




前回の【ドイツのドイツ】で話題になったカタログの後半部分がこれ。右の2枚は三つ折のカタログに追加で挿しこまれていたものじゃ。どうもペリカン社は制限をかけない限りどんどんモデル数を増やしていく傾向があるようじゃ。 今でもモデル数が異様に多い気がする。
万年筆の利用者が無限にいて、値段で販売数が変わるような場合にはモデル数を減らして合理化したほうが良い。逆に万年筆を使う人の数が限定的であるならば、値段を上げて、種類を増やさざるを得ない。
万年筆の売上げを数式で表すと
売上げ = 万年筆単価 × 購入者人数 × 一人当たり購入本数
じゃ。
従って単価を上げる戦略、購入者人数を増やす戦略、一人当たり購入本数を増やす戦略がある。
【限定品乱発戦略】は一人当たり購入本数増ねらい。決して単価アップではない。
そしてBlog活動は【購入者数】を底上げする戦略じゃ。間違って購入本数を増やすことの無いようにな・・・・って手遅れか・・・ _| ̄|○
ちなみにSheafferのノンナンセンスなどの安価万年筆は、裾野を広げるのに一時は役立った。ただそもそもの書き味が悪いと継続は難しい。その点、【赤と黒】や【ミニ檸檬】は書き味もそこそこ良かったので万年筆市場拡大に役に大いに立っているはずじゃ。
【単価アップ】の戦略は華美な装飾を施すことじゃろう。
挿入された1枚にも面白い表現がある・・・
【ペリカン万年筆。名品と呼ばれて130年。きまじめに磨きあげた書き味。しなやかさの中にきりっとしまりがあります。】
コピーライターは【ペリカンが創業と同時に万年筆を作り始めた】と勘違いしている事は明白じゃ。この部分は笑える。しかし、【しなやかさの中にきりっとしまりがあります】というのはM30クラスの書き味を表現するのにピッタリ!すなわちコピーライターは、実際にM30?を使って散々字を書いた上で、このコピーをひねり出したと思われる。立派じゃ!
文章やコピーは恐ろしい。たった1〜2行で、どの部分を手抜きしているかとか、仕事のやり方まで見透かされてしまう・・・
もっとも、そんなことを気にしていたらBlogなんぞ書けないので、お許しを。多少ボケが入ってきているのでな・・・ヨボヨボ
Story Of Pelikan
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