2005年10月23日

古いインクは匂いで魅せる

 kugel_149しゃんのblogでインクの話題が出たので、拙者も便乗。拙者は最近はインクにはあまりこだわっていない。高校生時代にインク混合にうつつを抜かして飽きたせいか、どうもインクブレンドには乗れない。反動でしょうな。また、多種多様のインクで楽しむというほうも、実際にインクを入れている万年筆が少ないので、今一歩じゃ。拙者は万年筆愛好家ではなく、万年筆コレクターであり、万年筆愛好家サポーターじゃからな。

 拙者がインクを入れている万年筆は、せいぜい10本程度。3本にはプラチナ・カーボン、2本にセーラー極黒。そしてペンマン・サファイヤ2本、オマス・ベスプッチレッド2本。残りの一本に入れているのが、写真のParker Quink Permanent Royal Blueじゃ。

 プラチナ・カーボンは相馬屋の原稿用紙の罫の上でもインクがスキップしないが、極黒は罫の上でスキップする。だが極黒は裏写りが少ない。サファイヤは色が好き。ベスプッチレッドはゑでぃしゃんから入手したが、えらく気に入った。

 それらは好きな理由は色や性能なのじゃが、こいつは違う。臭いが好きじゃ!蓋をあけたとたんに赤チンのような臭いがする。これがたまらなく好き。現在は、Parker・グリニッジに入れて使用している。XXBなのでインクもたっぷり出る。当然臭いも強烈!良い!

 しかしPermanent なBlueなんてありうるのか?という疑問もあろう。流水で実験してみたところ、書いてから1時間もたてば、10%ほど色落ちするだけで、しっかりと筆跡は残っている。たいしたものだ。ただ、色は書いた時からBlue Blackに近い。怪しいのだが、ちゃんとPermanent Blue Blackというインクもあるので、ムムム、、と考えてしまう。今度色比較してみよう。

 いずれにせよ、細字の万年筆に入れるとてきめんにインクフローが悪化するし、吸入式万年筆には危険なので、もっぱらコンバーターで極太用に愛用している。めったに入手できないインクではあるが、機会があったら臭いを堪能して欲しい。拙者にとっては、こいつの臭いは既に【匂い】になってきている。


2005-10-23 PM Parker Quink



Posted by pelikan_1931 at 17:45│Comments(8) このエントリーをはてなブックマークに追加 mixiチェック 万年筆 | インク
この記事へのコメント
さっきインクの臭いをかいで見たら、多少気が抜けたような気がした。
臭くねぇ〜! つまんね〜! 臭さが良かったのに・・・

ちなみにVintageインクはMontblancのキングスブルーを含めてほとんどがインクフローが悪いので注意。
一番安心なのはMontbalncのロイヤルブルー。色はともかくインクフローは絶妙!拙者の定番品です。インクフローが悪いといって持ち込まれる万年筆。その60%はインクをMontblancのロイヤルブルーに変えれば解決する。
Posted by pelikan_1931 at 2006年02月05日 11:05
コンバーカーなら問題ないですよ。
Posted by pelikan_1931 at 2006年01月07日 13:18
この時代のParkerインクには珍しい色がいっぱいありました。しかしあまりに危険で使う気にはなりません。一通り持ってはいるのですが、つけペン専用です。
Posted by Mr.Snake at 2006年01月07日 09:34
Carterしゃん

拙者の書斎には古山画伯のCarterのパパ&ママの絵がかかっている。
Posted by pelikan_1931 at 2005年11月29日 23:49
古いインクといえばCarterです。小さなボトルインクから大きな壺までインク瓶のバリエーションも豊富です。全部集めてみたいのですが、まだ、ぱぱ&ままのインク瓶も集まりません。
Posted by Carter at 2005年11月29日 23:44
Yes! 350ml分、嗅ぎます。(^_^)
Posted by stand_talker at 2005年10月24日 23:43
ブルーブラックの香りですな。
Posted by pelikan_1931 at 2005年10月24日 21:05
一般ピープルの僕はpilotのカホリで我慢。(^_^)
Posted by stand_talker at 2005年10月24日 01:05