の出し方は非常に使い辛く、片手での操作は無理。ちゃんと軸を左手に持って、右手でツイストするしかない。日常的に頻繁に利用するものではないのだろう。ちなみに拙者も今回記事を書くにあたって初めて芯を入れた。分解したのも初めて。

2006-10-05 03 そんなもの何故購入したのか?理由は覚えていないが、書いてみると、なかなか良い!拙者が愛用しているデュオフォールドのペンシル(0.92弌砲犯羈咾靴討澆拭Cartierは0.7仗弔犬磧

 Cartierの方がかなり重い感じがするので計測してみた。Parkerが26.9gでCartierが29.7g。どちらも筆記具としてはかなり重いが、ペンシルは重いほうが筆圧が低い拙者にはありがたい。5分ほど両者の筆記テストをしてみると・・・おやおや? Cartierの方が書きやすいかも・・・浮気しそう・・・だが、何とか持ちこたえた。やはり芯の出し方がウザイ。ツイスト式にしても、片手でサクサク稼動するようにしてほしい。両手を使って芯出しするのは思考を切ってしまう!・・・ってどうせろくなことは考えていないのじゃが・・・

2006-10-05 04 こちらも日常愛用しているPelikanのNordと重さ比較してみた。Nordにかなりインクが充填された状態で30.1g。ほとんどCartierのペンシルと同じ。書いた感触はNordが数段軽く感じる。このあたりが黒鉛を紙の繊維に擦り込む必要のあるペンシルと、紙にインクを吸い込ませる万年筆の違いじゃな。万年筆は寝かせても書ける。それが筆記時に軽く感じる理由なのじゃろう。

 今回、改めて万年筆の筆記具としての凄さを認識させてもらったような気がしたなぁ。それにしてもこのペンシルの色は綺麗!数あるCartie筆記具の色の中ではブルー軸と並んで最も好きじゃ!


【過去のCartier 筆記具記事】

2005-09-08  カルティエのボールペンって? 
2006-02-05  色で衝動買いした万年筆 Cartier Must 
2006-07-19  カルティエのボールペン 

  
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2006年09月28日

Montblanc Oscar Wild ペンシル

2006-09-08 012006-09-08 02


 オスカーワイルドの万年筆は、発売当初それほど人気が無かったように思う。拙者もまったく触手が伸びず・・・。ペンシルにもボールペンにもまったく興味を持たなかった。

 ところが、eBayでボールペンの値段が上昇しはじめ、ついには万年筆の相場を越えた時期があった。理由を調べてみると、【久米宏がニュースステーションでオスカーワイルドのボールペンでフリップチャートを指して説明していた】ことから日本での相場が上がり、それが海外相場にも影響したらしい。

 そのうち、万年筆もペンシルも相場が上がり始めたので、まだ発売当時の定価で買えたペンシルを2本海外から入手した。届いてみると0.92个凌帖それなら初めから買っておくんだったと後悔。

 拙者はボールペンに関しては非常に厳しいので、限定品シリーズで発売と同時に購入したのはヘミングウェイとプルーストしかない。あとはどうしてもどこか気にいらない。

 よくある話だが、買わなかった筆記具の相場が上がると動揺してふらふらと購入してしまうことはある。ただしボールペンに関してだけは当該個体が持つ価値以上の金額は絶対に出さない。

 この気持ちは万年筆に対する気持ちと違う。ボールペンは飾っておきたい物だけを集めるコレクションであり、万年筆は道楽と考えている。道楽は価格は関係ないが、コレクションは価値相応の価格以上は払わない・・・というような区分けをしている・・・・らしい。いま初めて整理した気持ちじゃが。

 一方でペンシルは実用品。0.92个2B芯を使う個体を捜し続けている。たまたま購入したオスカーワイルドであるが、使ってみると実に使いやすい。頭でっかちの部分を捻ると芯が出てくるので、常用しているデュオフォールドのペンシルと使い勝手が同じ。一時併用していたのじゃが、弱点が気になって使用を停止した。

 弱点とは、筆記中にグっと紙に押し付けるとトップが逆回転して芯が引っ込むこと。デュオフォールドも体重をかければ引っ込むが、通常筆記では問題ない。オスカーワイルドの場合は、個体差もあるが、軽く押しても引っ込むものがある。修理に出せば機構は交換してくれるが、本質的には直ってはいない。

 気になりだすとどうしても許せなくて使わなくなってしまったが、超柔の芯を入れて使ってみたかった。それなら筆圧もかからず、芯が引っ込むことはないからな・・・

 ところで、オスカーワイルドの正式名称は、【オスカー・フィンガル・オフレアティ・ウィルズ・ワイルド(Oscar Fingal O'Flaherty Wills Wilde)】らしい。そういう名前の限定品だったら買わなかったじゃろうな。

 

 ホモで投獄されて名声を失ったオスカーワイルド。登場が100年早かったのかもしれない。100年遅れて生まれていれば安倍新総裁と同い年じゃ。今ならステイタスでこそあれ、蔑まれる事は無いからな。

 

 拙者の使っているペンシル 

  
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2006年09月21日

若きSE時代を支えてくれたペンシル2本

2006-09-21  サイドデスクをガサゴソと漁って油性マジックを捜していたら、この2本のペンシルに遭遇した。いずれもパイロット製。今から20年以上前に愛用していた物じゃ。いや25年ほど前かもしれない。まだパソコンなんて無かった時代じゃ。

 外資系企業の情報システム部に配属になった拙者は入社当時、プログラミングに類まれな?才能を発揮し、異様な生産性でプログラムを完成させていた。

 ただしマニュアルの隅の方に書いてあるような特殊な命令を好んで使っていたため、他の人が直せない!という問題はあったが、むしろそれを誇りにしていた感もある。

 4〜5年先輩であまり目立たないがヒューマニズムのかたまりのような人がいた。良い人ではあるがプログラミングの生産性は新入社員の拙者より低く、心の中では多少バカにしたような気持ちも持っていた。

 その先輩が急死し、彼が書いたプログラムを拙者が修正することになった。プログラムを読んでみて驚愕した! わかりやすい!業務を知らなくても、何を実現したいのか、なぜこういう関数を使っているのか、説明が無くても手に取るようにわかる。しかも全ての行にコメントが入っている。一方で、拙者のプログラムは誰にも理解できない。ドキュメントも満足に無い・・・・

 これではイカン!と気付き、それ以降はメンテナンスの生産性にも気を配るようになった。やり出すと徹底的にやらねば気がすまない拙者は、【ソフトウェア・メンテナンス研究会】なる学会で研究したり、政府主導の【シグマ・プロジェクト】に参加し開発生産性向上の方法論などを研究した。

 そのような時に、何年間も拙者を支えてくれたのが、この二種類のペンシルじゃ。2本ではなく2種類と書いたのは、それぞれ10本ずつ位は購入したから。なんせ忘れっぽいので何処へでも忘れる。従って常に予備を数本確保していた。今回出てきたのは最後の各一本。

 細い方は0.5个妊僖ぅ蹈奪箸2Bを装填。仕様書に細かい字で書き込んでいくのに愛用した。0.5个任△襪、サンドペーパーで研ぎながら実質0.2个らいの太さで字を書いていた。当然タコが出来るので、首軸のところにゴムを巻いていた。50本以上のペンシルを比較し、最も気持ちよく書けるものを選んだつもり。一端選んだらその機種に徹底的にこだわっていた。その後の万年筆に対する気持ちとはまったく違う。そこが実用とコレクションの差じゃろうな。

 太い方は0.9个覇韻犬パイロットの0.9个2Bを装填。こちらは会議のメモや、システムの全体構想などをスケッチするのに使った。思いついた事を早く書きとめようとすればどうしても筆圧が高くなり、0.5个任魯櫂ポキ折れてしまう。0.7个魴侏海靴討箸Δ箸Δ海譴帽圓当たった。

 改めて書いてみると、0.5仄瓦呂笋呂蟶嚢發犬磧これ以上の書き心地の0.5个呂修慮紊盡修譴討い覆ぁ0.9个里曚Δ睥匹い里世、今ならカランダッシュの純銀軸に0.7仗帖撻侫 璽弌璽ステル 2B】を選択する。0.9个鮖箸Δ砲麓重が軽すぎて力を入れないと書けない。当時よりもはるかに筆圧が下がった今では、この0.9个六箸┐覆ぁ

 それにしても懐かしい。特に0.5仗弔諒は書き味もすばらしい。もし万年筆でこのような書き味が実現できたらすばらしいのに・・・・・・挑戦してみるかなぁ・・・

  
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2006年08月02日

オマスのゴルフペンシル

2006-08-02 Omas Pencil 01 拙者はゴルフは嗜まないが、一時期ゴルフ・ペンシルに凝りに凝った。総計で100個ほど収集していたじゃろうな。何故にここまで惹かれたのか今となっては謎じゃ。本当に小さなものから、こんな長いもの持ってゴルフするのか?というものまで多種多様。

 中にはゴルフ・ペンシルとセットの万年筆も・・・。超小型で美しい万年筆が革の小さなケースにペンシルとセットで入っていた。ケースがあまりにボロボロなので捨ててしまったが、後に小さな万年筆コレクターが【ぼろなものほど貴重なのに!】と残念がった。当時は万年筆を分解して内部構造を知ることに夢中で、コレクション道とはかけ離れた活動。今となっては悔まれる・・・・

 ある日、勢いで 【Golf】 というキーワードのあるeBayの出品を全部落としたこともあった。その時にはゴルフクラブの形をしたボールペンとか、Pelikan Golfなども混ざっておった・・・ _||

2006-08-02 Omas Pencil 02 たくさん手元に集まってくると、自然と眼が肥えてくる。そうすると自分の趣味と違うものが目障りになってくる・・・。身の回りにあるものは全てお気に入りにしておきたいと・・・・と考え始めると、何かと理屈をつけて人にプレゼントしたものじゃ。もらった方は迷惑だったかも・・・

 今手元には10個ほどのゴルフ・ペンシルしか残っていないが、どれも有名なメーカーの物になってしまった。やはり弱小メーカーのものはどこか作りがよくなかったり、デザインが美しくなかったりする。

 その中で一番のお気に入りは写真のOMASのゴルフ・ペンシル。実はどこにも【OMAS】というロゴは入っていないが、ラーメンマークが手持ちのOMASの万年筆と同じなのでオマス製と断定したわけじゃ。

 けっこう大型のゴルフ・ペンシルじゃが、内部構造も芸術品のように美しい。芯は1.18个如口金側から挿しこむ。チャックは無く口金の内径部分でくわえているだけ。尻の部分を回すと、内部の金属部分が前にせり出して芯を押す。筆記が終わると尻を逆方向にまわし、芯を紙に押さえるようにして強制的に口金に押し込むのじゃ。

 この単純な仕組みは、口金の内径がバカになる以外は非常に壊れにくい。一般的にはユニット化された芯送り出し機構を軸に装着しただけのゴルフ・ペンシルが多い中、このような美しい内部機構を持つオマスには惚れ込んでしまった。一生ゴルフ場に出入りすることは無いが、このオマスのゴルフ・ペンシルは宝物にしておきたい。

 2005-10-17    宝石のようなゴルフ・ペンシル Parker Duofold
  
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2006年07月05日

今週使っているペンシル

2006-07-05 Pencil   今週使っているペンシルは左の4本じゃ。上からペンテル・ケリー(現行品:0.5弌法▲ロス・スターリング・シルバー(0.92弌法Sheaffer PFM-后0.92弌法▲僉璽ー・デュオフォールド・マーブルグリーン(0.92弌法

 PFM-弘奮阿呂海害織月も使っている。TAKUYAのペンケースに入れて持ち歩いているのは、クロス【イカタロウ 4本挿し】とパーカー【イカタロウ 8本挿し】。ケリーはワイシャツのポケットで、非常用。そしてSheafferは書斎使いじゃ。

 最も手に合うのはParkerで、筆圧の低い拙者にとっては手ごろな重さ。米国で入手した思い出の逸品。

 クロスの純銀ペンシルの0.92个浪針椶眷磴辰燭、不思議とすぐに無くしてしまう。ところがこの一本だけはここ数年間一度も行方不明にならない。やはり大切な仲間から譲っていただいた物には愛着が湧く。以前はフェンテ会長の持ち物だったのじゃ。

 その【でべそ会長】や【めだかしゃん】も愛用しているのがペンテル・ケリー。0.5丱撻鵐轡襪虜嚢盞羣遒もしれない。凝ったメカニズムと筆記状態にするまでの面倒くささがなんともアナログ感覚で実に良い。以前紹介した書斎館特製純銀ケリーというのは想像を絶する書き味。まだまだこれを使うには修行がたりんな。

 さてPFM-垢任△襪・・・万年筆のPFM-垢蝋イではない。圧倒的にPFM-靴好き。PFM-垢魯ャップの形状が当たり前すぎる。

 ところがペンシルとなれば話は別じゃ。筆記するには多少でも重いPFM-垢諒がありがたい。それにペンシルでは靴鉢垢侶曽変化はなく、単にキャップの素材が違うだけじゃからPFM-靴離撻鵐轡襪北滅鬚澆肋ない。

  口金の部分が2色になっており、先端部は銀色、根元は金色になっておる。鍍金で塗り分けているわけではない。段差があるところを見ると、金色の口金部分の先端に銀色部品をねじ込んだか、接着したような感じに見える。こういう非常に凝った作りに男の子は弱いのじゃ。

 芯を捻って出す動作をパーカーのと比較しながらとっかえひっかえ試してみると捻り心地の違いがわかる。パーカーのは最先端の工作機械で作っているなぁ・・・と思わせるようなスムーズ感・・・。いわば現代の独逸車。PFM-垢惑韻蠅領呂魏辰┐討ら一瞬遅れて芯が出てくる感じ。1968年ごろのアメ車。作りは大雑把じゃが、実に柔らかい握り心地。先端を斜めに320番の耐水ペーパーで研ぎながらゆっくりと筆記する時の気持ちよさは万年筆に負けてはいない。


【2005-09-27】 Sheaffer PFM- ペンシル
【2005-09-29】 Parker Duofold  オレンジ ペンシル
【2005-01-09】 Parker Duofold  マーブルグリーン ペンシル

  
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2006年07月02日

【号外】 〔ぴよぴよしゃん〕と〔らすとるむしゃん〕の画像

 こちらは、ぴよぴよしゃんの【怪しいPIX】の画像。Montblancマークがエナメルのようじゃ。
2006-07-02 ぴよぴよ 12006-07-02 ぴよぴよ 22006-07-02 ぴよぴよ 32006-07-02 ぴよぴよ 4



2006-07-02 ぴよぴよ 5 左の写真で、真ん中以外はどれも有名なMontblanc PIXじゃ。問題の真ん中だけが機構もクリップも大きく違う。拙者の判断では独逸の無名メーカーのペンシルの尻ノック部分にエナメルでホワイトスターを書き込んだように思える。ペンシルに詳しい人に謎解きして欲しいな。

 下の2本はすばらしいPIXですなぁ!


 こちらは らすとるむしゃんの Montblanc の画像

 420SGやモンテローザじゃが、確かにReformとそっくりじゃな。
2006-07-02 らすとるむ 12006-07-02 らすとるむ 22006-07-02 らすとるむ 32006-07-02 らすとるむ 4

  
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2006年06月28日

KAWECOのカラー・メカニカル・ペンシル

2006-06-28 Kaweco Pencil 先日の【万年筆の達人】のパーティで、ある達人が【2番目の子供が生まれる時、もし女の子だったらカベ子にせよという意見もあった・・・】とお話されていたが、この話に出てくる【カベ子】は、Kawecoをもじっている。

 拙者は何故かKawecoは大好きで、特にペンシルは大量に持っておる。本日はその中から、【カラー・メカニカル・ペンシル】とでも呼ぶべき物を紹介する。

 写真のペンシルはかなり大きい。重さ17.8g、長さ13.6僉F檀すべきは、口金部分のプラスティックの色と同じ色芯が装着されていること。すなわち夫々が一色のみ使う色鉛筆になるわけじゃ。しかし・・・・

 当時の色芯は非常に固くて脆い。また色も薄い。従って力を入れないと濃い線が引けないが、力を入れると折れてしまう・・・すなわちまったく実用にならなかったはずじゃ。

 このペンシルの存在理由はなんだったのか?どんな目的で使われたのじゃろう?少なくとも色鉛筆を使った絵画デッサンではなさそう。相対的に色鉛筆のノリが良い、トレーシングペーパーに書いたのかな? あるいは建築用のデッサン用かな? ようわからん。

 拙者、長さの違う【カラー・メカニカル・ペンシル】を3セット持っておる。色のバリエーションは夫々3~7色ほど。それでは使い道の無いものを何故Getしたか?しかもかなり高い値段で・・・【当時で一本平均100ドル程度】

 それは、綺麗だから!机の上の装飾品として実に綺麗! 筆記具と考えると使い道が無くてガッカリしてしまうが、装飾品の考えれば十分元は取れている。

 ちなみに、この手のペンシル入手時にいつも競合していたUSAのBidderと後にメールで【Why Kaweco Colour Mechanical Pencils ?】を聞いてみたら【accessories!】ちゅうことじゃった。目的が同じなら競合するわな・・・ その後しばらくは彼と事前談合して価格が高騰しないようにしていた。

 今回ごっそりとペンケースから出して並べてみた。その中で比較的大きさのそろった5本を紹介する。何故かそれぞれ微妙に大きさが違う・・・どうやら、標準化不足、かつ、品質管理プロセスが確立されてなかったと判断せざるを得まい。そこがまた人間らしくて大好きじゃ!

Kawecoのペンシルと万年筆の過去記事は以下を参照のこと

Pencil No.1     Pencil No.2     Pencil No.3

Fountainpen No.1         Fountainpen No.2

  
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2006年04月14日

正体不明のMontblanc PIX その25

 記事のタイトルに【その2】とある。では【その1】はいつだったのか? それは昨年の10月13日。トラックバックを参照されたし。10月のそれは金属軸ながら、いかにも古色蒼然としたペンシルらしい形状をしていた。今年のペントレに並べていたら、著名なペンシルコレクターから【お嫁にください】とのお申し出があり、あっさりと嫁いでいった。

2006-04-14 Pix 1 それと比べると、こちらのPixは非常にモダンな感じがする。残念ながら【Collectible Stars】には記載が無い。この六角形の軸が非常に持ちやすくて重宝している。実はこれもイタズラでペントレに並べていた。ものすごく高い金額をつけておいたので安心していたのじゃが、前述のペンシルコレクターが手に取って悩んでいたのでどきどきしていた。ペンシルは購入した時の価格をほとんど覚えていない。実用として購入するからじゃ。従って【ものすごく高い金額】と思っていたのが、実は【手ごろな金額】だったのかもしれない。相場を知らない物(ブツ)では冒険は出来ないなぁ・・・

 拙者は油性ボールペンはコレクションとして購入する。ペンシルはBPとセットで購入する以外は全て実用。そして万年筆は調整を楽しむ為に買う。万年筆に対する執着心はそれほど強くないので、どんどんお嫁に出すが、気に入ったBPは人目にも触れさせない。ペンシルは実用本位なので、握りやすいものを求めてとっかえひっかえしてきたが、大体好きなものが決まってきた。

 No.1はデュオフォールドの0.92个離撻鵐轡襦これが重くて非常に良い。使いやすさと、思い出が詰まった一本であり、そう簡単には変えられない。

 ところが、ペントレでの危機を乗り切った、この六角形のPixの握り心地の良さがすっかり気に入ってしまい、最近はずっとこちらを愛用している。今までで一番手になじむ軸の形状じゃ。これを純銀で作ったりしたらヒットすると思うがな。

  
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2006年01月09日

雪のNew Yorkで買った緑のペンシル5

2006-01-09 AM Parker Pencil このペンシルを購入したのは1992年の1月。雪の降るニューヨークの文具店で見つけた。

 何の目的でニューヨークに行ったのか?目的は2つあった。音楽にまったく興味が無い拙者がミュージカルなど見るわけが無い。

 一つはFountain  Pen Hospital【万年筆のワンダーランド】で万年筆を買いあさる事。【当時1ドルは80円】売っているものが全て異様に安く思えた。また日本で発売してなかった万年筆も多数。また修理道具や文献など持ち帰れる限り買った。毎日タクシーでGrand Central Hotel からFPHまでの往復を4日間続けた。荷物が重すぎて地下鉄では運べなかったからじゃ。当然、万年筆の箱は全てホテルに捨てて帰国した。それでも運搬用にデパートで大型スーツケースを買い足したほど大量の荷物じゃった。44本入りペンケースを6個買ったのが荷物が大きくなった原因。行く時にはこのケースを買うのが第一の目的だったが、FPHに到着したとたん、目的が軌道修正された・・・

 もう一つはニューヨークの万年筆文具店事情を調査すること。いったい米国ではどういう形で万年筆や周辺Goodsが売られているのか知りたかった。こちらはニューヨークで筆記具を展示してある店を見つけると全て入って調査。筆記具愛好家にはうらやましい状況じゃった。現在の日本の大型スーパーと同じくデパートの万年筆売り場はハズレ、Parkerの安物しか置いていなかった。一方、アクセサリーショップや文具店、書店に併設した文具コーナーは非常に充実!Parker 75 カスタムの緑軸、青軸、赤軸など、どこでも行き当たった。Sheafferのタルガなど見たことも無い軸色のがいっぱい!店に入る度に購入していたはず。そんな中で見つけたのが、このParker Duofold Pencilの緑軸じゃった。

 0.92仗弔硫鹽招出式で、芯は口金の先端から押し込む方式。クロスなどと同じで古くからあるタイプ。既にビッグレッド限定品についていたオレンジ軸のペンシルは持っていたのだが、この緑色に一目ぼれ。万年筆、ボールペンとともに迷わず購入。場所はGrand Central Hotel徒歩5分くらいの路地にある文具店。雪が降る午後3時でも店は混雑。緑軸のDuofoldは光って見えた!

 その後、万年筆とBPはお嫁に行ったが、ペンシルは今でも使っている。クリップが胴体からやや離れているのが酷使の状態を示している。

 ではなぜ消しゴムがまっさらか? 答えは簡単。今回の撮影にあわせて新品と交換しただけ。ま、Pelikan社史方式じゃな。Parkerではこの消しゴムを消耗品として売っているのでいつでも手に入るのが良い。

 筆圧の低い拙者にとってはペンシルは重いほど良い。そういう意味で、これは2番目に気に入っているペンシルじゃ。一番は・・・・ ペンテル・ケリーの純銀軸。書斎館が限定10本で製造・販売したものじゃ。もっともこれは実用ではなくコレクションじゃ!

  
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2005年10月17日

宝石のようなゴルフ・ペンシル Parker Duofold5

 拙者のペンシルコレクションは一切の一貫性が無く行われた。COMBOに始まり、Pixタイプ、タッカウェイ、超小型ペンシルなど、その時に気に入ったものを一時的に集めて、すぐに飽きてしまう、、、の繰り返しだった。

 その一種がゴルフペンシル。拙者はゴルフはやらないので、現在でもそうかどうかは知らないが、このペンシルがはやったころは、ゴルフのスコアを鉛筆で書いていたようだ。首から吊るすチェーンに取り付ける輪がついており、これにチェーンを通して吊るしておき、スイングする時には胸ポケットに入れておいたのだろう。

 もっともチェーンが残っているものはほとんど無い。おそらくは、チェーンを使わず、ズボンのポケットに入れて使ったのではないかと想像する。

 ゴルフペンシルは安っぽいものが多いが、なかにはちゃんとした万年筆メーカーが作ったものもある。Sheafferが積極的に超小型のゴルフペンシルを作っていたが、これは女性ゴルファー目当てだったのかもしれない。Lady Sheafferなどという、女性にターゲットを絞った商品群を出していたのでゴルフペンシルにも力を注いでいたと想像してもおかしくはないわな。

 そのほかではイタリアのOmasが非常にエレガントなゴルフペンシルを出していた。セルロイド製でしっかりとしたつくりだった。これは今でも拙者の宝物だ。

 拙者が美しさNo.1と評価するのは、写真のラピス・ブルーのParker製ゴルフペンシル。おそらくはParker Duofoldのラピス・ブルー軸シリーズの末席にいたペンシルだと思う。値段はけっこう高かったのではないかと想像する。当時の直線主体のパーカーの工作機械で、この曲線を出すのは相当難しかったじゃろうな。かなり割高になったのでは?

 それとも素材を渡して工作はOEMでやったのじゃろうか?日本と違って下請け構造が発達していなかった米国ではそう簡単ではなかったろう。修理は全てブランドメーカーが責任を持つという仕組みでは品質問題もあってOEM化は困難だったと思うがな。

 それにしても美しい軸色だ。いったい素材は何なんだろう?


2005-10-17 PM Parker_Golf_Pencil

  
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宝石のようなゴルフ・ペンシル Parker Duofold5

 拙者のペンシルコレクションは一切の一貫性が無く行われた。COMBOに始まり、Pixタイプ、タッカウェイ、超小型ペンシルなど、その時に気に入ったものを一時的に集めて、すぐに飽きてしまう、、、の繰り返しだった。

 その一種がゴルフペンシル。拙者はゴルフはやらないので、現在でもそうかどうかは知らないが、このペンシルがはやったころは、ゴルフのスコアを鉛筆で書いていたようだ。首から吊るすチェーンに取り付ける輪がついており、これにチェーンを通して吊るしておき、スイングする時には胸ポケットに入れておいたのだろう。

 もっともチェーンが残っているものはほとんど無い。おそらくは、チェーンを使わず、ズボンのポケットに入れて使ったのではないかと想像する。

 ゴルフペンシルは安っぽいものが多いが、なかにはちゃんとした万年筆メーカーが作ったものもある。Sheafferが積極的に超小型のゴルフペンシルを作っていたが、これは女性ゴルファー目当てだったのかもしれない。Lady Sheafferなどという、女性にターゲットを絞った商品群を出していたのでゴルフペンシルにも力を注いでいたと想像してもおかしくはないわな。

 そのほかではイタリアのOmasが非常にエレガントなゴルフペンシルを出していた。セルロイド製でしっかりとしたつくりだった。これは今でも拙者の宝物だ。

 拙者が美しさNo.1と評価するのは、写真のラピス・ブルーのParker製ゴルフペンシル。おそらくはParker Duofoldのラピス・ブルー軸シリーズの末席にいたペンシルだと思う。値段はけっこう高かったのではないかと想像する。当時の直線主体のパーカーの工作機械で、この曲線を出すのは相当難しかったじゃろうな。かなり割高になったのでは?

 それとも素材を渡して工作はOEMでやったのじゃろうか?日本と違って下請け構造が発達していなかった米国ではそう簡単ではなかったろう。修理は全てブランドメーカーが責任を持つという仕組みでは品質問題もあってOEM化は困難だったと思うがな。

 それにしても美しい軸色だ。いったい素材は何なんだろう?


2005-10-17 PM Parker_Golf_Pencil

  
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2005年10月16日

小さなペンを作るのが得意だったKawecoのペンシル

 Kawecoは何回か紹介しているが、万年筆には傑作と呼ばれるものは無い。Kaweco Sportは爆発的に売れたが、万年筆としてみれば【安物万年筆】の域を出ていない。SoenneckenやMatador、Osmiaなどと比べると高級感も劣る。

 しかしPencilにかけてはGoodだ。非常に多くの種類を出している。首軸の色が芯の色を表す色ペンシルの太軸などはMontblancブランドで売られていた同じような商品と比べても遜色ない。最初Montblancの色ペンシルを見たときにはKawecoがOEMで作っているのかと思ったほど。

 一部の例外を除き、Kawecoは万年筆もペンシルも小ぶりだが、特に写真の世代のペンシルは小さい。右が回転繰出式(非繰戻り)で、左がノック式。Kawecoの回転繰出式は非常に種類も数も多くてポピュラーだが、ノック式(Pix方式)はそれほど数が出ていない。海外のオークションでもほとんど見かけない。

 左写真の物は独逸の万年筆関連部品メーカーの社長で、Kawecoブランド権を購入した社長が日本訪問した際に、彼のコレクションの一部から譲ってもらったもの。Pix方式ではあるが、Pixよりもはるかに小さいのでかわいいことこの上ない。ただ、、、ノック感触などはPixほど頑丈な感じはしない。ま、いつ壊れるかというようなスリルを楽しみながらノックを繰り返すのも一興。

 これらのペンシル用の芯は1.18弌これの4B程度の芯というのが日本でだけ入手可能だ。万年筆倶楽部の会長が自費で10万本作ったのを、ユーロボックス他で購入できるようにしている。ペンシルコレクターの為の配慮でありがたいことだ。拙者も400本ほど購入したが、これで一生分あるだろう。太い芯はデッサンでもしない限りはなかなか減らないからな。

 もしオークションなどで左のタイプのペンシルを見かけたら確保しておくことをお奨めする。

2005-10-16 PM Kaweco_Elite_ノック2005-10-16 PM Kaweco_Elite_回転  
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小さなペンを作るのが得意だったKawecoのペンシル

 Kawecoは何回か紹介しているが、万年筆には傑作と呼ばれるものは無い。Kaweco Sportは爆発的に売れたが、万年筆としてみれば【安物万年筆】の域を出ていない。SoenneckenやMatador、Osmiaなどと比べると高級感も劣る。

 しかしPencilにかけてはGoodだ。非常に多くの種類を出している。首軸の色が芯の色を表す色ペンシルの太軸などはMontblancブランドで売られていた同じような商品と比べても遜色ない。最初Montblancの色ペンシルを見たときにはKawecoがOEMで作っているのかと思ったほど。

 一部の例外を除き、Kawecoは万年筆もペンシルも小ぶりだが、特に写真の世代のペンシルは小さい。右が回転繰出式(非繰戻り)で、左がノック式。Kawecoの回転繰出式は非常に種類も数も多くてポピュラーだが、ノック式(Pix方式)はそれほど数が出ていない。海外のオークションでもほとんど見かけない。

 左写真の物は独逸の万年筆関連部品メーカーの社長で、Kawecoブランド権を購入した社長が日本訪問した際に、彼のコレクションの一部から譲ってもらったもの。Pix方式ではあるが、Pixよりもはるかに小さいのでかわいいことこの上ない。ただ、、、ノック感触などはPixほど頑丈な感じはしない。ま、いつ壊れるかというようなスリルを楽しみながらノックを繰り返すのも一興。

 これらのペンシル用の芯は1.18弌これの4B程度の芯というのが日本でだけ入手可能だ。万年筆倶楽部の会長が自費で10万本作ったのを、ユーロボックス他で購入できるようにしている。ペンシルコレクターの為の配慮でありがたいことだ。拙者も400本ほど購入したが、これで一生分あるだろう。太い芯はデッサンでもしない限りはなかなか減らないからな。

 もしオークションなどで左のタイプのペンシルを見かけたら確保しておくことをお奨めする。

2005-10-16 PM Kaweco_Elite_ノック2005-10-16 PM Kaweco_Elite_回転  
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2005年10月15日

姿形の美しいCOMBO その名も Diamond Combo5

 拙者は一時COMBOに凝っていた時期があり、その時にはおびただしい数のCOMBO万年筆を保持していた。ただ殆どが壊れた物を10本50ドルくらいで購入し、修理して使えるようにして楽しんでいただけでお金はかかっていない。その中でも軸色が本当にきれいな物は限られていた。記憶している範囲では、Sheafferで1本、インディアン・コンボで4本と、この1本だけが拙者の美意識を満足させてくれた。

 姿形も、機能一辺倒の他のCOMBOとは違って丸くてかわいいキャップは秀逸。底なし沼の苔のような色の軸色も緑が好きな拙者にはこたえられない。名前はDiamond Comboと高級志向だ。

 COMBOは書き味を追求するものではない。それではかわいそうだ。拙者は旅行や出張の際に必ず持参し、旅の終わりとともにお世話になった人に差し上げることにしている。差し上げたとたんにそのCOMBOの寿命が尽きるのは自明であるが、10人に1人でも有効利用してくれれば良いと思っている。

 COMBOはCombinationの略語で、オイルライターとペンシル、万年筆とペンシル、ペンシルとナイフなどの組み合わせが多い。オイルライターとペンシルなんて煙草吸いには一見便利なようだが、実際にはペンシルを使う機会自体がそれほど無い。もしオイルライターと万年筆なんてCOMBOがあったら煙草を吸わない拙者でも欲しいと思う。いや、煙草に点火するわけではない。万年筆の調整では火が欲しい場面が多いでな。長原先生がやるように水でぬらしたティッシュをペン芯に巻いてライターであぶる!まさに水蒸気を当ててエボナイトをやわらかくするのと同じ効果。こういう見栄えの良い技に、COMBO万年筆なんてのが使えると面白い。弱点は自分自身(万年筆側)のペン芯は暖められないということかな。

2005-10-15 PM Combo_Diamond

  
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2005年10月13日

正体不明の Montblanc PIX  いったい何者?5

 このPIXは2002年にeBayで手に入れた。通常Reserve PriceをつけないSellerが初めてReserve Priceを設定したので、各国のCollectorが色めき立ったらしく、とんでもない価格まで値上がりした。拙者たまたま一桁間違えてBidして忘れていたので、【あんたが勝ち】というメールが来た時ギョエ〜!となった。なんでこんな小汚いペンシルが、、、高〜い!

 拙者の場合、ペンシルは流すようにBidしていたので、Pixだという意識すら無かった。メールで初めてPixと知ったわけだ。相場も知らないし困った・・ さらに到着までに一ヶ月以上かかった。何で?と聞いたら胴体に再鍍金してくれてた。今でも人気のsellerだが、こういう売れてからの微修正/化粧直しをしてくれるのは、ありがたい場合と迷惑な場合がある。元々の状態がわからないのでどっちが良かったかは不明。しかし本場のSellerだし、日本人との取引も多いので、ま、よかろう!

 Montblanc Collectible starsによれば、1935年から1955年までの間には数限りない金属製Pixが販売されており、とてもリストを作れない。相場としては60~600ユーロだとか。それならそう高い買い物ではなかったかもしれない。上限に近い金額じゃったが。

 ヘミングウェイクリップではなく、スネーククリップなのであまりかわいくないのが残念だ。芯はガシガシと出てくる。ノブのホワイトスターに細かいヒビがいっぱい入っているのが良い!Vintage物は歴史を感じさせてくれないと面白くない。出来れば利用者の名前とか贈られた月日が彫られているとその人の歴史まで感じられて良いのだが、最近そういう品物の出品がずいぶんと減った。残念じゃ。

2005-10-13 PM Montblanc_Pix_金鍍金
  
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正体不明の Montblanc PIX  いったい何者?5

 このPIXは2002年にeBayで手に入れた。通常Reserve PriceをつけないSellerが初めてReserve Priceを設定したので、各国のCollectorが色めき立ったらしく、とんでもない価格まで値上がりした。拙者たまたま一桁間違えてBidして忘れていたので、【あんたが勝ち】というメールが来た時ギョエ〜!となった。なんでこんな小汚いペンシルが、、、高〜い!

 拙者の場合、ペンシルは流すようにBidしていたので、Pixだという意識すら無かった。メールで初めてPixと知ったわけだ。相場も知らないし困った・・ さらに到着までに一ヶ月以上かかった。何で?と聞いたら胴体に再鍍金してくれてた。今でも人気のsellerだが、こういう売れてからの微修正/化粧直しをしてくれるのは、ありがたい場合と迷惑な場合がある。元々の状態がわからないのでどっちが良かったかは不明。しかし本場のSellerだし、日本人との取引も多いので、ま、よかろう!

 Montblanc Collectible starsによれば、1935年から1955年までの間には数限りない金属製Pixが販売されており、とてもリストを作れない。相場としては60~600ユーロだとか。それならそう高い買い物ではなかったかもしれない。上限に近い金額じゃったが。

 ヘミングウェイクリップではなく、スネーククリップなのであまりかわいくないのが残念だ。芯はガシガシと出てくる。ノブのホワイトスターに細かいヒビがいっぱい入っているのが良い!Vintage物は歴史を感じさせてくれないと面白くない。出来れば利用者の名前とか贈られた月日が彫られているとその人の歴史まで感じられて良いのだが、最近そういう品物の出品がずいぶんと減った。残念じゃ。

2005-10-13 PM Montblanc_Pix_金鍍金
  
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2005年10月12日

日本人で誰に似合っただろう? Montblanc PIX No.3725

 このPIX No.372はMontblanc No.344やNo.342という万年筆とセットで販売されたペンシル。

Montblanc Collectible Starsによれば;

No.344 : 1951-1960
No.342 : 1951-1960

に対して

No.372 : 1951-1858

となっており年代的にはピッタリマッチするし、デザイン上の整合性もある。ただしこの赤軸と青軸は輸出専用モデルとして製造され、独逸国内では販売されていなかった。そのかわり、黒軸にはノック部分の天冠がカラーのものがあり、中に入れた芯の色を判別することも出来た。その場合、ペンシルというよりも芯ホルダー的な使われ方をしたのだろう。

 このペンシルが日本に輸入されていたのかどうかは知らないが、輸入されていたとしてどういう人に似合ったのだろうか?1960年でさえ、日本のサラリーマンの月収が2万円になるかどうかというころだろう。当時赤い色の筆記具なんて男性は恥ずかしくて使えなかったはず。

 元々は【プアマンズNo.144】の位置付けのNo.344であるが、日本でそんなに安価で売られたとも思えない。まだまだキャリアウーマンなど夢のまた夢の時代に、万年筆とセットでペンシルを使う女性となると、、、まったく想像も出来ない。

 ということは、やはり日本には輸入されていなかったのだろうか?それとも女医さんなどの間ではやった記録があるのだろうか?もし使っている人の記録があれば教えて欲しい。

 現代に0.92弌6B芯装填でやさしいノックとして復活すれば相当売れると思うがの、、、

2005-10-12 PM Montblanc_Pix_372_S_赤

  
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日本人で誰に似合っただろう? Montblanc PIX No.3725

 このPIX No.372はMontblanc No.344やNo.342という万年筆とセットで販売されたペンシル。

Montblanc Collectible Starsによれば;

No.344 : 1951-1960
No.342 : 1951-1960

に対して

No.372 : 1951-1858

となっており年代的にはピッタリマッチするし、デザイン上の整合性もある。ただしこの赤軸と青軸は輸出専用モデルとして製造され、独逸国内では販売されていなかった。そのかわり、黒軸にはノック部分の天冠がカラーのものがあり、中に入れた芯の色を判別することも出来た。その場合、ペンシルというよりも芯ホルダー的な使われ方をしたのだろう。

 このペンシルが日本に輸入されていたのかどうかは知らないが、輸入されていたとしてどういう人に似合ったのだろうか?1960年でさえ、日本のサラリーマンの月収が2万円になるかどうかというころだろう。当時赤い色の筆記具なんて男性は恥ずかしくて使えなかったはず。

 元々は【プアマンズNo.144】の位置付けのNo.344であるが、日本でそんなに安価で売られたとも思えない。まだまだキャリアウーマンなど夢のまた夢の時代に、万年筆とセットでペンシルを使う女性となると、、、まったく想像も出来ない。

 ということは、やはり日本には輸入されていなかったのだろうか?それとも女医さんなどの間ではやった記録があるのだろうか?もし使っている人の記録があれば教えて欲しい。

 現代に0.92弌6B芯装填でやさしいノックとして復活すれば相当売れると思うがの、、、

2005-10-12 PM Montblanc_Pix_372_S_赤

  
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2005年10月11日

未完成型 PIX No.172 Long & Short5

 本日紹介するのは、1950年代No.144/146と同時に発売されたPIX No.172と2年遅れて発売されたPIX No.172(Short)。写真では同じような大きさに見えるが、左側がNo.172で全長13僉右側がNo.172(short)で全長12僂澄軸の太さは同じ。

公式記録では製造年月は;

No.139   1939-1951
No.149       1952-1960  (50年代No.149)

に対して
No.142       1950-1960
No.144       1949-1960
No.146       1949-1960
 
No.172       1949-1958
No.172S     1951-1958

 となっている。No.172は明らかにNo.149の発売ではなく、No.144/146の発売に合わせてある。製造中止時期が50年代の万年筆よりも2年ほど早いのは、1960年代からの新シリーズにあわせて動きの遅いペンシル関係の在庫削減を図ったせいだろう。ということは、1957年の段階では1960年代シリーズの企画は全て出来ていたと見るべきだろう。
 皆が珍重する50年代No.149ではあるが、たった8年間しか作られなかった事から考えて、製造メイカーに対して期待通りの利益をもたらさなかったモデル、あるいは、修理対応で莫大な負担を強いたモデルであったと想像される。客に受けるほど会社が苦しむという製品は、やはり【良い製品とは呼べないだろうな。


2005-10-11 PM Montblanc_Pix_172_L2005-10-11 PM Montblanc_Pix_172_S

個人的見解だが、PIX 172は非常に扱いやすい。特にNo.172Sは全長が短いこともあり普段使いには非常によかった。芯も4Bまで準備されているので(ユーロボックス)低い筆圧でも問題ない。もっと派手な色だったら頻繁に使っただろうが、派手な拙者には余りに地味すぎて出番が少なかった、、まだペンケースに入っているかな?それとも既にお嫁にいったかな?

  
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未完成型 PIX No.172 Long & Short5

 本日紹介するのは、1950年代No.144/146と同時に発売されたPIX No.172と2年遅れて発売されたPIX No.172(Short)。写真では同じような大きさに見えるが、左側がNo.172で全長13僉右側がNo.172(short)で全長12僂澄軸の太さは同じ。

公式記録では製造年月は;

No.139   1939-1951
No.149       1952-1960  (50年代No.149)

に対して
No.142       1950-1960
No.144       1949-1960
No.146       1949-1960
 
No.172       1949-1958
No.172S     1951-1958

 となっている。No.172は明らかにNo.149の発売ではなく、No.144/146の発売に合わせてある。製造中止時期が50年代の万年筆よりも2年ほど早いのは、1960年代からの新シリーズにあわせて動きの遅いペンシル関係の在庫削減を図ったせいだろう。ということは、1957年の段階では1960年代シリーズの企画は全て出来ていたと見るべきだろう。
 皆が珍重する50年代No.149ではあるが、たった8年間しか作られなかった事から考えて、製造メイカーに対して期待通りの利益をもたらさなかったモデル、あるいは、修理対応で莫大な負担を強いたモデルであったと想像される。客に受けるほど会社が苦しむという製品は、やはり【良い製品とは呼べないだろうな。


2005-10-11 PM Montblanc_Pix_172_L2005-10-11 PM Montblanc_Pix_172_S

個人的見解だが、PIX 172は非常に扱いやすい。特にNo.172Sは全長が短いこともあり普段使いには非常によかった。芯も4Bまで準備されているので(ユーロボックス)低い筆圧でも問題ない。もっと派手な色だったら頻繁に使っただろうが、派手な拙者には余りに地味すぎて出番が少なかった、、まだペンケースに入っているかな?それとも既にお嫁にいったかな?

  
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2005年10月10日

PIXの王道 Montblanc PIX No.75/76

 日本と海外とではPIXに対する評価は違うのかもしれない。現在PIXの75などは海外オークションでは非常に高価だが、ほとんどの場合、日本人同士で相場を上げている。海外でも日本人がVintage Montblancの相場を上げているというのは知れ渡っているらしく、オークションに出品しない業者相場も上がっているらしい。

 昔の相場を知らないVintage初心者の人は際限も無くBid額を上げていく。昔の相場を知っているベテランはいくらなんでも、、ということで自制する。その結果、最近出たVintageはほとんどが過去の相場を知らない人の下へ行って、それが新たな相場になる。昔からVingtage Montblancを持っている人の物の価値もあがるので、文句言う筋合いでもない。

 それにVintageバブルだ!と騒いでみたところで、4810本発売する限定品よりも高価なVintage万年筆はほとんど無い。貴重で数が少ないものの方が安いのであれば、まだまだ相場が上がる可能性はある。

 そういうVintage Montblancの相場の先頭を走っていたのがPIX75だったのは間違いない。PIX35のところでも紹介したが、コピーライター連中が使っているということで相場上昇し始めたころは、まだ市場在庫が相当あったらしい。ところが、それが一掃されるとべらぼうな値段でも欲しいという人間が現れた。いわゆる初心者で拙者もその一人だった。PIX75の緑軸なら10万円でも買うぞ!と公言していたがそれでも手に入らなかった。ペンシルに関してはまったく出遅れていた。

 しかし思わぬことから入手にいたることもある。海外オークションでPIX76を落としたが、到着したらPIX75だった。間違えて送ったのなら悪いなと思って確認したら、【すまん、PIX76をPIX75と間違えるなんて、、決して悪気は無い、、】と返事。本国ではPIX76の方が人気があるらしい。そこで、PIX75はほかにあるの?と聞いたら全色あるとのこと。おかげでかなり安くPIX75を全色手に入れた。しばらく使ってみて、なぜ本国でPIX76の方が人気があるのか分った。また日本ではPIX75が人気かも。芯の性能と値段ですな。


2005-10-10 PM Montblanc_Pix_76_Black2005-10-10 PM Montblanc_Pix_76_Gray

ところで、このPIX75/76の親戚に幻のボールペンというのがあるらしい!

これについては、別の筆者が投稿するのでお楽しみに。

なをもうしばらくしたら、このBlogの筆者が拙者だけではなく、多人数の共著という形になる。それぞれが得意の分野、特異なキャラクターを開示して執筆する。いずれ劣らぬ異才であるがどうなるかは想像も付かない。ただ、内容的にはより広い範囲、深い洞察、面白い話題になることは間違いない。それと、このBlogの特長として、息抜きとして面白いのは本文ではなく、コメントじゃ。ここがいっそう面白くなることだけは請け合いじゃ。お楽しみに!

  
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PIXの王道 Montblanc PIX No.75/76

 日本と海外とではPIXに対する評価は違うのかもしれない。現在PIXの75などは海外オークションでは非常に高価だが、ほとんどの場合、日本人同士で相場を上げている。海外でも日本人がVintage Montblancの相場を上げているというのは知れ渡っているらしく、オークションに出品しない業者相場も上がっているらしい。

 昔の相場を知らないVintage初心者の人は際限も無くBid額を上げていく。昔の相場を知っているベテランはいくらなんでも、、ということで自制する。その結果、最近出たVintageはほとんどが過去の相場を知らない人の下へ行って、それが新たな相場になる。昔からVingtage Montblancを持っている人の物の価値もあがるので、文句言う筋合いでもない。

 それにVintageバブルだ!と騒いでみたところで、4810本発売する限定品よりも高価なVintage万年筆はほとんど無い。貴重で数が少ないものの方が安いのであれば、まだまだ相場が上がる可能性はある。

 そういうVintage Montblancの相場の先頭を走っていたのがPIX75だったのは間違いない。PIX35のところでも紹介したが、コピーライター連中が使っているということで相場上昇し始めたころは、まだ市場在庫が相当あったらしい。ところが、それが一掃されるとべらぼうな値段でも欲しいという人間が現れた。いわゆる初心者で拙者もその一人だった。PIX75の緑軸なら10万円でも買うぞ!と公言していたがそれでも手に入らなかった。ペンシルに関してはまったく出遅れていた。

 しかし思わぬことから入手にいたることもある。海外オークションでPIX76を落としたが、到着したらPIX75だった。間違えて送ったのなら悪いなと思って確認したら、【すまん、PIX76をPIX75と間違えるなんて、、決して悪気は無い、、】と返事。本国ではPIX76の方が人気があるらしい。そこで、PIX75はほかにあるの?と聞いたら全色あるとのこと。おかげでかなり安くPIX75を全色手に入れた。しばらく使ってみて、なぜ本国でPIX76の方が人気があるのか分った。また日本ではPIX75が人気かも。芯の性能と値段ですな。


2005-10-10 PM Montblanc_Pix_76_Black2005-10-10 PM Montblanc_Pix_76_Gray

ところで、このPIX75/76の親戚に幻のボールペンというのがあるらしい!

これについては、別の筆者が投稿するのでお楽しみに。

なをもうしばらくしたら、このBlogの筆者が拙者だけではなく、多人数の共著という形になる。それぞれが得意の分野、特異なキャラクターを開示して執筆する。いずれ劣らぬ異才であるがどうなるかは想像も付かない。ただ、内容的にはより広い範囲、深い洞察、面白い話題になることは間違いない。それと、このBlogの特長として、息抜きとして面白いのは本文ではなく、コメントじゃ。ここがいっそう面白くなることだけは請け合いじゃ。お楽しみに!

  
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2005年10月09日

誰が使うの? Montblanc スケッチペン5

 このスケッチペンを見たときに、ひと目で欲しいと思った。理由は拙宅の猫に似ているから。5匹いるのだが、そのうちの一匹はやや頭が弱い。全長は短いのだがコロコロ太っていてかわいい。呼ぶと必ず返事するのもこいつだけ。名前はチビブー。チビでブーだから。

 このスケッチペンもまさにチビブーでかわいいと思って速攻で買った。ノック部分を回してはずすと中に芯削りがはいっているという優れものだ。

 しかし、拙者には使い道が無かった、、、何かに使えないかと、色々考えてみた。ただ、絵が下手で字も下手という拙者には使う機会が無い。そもそも拙者は万年筆コレクターではあっても、万年筆愛用者ですら無い。メモ採りくらいにしか万年筆を使ってない。それがスケッチペン購入というのは少々無謀だったかもしれない。

 しかも問題は太すぎて万年筆ケースにも入らないことだ。クリップも無いので持ち運びも出来ない!  ということで、ペンシルコレクターの下へお嫁にいった。

その後、こいつの欠点をカバーしてくれる新人が登場した。アウロラが大陸シリーズなどに用意したスケッチペン。これにはペンスタンドがオプションで付く!これならばオフィスで使える。しかも芯も4色用意されている。

 さっそく実物を見てみたのだが、購入には至っていない。アウロラのペンスタンド付スケッチペンは確かに便利なのだが、なんていうか、チビブーではない。要するにかわいいと思わせるデザインになってないわけだ。イタリア製のアウロラが使いやすさや機能性を追及してかわいくなくなり、独逸製のMontblancスケッチペンがデザイン重視でかわいく作って機能的でない、、、筆記具の世界では独逸とイタリアが逆転してしまったのかもしれない。いずれにせよMontblancの冒険は続く、、、か

2005-10-09 PM Montblanc_Bold_Pencil

  
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誰が使うの? Montblanc スケッチペン5

 このスケッチペンを見たときに、ひと目で欲しいと思った。理由は拙宅の猫に似ているから。5匹いるのだが、そのうちの一匹はやや頭が弱い。全長は短いのだがコロコロ太っていてかわいい。呼ぶと必ず返事するのもこいつだけ。名前はチビブー。チビでブーだから。

 このスケッチペンもまさにチビブーでかわいいと思って速攻で買った。ノック部分を回してはずすと中に芯削りがはいっているという優れものだ。

 しかし、拙者には使い道が無かった、、、何かに使えないかと、色々考えてみた。ただ、絵が下手で字も下手という拙者には使う機会が無い。そもそも拙者は万年筆コレクターではあっても、万年筆愛用者ですら無い。メモ採りくらいにしか万年筆を使ってない。それがスケッチペン購入というのは少々無謀だったかもしれない。

 しかも問題は太すぎて万年筆ケースにも入らないことだ。クリップも無いので持ち運びも出来ない!  ということで、ペンシルコレクターの下へお嫁にいった。

その後、こいつの欠点をカバーしてくれる新人が登場した。アウロラが大陸シリーズなどに用意したスケッチペン。これにはペンスタンドがオプションで付く!これならばオフィスで使える。しかも芯も4色用意されている。

 さっそく実物を見てみたのだが、購入には至っていない。アウロラのペンスタンド付スケッチペンは確かに便利なのだが、なんていうか、チビブーではない。要するにかわいいと思わせるデザインになってないわけだ。イタリア製のアウロラが使いやすさや機能性を追及してかわいくなくなり、独逸製のMontblancスケッチペンがデザイン重視でかわいく作って機能的でない、、、筆記具の世界では独逸とイタリアが逆転してしまったのかもしれない。いずれにせよMontblancの冒険は続く、、、か

2005-10-09 PM Montblanc_Bold_Pencil

  
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2005年10月08日

気楽に使える PIX35,PIX36 多少下品な音だけど、、5

 一時は猫も杓子もPIX、PIXとうるさい時期もあったが、最近では落ち着いてきたような気がする。コレクションの世界は発行株式の少ない上場会社の株価と同じで、ごく少数の人が熱狂しただけで相場が上がってしまう。
 
 PIXに関してはその昔、山田太郎氏、糸井重里氏らが使って良いという評判が広まった、、しかもそのときには既に廃盤になっていたと聞いている。おそらくは金ペン堂あたりで入手したのではないかと想像している。

 ただPIXなら何でもよかったかと言うとそうではなく、ニューマンの0.92个使えて金貼りキャップのPIX75あるいはそれ以上のモデルがもてはやされた。ずっと後になって、相場が落ちてきたころPIX75を入手したが、たしかに良い出来だと思った。個人的には1.18仗弔鮖箸ΑPIX76の方が好きだがな。究極のペンシルか?と言われると疑問符は付く。書き味ではやはり鉛筆に負ける!

 この2本のPIX(35/36)は最も安価なPIXだと思う。PIX75に比べるとかなり下品なノック音がするようだが、ガシャガシャというノック音が好きな拙者にはこちらの方がお似合いだと思う。

左がPIX36(1.18弌法右がPIX35(0.92弌砲澄8什澳の上のペン立てに2本とも無造作に立ててあるが、これに手がのびることはめったに無い。どうしても派手なデュオフォールドの0.92仗弔離撻鵐轡襪鮖箸辰討靴泙ΑI圧が低いので重いペンシルがありがたい


 ではどういう時に使うか?まさにこのBlogの1ヶ月計画を作る際に利用している。これだけ頻繁に更新していくと画像、記事についてはあらかじめ骨組み(タイトル、画像、大まかな文章構成)を決めておかないと1日に4時間ほどBlogにかかってしまう。ちゃんとした記事を書いている人は1記事2時間が平均らしい。そんなに時間はとれず、平日なら2時間で2記事を書かねばならないので、準備作業は非常に重要。従って構想を作る際には考えたり、書いたりが頻繁に発生するので万年筆ではロスが多い。また回転式のペンシルも思考を中断させてしまう。こういう時にはPIXに限る。
2005-10-08 PM Montblanc_Pix_362005-10-08 PM Montblanc_Pix_35

  
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気楽に使える PIX35,PIX36 多少下品な音だけど、、5

 一時は猫も杓子もPIX、PIXとうるさい時期もあったが、最近では落ち着いてきたような気がする。コレクションの世界は発行株式の少ない上場会社の株価と同じで、ごく少数の人が熱狂しただけで相場が上がってしまう。
 
 PIXに関してはその昔、山田太郎氏、糸井重里氏らが使って良いという評判が広まった、、しかもそのときには既に廃盤になっていたと聞いている。おそらくは金ペン堂あたりで入手したのではないかと想像している。

 ただPIXなら何でもよかったかと言うとそうではなく、ニューマンの0.92个使えて金貼りキャップのPIX75あるいはそれ以上のモデルがもてはやされた。ずっと後になって、相場が落ちてきたころPIX75を入手したが、たしかに良い出来だと思った。個人的には1.18仗弔鮖箸ΑPIX76の方が好きだがな。究極のペンシルか?と言われると疑問符は付く。書き味ではやはり鉛筆に負ける!

 この2本のPIX(35/36)は最も安価なPIXだと思う。PIX75に比べるとかなり下品なノック音がするようだが、ガシャガシャというノック音が好きな拙者にはこちらの方がお似合いだと思う。

左がPIX36(1.18弌法右がPIX35(0.92弌砲澄8什澳の上のペン立てに2本とも無造作に立ててあるが、これに手がのびることはめったに無い。どうしても派手なデュオフォールドの0.92仗弔離撻鵐轡襪鮖箸辰討靴泙ΑI圧が低いので重いペンシルがありがたい


 ではどういう時に使うか?まさにこのBlogの1ヶ月計画を作る際に利用している。これだけ頻繁に更新していくと画像、記事についてはあらかじめ骨組み(タイトル、画像、大まかな文章構成)を決めておかないと1日に4時間ほどBlogにかかってしまう。ちゃんとした記事を書いている人は1記事2時間が平均らしい。そんなに時間はとれず、平日なら2時間で2記事を書かねばならないので、準備作業は非常に重要。従って構想を作る際には考えたり、書いたりが頻繁に発生するので万年筆ではロスが多い。また回転式のペンシルも思考を中断させてしまう。こういう時にはPIXに限る。
2005-10-08 PM Montblanc_Pix_362005-10-08 PM Montblanc_Pix_35

  
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2005年10月01日

Eversharp 最後のあがき 【シンフォニー】 とっても良いセット

 このシンフォニーはEversharp社がParkerに買収される直前くらいに販売されていたモデルだと思う。5年ほど前まではeBayでよく見かけた。歴史を閉じようとする直前の会社のモデルは、例外なく酷い。ONOTOが最高と最低の差が一番大きかったように思うが、このシンフォニーは善戦していた。いや、むしろエバーシャープの歴史の中でも出色の出来ではないかと思う。

 まずペンシルが良い。拙者、EversharpのPIX型のペンシルはMontblancやPelikanよりもはるかに好きだ。ノックした際の【ロボコップが歩く時のような】ガシャガシャという音が好き!いかにも芯を出しているという感じが良い。ペチペチっと小さな音だけで芯が出てくるPixはかわいいけど優等生過ぎて、、、

 万年筆のほうはペン先が柔らかい。小さくて柔らかいペン先は病みつきになる。レバーフィラーというのも長期間メンテが出来る事を考えるとピストン吸入式よりはずっと良い。最近ではコンバーターが製造中止になったり、カートリッジが廃盤になって使えなくなる万年筆が続出している。その点、レバーフィラーは全ての部品が市販で入手可能だ。(あるいは作れる)

 歴史の承認として飾っておいたら、気に入った方がいてお嫁に行った(万年筆とペンシル)。
質感もGood!  実はシンフォニーのペンシルは色違いも持っている。

2005-10-01 PM Eversharp_MP2005-10-01 PM Eversharp BP

  
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