2006年09月18日

ひと昔前のカタログ 【ウォーターマン】 その1

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 このカタログには年代を特定する符牒は入っていない。掲載されている筆記具から想像するに、下にLinkをつけた昭和51年のTHE PENと同じころと思われる。

 昭和51年といえば、1976年。 【100年の歴史を誇るウォーターマン】との記述があるが多少サバ読んでいるようじゃ。100周年記念のル・マン100が1983年の発売!まだ7年あったはずじゃな。

 拙者がこのカタログで一番驚いたのは表紙の写真。カラーの合成技術がまだ確立していない時代ゆえ、直接撮影と思われるが、モデルは下向きで撮影したのか、上向きで撮影したのか、あるいは横向きで撮影したのか?

 この純銀軸はかなり重い。横向きで両面テープで鼻に固定すれば鼻が下に垂れるはずじゃ。といって横向きにガラスに押し付けるとしても、もう少し鼻が万年筆にめり込みそう。

 万年筆を透明アクリルブロックの上において、上から顔を押し付けたのか?それなら頬の肉が多少は垂れ下がる。眼の感じももう少し圧迫された感じになるじゃろう。

 類推するに、多少アゴが割れたモデルをテーブルに寝かせ、多少首を反らせて、その上に万年筆を乗せたのであろう。このCF66GOは表面が凸凹なので滑り落ち難くはなっている。

 カタログを上下逆さにするとそれらしい図になる。筋肉の具合、バランスにドキドキしているような眼の表情など全て説明が付く。

 実際に同じ万年筆で実験してみた。拙者はアゴは割れていないが、数秒間であればアゴと鼻の先端でバランスを取る事は出来た。しかし、その間呼吸は出来ない。呼吸すると落ちてしまいそう。この女性も息を止めていることは明らか。撮影現場は笑いにあふれ大騒ぎがあったことは想像に難くない。かなり間抜けな状態で撮影していたはずじゃからな。

 CF44GOやCF44Tには色彩的な破綻はないが、このCF66GOは残念な配色・・・。純銀ボディに金色クリップというのはワンポイントがあって良いと思うが、首軸の金具が金鍍金で、ペン先が銀色というのはいかがなものか。CF11のように首軸金属部分は銀色でペン先が金色という方が美しいと思う。キャップを後ろに挿した段階で、一番上のクリップと一番下のペン先が金色という構成が好ましい!両端にアクセントがある方が自然じゃ。パーカー75純銀軸も使用時には両端が金色というデザインになっておる。

 【ヨーロッパで最も才気あるデザイナーたち】もフラッグシップたるCF66GOでは才能を出し切れなかったようじゃ。

 ル・マン100登場前のWaterman 暗黒の時代だったのかもしれない。


 【過去のWatermanカタログ】

 2006-07-18 昭和51年の【THE PEN】 その8 
 2006-08-22 その後の【THE PEN】 その5  *** Waterman *** 



Posted by pelikan_1931 at 10:10│Comments(15) このエントリーをはてなブックマークに追加 mixiチェック 周辺Goods 
この記事へのコメント
みーにゃしゃん

そりゃ失礼。鼻とアゴに乗っけていて、唇は使ってないのが凄い!
Posted by pelikan_1931 at 2006年09月22日 00:28
あの・・・弁明を・・・
「アゴが割れた」が何たるかは、分かってますよ〜!
着眼がめちゃめちゃお茶目で笑ってしまったのです☆
Posted by みーにゃ at 2006年09月20日 23:51
crocodile_149しゃん

写真拝見しました! ちゃんとCFシリーズで撮影したとはさすがです。
写真掲載したいぐらいですな。
Posted by pelikan_1931 at 2006年09月20日 06:17
mochidukiさん
 あの匂いのするブルーブラックは、
 ル・マン100が登場してからです。
Posted by kugel_149 at 2006年09月20日 01:21

昨日大雨で外に出られないためと言い訳しつつ、撮影大会になってしまいました。
ウォーターマンを取り出し鼻の上に乗っけて・・・
顎にくぼみがないためか転がり落ちる、、落ちる、、、
ハラハラ、…o(;-_-;)oドキドキ♪
おかげで楽しい休日となりましたん
Posted by crocodile_149 at 2006年09月19日 10:25
CF/WATERMINA/DGはCF用カートリッジ/コンバーターですが、それ以外は合うと思います、たぶん。

それと、例の件ですが手元のものを調べた上で返事させてもらいますので夜になると思います。
Posted by 二右衛門半 at 2006年09月19日 07:45
ファセット33、これが欲しいです。というより名前がわからなかったけれどどこかで見たこれが欲しかった。でも書き味は期待できなさそう...

この時代のインクがkugel_149さんも絶賛していたあの匂い付きのアレですか?
Posted by mochiduki at 2006年09月19日 00:07
二右衛門半しゃん

この時代のWatermanに現行カートリッジは合うかな?
CFシリーズにはカートリッジが長すぎて入らないのじゃが・・・
Posted by pelikan_1931 at 2006年09月18日 23:09
みーにゃしゃん

【アゴが割れた】とはカーク・ダグラスみたいなアゴエクボがある人のことじゃよ。うまくその部分に乗せれば倒れないような気がしたのじゃよ。

実際には椅子をリクライニングさせて試しただけじゃ・・・

ウォーターマンは元々USAの会社じゃが、仏蘭西本社に変わった。現在は米国資本じゃが、筆記具を作っている会社の本社は仏蘭西じゃと思う。
Posted by pelikan_1931 at 2006年09月18日 23:07
やだ〜、師匠!
「アゴが割れたモデル」とか「拙者はアゴは割れていない」とか、何言っちゃってるんですか〜☆笑っちゃいましたよ〜!
それに実際に寝て、顔に乗せちゃったんですか〜!?
お茶目さに大笑いです!

あら、一人不真面目コメントですみませんm(__)m

ウォーターマンは安価な蛍光色スケルトンのボールペンを一本持っているだけで、実際に万年筆を見たことは一度もありません。
WAGNERの皆様もあまり持たれていないような?私が気づかないだけでしょうか。。
クリップが特徴的で、シャープな印象ですね。
ええと、ウォーターマンは…フランスでしたっけ?
Posted by みーにゃ at 2006年09月18日 22:52
>私は今のロゴよりも、このカタログに載っているロゴのほうが好きです。

aurora_88さんは、そう仰っていますが、私は更にもう一つ手前のロゴの方が好きです。

ファセットやトルサードは、それ用カートリッジというところで気になっていました。
一応、現行品が使えると思います。
Posted by 二右衛門半 at 2006年09月18日 22:18
二右衛門半しゃん

拙者は名前も聞いた事は無かった・・・
おそらくは軽いじゃろうな。
Posted by pelikan_1931 at 2006年09月18日 22:04
aurora_88しゃん

拙者は 8823【海底人ハヤブサ?】のカートリッジがどの万年筆に使われたのか知りたいなぁ。

このロゴのインク一個もってたが使ってしまった・・・
Posted by pelikan_1931 at 2006年09月18日 22:01
ファセットやトルサードは名前だけは聞いたことがあるのですが、どういうものか初めて見させてもらいました。
やっぱり軽いのでしょうかね?
Posted by 二右衛門半 at 2006年09月18日 18:52
私は今のロゴよりも、このカタログに載っているロゴのほうが好きです。
Posted by aurora_88 at 2006年09月18日 18:50