

1986年の輸入筆記具カタログでは、SheafferはMontblanc、Parkerに続いてNo.3ブランドとなっている。ただし、万年筆を眺めてみると、この年【コノソアール】発表、翌年【ニューコノソアール発表】であり、主力はタルガ。正直、MontblancやParkerのフラッグシップと比べると地味。ではなぜSheafferがNo.3の位置にとどまる事が出来たのだろうか?
拙者の読みは・・・【ノン・ナンセンスのおかげ】ということ。はて真実はどうだったろう?
価格表の右上には【日本総代理店 セーラー万年筆株式会社】と記載されている。セーラーの販売店網を通じても販売されていたのだが、ユーザにとってうれしかったのは、修理が早かった事。通常なら本国送りになるところを、セーラーで修理してくれるので、異様に早い。当時Sheaffer狂いの拙者としては、セーラーでSheafferの修理を担当している技術者の方の直通電話を教えてもらい、直接改造について相談していた。非常に拙者の満足度は高かった。担当者のお名前は今でも覚えている。
やはり海外で商売をするには、その国に修理センターを持っておく必要がある。現在、何かあるとすぐに本国送りになってしまうイタリアブランドが多いが、修理部品をストックしておけば簡単に修理できるものがほとんどと思われる。サービス体制は顧客満足度に直結するだけに再考を促したいものじゃな。
タルガの金無垢モデル:マスターピースの値段が80万円・・・買った人が何人いたのかな?金信仰が厚い物品税の時代とは言え、ベースとなるモデルが【あこがれ】を抱かせるモデルではないだけに、買う気にはならないだろうなぁ。
その点、ノスタリジアは魅力的。写真のものは14金ペン先付のもの。後に18金ペン先(バイカラー)付きも出たが、14金の時代のペン先が数段優れている。拙者は2本ともデパートで定価で購入したが、純銀モデルは軸色とペン先の色のアンマッチがイヤで友人にあげてしまった。
Sheafferが苦手なのは首軸の品質とネジ切りだが、ノスタリジアに関しては両者ともかろうじて合格というところかな。ちなみに得意なのはペン芯。タルガはそれこそ何十本も購入したが、一度としてインク漏れを起こした事は無かった。
【インク販売量を増やす為にインクを漏らす設計にしている】と悪口を言われていたMontblancとは大きな品質の違いがあった。インク漏れに関してはタルガが今でも最高だと考えている。
タルガは今では数本しか持ってないが、実に書きやすい万年筆だった。特に太字の書き味は最高!太字イリジウムの研いだ姿がWatermanのBにそっくりなのが不思議じゃ。当時のSheafferはイリジウムを自社生産していたそうなので、ひょっとするとWatermanにOEM供給していたのかもしれない。
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