ヌメヌメの最高峰! CP4
CP4というのは、Classic Pens Limited という 会社が製作した4番目の純銀製限定万年筆という意味じゃ。社長は、ランブローしゃん。そう【Fountain Pens Of The World】=【バイブル】の著者。
日本が誇る世界のコレクター【すなみまさみち氏】とも親交が深いおじさん。12歳から始めて50年以上にわたって万年筆を収集している。バイブルは5ケ国語に翻訳され40000部以上売れたとか。この手の本としてはおどろくべき出版数じゃな。
ただし、これだけの本を出すには莫大なお金がかかるため、ランブローコレクションはかなり処分された。続編の【Fountain Pens】は地域別の本にして分冊!という構想じゃったが、まだUSA&England編しか出ないのも資金難が原因じゃろうな。出版には膨大なエネルギーとお金がいる。それによって名誉は得られるが経済的にはかなりのインパクトじゃ。続けて、ヨーロッパ編とアジア編が出る予定じゃったがな。
そのランブロー氏はCP1からCP7まで純銀製限定万年筆を出している。
CP1:Sheaffer TARGA をベースとした万年筆で1990年に発売 250本
CP2:Sheaffer Crestをベースとし、1993年に発売 500本
CP3:Aurora 88(純銀)をベースとし、2種類の模様で1995年に各500本発売
CP4:Sheaffer Legacyをベースとし、2種類の模様で1997年に各500本発売
CP5:Parker Duofoldをベースとし、2種類の模様で1999年に各500本発売
CP6:Pelikan M1000とM800をベースとし2002年に各500本発売
CP7:Sailor Profit 80をベースとし、2種類の模様で2003年に各250本発売
CP6は本来は2001年に出るはずだったがPelikanと何か揉め事があって、1年遅れたと思われる。またCP7の製造本数はPelikanの半分。やはりPelikanとSailorの知名度の差じゃろうな。ただしZoomとStubではなく、長刀クロスが標準装備じゃったら500本はいけたと思う。作るほうのスピードが間に合わんかったじゃろうがな。
これらの中で比較的入手しやすいのがCP4とCP6。CP7は製造本数が少なかったこともあって完売とか。
CP4はLegacy-1をベースとしている。コストダウン前のモデルだ。通常の純銀軸と比べても重厚な感じがして好きだが、米国人にはあまり受けなかったようじゃ。このBのペン先を筆記角度ピッタリに研磨すると、他社のニブでは感じることの出来ないヌメヌメ感が得られる。
日本ではまったく知られていない、または、問題にされていないSheafferであるが、イリジウムを自社生産しているらしい。ほかにはPilotとヘレウス社しか製造していなくて、SheafferとPilot以外は全てヘレウス社のイリジウムとか。ずいぶん前の情報ゆえ、現状を反映しているかは疑問。
イリジウムを自社生産しているからかどうか、SheafferのBニブは異常に大きい。従って斜めに研ぐと広大な斜面がイリジウムに出来る。ここを丹念に磨けばヌメヌメと言う書き味が実現できる。拙者の調整した極太ペン先の中ではCP4のペン先はトップクラスの書き味じゃった。

Posted by pelikan_1931 at 07:00│
Comments(14)│
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インターネットで海外の万年筆情報を入手出来るようになるまでは、このスノーケルは幻の品だった。小説で読んで想像したり、本の写真から大きさや仕組を想像したりという時代だった。インターネットが普及し、お金さえあれば、ほとんどの物が入手可能になったが、それが良か....
番外編:Sheaffer スノーケル【万年筆評価の部屋】at 2006年04月06日 19:34
Sheaffer社は、1959年の10月にPFM(Pen For Men)と呼ばれるスノーケル吸入式を利用した太軸万年筆を発売した。それまでのスノーケルが大きな手を持つ男性には細すぎた上に、インク吸入量も少なかった反省の上で開発されたものだろう。PFMには5種類のタイプがある。PFM-....
PFMとセットのペンシル【万年筆評価の部屋】at 2006年04月06日 19:32
古くからのフェンテの会員の方には有名な【シェーファー みどりちゃん】。投稿者の方が万年筆の特徴だけを挙げて、この万年筆の名前を教えて欲しいという問いだった。当事の拙者には何の知識も無かったので手も足も出なかったが、数人の方が、それはSheaffer P....
うまく調整出来たSheafferのBは、たとえようも無いほど気持ちよい書き味を提供してくれる。一度使うとやめられないはずじゃ。これで首軸の素材が丈夫か、回転式のキャップっじゃったら・・・と思う。
ま。完璧な万年筆は願い下げじゃがな。
正確には修理部品用としてCPに保管されていた番号無しモデルじゃ。クリップは後期のクレストと同じくグラグラするが、メーカーによれば、許容範囲を広げたとのことじゃ。
pelikan_1931さん
CP2は到着されたでしょうか?クリップのグラグラはどうですか?非常に気になってます。私のクレストもキャップが左右にグラグラします。
ひょっとすると、CP2の方がゴージャスかもしれん。現在飛行機の上じゃ。
数あるシェーファーの中では、最もゴージャスな軸の一つだと思います。これ以上といえば、金無垢のシュノーケルくらいしか思いうかびません。
CP4のベースになったLagacyがPFMを現代風にアレンジしたものどす。
これはPFMにも似てますね。
cp-fanしゃん
写真は
http://www.classicpensinc.com/store/index.php?main_page=index&cPath=1_3
に掲載されておる。お心使い感謝。
シェーファーの当たりがソフトなのは上に反ったニブの関係じゃろうな。
CP2はキャップではなく、クリップがグラグラしないかな?
初めて書き込みさせていただきます。CP4の検索からこのサイトにたどり着きました。以前にも見た記憶は有ったのですが、ブックマークし忘れてなかなかたどり着けませんでした。CP3イリアとオデッセイ、アウロラの80周年全て持ってます。写真をお送りしても良いのですが、ブログには詳しくなくどうしたら良いかわかりません。よろしかったらご指示下さい。
私もシェーファーの書き味はとても好きです。確かにペン先はとても硬いですが、ペリカンやモンブランの固さとは何処か違うように感じています。ペン先のアタリが何となくソフトに感じていました。
CP2はキャップの収まりはきちっとしていると思います。私のものはガタガタせずにピタッと収まります。
調整仕上げの切り札、金磨き布がなんとアマゾンで売ってる!
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B000AQQERM/qid=1131166991/sr=1-2/ref=sr_1_2_2/250-5968107-1620224
時代は変わったもんじゃな。
monolith6しゃん
模様の無い純銀軸のレガシーは珍しいですな。CP4はレガシー1の機構を使ってますが、ラガシー2を経由して、レガシー ヘリテージになると両用式。いささか残念です。インク容量の観点ではカートリッジの方が上でしょうが、これだけインクのバリエーションが増え、カクテルインクもやる時代にカートリッジでは物足りない。コンバーターも鞘をはずすのが面倒。やはりタッチダウンの方がよかったのに!
思えば5年ほど前にはSheafferのBニブを賞賛していたのはmonolith6しゃんと拙者だけじゃったが、今でもかわらんかなぁ?
CP2はCPの7本の中では最も美しいフォルムを持つ。が、クリップが左右にカクカクする可能性が高いので手を出さなかった。クレストは第一世代はクリップがしっかりしていたが、第二世代はどれもカクカクじゃった。修理しても直らなかった。
私もレガシーの銀軸2本Bニブ付きで持っています。但し、CP4じゃなくて、片方は欧米で市販されていたもの、もう片方はそのプロトタイプ(というより、模様を彫る前の段階?)と思しきツルンツルンの表面のものです。
何れも随分と太い文字が書けるため大いに気に入っています。ところで最近レガシー2が値下がりしたので「シェーファーも思い切ったことするな」と感心していたら、何とこれまでのタッチダウン吸入式を取り止め、カートリッジ/コンヴァータの両用式に変えてしまったからこその低価格化でした。がっかり!
そういえば私もCP2のオリジナル・銀クレストが欲しくてずっと探していますが、いまだに手に入りません。ニブだけはBで持っているんですがね...。
aurora_88しゃん
CP3は幻じゃからな。拙者、CP1、CP4、CP6、CP7は持っておるがCP2、CP3、CP5は持っておらん。CP5はいらんがCP2とCP3はほすぃな、、、
私はCP3に興味があります。80周年記念との違いなどを比べてみたい。
お持ちの方がいらっしゃいましたら、見せていただきたいと思います。