2012年04月13日

萬年筆研究会【WAGNER】限定180字詰原稿用紙  ★★★ 再報 ★★★

萬年筆研究会【WAGNER】限定180字詰原稿用紙は大変好評につき、ペントレでの受取希望数ペントレ会場での一般への販売予定数の合計が初版(400冊)に近づいて参りました。
そこで4月15日(日)の正午(12:00)を持ちましてペントレ受取希望数を一端Fixさせて頂きます。それ以降、ペントレ会場での受取申込みは出来ません
レターパックでのお申し込みや他会場での受取希望は継続的に受付けます。
また15部以上であれば宅配便送料着払の方がレターパックよりも安くなりますので、その旨希望メールに書いてご返送下さい。
既に200冊〜300冊の増刷準備を進めていますので、レターパックでのお申し込みや、その他会場での受取希望は継続して下さい。  

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2012年01月05日

筆記具関連四方山話 【 貢ぎ物 】

2012-01-05 01年末の年忘れ大バザールで思わぬ物を頂いた。じゃんけん大会の景品かと思って【いいなぁ、参加したいなぁ、欲しいなぁ!】と大騒ぎしてからトイレに行き、帰ってみると、そっと拙者のリュックの中に入れられていた。

ひゃひゃひゃ!うれしい!

海外のオークションでは350ドルから450ドルの相場で取引されている逸品。本物?を実に忠実に再現している。

以前から欲しいとは思っていたのだが、何万円も払うのはなぁ・・・と我慢していたもの。

欲しい物は欲しがると遠ざかり、あきらめているとヒョイと手に入る。

拙者にとって最初の経験は、伊勢丹デパートで発掘されたPilot 65の赤軸とプラチナ70周年記念モデル。発掘された箱を展示している場に遭遇し、速攻で両方とも確保。発売されてから10年以上伊勢丹の倉庫で眠っていたもの。

次がDupon'tのタージマハルで、今回が三度目!

ではこれは一体何か?つきみそうさんや、世界のコレクターは一発でわかったことであろう・・・

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2011年12月14日

TAKUYA 呼薫(こくーん) 小銭入れ到着!

2011-12-14 01TAKUYAの【柔らかクロコダイル】とでも呼ぶべき呼薫(こくーん)シリーズの小銭入れが到着した。前回の関西地区大会でお二人の会員が持っており、そのすばらしさに悩殺されてしまった!

お二人の仕様はそれぞれ違っていたが、今回はその間を取ったような仕様となっている。

実は小銭入れには長い間苦労ししていた。なんせ小銭をたくさん持ち歩く。500円玉4枚、100円玉9枚、50円玉2枚、10円玉9枚、5円玉2枚、1円玉9枚を毎朝入れ、それをズボンの右ポケットに収納している。

当然、すぐにお金が出せることが重要なのだが、今まで使っていた小銭入れには重大な欠陥があった。

2011-12-14 03左が今まで使っていた小銭入れ。ルイ・ヴィトン製なのだが、硬くてポケットへの収まりが悪い上、どちらが上かがよくわからず、小銭を出すまでに何度もひっくり返して空ける場所を捜していた。

何度も変えようかと考えたのだが、市販品では品質と使い勝手が両立する物がなく、悶々としていた。そこに前回の関西地区大会での出会い!しかも名うてのこだわり人が二人とも持っていたというのがポイントだった。

2011-12-14 02スナップを磁石製で2個付けにしてもらい、大量の小銭でもしっかりとHoldでき、耐久性も高い仕様となった。

シリーズとしては、これになる。こげ茶のコインケース。LVのコインケースの何倍も高いが、満足度はそれを遙かに凌ぐ!

22歳で就職してからの37年間でおそらくは200個以上の小銭入れを使ってきたが、間違いなく最高の1個であると断言できる。

5年間使うとすれば1日あたり43円程度。すなわちガリガリ君1本よりも安いことになる!ガリガリ君を我慢すればクロコの財布が手に入る!さてあなたはどっち?

  
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2011年09月24日

aurora_88さんの〔平和のための、ガン〕

http://blog.livedoor.jp/aurora_88/archives/51828838.html

これは授業中ではなく、休み時間のスターですな!

  
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2011年04月13日

萬年筆研究会【WAGNER】名札入れ made by TAKUYA

2011-04-13 01左記はTAKUYAの試作品である萬年筆研究会【WAGNER】会員カード入れ with 萬年筆挿しじゃ。bromfieldしゃんが持っていたホルダーのTAKUYA版が欲しいなぁとつぶやいたら試作してくれた。

本体が多少ブルーっぽく見えるが、ホルダーは黒革で、ペン挿し部分は緑の革製。ひもは革製にすると高価になるので革製ではないと聞いた。

ネームカードをジョッターのように四隅で留めている。これカードが装着しやすい!現在皆さんに使ってもらっているカードケースはビニール製で、中に差し込む形式なので非常に難儀する。

このカードケースであれば、名刺を挟んでも良いし、名札にしても良い。名刺サイズのカードであれば何でも簡単に挿しこめる。またいざとなったらジョッターにも・・・

2011-04-13 02愛用の筆記具は付属しているホルダーに通してクリップで止める方式。従ってクリップが無いモデルやキャップがすぐに緩むような回転式キャップの萬年筆には向かない。

今回もProfit 30周年モデルのキャップをいい加減に回していたら、胴体がポロっと落ちて肝を冷やした。Profit 30周年記念は特にキャップがきっちりと締まるような設計になっているのだが、締めなければ意味が無い・・・ということがよくわかった。

拙者は萬年筆研究会【WAGNER】会場へ入ると上着を脱いでしまうので、筆記具が必要となる都度、大騒ぎして人に借りている。今後はこのホルダーがあれば、人に借りる必要もなくなる。

革の色や素材で遊ぶとかなりカラフルなカードケースになるのではないかと考えている。

2011-04-13 03本体とペンホルダーの裏側はこちら!

ホルダーの裏側には名刺や名刺サイズのジョッターをストックする部分がある。元々が名刺入れからの流用なので当然であろうが・・・

これをオリジナルデザインで作ってみたいという人はTAKUYAしゃんに相談してみてくだされ。拙者もいろいろ思いついている。

拙者はiPhoneを首から吊しているので、これ以上吊すとひもが大変なことになりそう。ならば iPhone ホルダーに名刺ホルダーが付く形態にしようか・・・などと考えていると眠れなくなってしまいそう!もちろん萬年筆研究会【WAGNER】専用としてだがな。
  
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2011年04月01日

筆記具関連四方山話 【 発掘されたラベル 】

2011-04-11 012011-04-11 02昨日、スキャナーの後ろ側に落ちた紙の山(中には萬年筆もあった!)をかたづけていたら、WAGNER 2007用のインクラベルを発掘した。これを作成するには莫大な工数がかかっている。

まずはポンちゃんがイラストを起こす。それをパイタンさんとaurora_88さんが特殊な処理をしたインクラベルに印刷する。素人が入手できるものではなく、プロの世界の産物なのじゃ。それほど気合いを入れて作ったもの。

当初はラベルは一種類のはずだったのだが、ポンちゃんがノリでいろいろ作ってくれた。

2011-04-11 032011-04-11 04こちらは当時の調整師ラベル。左が拙者で右はらすとるむさん。

当時の拙者はキャップを外す際に右手でキャップをつかみ、力のある左手で軸を捻っていた。そういう癖をうまく見抜いて書かれている。

またらすとるむさんは右目にルーペをはさみ、左手にヤスリを持ってどう削ってやろうかと思案している様子。こちらも上出来!ただ左手にヤスリを持っていたか、右手にヤスリを持っていたかは定かでは無い。ぜひご本人からの回答を待ちたい。らすとるむさんは、最近慶事が予定されているらしく、家の改装に余念が無い。数十匹の猫に荒らされた家を大改装しているらしいが・・・またすぐに荒らされるのではないかな?
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Posted by pelikan_1931 at 09:30Comments(3) このエントリーをはてなブックマークに追加 mixiチェック

2011年03月30日

柘植の小枝と桜島椿オイル

2011-03-30 01こちらは先日の【世界の万年筆祭り】と同じタイミングで実施された【大鹿児島展】会場で入手したモノ。親方が【見てみぃ、ペン先の曲がりを直すのに最高の形や!】といって騒いでいたので、奪うようにしてレジに持って行った。

柘植の小枝を切ってツボ押し棒に加工したもので、本来の目的は文字通りツボを押すもの。パソコンで眼が疲れ、肩が凝る現代人は肩こりを治すツボを押しているのだろうか?

拙者も慢性的な肩こりだが、あまりに硬くて痛みを感じない。従って、拙者にとってのツボ押し棒は、ペン先のカーブを微修正する目的以外では使っていない。

この柘植の小枝は左利きの親方が見立てたとおり、同じく左手にツボ押し棒を握って調整する拙者にもピッタリと適合する。

ちなみに、ツボ押し棒は左手、ナイフで鉛筆を削る時にはナイフは右手に持つ。トンカチとのこぎりは左手、お箸とノミと鉛筆は右手、ボールを投げるのは左手、打つのは左打席、ハサミは右手、食事のナイフは左手、フォークはナイフと同時に使うときは右手で単独で使うときは左手、スプーンは両手どちらでも・・・どちらかというと左手が登場することが多い。

左利きの人の中にはハサミもマウスも左手でないと操作できない人もいると聞く。さすがの親方もマウス操作は右手であろうな?

2011-03-30 01本来は柘植の櫛を中心として販売しているコーナーだったので、櫛につける椿油も売っていた。椿油といえば大島椿と思っていたが、ちゃんと桜島椿と書かれている。紛れもない鹿児島県産じゃ!

裏には27gと重量も記されているが、原材料に【食用椿油(鹿児島産)】と書かれている。この容器の中に入っている椿油そのものが食用なのか、食用油から作ったのかは定かではない。もしこれを食するのであれば、ものすごく高価な食用油じゃ!27gで1,000円近くした・・・・

ただラベルには、【常温で保存してください】、【賞味期限 25.−3】との表示もある。やはり食べるのかなぁ・・・?

元々は、柘植の小枝を磨くために購入したのだが、セーラーのグリーン・マイカルタの未使用軸に厚塗りして一週間放置したら、なんとも良い色になった!

ひまし油よりは耳障りも良いので、今後はオイル分を吸収する素材の萬年筆に最初に塗るのは桜島椿オイルに使用と思う。一週間経過した後で、から拭きし、各種艶だしワックスなどを試してみる。

ただ、火曜日のアンケートでもいろいろ参考になるものが紹介されているので、そちらも検討に入れることにする。

昨晩、檄辛中華料理店で山のように食べた。その店でいちばん辛い料理の辛さが足りないと調理し直しを社長が頼んだら、真っ赤な料理が茶色になってもどってきた。

食べてみると、辛いというより痛い!鼻から下が痛みで痺れて声がだらしなくなってしまうほど。血圧は上がり呼吸困難になった。悶絶して転がり回った人もいた。

一方で赤唐辛子の炒め物を、【赤いのは辛くないし、炒めれば甘くなる】といってバリバリと食べている人もいた。ほんとかな?と少し食べてみたら・・・やっぱり辛かった!

完食すると翌朝直腸の長さが実感できるということだったが、あまりに辛かったので少しだけにした。

さすがに直腸の長さは実感できなかったが、肛門の周囲に真っ赤に焼けたリングが貼りついた感じ・・・病み付きにはなりそうも無い!

こういう時に桜島椿油が効きそうだが・・・試しに使うと、今後誰も拙者の木軸を触らなくなるのでやめておいた。  
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2011年03月17日

世界の万年筆祭り開幕! *** 初日訪問記 ***

花粉飛び散る中、11時開幕の世界の万年筆祭りに行ってきた。

日本橋三越本店の7階に到着したのは11:30。まずは予定通り【大鹿児島展】のイートインで鹿児島ラーメン(チャーシュー麺:950円)で腹ごしらえ。期待していたよりはるかにおいしかった!

そこから迷いながらも新館連絡通路を通って新館7階へ。そこで万年筆祭りが行われていた。一昨年までより多少規模が縮小したのかな?ファーバーカステルの展示は無かったように思う。あの翡翠を一目見たかったなぁ・・・

もう一つ期待していたのがセーラーの100周年記念【島桑】の実物だったが、こちらは今回は登場せず!既に予約は入れてあるのだが、プロフィット30周年記念より大きな期待を抱いているだけに残念だった!

島桑】はあの軸の太さ、形状からしてM800を超える握りやすさを提供してくれるのではないかと期待している。拙者の中では、早くも Pen of the year 2011 候補の筆頭なのじゃ!

2011-03-17 01新聞の折り込みで確認していたこれは記念にいただいた。50本限定らしい。そのほかにもブライヤーの小型万年筆もあった。こちらは先行発売らとか。

プラチナのコーナーでは、中屋の鎖帷子(くさりかたびら)が展示されていた。見かけほど重くないなと感じたが、実際には110gあるらしい!これを燻してみたい御老公もいるのではないかな?

パイロットのコーナーではペンクリ2人体制。若い調整師は万年筆好きが高じて、自ら調整師を名乗り出たとか!久々に若き調整師に出会ってうれしかった。がんばって欲しいものじゃ。

Conwayのコーナーで聞いたのだが、まだ赤塚不二夫萬年筆は売っているらしい。調べてみると、現在秋田で赤塚不二夫展を実施している。ひょっとするとそこにあるかもしれない!名古屋で開催した時には、東京から新幹線に乗って買いに来た人もいたとか。これは買いですぞ!3月27日までなので、秋田の方にはチャンス!【バカボンの万年筆なのだ】というのが販売品一覧にあった!もし残っていたら拙者の分も確保して欲しいなぁ。限定100本!あと何本残っているのだろう?

その後、Pelikanのコーナーで山本氏に最近のM800のペン先が丸研ぎになった事を確認。M1000以外は丸研ぎになっているとか。拙者は調整するので丸研ぎの方がペンポイントが大きいので好きだな。格好(見かけ)はともかくとして・・・

そして試し書き用の萬年筆の中からM1000のEFを試してびっくり!M1000のEFはこれほどまでにすばらしいのか!

聞けば商品なので研いではいないが微調整はしているとのこと。微調整だけでこれほどすばらしとは!今までM1000は3Bとかキングコブラ仕様しか使ったことが無かったが、ぜひEFも一本は欲しいと思った。

そして日興エボナイトのコーナーで、エボナイト製萬年筆でボタンフィラーというのに遭遇!これは良い!WAGNER 2011 SP候補の筆頭に躍り出た!すばらしい色のエボナイトもあった!

日興エボナイトのブースでは、紙様夫婦や拙者も協力し、静岡限定でTV放映された番組のDVDが流されているので見てね!

  
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2010年11月18日

筆記具関連四方山話 【 TAKUYA IBUSUKI 第三弾 深紅 】

2011-11-18 01TAKUYA IBUSKI STD 三部作の最後【深紅】が完成し、各地のWAGNERでお披露目されている。

第一弾の【黒】2010年7月1日に紹介した。21個作って既に完売!

拙者は通常モデルとオーダーと2個入手。毎日使っている。

2011-11-18 02第二弾の【茶】2010年8月23日に紹介した。同様に21個作ってあと5個くらい残っているかな?

こちらはブッテーロなのでエイジングが早いはず。拙者は第三弾が出るまで使わないで待っていた。これからエイジングを楽しみたい。

2011-11-18 03そしてこちらが今回発売になった第三弾の深紅】!本当に綺麗な赤じゃ!

アカラーからはを、ミドラーからはを!との要望があったが、アカラーに軍配が上がった!

2011-11-18 04M800を入れる事だけを意識してお願いした物だが、ごらんのようにTWSBIもちゃんと入る。

この状態で開口面を下にして振っても萬年筆は落ちない。萬年筆ケースの蓋を開けたときに、萬年筆の全身がくまなく見える!ということを設計指針としているため、萬年筆を押さえるベルトが無い。

実はベルトで止めると、一番奥の萬年筆を出す際には、少しずつ緩めてから抜き出さなければならない。また上下にかなりのスペースを取っておかないとペンがスムーズに出し入れできない。

このIBUSKIの方式だとケース内の長辺が萬年筆とほぼ同じ高さでも簡単に取り出せる。画期的な方式なのじゃ。

注文は  takuya-okamoto @ abox2.so-net.ne.jp まで直接お申し込みを。 @ の前後のブランクは外してね!

値段は【】【】と同じく5万円! なぜ21個かといえば、21個×3色=63!すなわち拙者WAGNER 会員番号なのじゃ!
  
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2010年09月16日

筆記具関連四方山話 【 便利なのに飛行機で運べない物 】

2010-09-16 01拙者がペンクリ(修理・調整)で利用している道具の中には、便利なのに飛行機で運搬出来ない物がいくつかある。以前、サックセメントとシリコンオイルとインク誘導液が札幌空港で持込禁止措置をうけたが、あの時はPCをトランクに入れたまま、X線検査を受けたため、スーツケースを開けられて発見された!

それ以降は発見された事はないし、特に貴重だったサックセメントも現在ではいくらでも自作できるので回収されてもまったく問題は無い。

写真のヒートガンはどうか?結論から言えば、問題は無かった。一度スーツケースに入れて預けたが特に引っ掛からなかった。

ただし、あまりに重いので、遠隔地に行く出張ペンクリには持参していない。出来れば現地の人が持ち込んでくれれば有り難い。もっともコレに関しては電気湯沸器で代用できる。電気湯沸器はスペースに余裕があれば持参している。

2010-09-16 02最も困るのが、こちらのエアーダスターを持ち込めないこと。これが無いと写真用のブロアーブラシを用いることになるが、ほとんど役に立たない。ペン芯に残った水分を吹き飛ばしたりするには、かなりの風量が必要だし、使う頻度も高い。拙者はアスクルで24本入り(最安)を購入しているが、1年で使い切る。

これだけは飛行機で行く場所では準備しておいて欲しいと思う。現在、九州地区大会だけは常備されている。

そして便利だけど、持ち込めない物がもうひとつ。それは・・・  続きを読む
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2010年09月09日

筆記具関連四方山話 【 重すぎて持ち運べないもの 工房 楔 コンプロット・10 】

2010-09-09 01先週紹介した、ステンレス製の【タマゴ人間インク瓶】は583gほどあり、とても持ち運べるものではない。

実際には、本のページを押える【重し】として第二の人生を送っている。おそらくは本来のインク瓶として使われることは、少なくとも拙者が生きている間は、無いであろう。

あくまでもインク瓶という機能も持つというだけで、本来は芸術作品なのじゃ。

2010-09-09 022010-09-09 032010-09-09 04この芸術作品と同じ約600gの重さがあるペンケースがこちら!黒檀製のペンケース 【 工房 楔 コンプロット・10

大きさから考えて、軽くはなりそうもないのだが、黒檀を使わなければもっと軽くて運搬しようという気にはなったかもしれない。

2〜3度、萬年筆を入れて地方大会に出かけたが、出かけたとたん後悔したほど重い。それと飛行機に載せて、インクが漏れたらせっかくの美しい内部の革が汚れてしまう。

そこで持ち運びは断念し、大型萬年筆専用ケースとしている。M1000ベースの限定品や、Viscontiの限定品(タイタニックなど)のような、通常のペンケースに入らないものでもこのケースには入ることに目を付け、それ専用の保存ケースとして10本入れている。

中身の重さだけでも600g近くになるので、合計すると1.2kg。【タマゴ人間インク瓶】2個分になる。

まずます運搬には適さないが、武器としては強力で、相手にあたれば一撃必殺!へこんだ部分を喉仏にヒットさせれる技を【黒檀ラリアット】と名付けた!

肘の回りにサポーターを付けたスタン・ハンセン左腕から繰り出される【ウエスタン・ラリアット】よりは効果がありそう。あくまでもヒットさせることが出来ればだが・・・

ものすごく強固な作りなので、体重100kgの人を吹き飛ばすほどの衝撃を与えても、中の萬年筆には一切不具合は出ない物と確信している。ご要望があれば、実験台になっていただいてもかまいませんぞ・・・  
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2010年09月03日

aurora_88しゃんの【ステンレス製・・・】

http://blog.livedoor.jp/aurora_88/archives/51608962.html

どうやら内蔵のない兄弟もいたらしい!
  
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2010年09月02日

筆記具関連四方山話 【 重すぎて持ち運べないもの ステンレス製インク瓶 】

2010-09-02 01我が家には重すぎて運搬には適さないものがいくつかある。

今回はその1回目ということで、ステンレス製のインク瓶を紹介しよう。過去にも一度紹介したはずだが・・・・

2010-09-02 02WAGNER謹製ステンレス製インク瓶】。1個あたり583.3gになる(胴体:142.6g、キャップ:440.7g)。これが二個あると1.1kg以上になる。入るインクは1個あたり25cc。とても実用性はない。

そもそも企画がaurora_88氏、デザインが古山画伯なので実用性などあろうはずもない。はなから実用性など考えていないのじゃ。

むしろ【タマゴ人間インク瓶】という芸術作品と考えるのが本来じゃ。【ヘンなもん】と定義されている人もいるが・・・

2010-09-02 03拙者はこの25cc入りのインク瓶ではなく、右側の60cc入りのインク瓶を利用している。こちらは普通の薬品瓶(キャップ無し)を磨り硝子状に加工し、純銀製のキャップを取り付けたもの。こちらも以前紹介した。

Stylo Art 軽井沢
製の八個入りインクケース二個(合計16瓶)に並べて保存している。こちらは実用性満点だが・・・キャップの値段から考えれば【ヘンなもん】であることは間違いない。

2010-09-02 04といって、この【タマゴ人間インク瓶】を使っていないわけではない。毎週土曜日のBlogに備えて、金曜日の夜に重宝しながら利用している。

この【タマゴ人間インク瓶】が無いと、故事ことわざ辞典から文章を拾うことが出来ない!

2010-09-02 05さすがに583.3gあれば、辞典のどの頁を開いてもピタっと止まる。こういう状態から文章をBlogに入力するわけじゃ。

その他には肩叩きに頻繁に利用している。賊が侵入したときの武器としても有効じゃ。投げつければ(ヒットすればだが)一撃で相当のダメージを与えられる。

ただし、間違ってもコレを持って人を殴ろうとしてはいけない。パンチのスピードが遅くなるだけだし、もし万一ヒットすれば自分の指が折れてしまう。

今週末、北海道の方にもお見せしたいのだが、手荷物検査を無事に通過できる自信が無いのと、あまりに重くてとても運べない。残念じゃ!  
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2010年08月23日

【 TAKUYA IBUSUKI SMT 】 第二弾 ヴィッテリーニ

2010-08-23 002010-08-23 012010-08-23 022010-08-23 03



2010年7月1日のBlogで紹介した IBUSUKI SMT の第二弾が8月21日(土)の萬年筆研究会【WAGNER】 関西地区大会で披露された!

第一弾は黒仕上のバッファロウ革だったが、今回は茶仕上げでヴィッテリーニとうタンニンなめしのカーフ(子牛)製。手に吸いつく感覚が特徴だとか!

こちらはエイジングによって、かなり色が変わりそうな感じがする。

第一弾も21個中、16個の行き先が決まり、あと5個となっているのでお急ぎ下を!

なを注文は、左画像の右下にある MAiSON TAKUYA のメールアドレスまで直接お送り下され。

このペンケースは、蓋を開けたとき、ペンをHoldするための帯によって、胴体の模様が見えなくなるのを残念がる萬年筆愛好家の希望から作られた。そう、帯無しペンケースなのじゃ。

帯が無くても萬年筆(Pelikan M800程度の太さ)を問題なくHold出来ること、逆さにして多少振っても萬年筆が下に落下しないことなどの過酷な条件を全てクリアーした逸品!第三弾も含めて全色そろえたくなってしまう・・・

拙者も第一弾は毎日鞄に入れている。実は関西地区大会にも持参していた。過酷な使用によって側面には多少傷がついているが、実に使いやすい。帯を緩めなくてもすぐにターゲットとなる萬年筆を抜き出せるのも味噌!ぜひおためしあれ!
  
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2010年08月12日

筆記具関連四方山話 【 重宝している巨大キズミ 】

2010-08-12 012006年2月24日のBlogで当時拙者が使っていたルーペを紹介した。そして最近使っているのは左の3つに絞られてきた。

ただしペンクリなど外部での作業の時には、これらは使わないで、調整道具ケースに入る物を使っている。

左側の巨大なキズミは、7×7.6僂嚢發気9.5僂發△襦おもしろがって購入してみたが、倍率が低いので調整には使えない・・・ということで、数年間机の中に転がっていたのだが、最近新たな使いみちを見つけた。
原稿用紙に書いたインクの具合を確認したり、このレンズの上にデジカメを乗せて、簡易三脚+クローズアップレンズとして使っている。これが実に具合がよい。

また空中で物を拡大して眺めても、実に立体感がある。思わず何でも覗いてみたくなる。パソコンのキーボードなどを見ていると、あまりに汚れていて具合が悪くなる。思わず超電解水を含ませた布巾で掃除した。

LED付きルーペを捜していて、こんなものも見つけた。

松江の中屋万年筆店のご主人が使っているようなルーペにLEDライトが付いている。電池の種類が紹介されていれば、ポチっとやったかもしれない。らすとるむしゃんは欲しがるかも?

以前にも書いたが、調整師にとってルーペは攻撃用兵器と同じ。攻める道具なのじゃ。従って目的に合せて使い分けるのが正解。

ただ、目的自体が多くないので、それほどたくさんの種類は必要としない。拙者には基本的に15倍のルーペが一個あれば良い。いや、活動スペース毎に予備も含めて持つとすれば12個くらいかな?

たまに超大型キズミを使いたい気分になることもある。プロのように目からルーペを離してペンポイントを眺める際には、画面が大きい方がピントが合いやすい。

2010-08-12 02また通勤用カバンの取っ手には、以前いただいた超小型ルーペが取り付けてある。たまたま通り道で発見した萬年筆の状態を調べるのに重宝している。

倍率も約15倍ほどあり、日常的に使っているルーペと同じなので、違和感はない。聞くところによれば、この定価580円のルーペを100円で大量に購入したらしい。
  
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2010年07月29日

筆記具関連四方山話 【 容器もそろっていよいよ製造開始! 】

http://pelikan.livedoor.biz/archives/51610058.html の記事のコメントでMont Peli しゃんがshellacの作り方を教えてくれたので、さっそく製造にとりかかった。昨夜23:30のことである。

Mont Peli しゃんによれば、

1.用意する物
 (1) 小容量のジャムの空き瓶(広口で一捻りで開放できる蓋つきが良い)
 (2) 攪拌棒(割り箸で可)
 (3) 水ようかんのスプーン

2.作り方−試行錯誤を楽しんでください
 (1) 空き瓶に無水アルコールを注ぐ(30cc程度−多くても50ccくらい)
 (2) スプーンでshellacを適当量加えて攪拌する。
 (3) フレークのザラザラ感(粒状感)が残ったまま蓋を閉じて一晩放置。
 (4) 粒状感がなくなり、アルコールに融け込んでいる状態を確認してさらにshellacを投入し、攪拌してまた一晩放置。
 (5) これを繰り返し、十分に粘りが出たらOK!

ということだった。

2010-07-29 01まずは材料のシェラックフレークを三種類ほど入手した。そのうちの二種類の画像が左。どれを使うか迷ったが、まずはMont Peliしゃんお奨めの、【オレンジ・シェラックフレーク】を使って見ることにした。

ちなみに値段は、ブロンズ・シェラックフレークのほうが若干高い。もうひとつ購入したのは、【未脱脂・オレンジ・シェラックフレーク】じゃ。

【CUT DATA】という処方が書いてあるが、CUTが何を意味するのかわからないので、とりあえず適当に作ってみることにする。サックセメントとして使うには、かなりドロドロになるほうが良いであろう。ま、材料はたっぷりあるので試行錯誤を楽しもう!

2010-07-29 022010-07-29 05まず用意したのは容器とスプーンと割り箸。

容器は50ccでキャップは純銀製のWAGNER特製インク瓶キャップ(模様入り)。通常はインク瓶として使うのだが、今後Shellacも何種類か作るので、インク瓶ケースの端に入れることにした。

なをインク瓶ケースは、このインク瓶用に設計された物で、非常に使いやすい。ロットリング洗浄液の容器も入るし、以前販売した60cc入りのインク誘導液の容器も入る。

2010-07-29 032010-07-29 042010-07-29 06次はShellacを溶かす無水エタノールだが、これも通販で入手した。

油性の汚れ落しとしても使えるので便利。ほとんど無くなっていたベンジンのかわりに使っている。

少しずつ溶かすということだったので、まずは、スプーン4杯ほどを二つ折りにした原稿用紙の中央に配置し、無水エタノールで85%くらい満たしたインク瓶に入れた。

2010-07-29 072010-07-29 08かなり溶けにくいなぁ・・・と思ったのだが、Mont Peli しゃんのアドバイスに従って攪拌した。

拙者はかなり気が短いので、Shellacを入れてキャップをした状態で激しく攪拌してみたが、Shellacのツブツブはすぐには溶けない。

やはり一晩に少しずつ溶かしていくというほうが良いのであろう。先人の経験はやはり聞かねばな!

攪拌が終了したのが24:15くらい。そのまま放置して、朝6:00時点ではものの見事に全部が溶けていた。

調子に乗って、今度は前回の倍以上のShellacを追加で瓶に入れたみたところ、何度攪拌しても沈殿が大量に発生する。入れすぎたかな?とも思ったが、昨夜の見事な溶解劇を経験しているので、大丈夫だろう!と楽観的に待つことにした。

本日、夕方まで放置して様子を見ることにする。楽しみじゃ!  
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2010年07月01日

筆記具関連四方山話 【 TAKUYA IBUSUKI SMT 】

2010-07-01 01構想10年・・・ならぬ2ヶ月!で世に出たのがTAKUYA IBUSUKI SMTスマート)じゃ。

これはTAKUYAが世に出た時の最初のペンケース(イカ太郎)と同じく量産モデル。
イカ太郎
と違うのは全て同じ設計で大きさも同じこと。

このモデルが生まれた背景は単純。イカ太郎とコンセプトも設計も100%模倣したモデルが堂々と他社のHPで販売されていたから。

簡単に真似出来るようなもの作ってちゃいかんです】とうのがTAKUYAの出した結論!

2010-07-01 03そこでイカ太郎と同じく、拙者が茫洋とした要望を出し、それをTAKUYAが量産モデルとして形にしていくというアプローチを取った。

詳しくは左の案内書のとおり。限定販売は設計も個数も事前に固定することによって、ある程度の作り貯めを可能にしコストを押さえたもの。

もし、限定販売個数を超えた場合は、オーダー扱いとなり価格は上がるが、カスタマイズは可能となる。たとえば、収納本数を変えるとか、入れる萬年筆の大きさを変えるなど。

拙者の知る限り、現在、これ以上に機能的なペンケースは量産ものとしては存在しない。その仕様は・・・・
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2010年06月10日

】筆記具関連四方山話 【 カコノッカー 】

2010-06-10熊本のカッコー氏から左のような木製トンカチが10本送られてきた。

実は2月の九州地区大会の時、何人かに分けていただいたのだが、これがまた実に使いやすく、皆から絶賛された。

そこで関東地区の調整師にも、ご好意で作っていただいたという訳じゃ。九州地区大会の時の物に、さらに改良が加えられており、絶妙のバランスになっている。

ヘッド部は、ブナとモミの木、打面はアルミ、柄は樺の木で、仕上げはクルミ油を2〜3回塗りとなっている。

柄とヘッド部の接着剤はHenkelの木工ボンドだが、熱風で温めるか、フライパンで熱すると外れるとか。

クルミ油も添付されて入り、こちらは温めてサラサラの状態にしたものに、綿で作った小型のテルテル坊主を浸けてから塗ると良いそうじゃ。

主として、ノックアウトブロックでペン芯とペン先を分離する際に用いる。Montblanc や pelikanでペン芯とペン先がソケットで固定されているものには、ノックアウトブロックともに必ず必要な小型トンカチ。ただし金属製は重い上に、打面が小さく外れたり、力が入りすぎたりするが、この木製トンカチはそういう心配がない。

また握り部分のカーブが実に良いのじゃ。一部には打面の裏に鉛が仕込んであるらしい。

作って下さったカッコー氏にあやかって、この木槌を【カコノッカー】と名付けて、調整師必携の品としたい!

  
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2009年12月26日

Fountain Pens USA and UK, First Print run 2000 特別ヴァージョン *** 最新情報 ***

2009-12-19 02先日紹介した限定版の書籍だが、10冊単位で航空便で送ってもらう場合、
100ドル程度のInsuranceが自動的に付加される事が判明した。

また10冊単位でしか発注できない事になってしまった。

従って一冊あたり6,000円となった。既に申込された方には別途メールしたが、購入を断念される方々は連絡下され。



ちなみに、20人の枠内に入った会員番号は以下のとおり。

00014
00023
00051
00063
00083
00088
00114
00331
00384
00426
00666
00801
00821
00925
01148
01229
01618
02800
04741
09120

なを、10冊注文が集まるつど発注は可能なので、上記リストに入っていない方で希望があれば、
再度このBlogへのコメントに、会員番号を記載して、申し込んで下され。

直接メールいただいても到着時間の比較が困難なので、全てこのBlog記事へのコメントで判断する。

現在キャンセル待ちの方々も、再度申し込んで下され。  
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2009年07月30日

Pelikan Red Book ?

2009-07-30 01 バックに写っているのは古山画伯の60号の絵(の一部)。拙宅のリビングルームに飾られて久しいが、完全に壁の一部と化している。

 テーマは【昭和】であり、力道山、長嶋をはじめ、ゲバルト、東京五輪の100m優勝者のヘイズなど、様々な昭和の出来事が1枚の絵に表されている。

 いろいろな事件はあった・・・また、戦争もあった・・・でもソレを乗り越えたからこそ繁栄もあったし、夢もあった・・・と色々な事を考えさせてくれる名作じゃ。

 芸術作品が一つの解釈を鑑賞者に押しつけるのは・・・困る。様々な解釈をさせてくれ、それで楽しませてくれるのが一番じゃ。この絵は・・・なんといっても作者が一番楽しんでいるように思えて愉快。

 力道山に空手チョップをされているはオルテガ!と気付くならあなたは既に棺桶に片足つっこんでいる世代じゃ。

 前にいるのは、拙宅にいる5匹の猫の中で一番拙者になついている【さくら(仮名)】。実は拙者の近くに来たくて、我が家で最も高価な機材であるマッサージチェアの上に上がっている。

 この娘は生まれつき後ろ足の一本がほとんど機能しないのと、胃腸が弱く食べ過ぎるとすぐにもどしてしまう。また布団の上でオシッコする癖が直らないのでベッドでいっしょに寝るわけにはいかないという10歳猫。

 一時マンションの階段室の最上階に閉じこめられて3日間行方不明だったことがある。マンションの管理人が連絡してきて保護に行き、抱きかかえた途端3日間我慢していたオシッコを拙者の洋服に漏らしたことがある。それ以来、玄関での送り迎えはかならずやってくれるようになった。猫には珍しい行動をとるのじゃ。

2009-07-30 02 2008年にPelikanの歴史をまとめた本が出版された。全てドイツ語なので写真を見て楽しむしかないが、実に良い。

 以前出された本で通称【グリーン・ブック】という同じ系統の本があった。Pelikanの萬年筆の歴史やモデルの変遷をまとめた本。

 今回のは萬年筆以外にも焦点があたっており、より広範囲。拙者は勝手に【レッド・ブック】と呼んでいる。

 先日eBayで苦労して落とし、本棚に整理しようとしたら既に持っていた・・・いったいどこで入手したのじゃろう?この1年間の記憶もあやふやになっているのか?

 来週から数週間にわたって、掲載されている資料を紹介したいと思う。


2009-07-30 032009-07-30 04 この【レッドブック】を見ていると数々の周辺Goodsに目がいく。


2009-07-30 05 そこで拙宅に残っているPelikan Goodsの一部を紹介しよう。左側は創立150周年記念のピンバッジ。これはいまは無き、【小野万年堂】のおやじさんからいただいたもの。その後10個は入手したが、全てお嫁に行き、最初の一個だけが残っている。

 右上はPelikan ナイフ。先日のWAGNER表定例会でPilot純正【肥後守】がお目見えしたが、Pelikanでもナイフを作っていた。これも数本は入手したが残っているのは一本のみ。砥石を購入したら研いでみようかな?

 右下は灰皿。実はPelikan製の灰皿は種類が多い。ほぼ全てを入手し、これが一番出来がよいのだが・・・地味ではある。煙草を吸わないので本来の用途には使えないが、机の上が整理出来たら使い道を考えてみよう。  
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2009年07月02日

國防ペンケース → ペンクリ道具入れ

2009-07-02 01 2009年5月24日の記事で紹介した【國防萬年筆携帯用具】の記事の中で、【萬年筆の防空壕】としてだけではなく、【携帯用調整道具入れ】としても使えるのではないか?と書いた。

 前回のWAGNER定例会より、実際に【ペンクリ道具入れ】として活躍している。小さな工具をゴチャゴチャと保存するペンクリケースには収まりきらない大型工具類を収納するのに実に便利!

 今回は実際に使っている2個のケースの中身を紹介しよう。

2009-07-02 02 一番左側はデジタルスケール。0.1g単位で300gまで計測できる。萬年筆の重さを測定するのに利用。特にキャップの重さを量り、それによってスイートスポットのブレ幅を想定する時に使う。とは言っても会場では【文鎮倶楽部:70g以上の萬年筆】入りかどうかを判断する程度にしか使っていない。あくまでも自宅工房での活動がメイン。

 次はトンカチ、その右はモンキーレンチだが挟む部分の厚みが2ミリ以下。従ってPelikan M800/1000やOMASパラゴン新型の吸入ユニットを外すのに重宝する。

 その右はスネークウッドの定規とカッター。

 一番右側のフラップには、ヒートガンの先端ユニット2個、マイナスドライバー、ハサミが入っている。

 いままではこれらはふきんでくるんでいたが、場所が固定していない工具はすぐ見あたらなくなる。そこでこのケースを試してみたのだが、非常に便利!

2009-07-02 03 こちらには特殊工具を入れている。左側のフラップには温度計。ヒートガンの熱風の温度を計測するのに用いる。数百度まで計測できるので非常に便利。

 ヒートガンの先端部からどの程度の距離で作業すればよいかを判断する際に用いる。

 左側の1個と右端の1個はペン芯ユニットを挟んで引き出すもの。これは萬年筆専用工具。

 そして真ん中にあるのは先端部が細長い汎用工具。この使用目的は一つだけ。【Pelikan 400NN用のソケットですぐに割れてしまうプラスティック製のもの】を歯科医用メスで切った際、破片を引っ張り出す時に使う。こういう1年に4〜5回しか使わない工具を持ち歩いているので、いつも家出人のような大荷物で全国を飛び回ることになるのじゃ。  
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2009年06月11日

生きていた企画・・・

 昨日、このBlogを始めてからののべ訪問人数100万人を突破した。投稿記事数は2634件

 2005年7月26日の開始以来、1日もかかさず投稿してきた結果じゃ。訪問人数は取り上げるテーマ(萬年筆)に依存するので絶対数に一喜一憂するものではないが
、投稿した記事の画像数と文字数、1投稿に費やした時間を考えれば、かなり内容の高いBlogになっているのではないかと自負している。

 古山画伯の想いを実現するために始めたBlogであるが、萬年筆界は既に次の時代に入っている。ごく少ない愛好家が文化を残そうと必死になっていた時代
から百花繚乱の時代に変わった。

 我々とは違う考えの人々も、萬年筆を世に普及する加速度となってきているのを感じる。そういうものの一つを紹介しよう。

2009-06-11 012009-06-11 02 これは昨日、丸善で見つけた。定期購読すると一定間隔で、ちょっぴりの万年筆関係の情報と、おまけの安い万年筆を毎回頒布するものであろう。ミニ檸檬に触発された頒布企画じゃな。

 以前、スタートレック物の定期購読をしていたが、同じビジネスモデルと思われる。

 ただ、スタートレック物は記事が充実していた。すでにTVで見た番組や、DVDで繰り返し見ているストーリーであっても裏話などである程度楽しませてくれた。

 今回の万年筆はそれと比べると、いささか・・・・・残念。少なくとも萬年筆愛好家を満足させるレベルではない。はっきり言えば噴飯物。

 実は、【ペン!ペン!ペン!ファウンテンペン!】の発売のころ、この企画が萬年筆愛好家の何人かに持ち込まれ、全員が協力を断った経緯があるらしい。

 【真の萬年筆を愛する人】からみれば、万年筆の機能もおぼつかないようなものをばらまかれて、萬年筆の評価をこれ以上下げられてはたまらないという危惧があったのは確かじゃ。また、先方も萬年筆界のお墨付きを期待していたのも事実。

 今回、何の前触れもなく、企画が実行された。内容的には当初予想したとおりだが、幸いな事に萬年筆愛好家が協力した形跡はない。

 掲載される記事のレベルはともかく、これによって萬年筆に興味を持ってくれる人が出てくる可能性は大いにある。

 また、当時と状況が違っているのは、萬年筆関連のBlogも膨大な数になり、たとえ誤った情報が発信されたとしても、すぐにそれを訂正できる状況になった。それであれば、これもまた一手段と割り切って紹介することにした。

 大きさはA4版で、厚さは2~3センチ。中に万年筆(ミニ檸檬よりやや大きい)が入っている。日本だけの企画なのか、ワールドワイドの企画なのかはわからない。

 動機が何であれ、万年筆が世に普及するのに役立つのであればよかろう。そして価格や性能はともかく、出来あがった万年筆に罪はない!

 創刊号は790円だが、2号以降は1,990円のようじゃ。

  
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2009年06月01日

世界一高価?

2009-06-01 01  左画像は【Stylo Art 軽井沢】の数野さんに作ってもらったもの。素材はスネークウッドじゃ。

 さて用途は何かわかりますかな?
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2009年05月24日

國防萬年筆携帯用具

2009-05-24 01

 一昨年7月の萬年筆研究会【WAGNER】北海道大会以来、欲しくてしようがなかった物がついに届いた。

 自衛隊の売店でしか買えない(と聞いた)ペンケース。

 正確には鉛筆や磁石、その他の戦闘に必要な品々もコンパクトに収納できる携帯ケースじゃ。

 写真には4個しか写ってないが、友人に20個送ってもらった!

2009-05-24 02 戦場での仕様に耐えるべく、耐水性も耐久性も抜群。なにより素早く全開出来るのが良い。

 そして・・・あたりまえだが・・・正しい迷彩色じゃ!

 拙者は左のポケットにデジカメを、上部のポケットに携帯電話を入れて入る。このポケットにはメモ用紙もはいるし、お札もたんまり入る。

 工夫すれば【携帯用調整道具入れ】としても使えそうじゃな!

 携帯にあたっては、全開状態から左、右、上の順で折っていく。そうすればマジックテープで自動的に閉じられ、絶対に物が脱落することはない。

 設計としては、開いた状態で右側は赤鉛筆などの丈の長い物を収納すると思われる。

 また、真ん中はマグライトなどの太い物の収納に適している。このケースに【國防萬年筆携帯用具】と名をつけた。

 萬年筆の最後の隠し場所【萬年筆の防空壕】の必需品としていかがかな?

  
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2009年05月21日

縦横無尽の萬年筆発射台【ペトリオット】到着!

2009-05-21 01 ついに到着!27本立て萬年筆発射台【ペトリオット】が到着した!

 いやぁ・・・待った!実はペントレの前には注文していたのじゃが、あまりにたくさんのオーダーが溜まっていたようで、本日、ようやく到着した。

 形状がペトリオット・ミサイル発射台に似ている事から名付けた。一般的にはパトリオット・ミサイルと呼ばれているが【 Phased-Array TRacking and Intercept Of Target 】の略語で【patriot】は自衛隊などの政府公式資料では【ペトリオット】と呼ばれている。

2009-05-21 02 元々は【万年筆愛好家のためのペン立て】を3つ繋げて固定したり、分解したり出来ないか?と問いあわせたのが発端。まったくの正方形の底面を持つので、90度捻っても問題なく使える。

 日常使用の萬年筆と、調整中の萬年筆の両方を一箇所で管理したいというのが切実な(拙者の)願いだったのじゃ!

 調整中と言っても、調整戻り確認中の萬年筆などは一ヶ月近く立ったままになる。間違って会社へ持っていかないように、一個だけは色を変えようかと考えている。色といっても、油で磨いて濃い色目に変えるだけで、塗料を塗るわけではない。

2009-05-21 03 発射台は一個ずつ動かせるので、空いたスペースに小銭入れや名刺入れを、携帯電話などを置いても良い。

 このペトリオットが来たことによって、それまであった万年筆愛好家のためのペン立ては、長い面を下にして机の上に寝て、カフスやタイピン、USBメモリー、認め印などの小物入れになっている。こちらも、常に見える位置にあるので、捜す手間が省けるので良い按配じゃ。

 けっこうスペースを取るはずなのだが、机の上は前よりもずっと整理された。

  
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2009年05月20日

【万年筆愛好家のためのペン立て】の在庫が徐々に減りつつある・・・

http://stylo.shop-pro.jp/?pid=12122503


万年筆愛好家の
ためのペン立て】の在庫が0個になってしまった・・・

  
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2009年05月17日

萬年筆の座敷牢

2009-05-10 01 昨日は萬年筆研究会【WAGNER】関西地区大会。会場は【兵庫県民会館】で、写真の【Pen and message.】から徒歩2分くらいのところ。

 4:00起床、羽田から飛行機で神戸空港経由で【Pen and message.】前に到着したのが8:20ごろ。当然、まだ開店していない。

 その足で【兵庫県民会館】の会議室のキーを受け取る場所に行ったら、【世界のコレクター】がソファーから手を振っている。聞けば、8:00から来ているとか。開始は9:30からでっせ!

 ところが9:30二右衛門半しゃんが到着したときには、会場は大混乱状態。関西は朝が早いのか?

 その中に、萬年筆を右手に握り、札束を左手に握った、K女史がいたのが印象的。表敬訪問されただけのはずなのに、一番テンションが高かったようじゃ。

2009-05-10 032009-05-10 04 萬年筆研究会【WAGNER】関西地区大会の詳細は、参加者の方々のBlogに委ねるとして、本日紹介するのは【萬年筆の座敷牢】にピッタリのペンチェスト。Kawecoの製品らしい。

 前々から存在は知っていたのだが、eBayに出品されたので思わずポチッとやっちまった。

 写真のように6本入る引き出しが7段と、側面に6本立てられる面が3面。合わせて60本の萬年筆をコンパクトに収納できる。

 大きさは縦横が22僉高さが23僉2鹽昇臓1僉砲鮟けば立方体。狭い空間に出来るだけたくさんの萬年筆を収納するには至極便利。

 さっそく100本入りペンケースから60本を取り出して撮影してみた。深夜の撮影中に妻が起きてきて、【あら綺麗ねぇ!】とコメントを残して、また眠りに入った。本末転倒の気もするが、隠したい相手からは好評のようじゃ。

 ただ一つの問題は、100本入りペンケースに60本分のスペースが空いてしまったこと。早急に埋めねば・・・という気持ちが(自分に)出ないことを祈るばかりじゃ!

  
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2009年05月14日

90日間の旅

 独逸のeBayで落札したのが2月のはじめごろ。当初は第九回ペントレでお披露目するはずだった。

 いやな予感はしていた。PayPalでの支払いが出来ない。多額の手数料がかかる銀行決済を回避してPostal Money Orderにしたので、かなりの情報量を先方とやりとりする必要があった。

 しかも英語が極端に下手。拙者ではなく先方が!”This are one pens." というレベルの英語。長い間eBayで先方と取引していて、拙者より英語が下手な相手に遭遇したのは初めてじゃ。

 独逸語で書かれた内容を類推しただけで飛びついたので、商品が壊れているかも知れないというリスクもあった。

 過去にこういう場合は何かが起こった。悪い予感があたって、商品が届いたのは昨日。実に3ヶ月かかって到着したことになる。

 その間、英語で督促すること20回。【何時送った?】【まだ来ないぞ!調べろ】【どうなっている?返事位せよ!】・・・・

 返事があったのは、【24時間以内に返答がなかった場合はマイナス評価をつける!】とメールした時のみ。それも何を言い訳しているのかすら意味不明だった。それが20日前。

 いくらなんでも酷いので、eBayを始めて依頼初のマイナス評価をしようと決心した日にブツは届いた。それは、こちら・・・・・

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2009年04月25日

aurora_88しゃんの【二十二番】

http://blog.livedoor.jp/aurora_88/archives/51284856.html

以前、同じようなのを買った記憶がある

プラチナ製だったかな?

  
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2009年04月22日

ペントレ戦利品 その6 【 工房 楔(せつ)のスネークウッド製定規 】

2009-04-22 01 今回紹介するのは、大好きなスネークウッドを使ったもの。拙者の隣にブースを構えていた【工房 楔(せつ)】で入手した。実にきれいな模様の定規。

 たった15僂猟蟲なのだが、実に使いやすい。考えてみれば日常生活で15儖幣紊魴彗するケースは、拙者の場合ほとんど無い。そもそも計測する機会すら少ない。

 では何の目的で入手したのか?強いていえば宅配便の宛名を書く際にボールペン文字の下側を揃えるために使う程度か・・・

2009-04-22 02 これが表。5冕茲僕冐錣念が付いている。これはかなり綺麗。木材と螺鈿は合わないと思っていたが、けっこう良い按排じゃ。それにしても綺麗な木目。小ぶりなだけに筆箱が欲しくなる。

 もっともその筆箱もスネークウッドとまでは考えていない。小学生の時に使ったようなセルロイド製の筆箱が木製で出来れば・・・などと考えた。

 万年筆を入れるケースは山のようにあるが、小物文具を持ち歩く習慣がないので、筆箱を持っていない・・・萬年筆以外の小物(カッターナイフや定規や4色ボールペンなどがごちゃごちゃと入る木製筆箱(小型)が欲しいなぁ・・・

2009-04-22 03 こちらは、拡大画像。螺鈿の光り方が怪しくて良いなぁ!黒い目盛りはレーザーで入れるとか。どおりで幅が揃っているはずじゃ。

 この小さな定規に込められた作者の執念を感じてしまう。ただの一直線の板に対してどこまで魂を込められるか?というテーマへの答えのよう・・・あっぱれ!

2009-04-22 04 この定規の上にあるのは、携帯ストラップに取り付けるスネークウッドのスティック。ワイシャツの胸ポケットに携帯を入れ、スティックだけをポケットから出していると、携帯電話が振動した時に取り出しやすい。スティックを留めているリングが軟なのが弱点だが、硬いリングとか、紐で結ぶように改造出来れば定番化出来るのではないかな?  
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2009年04月20日

ペントレ戦利品 その5 【 J.A.HENCKELS カミソリ 】

2009-04-20 01 今回はカミソリを紹介しよう。実は拙者のブースで一緒に販売していたK氏が、おかしな物をいくつか出品していた。不思議と趣味が似ているので、全部欲しくなってしまった。ちゃんとしたゾーリンゲン製のカミソリ。

 中学校の社会で、ゾーリンゲンは刃物の産地と教わったはずだが、この箱を読むまで、そのことは記憶の外にあった。【まったくの未使用ですよ!】と、後輩はささやく。それで購入を決めた。ひげそりの中古はイヤじゃ!

2009-04-20 02 中には大きなカミソリが!つい最近までこういうカミソリが使われていたなぁ・・・。今では行きつけの床屋ではセラミック製の棒で顔を剃る。なぜ剃れるのかが不思議なような代物じゃ。

2009-04-20 032009-04-20 04 それにひきかえ、このカミソリは実に良く切れそう。手首も切れるのではないかと考えたら背筋がゾワゾワ・・・

 こういうカミソリはどうやって研ぐのかなぁ・・・と考えていたら思い出した。つい最近カミソリ研ぎを入手していた。

2009-04-20 062009-04-20 05 むかし懐かしい馬革のカミソリ研ぎ!

 実はペン先の仕上げ調整用に、最後のロットを買ってきてもらったもの。これで仕上げをすると、書き味が丸くなるのじゃ。

 実際にコレでカミソリを研いでいたのかどうかは疑問。カミソリの表面に付着した油分を拭う目的で使っていたのかも知れない。

 子供の頃、床屋で顔剃り前に、床屋さんが同じ革でシャリシャリとカミソリを研いでいたのを思い出した。それにしても、この革、一本で10500円。男の遊び道具としては破格に安いが、実用に供するならかなり購入に覚悟がいったであろう。

 やはりペン先カミソリの刃は似ている。刃の先端を指の腹ではじくように擦ると、【ピ〜ンピ〜ン】と甲高い音が響く。ああ、ペン鳴りに似ているなぁ・・・とつぶやいてしまう拙者は、やはりどこか病んでいるとしか思えない。

  
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2009年04月19日

ペントレ戦利品 その4 【 MINOX 三脚 仕込みレリーズ 】

2009-04-19 01 今回は仕込み杖のような三脚の紹介。これも今回のペントレで入手した。独逸のスパイカメラ?ミノックス用の三脚。もちろんミノックスにも使えるが、今回は超小型デジタルカメラの三脚用として購入した。

 これを正式ルートで購入すれば、目の玉が飛び出る値段になったであろうが、今回は拙者のリンホフの大型ボールヘッドと交換した。

 カメラ関連部品のトレードも行われるのがペントレの特長。第1回のペントレから中古カメラやカメラ部品が販売されていたという長い歴史があるのじゃ。

2009-04-19 02 一本の棒状になっている筒から2本の足を引っ張りだして、ボールヘッドにある穴にねじ込めば三脚になる。ここまではなんの不思議もない。

 またボールヘッドに繋がっている筒を左に回して緩めるとボールが自由に動き、右に閉めると、ボールは固定される。これも当たり前。

2009-04-19 03 しかし、一番細い足の先端を回すと、レリーズが出てくるというのには驚いた。

 別に人を驚かせようという意図ではない。ミノックスという超小型スパイカメラでスローシャッターを切ろうとすると、三脚とレリースが必要となる。しかしせっかくカメラ本体が小さいのに、三脚とレリーズが大きければ笑いもの・・・ということで、三脚にレリーズを組み込むというアイデアをひねり出したのであろう。

 これは非常に気に入ってる。単なる気休め三脚と思ったら大間違い。かなり重い一眼レフを載せてもビクともしない。ちゃんと【MINOX】という刻印もある純正品。

 これでボールヘッドを外したら萬年筆にでもなれば最高なのだが、構造上それは無理・・・残念!

  
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2009年04月16日

ペントレ戦利品 その2 【 Montegrappa Playing Card 】

2009-04-16 01 戦利品 その2は、モンテグラッパのカード。これは拙者自身が過去に何個か販売したこともある。ところが中を開けてみた事が無かったため、今回開封して確認した。

 ちなみに同じ人から5個購入した中の一個。筆記具メーカーがカードをおまけにつけるのは珍しいことではない。Montblancでもあった。ちなみに拙者はカードの方が欲しくて、伊東屋で7万円ほどでMontblancを購入したことがある。あれは萬年筆研究会【WAGNER】発足の日だったはず。かなり酔っぱらっていた記憶がある。

 中を開けてみると、萬年筆の写真がついているのはA、J、Q、Kだけだった。


2009-04-16 022009-04-16 032009-04-16 042009-04-16 05 それぞれにモンテグラッパの過去の限定品の写真が載っている。

 掲載されている萬年筆を見ると、年代もある程度わかる。おそらくは10年弱前の物であろう。第5回以前のペントレで同じ物を販売したような気がする。

 実は、萬年筆のコレクションは、あるところまで行くと、周辺Goodsに移っていく。萬年筆コレクターと呼ばれる人々がペントレで萬年筆を買う事はまれ。ペントレで最初に売れるのは周辺Goodだった。

 第一回目のペントレでは、トラックで周辺Goodsを買って帰られた方もいた。賑やかしに・・・と飾っておいたものが、あっという間に売り切れたのでビックリしたものじゃ。

2009-04-16 06 今回のペントレで一番注目を集めたのは、【萬年筆の仏壇】だったが、2番目は間違いなく、この【モンブランのサイン】。

 初日は変換プラグが無くて光らなかったが、2日目は見事に光った!

 おそらくは数多くの人が欲しかったはずじゃ。お値段も手頃だったし。ただ、どこに飾るかを考えて断念したのであろう。実は拙者も欲しかった!

  
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2008年11月10日

萬年筆研究会【WAGNER】2008年限定手拭いで作ったバッグ

2008-11-10 00 萬年筆研究会【WAGNER】2008年限定手拭い(¥1,500)で作られた肩掛けバッグ!

 すごい出来・・・拍手!

 手拭いという物の奥深さを教えてくれる逸品!

  
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2008年09月18日

萬年筆研究会【WAGNER】 2008年 限定【手拭い】 完成!

2008-09-19 01 萬年筆研究会【WAGNER】会員へのアンケートを元に製作された 2008年 限定 【手拭い】が完成した!

 100枚しか作っていないので萬年筆研究会【WAGNER】会員限定で1枚1,500円で販売する。20日の裏定例会より販売開始じゃ。当面一人2枚までとするので、Blogへのコメントか、拙者へのメールでお申し込み下され。最初の裏定例会で売り切れてしまうことはないはずだが、それ以降は早い者勝ちでの販売!

2008-09-19 02 なを【ペン!ペン!ペン!ファウンテンペン!】へ記事を投稿した人には、左の色違いのバージョンをプレゼントする。出版社から振り込まれた印税分でちょうど精算できる金額になったのでな。ただし、現在も萬年筆研究会【WAGNER】の名誉会員、会員、会友であることが条件。こちらは75枚作ったが、投稿者は60人ほど・・・残りは各地のペントレでの販売になるかな?

 遠隔地の方で、10月末の【フェンテの集い】に参加される萬年筆研究会【WAGNER】会員の方は、その旨お知らせくだされば、会場に持参しよう。郵送ご希望の方には多少お待ちいただけば定形外郵便でお送りします。

 拙者はさっそく明日からハンカチがわり、文字通り手を拭うGoodsとして利用を開始する。ちなみに長さ92、幅34.5・・・結構長い。
  
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2008年04月29日

将来欲しがる人が増えるかも・・・

http://store.uniqlo.com/jp/CSaGoods/154587-31#sizeSelect

ユニクロとPilotコラボTシャツです

大きいサイズと小さいサイズはオンラインショップのみ!

ちなみに、拙者でもXLでピッタシでした

  
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2008年03月23日

Parker Encyclopedia その11

2008-03-23 012008-03-23 022008-03-23 032008-03-23 042008-03-23 05













 前回に引き続き萬年筆用語の説明じゃ!かなり正確な説明なので、おぼろげな覚え方をしていたのを正してくれる。

 たとえば【Gold plated】は金鍍金と考えていたが、正しくは【金合金鍍金】。24金鍍金というのもあるが、合金でない物は弱く、すぐに剥がれてしまう。

 また、ずっとロジウム鍍金だと思っていたペン先の矢羽の鍍金が実は【ルテニウム】鍍金だと知ってショック!鍍金色の判断には自信があったのだが、一挙に自信喪失・・・今後知ったかぶりはやめよう・・・

 パーカーの合金の使い分けは見事で、クリップ素材には【ベリリウム合金】が用いられている。【オクタニウム合金】は白ペンの素材として有名だし、【タングステンカーバイト】はボールペンのボール使われている・・・

 Pelikanの社史を読んでいると、化学会社の趣が非常に強かったが、【Parker Encyclopedia】の内容を見ていると、パーカーは金属加工会社では?との錯覚を覚えてしまう。

 そういう見方で萬年筆メーカーを大まかに俯瞰すると、独逸と日本のメーカーは【化学業】の香りがするし、米国のメーカーは【加工業】の趣がある。

 左端のページの貴金属の価格表!これが当時の【レアメタル】の価格序列じゃ。ロジウムの序列が高いので多少驚いた。ロジウムをペン先の裏側に鍍金するとインクフローが良くなると聞いていた。実際、自分でもそう感じていたのだが、これほど高価な金属ならもっと違う方法も考えなくては・・・

 じつは拙者、銀鍍金の輝きを増す目的で、ベースにロジウム鍍金した上に、銀鍍金をかけていた。これほどまでにロジウムが高価なのであれば、ベースにはニッケルにしようかな。

 左から二頁目にも今までの誤った考えを正してくれる情報がある。

 拙者はラッカーとは工業用漆であり、本漆とは原材料が別と考えていた。ところが本文を読むと、デュポンのライターなどの漆は、本漆を自然乾燥させないで、金属に焼付け処理をするものらしい。【純正漆・星雲】などというデュポンのボールペンや萬年筆は本漆焼付けだったわけじゃ。しかもその技術は仏蘭西でのみ発達したものとか・・・

 日本の本漆はムロでの自然乾燥なので、本漆焼付けとは【乾燥】に関する考え方が違う。これは日本ではベースのなる胴体がエボナイトなどの熱に弱い素材だったので本漆焼付けなど考えてもみなかったからだろう。

 一方でライターへの塗装などを考えると、優先順位No.1は耐熱性であり、焼付け塗装以外は思いつかなかったのかもしれない。

 素朴な疑問だが、Pilotの本漆で金属軸ベースの物があるが、あれは焼付け処理か自然乾燥かが気になる。少なくともオイルライターで炙ってもビクともしなかったが・・・

 カラットの秘密もこのページに書いてある。2種類の使い方があるということ。また、%は重量比である事がわかった・・・これも大収穫じゃ。

 さて前週の課題【ピストンフィラー】。コ、コンバーターだった......
_||

 それまでのParkerのコンバーターは中押し式だったのに対して、コンバーターを回転式にしたというだけ!一見便利そうだがコストは以前の中押し式の方がかかっているように感じる・・・コストカットか?

 
残インク容量が見えるという点では圧倒的に便利だが、Sheaffer以外は既に中押しを止めていたころ出したので、なんの魅力も感じなかった・・・

 そして最後の頁にホールマークの種類が示されている。

 次週からは【上手なセールステクニック】を紹介する。鴨である我々に対してのフックの仕方だが、【なるほど!】と感心するものから【その手は食わんぞ!】というものまで様々!楽しめますぞ!



【過去のシリーズ記事】

Parker Encyclopedia その10  
Parker Encyclopedia その9 
Parker Encyclopedia その8 
Parker Encyclopedia その7 
Parker Encyclopedia その6 
Parker Encyclopedia その5 
Parker Encyclopedia その4 
Parker Encyclopedia その3 

Parker Encyclopedia その2
Parker Encyclopedia その1 
 


  
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2008年03月16日

Parker Encyclopedia その10

2008-03-16 012008-03-16 022008-03-16 032008-03-16 042008-03-16 05













 今回は【商品知識】を販売員に教える部分。極めて興味深い。たとえば【機構】の項には【ピストンフィラーpiston filler という項がある。Parkerの歴史上ピストンフィラーの万年筆は無いはず。これは何かな?次週のお楽しみ!

 拙者の記憶と違う部分を左端のページであげていくと・・・

ボールペン】はball pen ではなく ball point pen ではなかったかなぁ
ペンシル】はpencil ではなく mechanical pencil と習った記憶が・・・
うるしlaque と 【ラッカー
laquer  の違いは本漆工業用漆の違いか?
ルテニウムrutheniumと【イリドスミンiridosmine をちゃんと使い分けているのは良いな!

 左から2枚目の画像には驚くようなことが書かれている。

 ソルベックスが文字を早く乾燥させるというのは知っていたが、黒、濃青(ブルーブラック)、赤がパーマネントだって?まったく耐水性は無かったと記憶しているが・・・

 それに拙者はParkerVintage Inkで【Permanent Royal Blue】というのを使っていたが、耐水性があったとは記憶していない。どうもPermanentの定義が確立していないとしか考えられないなぁ・・・

 文章中ではタンニンが入っていそうな表記になっているが・・・はたして? 謎じゃ!

 三枚目の画像では、新たな発見が!【ペンシルpencilの項。

 『現在国内で販売されているパーカーのペンシルは、全て画角の多い日本語の筆記に適した、0.5丱離奪式タイプ。パーカーは輸入筆記具の中でもいち早く0.5个鮑陵僂掘▲法璽困鳳えた。メカニズムの部分は日本の高い技術で生され・・・』。なんとメカニズムは日本製だったのか!これは初めて知ったな。

 『プリミアシリーズでは、衣類を傷めないよう先端のガイドパイプが引っ込むツイストノック式を採用している』とあるが、このツイストノック式をさらに煮詰めて欲しかった。プリ\ミアの万年筆やボールペンは、はっきり言ってParkerの歴史の中では超駄作!しかしペンシルだけは良かった!あのツイストノック式はアイデアは良いが、細部の詰めや感触は甘かった。もっと煮詰めれば業界標準になったかもしれない画期的アイデアだった。惜しいなぁ・・・

 『ペンシル内部に芯を6本以上入れると、ノック不良を起こすことがあります。』これって初耳!あわててParkerのペンシルから芯を抜いた。いつもめいっぱい入れていたからな・・・

 Parker 75の最も好きなところは、キャップを閉める瞬間。パチンという音を立てて閉まる。この感触が好きで、父のParker 75を延々と開け閉めしていた記憶がある。この気持ちよさを演出しているのが【クラッチ】cap clutchじゃ。

 これは経年変化でいい音がしなくなってしまう。そういう場合は外して中のバネ状の板を強く曲げれば直る。これは川口さに教えてもらった。

 次週はペン先中心の説明があるので、お楽しみに!


【過去のシリーズ記事】

Parker Encyclopedia その9 
Parker Encyclopedia その8 
Parker Encyclopedia その7 
Parker Encyclopedia その6 
Parker Encyclopedia その5 
Parker Encyclopedia その4 
Parker Encyclopedia その3 

Parker Encyclopedia その2
Parker Encyclopedia その1 
 


  
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2008年03月12日

水曜日の調整報告 【 Parker Duofold センテニアル 18K-F 生贄 】

2008-03-12 01 今回の【生贄】はパーカー・デュオフォールド・センテニアルパール・アンド・ブラックじゃ。一番新しい形状のもの。拙者は過去に古いタイプを何本か使ったが現在では一本も所持していない。

 この軸模様が最初に出た時は衝撃的だった。いったいどうやって模様を作ったのか?と不思議だった・・・。

 たしかアクリルブロックを削り出して作っていたはずなので、ドロドロの状態で性質が同じで色が違うものを混ぜたのであろう。性質が違う物を混ぜれば、削り出す時に割れる危険があるからな・・・

2008-03-12 022008-03-12 03 【生贄】として差し出された理由は、おそらくは、自分で調整していて、方向性に迷ったからであろう。インクフローを向上させるべく、スリットも開いてある。紙への当たりも悪くない。

 書き味に品が無いというほどではない。【垢抜けない書き味】と表現したら一番近いかも知れない。今一歩の書き味ということ。

 調整を始めた頃の拙者も良く経験した状態じゃ。拙者の場合はさらに調整を進めて、ついにはペンポイントが無くなるまで突進してしまっていた・・・よくぞここで踏みとどまってくれた!と褒めておきたい。調整作業は麻薬と同じで、いったん始めたら途中で止めるのが難しい・・・

2008-03-12 042008-03-12 05 これが【生贄】に差し出された状態のペンポイントの形状。これだけ見てもどこが悪いのかはわからない。

 ちゃんと書き癖に合わせて筆記角度は合わせてあるし、上下左右の丸めも出来ている。それでも【垢抜けない書き味】であるのは確かなのじゃ。いったい何が原因か?それは三つある。

 ひとつはスイートスポットを作り込む作業に迷いがあること、もう一つはスリットが開きすぎていること、三つ目はペンポイントの頂点の仕上げ不足じゃ。

2008-03-12 06 こちらはデュオフォールドのペン芯。フィンが内側についているため、インクが乾きにくい。もっともキャップに穴が空いているので、せっかくのこの設計が効果を果たしていないのが残念じゃ。拙者は自分用のセンテニアルでは、クリップの下に隠れるようにある空気穴を透明のボンドで塞いでる。

2008-03-12 072008-03-12 08 こちらが調整前のペンポイントの拡大図。ペン芯に乗せていないので、どの方向の圧力もかかっていない。この段階で問題点を発見するのが一番簡単じゃ。

 このペン先は【F】。細字の場合はスリットの開きは細めの方が良い。接紙面積が狭いので、スリットを開くとエッジが紙に当たる確率が大きくなってしまう。といって詰まっているとインクフローが悪い。経験的には、ごくわずかな開きが一番良いと考えている。

 このスリットを現状から目では判別できないほど、ごくわずかに絞ると格段に当たりが上品になる。これは書いてみて確認するしかない。非常にアナログな世界。しかも他の調整との複合作用があるので、全体として感じるしかない。ワンステップずつ確認するのは困難じゃ・・・

2008-03-12 10 次にペンポイント頂点の仕上げ。こちらが調整後じゃ。表面の傷を消すためにプラチナ鍍金も剥がしてある。

 上の調整前の画像では、頂点の内側に丸めが入っている。この丸めが接紙面積を狭めてしまっている。これを打ち消すようにすると書き味もまろやかになるし、美しくなる。

 この部分が紙にあたる確率は低いのだが、ペンポイントは球面全体として考えないといけない。このあたりは、つい最近やっとぼんやりと理解できるようになってきた。調整は【個の最適の積み重ね】ではなく、【全体の調和】なのじゃ。

2008-03-12 11 こちらがスイートスポットを作り直したペンポイント。調整前のペンポイントは斜面は作っているものの、そこがインクフローの一番おいしいポイントとはずれていた。そこを一致させることによって、絶妙な【にゅるにゅる感】が出てくるのじゃ。

 パーカー・デュオフォールドのペン芯設計は秀逸!こういうペン芯を持つ萬年筆はいかようにでも書き味をコントロール出来る。改めて【良い萬年筆だなぁ・・】と感激した。ペン芯で書き味をコントロールする事は、Vintage萬年筆では逆立ちしても出来ない。

 Vintage萬年筆のニブの弾力や柔らかさにおぼれる事無く、文字をコントロールする事を追求して欲しいものじゃ。(拙者には無理だが・・・)



【 今回執筆時間:6.5時間 】 画像準備2.0h 調整3.0h 執筆1.5h
画像準備
とは分解し機構系の修理や仕上作業、及び画像をスキャナーでPCに取り込み、
               向きや色を調整して、Blogに貼り付ける作業の合計時間
調整とはペンポイントの調整をしている時間
執筆とは記事を書いている時間
  
    

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2008年03月09日

Parker Encyclopedia その9

2008-03-09 012008-03-09 022008-03-09 032008-03-09 042008-03-09 05













 ここからが、この【PARKER  Encyclopedia】の本領発揮!今回は左上の目次の【PART 1】の部分から興味深い箇所を拾ってみる・・・

 【パーカーは全製品永久保証です】と高らかにうたっているが、本当? ライフ・タイム・ギャランティ】というのは、【持ち主が生きている間は・・・】という修飾語がついていたのではないかな? 

 文章を良く読むと。【製造上の不備により引き起こされた故障に対しては、無料で修理もしくはお取り替えします】とある。そういうことか、自然な摩耗によって生じたトラブルに関しては無料ではないのか・・・それなら納得!

 しかし、お客様としては欺された気になるのではないかなぁ・・・

 左から三つ目のチャートは非常に参考になる。インク漏れがどうしておこるかなど詳しく説明してある。またペン先調整は、どのレベルまで引き受けていたのかがわかっておもしろい。イリジウム欠けペン先交換とあるので、リチップなどはやっていなかったようじゃな。

 いずれにせよ、問題点(現象)、原因、処置とわかりやすく整理された表は、店頭での対応には役だったことだろう。特に経験の浅い店員さんには、まさに辞書として有効だったはず。

 もっとも因果関係がよくわからない部分もある。

 【インクの出方不良筆圧が強い場合ペン先調整またはペン先交換

 上記を読んだ店員さんは、その萬年筆のペン先を交換するのだろうか? 

 筆圧が強い人が、【書いている内にインクが出過ぎるようになった、直してくれ!】と言って店を訪問してきた。その場合、店員さんの対応は?

 このマニュアルに従えば、お預かりしてペン先調整に出し、インクフローを絞る調整をするはずじゃ。部品代金は表に記載されているが、調整費用は記載されていない。ひょっとして無料だったのかな・・・

 一番技術が必要な部分が無料で、部品は有料。エンジニアリングがチェンジニアリングに移行しつつある時期だったのかもしれない。あるいは、調整が出来る人が、数が少なかったのも一因かな?

 部品表でペン先の値段を追ってみるとおもしろい。

 デュオフォールド 100(18金)・・・18,000円
 プリミア(18金)・・・・・・・・・14,000円
 75(14金)・・・・・・・・・・・ 8,000円
 45(14金)・・・・・・・・・・・ 3,800円
 65(14金)・・・・・・・・・・・ 5,000円
 61(14金)・・・・・・・・・・・ 5,000円
 51(14金)・・・・・・・・・・・ 5,000円

 これならParker 65のニブがお買い得のような気がする。いずれにせよこの時代はニブ単体でも販売してくれていたので、調整に失敗しても軸が無駄になることはなかった。拙者もいっぱい買ったものじゃ。

 最後のページを見て、5121は、見かけは同じなんだと初めて知った。この【PARKER  Encyclopedia】はまだまだ奥が深そうじゃ!



【過去のシリーズ記事】

Parker Encyclopedia その8 
Parker Encyclopedia その7 
Parker Encyclopedia その6 
Parker Encyclopedia その5 
Parker Encyclopedia その4 
Parker Encyclopedia その3 

Parker Encyclopedia その2
Parker Encyclopedia その1 
  

  
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2008年01月27日

Parker Encyclopedia その3

2008-01-27 01 今回はParker 75。拙者にとっては【父の万年筆】という意識が強い。

 ずっと経理一筋だった父は、通常記帳には細軟FERMEの万年筆を愛用していたが、手紙や葉書を書く時にはParker 75を使った。

 ペン先はMで、まん丸いペンポイントがついていた。本当の球形で、クーゲルとでも呼びたいような形状。ただペン芯には【M】と彫ってあった。

 1960年代に買っていたはずだが、フラットトップではなかった。ディンプルトップになった最初の年ぐらいに購入したのではないかな。いつのまにか持っていたという感じ。

 筆記具に特にこだわりがなかった父は、拙者が勝手に使っても、分解して掃除しても文句は言わなかった。

 当時既に写真部員だった拙者は15倍のルーペでペンポイントを眺めたりしていた。お月様のクレーターのように表面がザラザラだったのを、今でも覚えている。

 一番好きだったのは、キャップを閉じる時の【パチン!】という音。これを聞き慣れていたので、プリミアの【プスン・・・】という音が貧乏くさくてどうしても好きになれなかった。

 父は筆圧がマイナスでは?と思うほど軽く書いていた。ひとえに細い線が好きだったからじゃ。従ってParker 75はまったく彼に合っていなくて、いつも【太てぇ・・・】と愚痴を言っていた記憶がある。

 拙者が30才の時、妻から【そろそろ両親に何かプレゼントする歳でしょ!】と注意されて、それもそうだと万年筆を贈ることにした。

 母にはPilot 65の青軸、父にはParker 75のFを贈った。それをきっかけに自分でも万年筆が欲しくなって買ったのが【Waterman ル・マン100】。拙者の萬年筆遍歴の一本目じゃ。


2008-01-27 022008-01-27 03 このEncyclopediaのすばらしいところは、単に機能をや仕様を説明しているだけではなく、未熟な販売員を戦力化する武器でもあること。

 純銀のモデルと茶漆のモデルでは、奨める相手を変えるような内容になっている。

 純銀モデルビジネスエリートヤングエグゼクティブの方にお奨めし、茶漆年配の方和服とコーディネイトされる方にお奨めする・・・なるほど!良くできている。

 もっともビジネスエリートヤングエグゼクティブをどうやって嗅ぎ分けるのかのノウハウは記載されていない・・・

 Parker 75のボールペンは当初からノック式だが、ペンシルははじめは回転繰出式で、途中からノック式に変わった。拙者はペンシルの回転繰出式を愛用している。もちろん0.92仗弔任△蝓△海海脳匆陲気譴討い0.5仗弔離皀妊襪任呂覆ぁ

2008-01-27 042008-01-27 05 この二種類のモデルは、あまり目に入らなかった。まったく興味がなかったので、展示されていたのかどうかすら思い出せない。

 ただ、この二本はキャップに名前を刻印するスペースがある。他のモデルにはない。

 従って記念品やプレゼントで名前入りで贈るときには、このモデルにならざるを得なかったのであろう。

 いま気付いたのだが、このゴールドモデルは良いなぁ!金属部分は全て金色というのは綺麗!ただ、欲しがってもあまり市場に出ていなかったはずなので見つかるかいなぁ・・・捜してみようっと。

 ボールペンの黒レフィルのBは太い字が書けて大好きだった。ただParker 75ではなく、ジョッターに入れて楽しんでいた。ボールペンの世界ではジョッターの方が、はるかに粋!と聞いていたのでな・・・・

2008-01-27 06 この黒軸は欲しかった・・・。ただ首軸の金一色のリングが気に入らなくて逡巡しているうちに無くなった・・・

 この資料の中に、【同じ黒でもプリミアのトラディショナルと比べますと、ラッカー仕上げですから、幾分重厚な感じがあります】と書かれている。

 プリミアの黒軸は金型に樹脂を吹き込んで固める方式ではなく、樹脂を削りだしている。それが【クリスタルに匹敵する輝きを持つ】と自慢していたのに、ここではParker 75を持ち上げている。

 販売員の言葉を鵜呑みにしてはいけない!とも言えるし、販売員は背中を押してあげるのが役目 なので、お客様が一番気に入っている物を褒めてあげるノウハウを提供しているとも言える。

 インクを入れて使うことこそ無いが、拙者はParker 75が大好き!Mintの純銀軸を見るとつい買ってしまう。ただし首軸先端が銀色のもののみだがな。


【過去のシリーズ記事】

Parker Encyclopedia その2
Parker Encyclopedia その1 

  
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2008年01月20日

Parker Encyclopedia その2

2008-01-20 01 パーカーの販売店向けマニュアルの第二回目は、当時デュオフォールドに地位を奪われてしまっていたプリミアシリーズ

 1983年の発売。1983年といえば、Pilot 65の発売、Warerman ル・マン100の発売、そして何より、初めて拙者が自分のお金で萬年筆を買った記念すべき年じゃ。

 当初の想定では、このプリミアがParker 75に変わって屋台骨を支える予定であったのであろうが、見事にこけた・・・。そこで急遽、Parker 75を延命し、デュオフォールドの開発を急いだのかも知れない。

2008-01-20 02 プリミアには萬年筆とボールペンとペンシルがあった。この中では萬年筆は話にならないほど魅力がなかった。以前にも述べたが、キャップを締める際の音が、パチンではなくプスンだったのがもの悲しかった。

 また首軸は、どこを捜したらこんな粗末な素材を見つけられるんだ?というようなもので、ベンジンで拭いても色が変わるほど・・・。惨いものだった。

 Parker 75で問題となった【痩せる首軸】からの脱却をねらった画期的な素材だったのかも知れないが、あまりに見映えが悪いのが致命的!それと価格政策にも失敗していた。Parker 75に対して、機能の割にあまりに高すぎたからな・・・

 ただしペンシルは最高!最もメカ好きを楽しませてくれる機構を持っている。

 まずキャップに相当する部分を捻ると、ノック機構が後ろに伸び、芯ガイドが前に突き出る。後はノックすれば芯が出てくるという機構。まるで仕込み杖か合体ロボのようで、実に良かったのだが、当時は高級ペンシル自体の需要が少なかったのと、0.5个農泙譴笋垢い里響いて、ほとんど売れなかったようじゃ。

 拙者は発売と同時に純銀製のペンシルをGetしていたが、高級ラインのペンシルは、あっというまに廃番になってしまった。

2008-01-20 032008-01-20 042008-01-20 052008-01-20 06







2008-01-20 072008-01-20 08 Parkerの当時のコマーシャルなどを見ると、一押しはアテネスだったと思われる。

 確かに非常に綺麗で魅力的に感じられたが、当時は純銀命だったので、これがバーメイルだったら良いのにと購入をためらってしまい、今日にいたっている。

 ビゾンフォンセとは仏語で【ミンクの毛皮に金を散りばめた
】という意味だとの解説が載っている。しょせん外人が手慰みでやっている雑な漆塗り・・・と考えていたので、まったく興味がなかったが、このボールペンは欲しいなぁ・・・

 シズレはペンシルを2本購入した。一本は無くしてしまったが、もう一本は未使用で保管してある。プリミアシリーズの最高峰が、このシズレのペンシルだと今でも信じている。

 そしてシリーズの中で、もっとも派手できらびやかなのが【シルバーグレンドルジュ】とにかく目立つ。また高級そうに見える。多少人前で使うのが憚られるような気がする・・・とみなさんおっしゃっていたなぁ。

 このプリミアシリーズは、XBというニブのバリエーションを当時の日本では提供していなかったようじゃ。XXBとかXXBOはデュオフォールドでは使った事があるが、プリミアで経験してみたかった・・・軸の細さとあいまって不思議な感覚を堪能できたであろう。だれか持ってないかな?


【過去のシリーズ記事】

Parker Encyclopedia その1

  
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2008年01月13日

Parker Encyclopedia その1

2008-01-13 012008-01-13 022008-01-13 032008-01-13 04













 12月2日まで連載した【Pelikan 125 Jahre Katalog】には残り頁にめぼしい物が無いので、ネタ元を変更することにした。【紙様】からお借りしている【Parker Encyclopedia】から順次話題を提供していく。

 【Parker Encyclopedia】はParkerが各販売店に対して、製品や販売方法に関するあらゆる知識を提供する事を目的として発行したものだと思われる。輸入代理店だけで全てを作ることは出来ないだろうと考えていたが、左から2つめの画像の一番上には、マニュアル作成委員長として日本人の名前が載っている。もし日本だけで作成していたとすれば画期的な事じゃ。

 また単なるデータの羅列ではなく、各製品の頁に、その製品をお客様に奨めるにあたって効果的な台詞や、ありがちな質問に対する回答例まで掲載している。

 筆記具にそれほど興味のない販売員であっても、目を通せばそれなりの対応が出来るようになっている。

 【Parker Encyclopedia】の後半には各種販売テクニックとか、【私はこうしてお客様に満足していただいた】などが記載されている。これは何も筆記具販売に限ったことではなく、全ての商売に役立ちそうな内容。

 もし各ブランドがこれほどまでの販売マニュアルを作ることが出来るとすれば、萬年筆市場はもっともっと大きくなるであろう。

 良くマーケットが小さくなったとか、お客様の嗜好が変わったなどというが、【販売側の萬年筆に対する商品知識が圧倒的に少なくなっている】のも大きな原因なのじゃ。

 その不足を補う為にも、このような販売マニュアルの復活が望まれる!

2008-01-13 05 こちらはペン先やボディに刻印されているホールマーク(認証刻印の一覧表じゃ。もちろんParkerが当時の製品に使っていたものだけに限られる。

 お客様から【この傷は何だ!】と言われたときの返答には十分役立つであろう。

 拙者は均整の取れた活字は好きだが、アンバランスで深さもまちまちのホールマークが好きではない。が、こういうマニュアルに記載されていて、販売員の方からちゃんと説明していただけた経験があれば変わっていたかも知れない。
 
 右側2つの画像は当時のParkerのフラッグシップである【デュオフォールド100】に関する1枚のSheetじゃ。これ一枚で全てが語られている。すばらしい!

 差し替え式なので、新しいモデルが入り、古いモデルの在庫が無くなったら【DISCONTINUED!】というシールを貼るのだが、そのシールもバインダーのポケットに入っている。まさに至れり尽くせり!

  画像はノートPCでもかろうじて活字が読める程度の大きさにしてあるので、存分に楽しんで欲しい。

 初期には14金ペン先付きも売られていたという記憶はあったのだが、確認する文献が無かったので非常に嬉しい。まだペンシルも発売されていないし、インターナショナルのサイズも無し。

 しかもボールペンはノック式じゃ。このノックの感触は最高だったが、すぐに無くしてしまって、二度と縁がない。欲しいなぁ〜!

  
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2007年12月02日

Pelikan 125 Jahre Katalog その16

2007-12-02 012007-12-02 02 今回はペンケースと刻印機の紹介。

 左が当時のPelikanのペンケース。

 モデル名に12Sとか、33Rとかあるが、どうやらそれぞれの桁に意味があるようじゃ。

 一番左の数字が【1】の物は、ケースの縁に金属枠が付いていない物で、【3】のものは金属枠付き。

 左から2番目の数字が【2】の物は2本挿しで、【3】の物は3本挿し。

 右端のアルファベットは皮の文様を示すようだ。【S】はSaffian、【K】はKroka、【R】はRindbox。絵柄は左図の左端に出ている。それぞれ3〜5種類の色が準備されていたようだ。

 Pelikan 120が5.5DMの時代に一番安い【12S】でも4.3DMで、一番高価な33Rともなれば6.3DM。作りの粗末さから考えれば、驚異的に値段が高いように思える。

 実際、拙者も何個かは購入したことがあるが、革質の悪さ、染色の下品さ、あまりに小さすぎて、ジッパーで天冠や尻軸を傷つける可能性があること、さらには、ゴムで軸を固定する方式などに辟易してしまった。

 ゴム製バンドで萬年筆を固定する方式のペンケースは絶対に使わない方がよい。間違ってエボナイト製の軸を入れると軸がバンドと同化する!

 以前、Pilot 75【エボナイト製軸に漆塗り】を米国製の44本入りペンケースに入れて保存していた。数ヶ月後に取り出してみると、軸の漆部分が凸凹に・・・

 ルーペでよく見ると、ペンケースのゴム製バンドと同じ模様に変形している。ギャー!エボナイトはゴムと硫黄を混ぜて作るので、実はゴム製品と密着させると危険!ということは知っていた。だが漆を塗ってあれば良いかな?と思ったのが大失敗。漆は呼吸できる。ということは水分は通さなくても、エボナイト内の硫黄分をゴムバンドが吸収し、ゴムが溶け出して漆表面に付着したのだろう。

 削ろうとすれば漆を剥がしてしまう危険がある!それ以降、しかたなくゴム製バンドのケースに保存する際には、ゴム製バンドの内側に紙を挟んで、その下に萬年筆を挿し込むようにしている。

 このペンケースは素材は貧弱だし、作りも悪い。またジッパーもスムーズには動かない。萬年筆は超一流だが、ペンケースは最低!コレクション目的なら良いが、実用には大きな危険が伴うので止めた方が良い。

 このPelikanのペンケースで痛い目(尻軸にジッパー傷)にあったのを教訓にしてTAKUYAの【イカ太郎】を作ってもらった。今はモデルチェンジして、【Close to you】になっているが、ここで紹介したPelikanの数本挿しの流れの究極の姿、いわば【天竺】にあるのが【Close to you】だと考えている。

 当時の万年筆の価格とミシン縫いの酷いペンケースの価格比と、現状のPelikan定番品の価格とTAKUYAの手縫いペンケースの価格比を比較すれば、如何に【Close to you】がお値打ちかわかる。

 【萬年筆に絶対にジッパー傷を付けない
ジッパー式のペンケースこそが、拙者の考える究極のペンケースなのじゃ。ペンケースは上着の左側内ポケットから取り出してこそ妙味がある。いわば鞘から刀を抜く感じでペンケースをゆっくりと取り出す。そして一息ついてジッパーを開け、どのペンを使うべきか考え、おもむろに一本引っ張り出してキャップを挿す・・・その動作は【太極拳】の舞の様に優雅で美しい・・・ずじゃ・・・見たこと無いがな

2007-12-02 032007-12-02 04 こちらは、おそらくは軸にNameを彫るための刻印機。【6】の部分の筆記体の文字枠に合わせてレバーを動かせば、刻印用のドリルが電動で回りながら軸に小さな文字を彫っていくのだろう。

 日本では彫刻刀で彫るのが一般的だったが、海外では機械に頼ったようじゃ。漢字の場合は直線だけで表現できるが、欧米文字は曲線が命なので、早くから電動のName彫り機器が進歩していたのであろう。

 値段は415DM。14金無垢のPelikan 700NNの定価が190DMだったことを考えれば、ものすごく高い。今なら量産すれば5万円もしないだろうに。

 その昔、製品価格に占める原材料費が高く職人の工賃は安かった。この当時は、加工機器の償却費が一番高かったかも知れない。そして今は、加工の人件費が一番高い時代。加工費を安くするために、海外生産にシフトするか、身近な腕の良い職人に頼むか・・・もし身近にセンスの良い職人がいたら迷わず依頼すべき。

 職人が趣味の延長で細工をしてくれている間に頼むことじゃ。趣味が仕事になったとき、作品から情念が消えてしまう。逆に職人に情念が入りやすい注文を出し続ける事が情念のある作品を入手出来るコツかもしれんな!


過去の【Pelikan 125 Jahre Katalog】

2007-11-25 Pelikan 125 Jahre Katalog その15  
2007-11-18 Pelikan 125 Jahre Katalog その14 
2007-11-11 Pelikan 125 Jahre Katalog その13
 
2007-11-04 Pelikan 125 Jahre Katalog その12 
2007-10-28 Pelikan 125 Jahre Katalog その11 
2007-10-21 Pelikan 125 Jahre Katalog その10  
2007-10-14 Pelikan 125 Jahre Katalog その9 
2007-10-07 Pelikan 125 Jahre Katalog その8  
2007-10-02 Pelikan 125 Jahre Katalog その7 
2007-09-25 Pelikan 125 Jahre Katalog その6 
2007-09-18 Pelikan 125 Jahre Katalog その5 
2007-09-11 Pelikan 125 Jahre Katalog その4 
2007-09-04 Pelikan 125 Jahre Katalog その3 
2007-08-28 Pelikan 125 Jahre Katalog その2 
2007-08-21 Pelikan 125 Jahre Katalog その1 

  
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2007年11月25日

Pelikan 125 Jahre Katalog その15

2007-11-25 012007-11-25 022007-11-25 03 今回紹介するのはボールペンとペンシル。当時の独逸ではボールペンの事を【Roller】と呼んでいた。たしかにボールが転がりながらインクを紙に擦りつけるので、【Roller】というのは妥当な呼び方じゃが・・・・ローラーボールが出現してからはなんと呼んでいるのか多少気になる。

 ボールペンには755という14金無垢のモデルもあったようじゃ。そのほか全身金張りモデル、上半身金張り、クローム鍍金などがあり、合わせる萬年筆としてはP1、700、520、500などがあげられている。

 このボールペンのレフィルは、現行のPelikanのボールペン用(Parker互換)ではない。右端の画像の上半分に紹介されているものが替え芯じゃ。

 残念ながら既にPelikanのカタログからは落ちている。同等品としては、Auroraのテッシー用のレフィルが使えるはず。黒と青しかないが、この青のレフィルは15年ほど経過すれば良い色になると、20歳ほど年上のデザイナーが教えてくれた。今から20年ほど前のこと。

 すぐに購入したテッシー用のレフィルがそろそろ熟してくるころ。楽しみにしているのだが、使わないで保存していても熟成するのかな?実は使っていれば熟成するという意味だったのかもしれない。さて・・・どこに仕舞ったのかな・・・まったく記憶にない・・・これってボケ?

 ペンシルも同様なラインナップ。こちらにはビックリ! なんと1.18仗弔離皀妊襪0.92 芯のモデルがある!0.92丱皀妊襪蓮550Fと末尾に【F】を付けることによって区別されてる。知らなかったなぁ・・・

 替芯の方も1.18个0.92があるとは!もっとも0.92仗HBの黒しかなかったようじゃ。

 1.18ミリに関しては、黒が3H、H、HB、B、2B、コピー用、そして色替芯として赤、青。紫、緑があったらしい。

 それぞれ15本入りで0.35DM。350というPelikan 140にマッチするペンシルの値段が6.25DM。これを現在価格で5,000円とすれば、芯の値段は280円程度となる。

 50个猟垢気凌弔15本入って280円相当・・・ちなみに現行のPilot NEOX eno は60个凌弔30本入って200円じゃ。一本1僂△燭蠅亡校擦垢譴Pelikanは3.7円。Pilotは1.1円。3倍以上の価格差がある。

 Pelikanは伝統的にインクやクレヨンなどの消耗品で儲ける会社。従って筆記具の値段を安くして、消耗品で儲けるビジネスモデルだったのかも知れない。一方Pilotは筆記具メーカーなので、筆記具で儲けて、消耗品は出来るだけ安く提供するモデルかな?

 なんかむずむずしてきた。ひさしぶりにPelikanのペンシルを引っ張り出して使ってみよう!

  
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2007年11月18日

Pelikan 125 Jahre Katalog その14

 前回、Pelikan 140と120に関しては詳細データを省いたので、今週追加掲載する。

 No.140は1952年4月22日に発売されている。今から55年前じゃな。その時に発売された軸色は【赤、黒、緑。グレー、青】だった。400NNに敬意を表してか、緑縞はその年には発売されていない。

 緑縞軸が発売されたのは1955年。それから爆発的に売れたようで、最近見かけるのはほとんどが緑縞。

 グレー軸は1952年の4月22日に発売されて、その年の7月29日までしか製造されていない。よほどの素材トラブルがあったのであろう。数が少ないので値段も高いが、普段使いに買うのならやめておいた方がよさそうじゃな。

 このほか、ダークブラウン、ライトトータスシェルも発売された記録はあるが、時期や期間は記録に残っていないらしい。なを1957年5月27には、シルバートリムのスチールニブ付きが発売された。もちろん緑縞だけじゃ。ほかの軸は既に発売終了していた。

 120については1955年の5月23日から1965年7月28日まで製造されている。これにはSerial Numberがついていたと書かれている。本当かいな?今度入手してチェックしてみよう。

 このあと1973年から1977年までMertz & Krellが120を作っていたらしい。

 また、米国市場向けに14金ペン先付きのPelikan 120が販売されたが、これはどの世代のものかな?


2007-11-18 012007-11-18 02 Pelikan Bookによれば、P25は14金ペン先にRelled Gold Capで、P15は14金ペン先に金鍍金のペン先と記載されているが、このカタログで見る限りは銀色・・
・ホワイトゴールドのたぐいかな?

 いずれも首軸先端付近にキャップと合わせるネジがあり、その後ろを持って書くことになる。軸が細いので握りやすく、けっこう具合がよい。

 右側画像のペリカーノはP25やP15とは違い、カートリッジ方式。ペンスタンド付きのペンケースという発想はおもしろい。ガソリンと給油装置を一緒に持ち運んでいる乗用車みたい・・・

 キャップ先端が丸い方が、P1-RGのような尖った感じがしなくてかわいらしいように思う。どうやら写真に色付けしてあるらしいが、作業を施した人はペリカーノのファンだったのかな?圧倒的に綺麗じゃ!


2007-11-18 03 こちらが今回のメイン!ペン先のバリエーションが全て掲載されている。

 ST:Steno-Feder【Shorthand】 速記用
 PF:Pfannenfeder【Flat Nib】 スタブかイタリックというところか・・・
  D:Durchschreibefeder【Manifold】 ガリ版用か?

 どうやらこの時代には、既にシャイベン【Scheibenfeder】はラインアップされていないらしい。

 なにより驚いたのが、P1やP25シリーズに【ST】のニブが準備されていた事。あのような小さなニブからどうやって【ST】のような柔らかいニブを作ったのか想像もつかない。

 それとも【速記用】というだけで柔らかくはなかったのかな? 萬年筆自体は既にお腹いっぱいじゃが、ペン先の世界は未知にあふれている。



過去の【Pelikan 125 Jahre Katalog】

2007-11-11 Pelikan 125 Jahre Katalog その13
 
2007-11-04 Pelikan 125 Jahre Katalog その12 

2007-10-28 Pelikan 125 Jahre Katalog その11 
2007-10-21 Pelikan 125 Jahre Katalog その10  
2007-10-14 Pelikan 125 Jahre Katalog その9 
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2007年11月04日

Pelikan 125 Jahre Katalog その12

2007-11-04 01 やっと万年筆に関係する頁が出てきた。最初はインク。この時代にはボトルの形状は既に現在と同様。蓋も同じように思える。

 このあとクラシック・インクボトルなども一時発売したが、定番品はこのボトルじゃ。ちなみに、同じ形状のボトルに入っているインクとしてCrossがある。

 【Fountail Inks a Sampler】 では、CorssはPelikanと同じなので敢えてテストしないと記載されていた。要するにCrossのインクはPelikanが作っていたわけじゃな。ほかにはFeber-Castellも似たボトル・・・

 拙者が高校生だったころにはPelikanとParkerが丸善に並んでいて、それらを買ってきては混ぜて色を作っていた。インクブレンダーの草分けか?

 いろんなインクを混ぜたが、入れた万年筆が全て中国製の安いもの(150円から高くても600円)だったので、特に不具合を感じた事は無かった。それに紙も【わら半紙】だったし・・・

 当時一番好きだったのは緑色。ParkerにもPelikanにも大きなボトル(60ml程度)の緑インクがあった。Pelikanの方がねっとりしていて好きだったな。【緑のインクはサヨナラのしるし・・・】なんて歌はまだなかった・・はずなので、代筆の恋文の下書きに使っていた。拙者は文章を考えるだけで、筆記そのものは恋文を出す本人が書いていた・・・あたりまえじゃが。

 【Fountail Inks a Sampler】によれば、緑色の中ではペリカンが最も耐水性&耐光性が高いという評価だった。色自体はペンマン・エメラルドが好きだが、ペンマンの中でも際立って危険なインクらしい。一ヶ月入れっぱなしだとペンポイントのあたりに毒キノコ【マタンゴ
】のようなものが出来る。気色悪〜い!

2007-11-04 02 こちらはカートリッジ。ヨーロッパ標準カートリッジ。このタイプのカートリッジはほとんど使わない。最近ではラブレターインクがカートリッジでしか入手出来なかったので、それをダンヒル・ドレスコレクションに入れて使っていた。その前に頻繁に使っていたとなると・・・万年筆に嵌る前にプラチナ・グラマーに入れていたころまでさかのぼる。

 ヨーロッパ標準という名はついているが、昔はちっとも標準ではなかった。そのメーカーのカートリッジでないとインクが漏れたり、出が悪かったりと、ロクな事は無かった。今でもこのタイプのカートリッジは使いたくない。

 ただしPelikanのカーキの色は最高だった!カートリッジから注射器でコンバーターに移し変えて使っていた。WAGNERインクとして復活させたいのだが、なかなか道は遠そうじゃな。

2007-11-04 03 やっと万年筆が出てきた。この当時はPelikanの基幹商品ではなくなっていたのかもしれない。まずはPelikan P1シリーズより。

 拙者はこのシリーズでは萬年筆しか所有したことは無いが、ボールペンも魅力的。ペンシルなら400NN系の方がよいが、BPならP1が良さそう。レフィルはAURORA テッシー用が適合するかも知れない。何故にこの時代のPelikanのBPがすきかといえば、レフィルの良さ。

 書きやすさとか、色の具合ではなく、チップにいたるレフィルの首が細いこと。パーカー型は首が太いので、どうしてもシャープな感じがしない。ところがこの時代のPelikan用のレフィルは、首が細長いので、ボディからにょっきりと先が出ている。この感じが好き! 純正レフィルがあれば楽しめるのに・・・もう日本では売っていないのかなぁ・・・

2007-11-04 04 このPelikan P1-RGはParker 51 対抗製品だったが、結果的には大失敗だったようじゃ。コマーシャル全盛時代に商品の性能や拘りだけで勝てるわけが無い。

 それに回転吸入式というのが、いかにも時代に取り残された感じを出してしまったのではないかな?

 拙者はBとBBしか使ったことは無いが、それらはカリグラフィー的な研ぎで実に良かった。ニュルニュルと滲み出してくるようなインクフローも好みで何本も購入した。

 赤、緑、グレー、黒は使ったことがあるが、金張キャップで、ほかの色はあったのかな?青は絶対にありそうだが・・・・

 この萬年筆の最も好きなところはキャップの嵌り方。くるくると回していくと、グっと抵抗があり、その後で、クィっと早回しするように回って止まる。これはParker 75のキャップがパチンとしまるのと並んで、萬年筆として最も好きな感触!

 唯一の弱点はピストン。力いっぱい回すと、空回りして内部のピストンの位置がずれてしまう。これには要注意じゃ。やさしくやさしく扱わないといけない。がさつな人は絶対に使えない萬年筆といえよう。



過去の【Pelikan 125 Jahre Katalog】

2007-10-28 Pelikan 125 Jahre Katalog その11 
2007-10-21 Pelikan 125 Jahre Katalog その10  

2007-10-14 Pelikan 125 Jahre Katalog その9 
2007-10-07 Pelikan 125 Jahre Katalog その8  
2007-10-02 Pelikan 125 Jahre Katalog その7 
2007-09-25 Pelikan 125 Jahre Katalog その6 
2007-09-18 Pelikan 125 Jahre Katalog その5 
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2007-08-21 Pelikan 125 Jahre Katalog その1 

  
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2007年10月28日

Pelikan 125 Jahre Katalog その11

2007-10-28 01 昨日は萬年筆くらぶ【フェンテ】の交流会。生憎の台風で、毎年遠方から飛行機で参加されている方の姿を拝見できなかったのが寂しかったな。

 本日は晴天のようなので会えるかも。

 本日紹介するのは、マーキング・クレヨンと糊。カタログに掲載されている物を順に紹介している関係上、趣の異なった組み合わせになった。

 マーキングクレヨンの用途は良くわからないが、想像するに、建築用木材に釘を打つ部分に印を付けるとか・・・・の業務用に用いられたのだろう。

 軸の形
状が鉛筆と同じく六角形になっているのは、多少は転びにくくするためかな?値段は1グロスで22.22DM(ドイツマルク)。当時の貨幣価値がわからないので高いか安いか見当も付かない。

 なんでもそうだが、未使用のマーキングクレヨンが箱にぎっしりとはいっている様子は圧巻。物欲を刺激されてしまう。以前、Pelikan製封蝋が1グロスはいったものを見た時にも同じ感情を覚えた。おとな買い願望があるのかな?


2007-10-28 022007-10-28 032007-10-28 04 こちらはPelikan製の糊。商品名はペリカノールでずいぶん前から作っていたらしい。拙者は一番右のものと同じ形状のベークライト製ケースを入手したことがある。

 いったい何の入れ物かまったく見当がつかなかったのだが、この画像を見てペリカノールの入れ物だったのだとわかった。長年の胸のつかえが取れた!糊を塗る為のスティックを入れる部分があるのが良い。

 真ん中の画像は刷毛付きの糊らしい。指で押さえる部分が窪んでいるのは、持ちやすさと容量を大きく見せかけるのとに役立ちそうじゃな。商品名などを示すラベルが無いのも業務用ならではか?

 右端のボトルに入っていた糊は、木工用ボンドのようなものだが、真ん中の容器の糊はどんな用途に使ったのかな?刷毛の間から糊が出るので、粘度は徹底的に低い必要があるだろうし・・・封筒貼りかな?

 ちなみにお値段は、真ん中の糊は100cc入りで1.8DM、1リットル入りで6.2DM
。右側のスティック付き糊は70cc入りで1DM、125cc入りで1.55DM。


2007-10-28 052007-10-28 062007-10-28 07 左端のバケツは1kg入り、3kg入り、6kg入りがあり、一番大きな6kg入り(左端の物と同じ)は15DMだった。

 使
い方としてはバケツから、スティック付き容器に移し替えて使っていたと想像される。独逸エコロジーの原点はこのあたりにあるのかもしれない。

 この容器に似た日本の商品は・・・
フエキ糊。未だにでんぷん糊を販売しているので、うれしくなってしまった。円柱形のボトルはキャップの裏にスティックがパチンと止められるようになっていた。色も各種あり、たしか全色そろえて、中身が無くなったらコイン入れにしていた記憶がある。糊とは関係はないが墨汁容器も良い。インク入れにしたいほど気に入った。

 
不易糊工業株式会社の歴史を読んでいるとおもしろい。当初はチューインガムも作っていた。その流れでアラビアゴム糊も生産したのが1910年。

 もしPelikanが同じ頃からアラビアゴム糊を作っていたとすれば、このカタログの時点で、すでに50年以上の歴史がある事になる。それが写真右のPelikan GUMMI。この時にはスポンジからしみ出してくる構造にはなっていなかったようじゃ。

 朝から【三丁目の夕日】の疑似体験をしてしまった・・・



過去の【Pelikan 125 Jahre Katalog】

2007-10-21 Pelikan 125 Jahre Katalog その10  
2007-10-14 Pelikan 125 Jahre Katalog その9 
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2007-10-02 Pelikan 125 Jahre Katalog その7 
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2007年10月14日

Pelikan 125 Jahre Katalog その9

2007-10-14 01 前回紹介したのが、画像左側の【Model 404】じゃ。カタログで紹介されている6台のうちで、最も美しいフォルムをしている。

 機械から【Nice to Have(あれば便利だが無くても困らない)】機能をそぎ落としていくと、純粋に機械として必要な最低限の機能だけが残るが、この【Model 404】には、そういった美しさがある。拙者が小学校2年生で初めて使ったカメラ:フジペット(当時2,000円)に通じる美しさじゃ。

 以前勤めた会社では【提案書を書く際にはKISSを心がけよ!】と口を酸っぱくして言われた。KISSKeep It Stupidly Simple

 単純な物ほど人の心を打つ・・・この【Model 404】を見て改めてそう感じた・・・

 【Model 404】の大きさは 78 × 48 × 28

 
右側の【Model 505】は電動式。白いボタンを押してスタートし、終了時は
となりのボタンを押して止めるようじゃ。よく見ると予備のトレイも付いているらしい。プラグはあたりまえじゃが、ヨーロッパ式の丸い棒2本のもの。

 電動式が手回し式よりも優れているのは、回転速度が一定になるので、インクの斑がなくなるということ・・・だろう。拙者は手回し式でいかに斑が出ない回し方が出来るかの技を競う方が好きじゃな。

 【Model 505】の大きさは 80 × 52 × 37僉

 
モーターが内蔵されている分だけ、10僂曚蒜悗高い。鋳物で出来ていると思われる。相当重くて高級感漂っていたのだろうな。

2007-10-14 02 こちらは手回し式の【Model 48】と【Model 88】。垢抜けない手回しハンドルのデザインから考えて、古い型だと思われる。いかにも独逸製!といった無骨さじゃな。

 【Model 48】の大きさは 32 × 49 × 40
 ということで、高さは高いが、設置面積は少ないようじゃ。おそらくはトレイは取り外しが出来ると思われる。しかし実際には使用する際に必要なスペースは【Model 404】と変わらないような気もする。ノートPCを机の上に常設して持ち歩かないなら結局は机の上のデッドスペースは減らないがごとし・・・

 【Model 88】の大きさは 40 × 53 × 45
 画像で見ると【Model 48】より背が低そうだが、実際には5僂眷悗高い。トレイに保存出来る紙の量も半端ではない。ひょっとすると【Model 404】の拡散転写方式とは違うメカニズムなのかもしれない。

2007-10-14 03 左側の【Model 55ZW】は封筒用のPrinter。現在の宛名印刷ソフトと違ってダイナミックに宛名を印刷する事など出来ない。従って、封筒の表面に、社名や簡単なメッセージを印刷するのとか、裏側に自社の住所などを印刷するのに使ったのであろう。

 これを電動式にしなければならない理由がわからない。メーカーによって厚さがばらつく封筒を電動で紙送りすれば、ジャムる確率は紙の比では無いはず。考え落ちのような気がするなぁ・・・ ちなみに大きさは 46 × 55 × 45

 右側の【Model 100】は自動印刷停止装置がついていると思われる。カウンターが二個ついているが、一方に印刷する枚数をセットしてスイッチをいれれば、そのカウンターになるまで印刷して自動的に停止すると思われる。

 ではなぜ手回しのノブがついているのか?おそらくは少ない枚数の印刷の時とか、試し刷りの時には手回しでゆっくりとやったほうがやりやすいからであろう。

 手回し印刷機はやはり電動でない方が可愛い!なんとかして【Model 404】を入手したい物じゃ。


過去の【Pelikan 125 Jahre Katalog】

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2007年10月07日

Pelikan 125 Jahre Katalog その8

2007-10-07 01 この【Pelikan 125 Jahre Katalog】をどうしても欲しいと思ったのは実はこの写真からじゃ。Pelikanの100周年の社史にもコピーマシンはちらっと出ていたが、どうも本質がわからなかった。

 今回このカタログでコピーマシンの写真が何枚も出ているのを見た時、これはどうしても入手しなければ!と考えた。

 こういうチャンスに出会ったらその瞬間に取引を終わらせるのが拙者流。策を弄せず、機関銃のようにしゃべりながら相手の手に【金:今回は萬年筆】を握らせ交渉を終わらせてしまう。

 今回のカタログなど、この機会を逃したら次に巡り会うまでに、ヨボヨボになっていそうじゃからな。

 とまぁ・・・ねずみ講の勧誘のような手口で入手したカタログであるが、独逸語なのでGoogleの翻訳機能で独逸語から英語に返還して理解しようとしている。

 そろそろ老眼の目には小さなカタログの文字は読みにくい。従って文章毎翻訳するためにキー入力するのは難儀・・・しかたなく単語を翻訳して、そこから使い方を類推するしかない。


2007-10-07 02 この機械のカタログだけ見ても使い方はわからない。ただし先週予告したように、このコピーマシンのイラストが入ったカーボンペーパーもカタログに掲載されていた。

 とうぜんPPCではなく湿式のコピー機と思われる。いろんな単語を翻訳機能にかけていたら【湿】に関係ある単語が出てきた。しかし・・・

 【プリントごっこ】方式かも?フラッシュバルブを使うかわりに、カーボン紙で炭素を輪転する原稿に炭素を書き込むのかもしれない・・・

2007-10-07 03 こちらがコピー機用の【スプリットカーボン】用紙じゃ。そばにあるめくれた用紙から類推するに、このカーボン紙の上でタイプあるいは手書きする。

 通常のカーボン紙は、下に置いた紙にインクを擦りつけるのだが、これは逆にカーボン紙が一番下で、インク面が上向きになっている。

 真ん中の面はコピー機のドラムに巻き付ける原紙。そして上からタイプすれば、インクはすぐ上にある原紙に鏡文字で転写されることになる。

 この原紙をドラムに貼りつけて圧着すれば鏡文字が正しい文字となって紙に印刷されるという仕組みであろう。あくまでも想像だが・・・

2007-10-07 04 こちらがなにやら怪しい液。これが湿式コピー機の秘密かもしれない。

 一切光源を使わないで、カーボン紙のみで複写を行うので、いったん原紙に圧着したインクもどこかで切れてこよう・・・

 それを補強する液なのか? あるいは原紙には小さな穴が開いており、インクを転写した部分だけインクがにじみ出す仕組みになっているのか?

 このあたりの記憶をお持ちの人がいたら教えて欲しい。実はこのコピー機を入手しようと手を尽くしていたのだが、入手したとしてもカーボン紙や液が無いと使えないと本日悟ったしだい・・・

2007-10-07 05 こちらもコピー機関連のGoods。これは手がインクで汚れた時に洗うペーストじゃ。

 独逸製の汚れ落とし洗剤は手に優しく、しかも協力。拙者は萬年筆インク落とし専門に使っているが、インクの色が一瞬で消える。放置しておくとまた色が浮き上がってくるので、イオンの力で色を消してしまうのかもしれない。

 いまのところその洗剤と爪ブラシを日常的に使っているが、独逸に行く人がいたら毎回手洗いペーストをお願いしている。独逸にはまだまだおもしろい物がいっぱいあるはずじゃ。


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Posted by pelikan_1931 at 09:20Comments(1) このエントリーをはてなブックマークに追加 mixiチェック