本日は夜もウォーターマン!これは数多くあるル・マン100シリーズのうちのひとつであるパトリシアンのボールペン。パトリシアンといえば、1929年に発売された大型ニブ付の美しいモデルを思い出す。【Waterman Patrician】はウォーターマンの歴史の中での最高傑作だと思っている。
その名をいただいたシリーズであったわけだが日本ではあまり受けなかったようだ。ラッカー塗りにしただけで2万円価格が上がるというのは、漆文化の国には受け入れられないだろうなとは思っていた。また、海外との価格差がすごいのでインターネットの発達によって海外から直接購入する人が増えたのだろう。
ただ見落としてはならない事実もある。試してみるとわかるが、Watermanは国内で購入すると書き味の悪いものがほとんど無い。が、海外のお土産でいただいたものには酷い書き味のものが多い。ウォーターマンの輸入元では全数検品して不良は本国に送り返していたと聞いた。従って酷いい書き味のものが市場に出ていない。これがル・マン100の国内での人気をささえた原因だと考えている。
万年筆ではそういう付加価値を出せてもボールペンでは難しい。書き味はボールとインクの出来しだい。ただしレフィルの個体差はどの会社でも非常に大きい。従ってボールペンのレフィルこそ試し書きが要るというのが拙者の持論。ボールペンの書き味は調整で直らないからな。
昔、ウォーターマンの黒は非常に黒かった。従ってその当時のレフィルを大事に使っていたのだが、先日ついに無くなった。さてこれからどうしよう?今のレフィルではカランダッシュ、モンブランに大きく差をつけられている。追いつけるのだろうか?
軸は重くて筆圧の弱い拙者には非常に好都合。派手さかげんも拙者にピッタリ。久しぶりに根性のレフィル一気試し書きでもしてみるか! もう少し涼しくなったら。