ひと昔前のカタログ 【OMAS】 その2
昨日、さんざん煽ってきたのが、これじゃ!特に左上の頁に【トンダ 556/S】として紹介されている万年筆はいまや伝説となった柔らかいニブを持つ。この3色
の軸が発見されたら軟筆好きは血眼になって値をつり上げていくじゃろう。それほどこの時代のペン先はほわほわに柔らかい。
実は、この万年筆が日本で売られていたことは、このカタログを見るまで知らなかった。説明によれば、オマス社50年の歴史の中で・・・と書かれている。数年前に75周年記念の万年筆が発売されたので、これは30年近く前のカタログじゃ。ということは1975年前後か。当時の1万円は現在なら3万円ほど。けっして高くはない。左の石垣模様なんて何本でも欲しい!
右の頁は、やや新しいジェントルマンを頂点とするセルロイドシリーズ。真っ黒ではなく模様軸じゃ。このペン先はヘロヘロに柔らかいわけではないが、非常に粘りのある独特の弾力を持つ名品。特にジェントルマンのペン先は絶品じゃった。説明には【ペン先は鍛冶された14金】と書かれてある。これが独特の粘りの秘密かもしれん。

左の頁がOMAS スチューディオ。学生用の万年筆と思われるが、ペン先はちゃんとした14金。そしてこのペン先が柔らかくてとても気持ちが良い。その昔(1989年ごろ)、これを持っていた若い女性に、【Gentleman 2本とボールペン、シャープペン+熱~い口づけ】と交換してくれ!と申し出たが拒否された。最後のものが余計だったかも知れぬ。こんなにすばらしい万年筆が4000円だったとは驚き。学生用としてはモンテローザなどより数段ペン先の作りが優れている。狙ってすばらしいのではなく、作ってみたらたまたますばらしかった・・・という感じじゃがな。イタリアらしい・・・
3色とも見たことがあるが、赤、グリーンとも写真よりはあるかに鮮やかな色。いいなぁ・・・・
そして最後はペンスタンド。残念ながら価格は書いてないが、それほど高いものではあるまい。Omasのペンスタンドはどれも非常にセンスが良く、机の上が広ければ5〜6個並べておきたいほどじゃ。
1975年ごろは石油ショックの真っ只中。【トイレットペーパーの買占め】や、【学生の内定取り消し】などが社会問題になっていたころに、このようなすばらしい万年筆が世に出ていたとは! ああ、あのころに戻りたい。拙者は社会人1年生じゃったが可処分所得は多かった!
Posted by pelikan_1931 at 07:00│
Comments(31)│
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周辺Goods
世界のコレクター S氏からの情報じゃ!
【tondaの意味はround。面取りルーフ型に対して丸型バランスモデルを指す】
【茶色のストーン・スパターは当時でもソールドアウトで入手できず、中央のブラック&グレイパールを購入ペン先はちと硬め】
じゃとか。
tonda = Round とは・・・納得じゃな!
なるほど! こりゃ【おまえ百まで・・・】提案は却下ですな。
はっはっは。(^_^)
>死ぬ前の1年間
いや、そうはいきません。本邦に於ける65歳以上での死亡者の平均寝たきり期間は8.5ヶ月。つまり万年筆を受け取ってから使える期間は・・・
それじゃ預けた方は、死ぬ前の1年間しか楽しめない?
同い年としての話じゃが・・・
そんな理不尽な取引には乗れんぞ。
確かに初めて【死に待ち】なんて言葉を聞いた人はビックリするかもですね。造語が良くなかったのかな。。。元々は微笑ましい一生の付き合いすら内包した言葉ですのにね。。
こんなのいかが?
「おまえ百までわしゃ九十九まで それまではこのペン預からせておくれ」
みーにゃしゃん
皆さんのコレクションをしっかり把握し、ツバつけておくことじゃ。まずは見せてもらわんとな。
ナットク致しました!
想像を超えてましたが、なるほど〜!
みーにゃしゃん
【死に待ち】とは、【おまえ先に死んだら、これは俺に!】という約束がある場合に使う。遺言に書く場合もある。有料も無料もありじゃ。
陰険な言葉ではなく、友情のあかしとして使うのがWAGNER流!
友達は増やしておかんとな。
深い言葉ですね・・・。
何度も読み返しちゃいました。
そういうものですか。。
でも、死に待ちとは・・・?
壊れたり、飽きられたりして
前の主の手を離れるのを待つということ、ですか?
勝手に作るかな・・・おばあさんの361・・・ありえねぇ!
完全に罠を見破って、飛び越えたはずが・・・(^_^)
やはり罠でしたか。。。(^_^) 落ちました。
でもペンスタンドを語りたいどす・・・(^_^) でも361?も・・・
stand_talkerしゃん
さすが、罠とさとって登場を遅らせたか!
拙者はスタンドよりもOMAS 361? の万年筆に眼が行った・・・
遅ればせながら・・・ペンスタンド、いいですね。(^_^)
特に右端の小ぶりのやつ。便利なんですよねー。このサイズ。
298しゃん
まさに同じようにトンカチで鍛えるようですぞ。
>ペン先は鍛冶された14金
鍛えたる業物ですかぁ・・・ 刃物みたい (笑)
みーにゃしゃん
後悔先に立たずじゃが、【二度とないチャンスは無い】というのもコレクターの世界。【死に待ち】というのもあるしな。
こんばんは!時代考証も出来ちゃうなんて、おもしろいですね〜。
私はオイルショックの真っ只中に生まれました。
これで、みなさんのお年がだいたい分かっちゃいました!
カタログもセンスがいいですね〜。
ペン立てに魅かれました。全然古く感じさせないですね♪
それに、オマスといえば、
ペントレで勧めていただいたのもそうでしたよね?
あの時、譲っていただけば良かった〜と後悔しきりでした。。
七色仮面、海底人8823(はやぶさ)、遊星王子(宇津井健のもっこりで有名)なんてのも。全て月光仮面の亜流ですな。
OMAちゃん(?) さん。
「少年ジェット」ですか・・・やっぱ同世代かも??。
出てくる刑事が「村上さん」、魔法使いの様な変な爺さんが出ていたような・・・それに利口なシェパード犬がいつも一緒でしたね。
トンダ・モンタは間抜けな探偵の役柄でしたっけ?。
「ナショナル・キッド」なんてテレビ番組もありましたね・・・。
なぜか・・・空を飛んでいるんです。
らすとるむしゃん
戻りたい時代がたくさんあるということは、年取ったってことでなぁ、、よぼよぼ・・・しゃき!
師匠。
オールド・オマスは結構珍しいもののようですね!!。
いままで、知りませんでした。こんなことならもっと買っておくべきでした。
今から約30年前のに大森にもう一度戻りたい心境です。
カタログには黒軸のダーマーとミロルドが載っていませんが???。
買いそびれた黒軸ミロルドが心残りです。先日ユーロで見つけたものはもっと後の時代のもので逆に品質が悪くキャップのリングが取れてしまいました。
オールド・オマスは何故かピストンも丈夫で軸の収縮や歪みが出ません。
そういう意味に於いてもオールド・オマスは良いですね!!。
おお、OMAちゃん、名前をもどしましたな。
やはりこちらがしっくりします。
Omasの昔のニブは状態の良い軸が出てきたら買いじゃな!
昔テレビの「少年ジェット」にトンダモンタという蝶ネクタイをした
間抜けな探偵が出ていましたっけ・・・関係ないですね全然およびでない。
イタリアから出品(556/s)されたのを(こんな柄じゃなかったナ)何度かトライしましたが寝てる間に5ドル上で終了というトンダモンタ的パターンをくり返しております。
ほしいナー
らすとるむしゃんは、これが売られていた時代に万年筆を買っておったんじゃな。うらやましい。
らすとるむしゃん
間違えて掲載してました。なおしました。
ねぼけておりまして・・・
黒軸のスリットインク窓のものは自分が持っていました。
茶色の石垣模様の物ははじめて見ました。
これだけは残念ながら持っていません。
ぱいたんしゃん
図から判断して、少なくとも8角形よりは面が多そうですな。
monolith6しゃん
トンダモデル・・・石垣は初めてです。
黒は見たことがあります。
おはようございます。
monolith6 さん。
黒軸のスリットインク窓のものでしょうか?。私もはじめて見ました。
ところで、師匠。
学生用のスチューディオの姿が見えませんが??。
呼ばれて飛び出てじゃじゃじゃじゃ〜ん(^^)/
オイルショックの時は、親に連れられて並びましたよぉぉ。
お一人様1パック限りのトイレットペーパーのために!
あ、突っ込みどころはそこじゃありませんよね(^^;
あの頃の、オマスのふわふわニブはとっても気持ちいいのに、
最近のはどうなんでしょう? 一時期とっても硬くなってい
ましたよね。なめらかなので、それはそれですてきですけど♪
え? パンフの説明書きによると【8角形】???
オマスと言えば、12角形だとばかり思っていましたが、
ジェントルマンの頃はちがっていたんですかっ!
あ、あぶない。8角形のオマス、見たくなってきました(笑)
それにしても、ステューディオも見たいですぅ♪
どうせ誰かが言うでしょうが、私も「ボケ」かまします。
トンダ556/Sとはまた、とんだ万年筆ですね!
いや、それにしても3種類の軸夫々に存在意義があるのが良いです。特に黒軸のインク窓が良い!これを見たのは全く初めてです。日本はおろか、イタリアからも出品されないのでは?
それにしても「トンダ」ってどういう意味でせう?