2005年09月11日

オフ会の意義 【利害関係のない集団懇親宴会軍団】

本当はその7を掲載するつもりだったが、Off会で24時を超えるまで飲んでいて疲れたので、午後の記事を朝に回し、朝の記事を夜にまわす。あしからず。

 

昨日はペリカン倶楽部の一ヶ月ぶりのOff会の日というかkiyomiさんの部屋の住人と、ペリカン倶楽部とフェンテとペンコレクターズ・オブ・ジャパンの人間がごじゃまぜになって集う、関東近辺の集まりだ。ちなみに上記各会の人間はかなり重複している。どこかに参加すれば、よそにも参加するという感じ。顔は良く見かけるが名前を知らない人も多い。昔なら【賭場でのみ出会う人々】のような感じかな。
ところが、最近、変わってきた。Off会と銘打って名札を付けて集うことによって、【お宅の好きなのはペリカン 500N? それとも
モンブランの244?】という会話から【○○さん、またトレド買ったの?7本目じゃない!】という類に変わった。オタク関係から脱却し、友人関係に移行してきたようだ。

利害関係が無く、趣味を同じくする人々が趣味の話だけの為に集まるというのは、日曜日の町内会の草野球よりも楽しい。町内会ではどうしても生活感が出てしまう。Off会には年齢も、持っている万年筆も、知識量も関係ない。楽しけりゃ良いわけ!食って飲んで吐いてを延々と繰り返す退廃的な楽しささえ感じてしまう。

大体が万年筆愛好家は数が少ない。身の回りに理解してくれる人が少ない。でも語りたがりが多いし、健啖家も多い。万年筆に関する知識欲が旺盛なので新たな情報源を得たい。何か買う機会を虎視眈々と狙っている。家に居たくない、、、ま、いろんな理由はあろうが、同じ目的で集まるのは年を取るほどありがたい。秘密結社と同じで、生贄が必要だ。いつも誰かの一本を生贄にして話が盛り上がる。教皇の古山画伯でも参加した日には大変な騒ぎになる。彼はまず悪魔を指名する。その人がいかに悪行を犯しているかを面白おかしく解説してくれる。場内は笑でいっぱい。参加者は皆、けっこうストレスの多い仕事をしておるが、万年筆購入というストレス発散に走らなくても満足感を得て帰るので、実に経済的だ。参加できたら参加する、、、という自由参加なのも気が楽。


秘密結社というよりも万年筆の情報を得る【塾】ですな! Off会は、、、為になりまっせ。そこでしか得られない裏情報もいっぱい。

ちなみに写真はLuxorのスチールペン。特にOff会との関係は無い。絵がないとさびしいので入れてみた。


昨晩はたまたま3つの万年筆関係の飲み会が重なった為、昼はOff会、夜は別の飲み会という人もいて、あわただしかった。趣味の文具箱の取材も14時から3時間以上になり、小さな部屋に25人以上。2つあるクーラーではまったく効かないという恐ろしい熱気じゃった。初めて参加の人も十分に楽しめたと思う。来週は名古屋Off会へ2名出張! 



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Posted by pelikan_1931 at 06:00│Comments(10) このエントリーをはてなブックマークに追加 mixiチェック
この記事へのコメント
【延髄切り】のことをずっと【延髄蹴り】と信じてた。
WWEのプロレス見てたら、字幕で【延髄切り】と出てびっくりした。
そういえば【Fujiwara Arm Bar】も紹介されていた。【ワキ固め】のことを指しているが、時々【アームロック】と混同しているときがある。
Posted by pelikan_1931 at 2005年09月15日 06:35
>ビシビシはたく

 キックが出なくて良かったですねー。(^_^)
 先日は延髄切りをカラぶって鉄柱に・・・・
 しばらく弁慶の泣き所が青アザどした。
 痛かったが、思い出に残る宴会だった。(^_^)

届く距離にいれたことがシアワセでした。
言葉が足らんことで直接行動に出たと思われます。
お許しくだされ。もっと語彙を強化しなくちゃ。

そして攻撃する。
Posted by stand talker at 2005年09月15日 02:28
拙者も目撃してましたぞ!
Posted by pelikan_1931 at 2005年09月14日 06:03
stand talker、そういえば、この前の2次会で、
どさくさにまぎれて、随分と、ビシビシはたいてくれたなぁ!
Posted by M's Dad at 2005年09月14日 03:03
off会の開催場所を、コロッセウムに変えるか、、、

ダーと走ってくる牛に一本ずつ万年筆を刺して(挿して)いく、、、

牛になりてぇ。
Posted by pelikan_1931 at 2005年09月13日 04:03
ハグも良いが、武器はどうする?

先ほど、イッカクの映像をTVで見ました。
武器だと思っていた角は、メスを奪い合う繁殖期においても、なんと「長さを自慢し競い合う道具」だったのです! 水面から高く掲げ、その長さを競う。子供は10センチ足らずの角を。適齢期の雄は数十センチの角を競う。
知らなかった。。。サーベルじゃなかったんだ。。。刺す道具じゃないのか。何故戦わん? いや、それでいいのか。。

そうか。万年筆も武器ではないのですね。
高く掲げ、でも武器としてではなく使う。
私は武器の使い方を間違っていたのか!。

そうと知ったら僕も万年筆を高く掲げつつ、pelikan_1931さん や M's Dad さんを始め皆さんを後方から襲い、頸動静脈をハグしとうございます。オフ会注意 (^_^) あっこれじゃーM's Dad さんとたいして変わらん。(^_^)
Posted by stand talker at 2005年09月12日 22:55
ふと気付いたが、豊登のサバ折りとブルーノサンマルチノのベーアーハッグは同じ技だが、ハッグはHUGだったのか! 
調子に乗らないようにお願いします。

拙者とM's Dadしゃんのハグ合戦はしゃれにならないような予感、、、
Posted by pelikan_1931 at 2005年09月12日 20:06
酒豪で有名だった立原正秋という小説家が、
「私は、無駄酒とただ酒は飲まないことにしている。不愉快な気分になることが多いからである」
と書いているが、万年筆愛好家の集まりでは酒を口にしないようにしてきた。食事の席で政治や宗教の話をするような雰囲気になってしまったことがあったからで、加えて、大切なコレクションを試し書きさせてもらう以上、リスクは最小限度にしようと思ったのである。

オフ会に出席して、笑顔、やさしい眼差し、礼儀正しさ、どれもが自然で、いいなぁと思った。仲間意識を何度も感じた。挨拶、お辞儀、握手、といったコミュニケーションのいろはのいを、気がつくと何度も自然にやっていて、「人が好きな自分」に戻っていたのだった。体調が万全になったら、一緒にお酒を飲みたい。

調子に乗って、ハグをしてしまう日が来るかもしれません。ご用心。
Posted by M's Dad at 2005年09月12日 13:28
名古屋はフェンテのOff会(本の場合Off会というのかは疑問じゃが)発祥の地なのですぐに活性化するでしょう。
Posted by pelikan_1931 at 2005年09月12日 00:00
関東は盛況ですねー
名古屋もあやかりたいです 
Posted by まとりっくす at 2005年09月11日 13:12