2005年12月12日

がんばれ 88 最近影が薄いぞ! 伝説のペン先を復活せよ!1

 アウロラから発売される限定品のほとんど全てがオプティマをベースとしているせいで、最近88の地位がアウロラの中で落ちているように思われる。

 ある人に言わせれば【フルハルターの森山さんが絶賛していた】アウロラ88ソリッドシルバーが廃盤になった時から凋落が始まったとか。88のジュエリーコレクションは、現在ではキャップのみシルバーのモデルしかカタログに掲載されていない。一方オプティマは全身が純銀のモデルが今でもカタログに載っている。

 拙者は別の見方をしている。88の凋落は、先細のニブをオプティマと同じ形状のニブで代用しはじめてからじゃと。

 2006年の輸入筆記具カタログの6ページの一番上、88クラシック No.801のペン先の形状をほかのペン先と比較して欲しい。これが88の初期のペン先じゃ。下に掲載してある写真のニブも同じ時代のもの。穂先にいくまでのスロープが非常に急じゃ。これが独特の弾力の原因じゃった。

 ちなみに現在は全てオプティマと同じ形状。カタログの写真は過去撮影したものを使い回ししているだけじゃろう。まずいと思うがな。

 7月に紹介したのはFのペン先付きじゃったが、今回はBのペン先付き。このBには苦労した。元々は、88クラシック No.801のボディについていた。発売と同時に購入した物じゃ。ところがどう書いてもグリュングリュンという書き味でヌルヌルとはならない。ちょうど調整に自信を持ち始めたころだったので正直へこんだ。

 弾力が大きなペン先の場合、筆圧をかけると接地ポイントが微妙に変化するということに気付くまで、88の調整は拙者に取っての鬼門じゃった。この接地ポイントのズレを考慮した上で調整すると88本来の面白い書き味を堪能できる。そうすると、オプティマ系の一様な書き味が非常に物足りなく感じてしまう。


 人間は書き味にも慣れてしまう。いいペンに触れるほど不満な万年筆が増えてしまう。なんと悲しい生き物か・・・・

2005-12-11 AM Aurora_88_14K_B



Posted by pelikan_1931 at 04:36│Comments(18) このエントリーをはてなブックマークに追加 mixiチェック 万年筆 
この記事へのトラックバック
 左は過去にも紹介した、アウロラ カルロ・ゴルドーニじゃ。純銀軸で首軸が先端まで太いモデル。そして何より初期のアウロラ 88と同じく、非常に鋭角なペン先を持つ。アウロラ 88は14金ニブだったが、このカルロ・ゴルドーニは18金のニブを持つ限定品。同じニブを持つもの....
伝説のAURORA Nib 紹介【万年筆評価の部屋】at 2006年04月02日 23:34
この記事へのコメント
なるほど、それで直るんだ・・・
Posted by pelikan_1931 at 2005年12月15日 07:16
反ってしまったあとで書いてみたところ、ニブがぐらぐらするので見ていただきました。
そうしたらニブの根元をやっとこでグイッと・・・ 幻を見たのかもしれません。
Posted by aurora_88 at 2005年12月15日 00:05
やっとこの刑!

結果、上に反ったりしていますか?
Posted by pelikan_1931 at 2005年12月14日 06:34
真っ黒もそれなりに良いですよ、私の80周年はいい味を出していると思います。

そのぐらつき、ある方に訴えたところ、やっとこの刑にあいました。
Posted by aurora_88 at 2005年12月13日 23:56
銀製品を綺麗にする液がある。その液を奥まで入る先細歯ブラシにつけて丹念に擦れば綺麗になる。
コツは新品の歯ブラシを使うこと。
それでもダメなら、歯医者さんの道具(突っつくもの?)で錆をこそぎ落とす。
Posted by pelikan_1931 at 2005年12月13日 23:29
カルロ・ゴルドーニがところどころ黒くなってしまいました。銀磨き布で拭きましたが、完全には綺麗になりません。掃除する方法はないでしょうか。
Posted by 合炉羅@板後 at 2005年12月13日 23:12
らすとるむしゃん

アウロラのペン先はソケットの中でぐらつきやすい弱点を生かしてクロスポイントにするとか・・・冗談!
Posted by pelikan_1931 at 2005年12月13日 23:01
aurira_88しゃん

それでは土曜日に!
Posted by pelikan_1931 at 2005年12月13日 22:59
そうですか、穂先が短いので、両側を削っても88ニブの書き味にはならないのか・・・・残念!!。格好が悪いけどハート穴を縦長にしたら?。などと・・・諦めが悪いですね。伝説の88は無理だとしても何か一工夫してみたいものです。
Posted by らすとるむ at 2005年12月13日 21:33
はい、お願いいたします。
Posted by aurora_88 at 2005年12月13日 21:17
現行は、そもそも穂先が短いので、両側を削っても88ニブの書き味にはなりません。

では旧88ニブがよいかというと・・・それほどでもないんですな。
Posted by pelikan_1931 at 2005年12月13日 20:12
師匠、私の88も最近の物なので尖っておりません。
尖ったものを見てみたい、いやいや見るだけではツマンナイ。
伝説の88を手に入れたい、しかし入手困難らしい。
何とかならないか??。何とかしてください。何とかしろ〜!!。
てなことで・・・悪いことを考えてしまいました。
本物ではないですが現行のニブで何とかならないかな?。
しかし、伝説の88の書き味を知らないでものですからどうなることやら。
正月休みにトライしてみます。
Posted by らすとるむ at 2005年12月13日 19:58
では、お誕生日にでも、カルロゴルドーニをお見せしましょうか? 館で。
Posted by pelikan_1931 at 2005年12月13日 18:51
やはりそうですか。
画像ではちょっと違うかなと思いましたが、
期待を込めて、書いてしまいました。
Posted by aurora_88 at 2005年12月13日 12:55
尖ったペン先は、コロンボ、カルロゴルドーニ ・・・ 18K
88・・・ 14K

だけですな。限定品は基本的にオプティマ・ニブなので尖っていません。
Posted by pelikan_1931 at 2005年12月13日 06:48
アウロラサイトの画像を見ると、限定品ではダンテくらいまではとがっているニブが使われていたようです。でも私のダンテは今風のニブ。

実のところこのとがったニブを試したことがありません。一度試させてください。
Posted by aurora_88 at 2005年12月13日 00:26
なに、もう使っておるのか!

拙者は2本持っているが、まだインクにつけたことすらない。
Posted by pelikan_1931 at 2005年12月12日 21:54
師匠のお奨めでカルロ・ゴルドーニを購入しました。まったくもって豪華なペンで満足していますが、ハート穴から先が長いので、書きこなすまでに時間がかかりそうです。もうすこしなれる必要がありそうです。
Posted by 合炉羅@板後 at 2005年12月12日 21:26