2012年06月28日

筆記具関連四方山話 【 鉛筆 & ペンシル & 切出ナイフ 】

@01拙者が日常的に使っている鉛筆類も少しずつ変化している。最近では萬年筆は硬めのペン先が好きになってきているが、鉛筆はそれに反して、ますます柔らかい物が好きになっている。

一番下は、ペンテル・ケリーの現行品かな?あまりよく知らない。唯一の0.5个如⊃弔Pilot NEOX-Uの2Bで40本入り200円の物。10年以上前(ひょっとすると20年以上前?)に一生分購入した。
必要以上に柔らかくない上、多少筆圧がかかっても字の太さがそれほど変化しないのが気に入っている。
ただ、使用頻度は高くない。やはり0.5个郎戮垢るな・・・

下から2番目はParker 75の回転操出式のペンシルで、0.92仗帖芯はNEWMAN(ニューマン)の舶来シャープ用替芯 0.92亟霆と書かれている品。20本入りで発売していた当時の値段は知らないが、6年ほど前にヤフオクで、20本入りが6,000円で落札されたのを見たことがある。貴重品として大切に使っているが、これも一生分は優にある。現在と同じペースで使ったとすれば300年分くらいある。

下から三番目は不動のエースペンシル。デルタのポンペイのペンシルで、これも0.92弌これにはユーロボックスの4Bを入れている。機構が壊れていてキャップは接着剤で胴軸の内部機構に接着してある。従ってキャップは外れない。すなわちスペアの芯を持ち歩けないので、自宅のデスク専用となっている。

下から4番目は三菱のユニのHB鉛筆に革巻きホルダーを付けた物。このホルダーをどこで購入したかはまったく覚えていない。
拙者にとってHBの鉛筆というのは非常に硬いと感じるレベル。普通に書くと字が途切れ途切れになる。そこで先端部を鋭敏に尖らせて研いである。この研ぎが楽しみで鉛筆を使っているようなもの。この鉛筆ホルダーに入れるとかなりリア・ヘビーとなるので、相当前を持って鉛筆を立てて書くことになる。削っている部分を掴んで書くことすらある。

下から5番目は三菱Hi-uni の10B。昨年の鹿児島大会の際にデパートでまとめて10本購入した最後の1本。何故だかこれだけ異常に使用頻度が高い。
仕事でStory Boardを作る際に使っているだけなのだが、枚数が尋常ではないので減りも早い!
この10Bの書き味は独特で、萬年筆はどうがんばってもこの書き味にはならない!と感激するのだが、それも一瞬!すぐに先端が丸まって書き味が劣化する。
金ペン先にペンポイントを付けた理由が体で理解出来る一瞬じゃ。

これらを削るのが一番上にある安い切出ナイフ。亡くなった母が同じような形のもので鉛筆を削っており、幼稚園の時からそれを借りて削っていたので、小学生低学年の時にはプチ・スターだった。
教室に鉛筆削りが設置されると見向きもされなくなったが・・・

拙者は萬年筆調整師であり、萬年筆コレクターだが、萬年筆愛好家ではない。普段一番よく使うのはパーカー・インジェニュイティ。その次が鉛筆類で、次が萬年筆、ボールペンの順。
以前はローラーボールも愛用していたが、インジェニュイティが出てから使う事は無くなっってしまった。

ただし、仕事以外で筆記具を弄んでいる時間は、100%萬年筆が埋めている!  

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2012年04月09日

萬年筆研究会【WAGNER】限定180字詰原稿用紙完成!

@01@02@03関東、関西の会場でアンケート調査を繰り返してきた萬年筆研究会【WAGNER】限定180字詰原稿用紙が完成し秘密の保管所に届いた。

左端は相馬屋の定番品で、拙者が萬年筆研究会【WAGNER】のペンクリで書き味確認に使っている物。緑系のルビ枠無し。大きさはB5(18.2x25.7)。書き味も良く、気に入っているのだが、上と右横のとじしろがもったいないなぁ・・・と感じていた。また萬年筆で実際に原稿を書く人からは、上下・左右の径幅が同じで、ルビのスペースも欲しいという要望もあった。

さらには丸善の原稿用紙のような飾りが欲しいという要望と、それに矛盾するような太字萬年筆で書いても字がつぶれないように枠は出来るだけ大きくして欲しい・・・という無理難題もあった。

それらをBromfieldさんが相馬屋と交渉し、aurora_88さんがイラストレーターのポンちゃんに依頼し、素案を5種類描いていていただいた。それらを東西でアンケートとったのだが、予想に反して東西で票が割れた。版を2枚作るとなるとコストは莫大になる。そこで一計を案じたBromfieldさんがB4の版に違う図柄を2枚繋げて入れ、B4を1枚印刷すればB5の違う図柄が2枚刷り上がる策を相馬屋さんと合意に至り、東西のニーズにマッチした原稿用紙が刷り上がった。

作家でも通常は名入れの位置を指定する程度で、図案まで起こす例はほとんど無いとのこと。ワガママの限りを尽くした原稿用紙なのじゃ。しかも200字詰ではなく180字詰!これは上2列を模様に提供した結果こうなったもの。別に原稿用紙の枚数でお金をもらっていない商売の人には差し支えあるまいということでこの文字数になった。

第1回目の印刷で作ったのは各200部の400部。1部は100枚の原稿用紙からなっている。これを萬年筆研究会【WAGNER】会員優先で予約販売し、もしあまればペントレ会場で販売する。

予約しておいてペントレ会場や、地方の定例会で受けとることも可能。また定例会になかなか参加出来ない人は、レターパック350による送付も検討中。

詳しいご案内は近日中に会員宛メールでご案内するのでお楽しみに!  
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2011年09月08日

筆記具関連四方山話 【 デジタルマイクロメーター到着! 】

いよいよ始まった萬年筆データベースプロジェクト。個々人でデータを保存出来るよう考えられたシステムが、白髭猫さんとBromfieldさんの協力で出来上がった。そのシステムはつきみそうさんのBlogからダウンロード出来る。

http://pub.idisk-just.com/fview/h30GtXGUqwkmeRJRiT54q-kMaU5npHLejz0VLzBmAhfvFHt60NlWUm1jx1vwPyHiOma3XX2bX0Y

これにデータを入れる上で、拙者が計測したかったペン先の厚さを測る道具と技を、白髭猫さんが関西地区大会で紹介して下さったので、さっそく入手した。

2011-09-08 01それが、こちら!ミツトヨのMDC-25SBというマイクロメーター。1000分の1个泙任寮催戮之彗できるので、ペン先の厚さなど100分の1个寮催戮任盻淑なものであれば、まったく問題ない。

マイクロメータの存在は知っていたが、測定面が平面なので微妙にカーブのあるペン先の測定は無理かなぁと考えて、今まで購入に踏み切れていなかった。

ところが白髭猫さんからうまい使い方をおそわった。

2011-09-08 03ますはこのように球を計測した状態でメモリーをゼロにセットし、この球がペン先の内側になるようにセットして計測すれば、正しく計測できるとか!
2011-09-08 02そして、その球にはプラチナのカートリッジの中に入っているものが一番良いと教えてもらった。

さっそく計測してみると、画像のようにちょうど直径4弌まるでベアリングの球のように正確な球であった。

この器具は、今後全ての会場に持って行くので、希望があれば申し出て欲しい。ペン先だけではなく、軸の太さの計測も出来ますので!

  
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2010年01月29日

気になる・・・iPadにふさわしい入力ペン

2010-01-29 01WAGNER会員内でも流行しているiPhoneを拙者も使っている。ケースはTAKUYA製。左がバッファロー革で、右が山羊革。

iPhoneは愛用しているわけではなく、仕方なく使っている。従って使うアプリも不要な物は全て消去して12個に絞っている。(一番下のMailの列は除いて)

使っているのは【Google カレンダー】とシンクロ出来る【i手帳】がほとんどで、電卓をたまに使う程度。音楽など人前で聞かないのでiPodなどは使っていない。

当初はNet閲覧しようとしていたのでSafariは使っていたが、指での入力にイライラして止めてしまった。今では緊急時以外は使わない。

昨日緊急時があった。朝8:30に京浜東北線の与野駅に集合予定だったが、家を出たとたんに電話があり、京浜東北が止まっているので、埼京線の与野本町に集合場所が変わった。

この時、初めて乗換案内を使った。準備の良い拙者は、出かける時には印刷した地図をポケットに入れ、乗り換え情報は分単位で【Google カレンダー】に入れ、それを【i手帳】にダウンロードしているので、乗換案内など必要ない。

昨日は緊急事態だったので乗換案内を利用したが、文字入力にえらく手間取った。

2010-01-29 02これは拙者が昨日所持していたペンケース。もちろんTAKUYA製。上から0.92丱撻鵐轡襦▲ランダッシュ製の黒レフィルが使えるスネークウッド素材のボールペン、中国製マルチペン(ライト、ブラックライト、ボールペン、タッチペン、レーザーポインター)、Sailor-YONEX カーボン製万年筆が入っている。

2010-01-29 03iPhoneを購入する時、このタッチペンが使えると信じていた。そうでなければiPhoneを買わなかったであろう。

2010-01-29 04実に性能の良さそうなタッチペンのポイントなのだが、iPhoneの画面にタッチしても何も反応しない。どうやら感圧式液晶ではなく、微弱電流でも感知しているのであろう。

これには弱った・・・幸いにして、まだ老眼は進んでいないが、拙者の太い指で入力するのは難しい。慣れの問題もあるのだろうが、右隣の文字を誤入力することが多い。入力視差調整機能があるとありがたいなぁ・・・

2010-01-29 05何か入力できるペンは無いのか?と捜しあてたのが、このiPhone入力用のペン。なんでこれが微細電流を通すのかはわからないが、確かに入力は出来る。

2010-01-29 06ところがこの書き味が非常に悪い。萬年筆で言うところの、書き出し掠れに近い症状が頻発する。約3回に1回! これでは使い物にならん。

確実に書き出し掠れを無くすためには、グーっと筆圧をかけて入力する必要がある。非常に疲れる。昨日も最初は使っていたのだが、途中から指に切り替えた。

やはり指は低筆圧でかけるので非常に気持ちよいのだが、画面が汚れるし、カレーを指で食べるようで、何かしっくりとしない。ちなみに拙者はカレーも箸で食べるのが好き。

iPadは非常に魅力的だし、あの大きさなら指での入力も苦にならないであろう。しかし、それでも拙者はペン入力にこだわりたい。あの大きさだからこそペン入力が気持ちよいはずじゃ。

萬年筆型の入力装置の登場を大いに期待している。M800トレドの軸と同じであれば20万円でも買うなぁ。トレドは金属製なので、微弱電流をペンポイントに伝えるような改造は比較的簡単に出来そうじゃ。

もちろん、ペンポイントは金属製ではなく、もっと柔らかい素材であることは必須ではあるが・・・  
Posted by pelikan_1931 at 09:00Comments(9) このエントリーをはてなブックマークに追加 mixiチェック

2009年08月08日

【コンプロット・10】 8月8日の中身

2009-08-08 01 7月27日に初めて紹介した時点での【工房 楔 (せつ)】の【コンプロット・10】には、座敷牢に入っていた萬年筆を入れてみただけで、あれらを日常生活で使っているわけではない。

 何本も入れたり出したりしながら、結局は左画像のようになった。左から、萬年筆3本、ローラーボール1本、ペンシル1本、萬年筆型ツボ押し棒一本、ボールペン4本(カランダッシュ型:黒太、赤中、黒中、青太)の合計10本じゃ。

 ここ2週間、構成は一切変わっていない。先日の岡山での同窓会にもこの状態で持参した。やはり期せずして【携帯用仏壇みてぇじゃ】という声が上がった。実に嬉しい!

 昔から【変わった奴】扱いされるのを何よりも喜ぶ性格だったことが指摘された。【三つ子の魂アラ還まで】

 この中で一番使用頻度が高いのは左端の【Pilot 823 14C-EF】じゃ。書く際に尻軸を緩める・・・という動作に毎回げんなりするが、これだけインクが入っていると、実に筆記バランスが良く、手放せない一本になった。EFなのにインクドクドクに調整してあるのでストレスもない。それに10回に一回ほど尻軸を緩める動作をするだけなので、ストレスも10分の1。もし毎回緩めるとしたら・・・とっくに叩き折っていたであろう。

 二番目に使用頻度が高いのはPelikan #600 18C-BB。初期の金一色のBBニブ付きじゃ。ご存じ【淫らな書き味】の頂点にあるペン先。これを使ったら、もう太字の萬年筆はいらない・・・という感じで嵌っているが、一ヶ月もすれば飽きるじゃろう。

 三番目は、右から5つめのスネークウッドのツボ押し棒。床屋に【ガメラの肩】と呼ばれるほどの肩こり症なので、こまめなツボ刺激はかかせない。元々はOMASのスネークウッド軸であったが、ペン先が曲がっていたのでStyloArt軽井沢で携帯用ツボ押し棒に加工していただいた。押す部分はもちろんスネークウッド製。

 そのほかは一日に1〜2回の使用頻度。ボールペンは毎日使っていると書き味がだんだんと良くなると信じているので、極力使うようにしている。全てがカランダッシュ芯を使うのでストレスも無い。ちなみに同窓会での一番人気は右端の一本!ダントツじゃった。

 このペンケースは、折りたたみ日傘折りたたみ雨傘、とともにカバンに入れて持ち歩いているが、さすがに本日の仙台には同行しないことにした。体力の限界を超えてしまうのでな。

 本年は男性用日傘が流行ると聞いて早速入手したが、拙者の他に使っているのを見た事はない。本当に流行っているのだろうか?体感温度が下がって実に快適なのだが・・・。

 もっとも男どもがこぞって日傘を使い出したら拙者は使用をやめるだろうがな。38年前の【男のハイヒール】【男のパーマ】の時のように。
  
Posted by pelikan_1931 at 06:00Comments(10) このエントリーをはてなブックマークに追加 mixiチェック

2009年08月03日

海を渡ってきた 3本の 【 Sheaffer TARGA with STUB 】

2009-08-03 07 実家で発見したお宝はほかにもあった。古山画伯から購入した【卵人間 板ばさみ デルタ・ベネチア】。以前このBlogでも紹介したような気がするが、長い間行方不明だった。それが拙者の実家に飾ってあったとは!ボケたなぁ・・・

 数えてみると20点以上の画伯の絵が展示されている。どれも小品だが集まるとすごい迫力。その中でも、この絵の存在感は他を圧倒している。

 ペンに体を貫通され、板ばさみになって、本来なら苦しいはずなのだが、なんとなく幸せそうな顔・・・。そう【萬年筆の高みに堕ちるWAGNER会員】を象徴している絵じゃ。きっと古山画伯自体もそういう【】にいたのだと思われる。そうでないとこんなに説得力のある絵は描けまいて・・・

2009-08-03 082009-08-03 09 もうひとつはWAGNERの取材が掲載されたBUN2。これも東京の我が家から姿を消したなぁ・・・と思っていたら実家から大量に発見された。

 まずは右側。とんぼ鉛筆の田中氏の鉛筆削りは実に見事。履歴書に【特技は鉛筆削り】と書いて入社したとか。替刃式カッターでここまで削れるのはすごい!あと1年修行したら切出しナイフで削った拙者の鉛筆を持って挑戦状をたたきつけてみたい。久しぶりの闘争心を掻き立てられる相手に出会った気がする!

 さて本題の左側の表紙だが、ここでは【みに堕ちる】と紹介されている。正しくは【みに堕ちる】じゃ。これは【ペン!ペン!ペン!ファウンテンペン!】の表紙の折込部分の書き出しが年筆のみに堕ちる”というスローガンのもと・・・・となっているのでそこから引用したのであろう。正しくは【年筆のみに堕ちる】である。改めて訂正しておきたい。

 確かに現在では【み】に堕ちている会員が多いが、終着点はあくまでも【み】じゃ。

 萬年筆界の大盛り上がりを、当事者としてではあるが 高みの見物】が出来るようになるのが究極の目標。ちなみに【高みの見物】は英語ではTo see it rain is better than to be in it.】と表現するらしいが【高みに堕ちる】とはニュアンスが若干異なる。

 自分の欲望に負けて萬年筆を買いあさるのではなく、他人が持っている萬年筆を使わせてもらうだけでも満足するが、ごくたまにどうしても欲しい萬年筆が出てきて、買ってしまう(堕ちる)・・・という状態を【高みに堕ちる】と定義した。

 他人が賞賛した萬年筆が全て欲しくなるような状態を【みにちる】というのじゃ。みとみの違いは頻度!達観すれば頻度は少なくなるものじゃ。

 拙者の場合は欲望に動かされて萬年筆を購入しているのではない。あくまでも研究目的じゃ!

2009-08-03 01 その研究目的で入手したのがSheaffer タルガの3本。帰省前に届いた最後の萬年筆。帰省中にも研究目的の萬年筆が何本か届く予定じゃ。

 いままで購入していなかったシンプルな赤軸、黒軸とブルーのマーブル軸。このうち2本はボールペンとのセット。ではどこが研究対象化といえば、細部の違い!どうしても気になったので購入したのじゃ。

2009-08-03-02 一点目は胴軸先端部の仕上げ。青軸だけが金属部分が狭い。どうやら青軸の方が後で作られたモデルのようじゃ。拙者が過去に持っていたラッカー軸は全て右側2本と同じだったと記憶している。

 しかしバリエーションが2つなのに何故3本購入したのか?それはこれ以外にも違いがあったから。

2009-08-03-03 それがこちら。キャップを閉めた際のキャップと胴軸の境目が全て異なっている。青軸は最も狭く、黒軸は中くらいで、赤軸は広い。

 オークションの写真を見てなんとなく違うような気はしたのだが、十分には判断できない。なら買ってしまえということで海を渡ってきた。全てMintということから、一番早く廃番になった赤軸がオリジナルの形状だと想定される!

 こういう状態を【みに堕ちる】というのじゃ! ・・・ というのは真っ赤な嘘で、Blogの記事を書いている時にこの違いを発見しただけ。拙者もまだまだ【みに一直線】の状態じゃ。

2009-08-03-04 三本も購入した理由は、全てに左画像のペン先がついていたから。早い話がペン先だけが欲しかったのじゃ。

 先日入手したタルガ用スタブのペン先が痛く気に入っていたのだが、お嫁に出してしまった!ということで新たに3人の養女に来てもらったというのが真相。

 失ったものに対する執着心が大きくなるのは老化の証拠と言われるが、確かに最近はお嫁に出した萬年筆をまた買ってしまうということがよくある。本来なら達観しているはずなのだが・・・

 もっとも達観していないからこそ【年筆のみに堕ちる】がスローガンなわけで・・・言ってみれば【実現不可能なマニフェスト】みたいなものかもしれませんな。

2009-08-03-05 拡大してみるっと、形状の異常さがよくわかるが、Sheafferにしては、驚くほど左右対称になっている。3本とも!

 これは仮説だが、こういう特殊なペン先は、熟練した職人が作っているのではないか?しかもたった一人で・・・それであれば形状がそろっている理由も説明がつく。

 まったくの未調整だがしっかりとスリットは開いている。これは期待できそうな予感!東京へ戻っていじってみるかな?それともこのまま次世代へ伝えるか・・・悩ましいところじゃ。
 
2009-08-03 06 横顔を見ると、ちゃんと上に反っている。ということはタッチは柔らかいはず。スタブというよりもイタリックに近い形状に研ぎ上げられている。なかなか良い研ぎ師がSheafferにいたことを証明している。

 最近の情報では、欧米人は書き味にうるさくないというのは大きな間違いであることがわかってきた。萬年筆愛好家は我々と同じく非常に書き味にこだわる。しかも書きあがる文字の形状や字巾(特に縦の太さ)へのこだわりは尋常ではない。

 日本人はこだわる巾が狭くてこだわり方が深い(うるさい)が、彼らのこだわりは巾が広くて深い。書き出し掠れとインクフローがよければ日本人の99%は満足する。この程度のこだわりしか持っていない。一方で彼ら(欧米人)の中には筆圧の変化と字巾の変化がリニアでないと満足しない人も多く存在する。

 先日のWAGNERで著名な書家の先生が【みだらな書き味のPelikan #600 初期 18C-BB 金一色ニブ】で書いてみて・・・【こういうのはただ柔らかいだけで、字に表情が出ないのでダメ!】とおっしゃったが、カリグラフィーの世界も同じようなもの。戦前のWatermanが良いとか、Swanは字巾の変化がリニアでないとか・・・

 1970年代にプロレスラーのテリーファンク(ファンクスの弟)が初来日したとき、【小学校の教科書で日本人はピストルヘアー(ちょんまげ)をしてると習ったが誰もしてねぇじゃねえか!】と話したのが印象的(テキサスのアマリロは世界の流れを理解していない・・・)だったが、我々も欧米萬年筆愛好家の動向を十分に把握していなければ同じように世界から取り残されてしまう。

 BUN2の取材を受けた2007年師走の時点では会員数は170人強。現在は340人強。倍増したことになる。【萬年筆のみに堕ちる】為にはそれなりの勉強も必要。今後は年間一回以上のWAGNER例会への参加を義務付ける方向で考えていきたい。

  
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2009年07月25日

切出ナイフの切れ味

2009-07-25 01 鉛筆削りように注文していた切出しナイフが到着した。拙者の頭の中では、切出しナイフといえば、昔ながらの形状をした、木製の握りの付いた物、すなわち左画像のものと思いこんでいたが、木工屋さんが使う切出ナイフは握り部分も金属で、そこに様々な彫刻もしてあるタイプもあり、値段も数万円から2桁台まであるらしい。

 そちらの方が魅力的だったが鉛筆を削るだけの目的であれば、まずは、昔ながらの切出ナイフを!ということで購入した。値段は4000円弱。

2009-07-25 02 到着した軸を見てビックリ!でかい!さらに握りの最前部から刃が付いている部分までの距離が、昔のものと比べて長い。これでも一番短いのを選んだのだが・・・こりゃ使いにくそう!というのが第一印象。

 拙者が小学生の頃、肥後守のナイフが30円、安全カミソリの刃を使った折りたたみナイフが5円ほどで、切出ナイフは100円か200円だったはず。

 自分で買うなど思いもよらないほど高価だったので、いつも母のを借りていた。握りも刃先も短く、もっとコンパクトであった記憶がある。

2009-07-25 03 まずは鉛筆をNTカッターで削ってみた。このNTカッターを初めて工作に使ったときには驚いた。大型刃を使えばベニヤ板がカッターで切れるという宣伝文句は嘘ではなかった。工作の作業効率は一挙に上がったのだが、鉛筆はうまく削れなかった記憶がある。

2009-07-25 04 今回削ってみても、やはりうまくいかなかった。刃が薄いのでどうしてもブレが出て、削りが安定しない。

 結果として長く出した芯で微調整することになり、かなり不細工な削りになる。また削りの断面も荒れてしまう。

 鉛筆は三菱鉛筆の【MITSU-BISHI  9000】という安価なモデルだが、切りごこちは悪くない。昔、ユニを初めて削ったときのような感じだった。Good!

2009-07-25 05 今度は切出ナイフで削ってみた。約45年ぶりに切出ナイフで削った。気持ちいい!NTカッターで削るのとは断然違う削りごこちじゃ。

 木はスーと削れるし、芯もスっと細くできる。こりゃイイ!と思ったのだが、さすがに45年ぶりだと削り手が安定しない。NTカッターよりはマシだが削りが汚い。

 小学生の頃は、母には勝てなかったが、他の人より下手だったことはない。それがこのザマか・・・。やはり45年のブランクと練習量の違いは埋めがたい。

2009-07-25 06 気を取り直して、もう一度削ってみた。初回の半分以下の時間でここまで削れたが仕上げは全然ダメ。ただし手の感覚は徐々に戻ってきていると感じられる。あと100回も削れば45年前くらいの腕にはもどるであろう。

 そうなったらHI−UNIをごっそり購入し、毎夜、精神を安定させる目的で必ず一本を削ることにしよう。

 切出ナイフで鉛筆を削るときには、ナイフは右手で握るが、鉛筆の握りと刃を押すのは左手。すなわち鋭敏な感覚と細かい微調整は全て左手でやる。従って切出ナイフだけは、左利きの方がうまく使えるような気がする。これは小学生の時から思っていた。もっとも鉛筆削りに限った場合だがな。

 拙者としては、もう少し芯を長くするのが好み。母の削りは、それは見事で削りに微塵の乱れもなかった。料理の腕は・・・下手だったが、キャベツの千切りだけは細くて見事だった。あれ以上に細いキャベツの千切りは食べた事がない。本気で切れば拙者もかなり細く切れるが、包丁は左手で持つので、手に合う包丁になかなか行き当たらない。次は包丁に挑戦するかな?  
Posted by pelikan_1931 at 08:45Comments(9) このエントリーをはてなブックマークに追加 mixiチェック

2009年07月14日

ワグナーインキ in 書斎館(羽田)

2009-07-14 05左画像は、羽田空港の書斎館に展示してあるワグナーインキ

撮影は世界のコレクターS氏。

S氏も持っていないお宝じゃ!

誰か買ってしまわないかな?

気になって、気になって・・・・

  
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2009年03月22日

Stylo Art 軽井沢 の 【万年筆愛好家のためのペン立て】

2009-03-22 01 【Stylo Art 軽井沢】のオンラインショップが立ち上がってすぐに、【万年筆愛好家のためのペン立て】を2個注文した。

 それまでのペンケースが机の上でべらぼうなスペースを取るものだったため、調整はいつも20兒擁くらいのスペースでやっていた。

 自宅での調整はBlogのネタなのでPCを閉じては出来ない。ペンケースが使うスペースが膨大だと、どうしても調整スペースが削られてしまう。

 また、引き出し付きのペンケースにはいっていると、引き出しを引き出す際のスペースも必要となる。

 この状態に我慢がならず爆発寸前で、このペンケースに出会った。拙者はそれほど多くの万年筆にインクを入れて使うことはしないが、ボールペンやペンシルも頻繁に使うし、調整中の万年筆を立てておくスペースも欲しい!ということで、2つを並べて使っている。

 ただ、もう一個くらい欲しいとおもい、数野氏に連絡したところ、ペン立てを三個つなげて置ける枠も一緒につくってくれるということで、あと3個注文した。

 出来上がった暁には、現在の2個は会社とペンクリ用に供される予定。

 こういう直立型のペンケースの弱点は底にゴミが溜まると言うことだが、このペン立ては、
全ての仕切りが外せるので
、掃除も楽ちん!実に良くできている。


 背景にあるのは23日発売予定の【趣味の文具箱 Vol.13】。既に世界の万年筆祭りの会場で先行発売されている。

 今回は取材記事がすごい!みなさんも良くご存じの方々も数多く登場されています。お楽しみに!

  
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2009年03月01日

Pelikan Stamp 1910-1920

2009-03-01 012009-03-01 022009-03-01 03 さきほど国際郵便が到着し、1910年〜1920年頃のPelikan Stamp のオリジナルが届いた。

 右端画像のように裏の糊が茶色に変色しているのでオリジナルに間違いはない。

 拙者は紙物を集める習慣はないが、4月のペントレへ向けて萬年筆以外のGoodsを集めている。

 ペントレでは、掘り出し物の萬年筆に人が怒濤のように押し寄せるが、昔から不動の人気を誇るのは周辺Goodsじゃ。ペントレの一回目、二回目などは周辺Goodsがオープンと同時に売り切れていた。

中央の切手の絵はPelikan 本社ビル。今はホテルになっている。拙者は今年、このホテルに泊まる為だけに生涯二回目の独逸旅行を計画している。当初は独逸のペンショーに行くついでに・・・と考えていたが、こちらのビルへの想いが強くなってきた。ぜひ最高の部屋に泊まって、少しだけ、ペリカン経営者の気持ちに触れてみたいと考えている。もし可能なら動物園に保護されているというペリカンに会ってみたいものじゃ。
  
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2008年08月06日

水曜日の調整報告 【 Montblanc No.149 18C-EF ペン先曲がり 】

2008-08-06 01 これは8月2日のNo.149と同じ方からの修理依頼じゃ。同じく1960年代のNo.149だが、こちらは18Cのニブが付いている。

 仏蘭西では18金以上でないと金と認めないので、Montblancでは以前から仏蘭西向けには18金製のペン先を装着して出荷していた。後日紹介するがSheafferのPFMにも18金ペン先付きがあり、やはり仏蘭西で販売されていたらしい。


2008-08-06 022008-08-06 03 こちらの症状はペン先曲がり。落としたり、ぶつけたりした場合によくこうなる。一瞬で直るのだが、かなり経験を積まないと力加減はわからない・・・

 拙者の場合、たまたま最初にやった事例で成功したので、その力加減を覚えているだけ。もし失敗していたら試行錯誤が続いていたかもしれない。

 直し方は過去に何度か説明したが、10兒擁のゴムブロックに、スキマゲージをテープで固定し、その上で曲がった部分を反対側から竹製割り箸の先端でクィと押すだけ。作業は準備に5分クィ5秒じゃ。


2008-08-06 04 この個体ではペン先だけが不良で、ピストン機構は生きていた!ただし長年の使用で弁にはインクがこびりつき、スライドで軸に押し込む部分は(緩くなったのか)ボンドが少しだけ塗られていた。

 個体差があるので、このピストン機構をそのまま前回のNo.149に差し込むことは出来ないが、ボンドがこびりついている尻軸固定ユニット以外は使えそう!すこしワクワクしてきた。修理できそうなときに感じるワクワク感は、どんどんボケていく脳を活性化させてくれるような気がする。

2008-08-06 05 尻軸から伸びている螺旋棒の長さを比較してみた。右が前回の壊れた物で、左が今回のもの。あきらかに長い!これならイケル!また弁が固定されている筒にもまったく問題はない。

 ということで、前回のNo.149は見事に復活
した。考えようによっては、単に今回のNo.149のペン先曲がりを直せばよいのかも知れない。ただ拙者の中では一度でもペン先が曲がったものは価値も下がると見ている。出来るだけ価値の高い物を依頼者に返すにはこういうアセンブルも必要かと・・・

2008-08-06 06 こちらがペン先の曲がりを5秒で直した後、ペーパーでスリットの調整をし、ペンポイントのエッジを丸めたもの。

 EFなので、どう研いでもヌラヌラにはならない。ただし潤沢なインクフローを実現し、【趣味の文具箱 Vol.10 の90頁】にあるにゅるにゅるの書き味に挑戦してみた。


2008-08-06 072008-08-06 08 ペン先を解体した状態ではスリットはかなり拡げていたのだが、ペン芯とともに首軸に装着してから、多少スリットを締めてみた。

 依頼者の筆圧は多少強いはずなので、書き出しでインクさえ出れば、あとは多少スリットが狭くともポンプ作用で潤沢なインクフローを実現してくれると考えた。そしてインクフローが良いことがわかれば、だんだんと筆圧は低くなっていくはずじゃ。

2008-08-06 092008-08-06 10 こちらは横顔。筆記角度が一定で、筆圧が強いらしく、ペンポイントはかなり斜めに削られていた。そこでその削られた部分をスイートスポットと仮定し、その前後を丸めてみた。

 もし依頼者が、このNo.149を机にしまい込んだ時期から筆記角度が変わっていなければ、非常に心地良い
細字の書き味を堪能できるであろう。さてどうかな?

2008-08-06 11 2本のNo.149から1本のNo.149を復活させた。実はこうした復活は独逸や米国では日常茶飯事で行われている。そうした物がeBay等で日本へ流れ込んでくる。そして日本にも拙者のように自力で修理する者も数多くいる・・・

 No.149の中古に関してオリジナル製を重視したコレクションは難しくなってきている。No.149はガシガシ使うのが良かろう。萬年筆愛好家ではあっても、萬年筆愛用者ではない拙者ですらNo.149はガシガシ日常使用しているからな。


【 今回執筆時間:5.5時間 】 画像準備2h 修理調整2h 記事執筆1.5h
画像準備
とは画像をスキャナーでPCに取り込み、向きや色を調整して、画像ファイルを作る時間
修理調整とは分解・清掃・修理・ペンポイント調整の合計時間
記事執筆とは記事を書いている時間
    
    
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Posted by pelikan_1931 at 08:00Comments(4) このエントリーをはてなブックマークに追加 mixiチェック

2008年07月30日

水曜日の調整報告 【 Pelikan M700 雑巾トレド 18C-M 書き味微調整 】

2008-07-30 01 今回の依頼品は、かの【雑巾トレド】。彫刻のベース部分がベタついてきたので、雑巾で擦っていたらどんどん剥がれて、ベース部分が無くなり、【ホワイト・トレド】に近くなってしまったというもの。

 所有者はなんとかしてベースの黒を復活させようとしたが、皆にあまりに人気が高いので思いとどまっている状態じゃ。

2008-07-30 032008-07-30 05 今回は大人気の雑巾トレド】の書き味を向上させて、究極の一本にしようというもくろみ。

 ペン先は復刻トレド第一世代の18金製のモノトーンニブ。ヘロヘロに柔らかく上級者には非常な人気を得たが、(おそらくは)使いこなせない人が続出し、後に18金バイカラーのニブに交換されてしまったもの。

 改めて初期トレドの書き味を体験してみると・・・実に柔らかい!しかし、これで速記するにはニブからの反応がゆっくりで、かえって疲れてしまう。あくまでもゆっくりとした筆記を堪能するのに最適な万年筆である。

 この個体では、スリットが詰まっており、書き出し時のインクフローが多少ものたりない。


2008-07-30 06 胴体への刻印は【1/B 63 XX】となっている。噂では左端の番号は、その彫刻師が彫った連番と言われている。3なら同じ彫刻をほどこした3本目ということになる。

 そして【1】がついている物は、彫刻師のいわば処女作であり、まだ形が安定していないため、ペリカンの顔が不細工!と言われている。

 もちろん【1】が一番人気がある・・・もっとも関東地区【WAGNER】の、しかも非常に狭い範囲の人々の間での流行じゃ。拙者も久々に【1】を拝見したが、やはり不細工ペリカンが刻印
されている。良いなぁ〜

2008-07-30 07

 こちらがスリットを多少拡げた状態のペン先。ソケットから外せば、0.5秒でここまで持ってこれる。VintageのPelikanと違い、ペン先にコシが無いので、調整戻りもほとんど無い。それが良いかどうかはともかくとして、調整は非常に楽!

 【使用者を選ぶ万年筆】というほどの絶対性能を持っているわけではなく、単に【ペン先がヘロヘロに柔らかいだけ】の失敗作と言って間違いはない。しかし、この【失敗作】のペン先を一度体験してしまうと、底なし沼に引きずり込まれるように、柔らかいペン先に溺れてしまう。そう、麻薬にはまるような感覚で・・・
 
2008-07-30 09
 調整としての工夫は、いったん上の画像のようにペン先のスリットを思いっきり開いた状態にしてペン芯にセットしソケットで固定した後で、多少ペン先を詰めること。

 柔らかいペン先は、筆圧が低くともスリットの両側が左右に拡がりやすい。このため、ポンプ運動も活発で、インクをどんどんペンポイントの方へ送り出してくる。柔らかいペン先でインクフローが抜群となれば、ヌラヌラ派には【福音】。拙者は基本的には万年筆で大量の字は書かないので結論じみた事は言えないが、短時間筆記でもかなり疲れるのはたしか・・・。大量筆記ではなく、短時間筆記で書き味を堪能し、【フッ・・・】と唇を緩ませる行為に溺れるための万年筆じゃな。

2008-07-30 10 それにしても、横顔はいつ眺めても美しい!拙者の好みで多少ペン芯を後に下げているが、この柔らかいペン先ならポンプ運動が活発なおかげで、インクが途切れることは無い。

 ペン先には【EN】の刻印がある。こういう細部でも楽しめるのが、コレクションの楽しさ。いずれにせよ一生に一度は、この書き味に触れて欲しい。8月3日の定例会には【雑巾トレド】も参加してくれるのではないかな?

2008-07-30 11 そしてトレドといえば、イエロー・トレド。拙者はペリカンのM800系の限定品は何本か持っているが、M900/M910系のトレドは所持していなかった。5本くらいは購入した記憶はあるのだが、全てお嫁に行った。非常にバランスが良く、手に馴染むので、筆記感が良く・・・・・すぐに飽きてしまうのじゃ。拙者は万年筆の書き味が良くなると、ほどなく飽きてしまうという悪い癖がある。

2008-07-30 12 しかし、このイエロー・トレドには、飽きたくない。【麒麟】はM900系だが、イエロー・トレドM910系。日常筆記に使うために【M】ニブを選択した。コレクションとしてなら、3BかBBを選ぶところだがな・・・。

 スリット調整や段差調整、それに伴うペン芯の微調整(実はペリカンの初期段差の原因の多くはペン芯が左右対称でないことによるもの)は施したが、【スイートスポットの削り込み】はしなかった。スイートスポットを作り込むと、異様に書き味が滑らかになり、すぐに飽きてしまう。敢えて(多少)下品な書き味を残しておくことによって、イエロー・トレドを少しでも長時間楽しみたいと考えている。


【 今回執筆時間:5時間 】 画像準備1.5h 修理調整2h 記事執筆1.5h
画像準備
とは画像をスキャナーでPCに取り込み、向きや色を調整して、画像ファイルを作る時間
修理調整とは分解・清掃・修理・ペンポイント調整の合計時間
記事執筆とは記事を書いている時間
    
    

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Posted by pelikan_1931 at 07:00Comments(3) このエントリーをはてなブックマークに追加 mixiチェック